山田美明のレビュー一覧

  • メトロポリタン美術館と警備員の私

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    メトロポリタン美術館に行けたら、もう一度読み返したい本。
    作品をもっと勉強して想像してからみるとさらに面白いと思った。

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    2025年11月13日
  • ファンタジーランド(下)―狂気と幻想のアメリカ500年史

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    下巻は、現代アメリカの政治・社会情勢の分析が中心。

    日本の漫画・アニメ・ゲームも出てくるかと期待したが、ほとんど出てこなかった。
    もし著者が日本人なら、プリクラやVtuberも取り上げていたかもしれない。

    「1960年代以後、真実は相対的なものとなり、批判は不当なものになり、個人の自由が絶対視され、誰もが何を信じ、何を疑ってもよくなった。その結果、さまざまな分野で意見と事実の差が亡くなった。」(3頁)

    事実を無視するプロパガンダとそれを甘受する民衆の態度がファシストの台頭につながるとの示唆(389頁~)は恐ろしい。

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    2025年10月26日
  • スティグリッツ 資本主義と自由

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    読む前は身構えたが、読みやすかった印象。ただし根拠や具体例に乏しいところが一部あるように感じた。

    印象的だったのは、現代の負債は未来への投資でもある、という考え方。ただ単にお金を借金すると考えるだけでなく、見方を変えれば必要な公共投資であることを考えさせられるのかなと思い、納得させられた。

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    2025年10月21日
  • メトロポリタン美術館と警備員の私

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    メトロポリタン美術館の中の人の視点で美術館を見つめる本。様々な人が入れ替わる職業のようで、新人警備員ジョセフの壮絶な人生が印象的。

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    2025年10月16日
  • スティグリッツ 資本主義と自由

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    スティグリッツ氏が新自由主義の誤りを説明し、あるべき未来の方向性を示そうとする本。

    氏がこの本をトランプ二次政権前に刊行したのは余程の危機感があったと考えられる。結果は残念ながら氏の懸念を払拭できず、より一部の富裕層の富が政治的法的に守られていく方向になっている。本を読み、アメリカはよほど自由の国から離れてしまったのかと改めて思った。

    中身としては、新自由主義の誤りを説明することはわかりやすい。特に印象的なのは、

    ある自由が別の自由を制限する際、トレードオフをよく考えるべき 例銃を持つ自由 銃にさらされる危険からの自由 

    選好は環境によって左右される

    新自由主義が育てる人間性はそもそ

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    2025年09月16日
  • スティグリッツ 資本主義と自由

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    主に自由と言う観点から現在の新自由主義的資本主義を批判する。
    ある人の自由は他の誰かの自由とトレードオフであり、一方の自由の拡大はもう一方の自由の縮小になるとして問題点を指摘する。
    資本主義を自由と言う概念から解説するのは個人的に面白かった。

    誰かがお金を集める自由を行使すれば誰かのお金を使う自由を制約する。
    いわゆる搾取。

    自由な市場は効率的であり、効率的な社会は自浄作用のように行き過ぎた問題を解決するため、政府による働きかけを否定する。
    いわゆる見えざる手。
    ケインズ主義の否定と氷河期世代の誕生。

    こういった自由と権利を主張する旧経済学の間違い、修正点を事例を挙げながら批判している。

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    2025年09月10日
  • RADICALLY HUMAN ラディカリー・ヒューマン―人間の本質に迫る、革新的AI活用のアプローチ

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    AIが普及し、人間の本質が問われる時代を勝ち抜くために、企業には何が必要かを、世界各国の先進事例を交えながら明らかにした解説書。

    専門用語が多く難しかったので、共感できそうな箇所を拾い読み。

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    2025年08月14日
  • メトロポリタン美術館と警備員の私

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    ネタバレ

    小説でもないし、エッセイでもない。
    ジャンル分けは難しいけど、作者の実体験の話。
    兄を亡くしてしまった主人公が、美術館の警備員として働き、立ち直る話。
    芸術の力、美術館の癒しの効果を感じるけど、
    主人公自体もその芸術を受け取れる力、言語化する力があったから、時間はかかれどもそこからまた自分の人生を歩んでいこうと思えたのかな。
    美術館に行きたくなるし、色々と感じたことを自分の血肉にしていけるようにしたい。

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    2025年06月22日
  • 「世界の終わり」の地政学 野蛮化する経済の悲劇を読む 上(集英社シリーズ・コモン)

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    資本主義は常に拡大していくことが求められているが、多くの先進国で高齢化が進み、人口減少が現実味を帯びてきたため、この「より多く」が成り立たなくなってきた。

    特に、工業化も後から工業化を開始した国ほどかかった期間が短かったように、高齢化も中国などは日本よりも猛烈な勢いで高齢化している。

    戦後から2020年ごろに至るまでの期間は、アメリカが戦後の世界秩序を自ら守っていた極めて稀有な平和な時代であった。こうした世界の警察たる役目を終え、世界のサプライチェーンは危険に晒される可能性が高まった。結果的に各国はより小さな経済圏で安全を確保しながら生活していくことを余儀なくされる。

    そうした中、アメリ

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    2025年05月10日
  • 「世界の終わり」の地政学 野蛮化する経済の悲劇を読む 上(集英社シリーズ・コモン)

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    米関税政策の反グローバリズムが意識される中、ある意味タイムリーな本。
    各国がグローバル経済のメリットを享受する一方、米国はそのための世界の海洋秩序を維持する軍事費負担が割に合わなくなっている。世界の先進国の経済が高齢化のために今後は大きな成長が見込めなくなる(日本はその先頭)こともその背景。
    特に第二部 輸送 では、グローバルな海洋の安全が国際輸送の前提であり、低コストで安全な輸送がグローバル経済の前提であることが示されます。アメリカの海洋覇権と各国の貿易秩序への大きな意味での利害の一致がこれまでの幸せな状況を生んできたが、こうした状況はもう長くは続かない。それはグローバルな分業を前提に複雑か

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    2025年04月20日
  • メトロポリタン美術館と警備員の私

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    内容が面白いかどうかはさておき、美術館という場所は自分を見つめ直すきっかけになる場所だというところに共感した。

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    2025年04月05日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    ワクチンを打ったか打たないか。いまだにその効果を信じているかいないか、という意見は分かれる。効果はあったのかもしれないが、結果的に感染の波もあり、打つ必要が無かったという判断もあるだろう。私なんかは、年齢的にも、一緒に暮らす家族構成的にも(そもそもアクティブな動きをしていないという事も含め)、効果があろうとなかろうと、何回も打つことになってその度に副反応に苦しむならば、打つ必要がないと考えていた口だ。

    本書は、mRNA誕生秘話であり、開発の苦労話である。エズレム・テュレジとウール・シャヒン夫妻の科学者らの迅速な対応と決断力が、わずか11カ月で新型コロナウイルスのワクチンを開発する成功の鍵とな

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    2025年04月04日
  • 「世界の終わり」の地政学 野蛮化する経済の悲劇を読む 上(集英社シリーズ・コモン)

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    20250309-0323 地政学関係の本が読みたくて購入。所々に入ってくるアメリカンジョーク?が少々うざったいが、まあ読みやすい。とはいえ統計的根拠がないのは引一般向けとはいえちょっと引っかかる。あと、何がなんでもアメリカはNo1で、どんなに世界情勢が不穏になっても大丈夫!というのはどうなのだろう。?

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    2025年04月30日
  • バラク・オバマ『約束の地 大統領回顧録1』ガイドブック(試し読み付)

    匿名

    購入済み

    回顧録は、ホワイトハウスの中でもっともお気に入りの場所から書き出される。些細な内容ながらも、充実している。

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    2025年02月16日
  • メトロポリタン美術館と警備員の私

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    ネタバレ

    すごく面白かった。筆致が好き。メトロポリタン美術館に行きたくなるし,近くの美術館での見方も変えてもらえた気がする。
    労働条件の決まり方というか,残業代割増率がすごいこととかも面白かった。

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    2025年01月20日
  • メトロポリタン美術館と警備員の私

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    アメリカで各所の年間最優秀書籍に選ばれたと知り、読み始めました。
    フィクション小説と思っていましたが、実際にメトロポリタン美術館に10年勤務していた方の本で、兄の死の悲しみからこの勤務を始め、同美術館の展示品の数々に触れ、著者の率直な感動や思いとその変化を綴っています。
    この美術館を観覧した経験があれば、一層印象深く、引き込まれて読むことが出来たと思いますが、正直、期待した感動はありませんでした。
    先ずは美術品をありのままに見て、自分の心にどう響くのかを楽しむべきとの指摘にはその通りだと思いました。
    作品の解説ではなく、作品の声、訴えを理解する力、感受性は良品を沢山見ることから始まるのかな?

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    2024年11月09日
  • 文學の実効 精神に奇跡をもたらす25の発明

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    文学を科学的に活用するという大胆な書。世界文学+神経科学+心理学とでもいえるるだろうか。正直ここで取り上げている本をほとんど未読で、かろうじて「百年の孤独」と「変身」の章は読めた。この2冊が同時に扱われているだけでもすごい。

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    2024年11月05日
  • メトロポリタン美術館と警備員の私

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    大学を卒業後、雑誌「ニューヨーカー」に勤めていた著者は、兄のトムが自分の結婚式を予定していた日に病気が急変して亡くなってしまう。それを機に、著者は「ニューヨーカー」を退職しメトロポリタン美術館に警備員として勤務し始める。そこで出会う様々な警備員仲間、来館者、そして所蔵作品。結婚して5年、トムの死から5年後、2人の子どもに恵まれる。子育てを機に不規則な勤務時間の警備員を退職するまでに体験した事を綴る。

    作中に出てくる作品の細かいリストや、所々に掲載されている作品の模写スケッチも良かった。

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    2024年09月27日
  • 人種差別主義者たちの思考法~黒人差別の正当化とアメリカの400年~

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    本デカっ!
    もうちょっとかいつまんで欲しかったー!

    黄色だと白と黒の歴史についてはどーしても疎い
    白も黒もめっちゃかっちぇーのに!

    トーマスジェファーソン、自分は200人も奴隷所有しながら「あらゆる人間は平等につくられている」て、その解釈が「奴隷は〝あらゆる人間〟に含まれない」てやばぁ
    リンカーンも大概

    ターザンとかキングコングとか、裏テーマが人種差別みたいなのまったく気づかないっちゅーか全然そんな目で観てなかった

    オバマが大統領になったとて、人種差別の実際は変わってない

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    2024年09月22日
  • ファンタジーランド(上)―狂気と幻想のアメリカ500年史

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    ちょっとアメリカ人を気狂い寄りに書きすぎかな。そもそも人間がファンタジーを信じたい生き物なのでアメリカ人に限ったことではないと思う。色んなイデオロギー、思想、ファンタジーの上に社会は成り立ってる。

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    2024年04月30日