あらすじ
【全米で話題のベストセラー、Amazonレビュー500件超】
9.11同時多発テロ、金融資本主義:投資家の王国、GAFA:現代の四騎士、1%vs.99%:超格差社会、トランプ現象:フェイクニュース……
迷走するアメリカはどこへ向かうのか。
新世界を信じた夢想家たちとその末裔が創り上げた500年の歴史から読み解く。
【絶賛の声、続々】
「トランプ政権誕生に関する圧倒的に優れた記述。2017年に読んだ最も重要な本」
ローレンス・オドネル(政治ジャーナリスト)
「すばらしいライターによるベストセラー。深呼吸して、この本に飛び込め」
トム・ブロコウ(ジャーナリスト、キャスター)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
1980年代から現在までのアメリカを総ナメした本。
奇しくもトランプ政権誕生により、この本の正しさを証明したのは何とも皮肉。本書で「トランプを描写すれば、実質上この本の要約をしたことになる。」とまで書かれている
「アメリカの分断」が話題の今、下巻だけでも(出来れば上下巻)読んで欲しい
Posted by ブクログ
上巻はアメリカ国家成立から、1970年代まで。
下巻はそれからトランプ政権まで。
内容は長大でとてもすぐには整理できないが、本当にアメリカ国民はこの本に書かれているような幻想に生きているのだろうか?
たしかにトランプ政権が成立するあたり、真実だとは思うものの、アメリカの生の情報がないだけに信じられないというのが本音のことろ。
Posted by ブクログ
いやー、これはアメリカという国を知るために必読。トランプに熱狂する宗教的保守の人たちを見て「古い伝統を守る人たち/あるいは引きづる人たち」と思い込んでいた部分がありますが、さにあらず。もちろん古い伝統を守っている人たちもいるのですが、エキセントリックなくらいの急進的(カルト的な)宗教の多くは1960年代以降に生まれたもので、特にここ20年くらいで隆盛して来たものなのですねぇ…
本家であるヨーロッパでさえ年々宗教色が弱まっている中で、(先進国の中で)ひとりカルト的な宗教信者が減っておらず、人口の1/3が「聖書に書かれていることは文字通り事実」と心から信じる国。
昨今「アメリカの分断」が言われますが、政治的な分断、経済的な分断の土壌として、宗教的な分断・世界観の分断があるし、ある意味益々進んでいる実態がその歴史とともに分かる1冊(いや上下巻なので2冊)。
Posted by ブクログ
何を信じてもよいが、その結果は受け入れること、というのがアメリカの基本思想のようだが、社会が高度になりすぎて、結果幸せな人生を送れる人がほとんど居なくなってる気がする。