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作品一覧 2020/10/14更新 史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか 試し読み フォロー 最も賢い億万長者 試し読み フォロー 最も賢い億万長者 上下合本版 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> グレゴリー・ザッカーマンの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 最も賢い億万長者〈上〉―――数学者シモンズはいかにしてマーケットを解読したか グレゴリー・ザッカーマン / 水谷淳 上下巻に分かれていますが、上巻はシモンズの生い立ちから、起動に載っていよいよ株式の投資にも乗り出すというところまでが描かれてます。 個人的には生い立ちから描かれてる上巻の方が読み物としては面白いかなと思いました。 30年前はアルゴリズムが間違えてる可能性もあるとシモンズも感じているのか、システムの判...続きを読む断に従わずに主観を入れて売買して失敗しているのは興味深かったです。 Posted by ブクログ 最も賢い億万長者〈下〉―――数学者シモンズはいかにしてマーケットを解読したか グレゴリー・ザッカーマン / 水谷淳 上巻と比べますと14章以降の政治関連はいらなかったんじゃないかと思うのですが、13章まではアルゴリズムがさらに改良されてマーケットを解読している感が伝わってきて面白かったです。 Posted by ブクログ 最も賢い億万長者〈上〉―――数学者シモンズはいかにしてマーケットを解読したか グレゴリー・ザッカーマン / 水谷淳 まずは身近な話から。 娘の中学受験のとき、ネットのクチコミサイトみたいなものを覗いたことがある。今、うちの子は偏差値が40なのですが、あと一年でxx中学に受かるでしょうか、みたいな聞いてどうする系のトピックが溢れ、それは無理ですだの、いや、うちの子はラスト数ヶ月でどうだのという論争があちこちで勃発し...続きを読むていた。 そこでひとつわかったことは、一般的な傾向と個別のサンプルとはしばしば混同して語られているということだった(子どもの教育、という切実な問題ではとくに)。早々にその掲示板に見切りをつけたことは、自分自身の精神衛生上はよかったと思う。 さて、複雑怪奇な株式市場に博打好きの天才数学者が挑んだとき、どんな個別サンプルからどんな一般的傾向を発見できたのか、というのが本書のテーマである。 コンピュータの性能も悪く、株価のデータを手で書き写すような時代に、今まさに人工知能がかかりきりになるような戦いが行われていた。 大学で基本を習った方には馴染み深いと思うが、経済学の現場では、効率的市場仮説、すなわち市場では皆が正確な情報を持っていて誤りは瞬時に訂正される、というややウソくさい仮定が(行動経済学がノーベル賞を取った今でも)重宝されている。これは、要するにこの仮定のもとでは理系っぽい数学を使いやすいからだ。 本書の登場人物、シモンズをはじめ全員変人の数学者集団は、美しい数式を操れる知性でもって市場の効率性を疑い、文字通り一つずつ集めた手作りの株価データをもとに市場参加者を出し抜いた。「傾向」を見抜いたのだ。 「目標は、何か数学モデルを考え出して、それを枠組みとして使って何らかの結果や結論を推測することだった。、、、一番大事なのは、つねに正解じゃなくても、十分に多くの場合に正解であることだ」(p147)。 まだ上巻、本当の試練はどうやらこれからだ。 Posted by ブクログ 史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか グレゴリー・ザッカーマン / 山田美明 リーマンショックに至る金融バブルの最中、住宅価格の上昇が止まることにより破綻することに賭け、そして勝ったジョン・ポールソンの物語。 同じく金融バブルで反対に掛けて勝った人たちの物語をつづった本としてマイケル・ルイスの『世紀の空売り』があるが、マイケル・バーリやドイツ銀行のリップマンなど登場人物が重...続きを読むなる。最初に読んだ方ということもあるのか、やや変わった人たちを物語の軸に据えた『世紀の空売り』の方が面白かった。CDS (Credit Default Swap)などの仕組みも『世紀の空売り』の方が詳しい。ただ、この本もその結論はある程度知っているのに面白い。金融崩壊の物語が人をある意味惹きつける、慾や怖れを生々しくも炙りだしたということだろう。 『世紀の空売り』のマイケル・バーリらもそうであったが、彼らの賭けの反対側にいるものたち(CDOを買っている人たち=投資銀行)の正体と考え(インセンティブ)が見えた段階で確信を持ったことだろう。 そして、バブルはまた起る。アベノミクスが何らかのバブルであり、いつか崩壊するという可能性も十分ある。そして同時にその不均衡からマネーを引き出すために賭けを行っている人も、きっといるのだ。 Posted by ブクログ 史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか グレゴリー・ザッカーマン / 山田美明 先輩に勧められて。 読み物として面白く、非常に勉強にもなりました。 金融危機やCDS、世界を(ある意味)席巻するグローバル金融機関について関心があるのであれば非常に実り多いものになるかと。マーケットの仕事の関わる方であればまず無駄にはならないと思います。 本書には数々の成功者(金銭的な)も登場しま...続きを読むすが、本当の成功、幸福が何かということも改めて考えさせられました。ウォールストリートや外資系金融機関の社員を羨望の目で眺めることもありますが、やはり自身が追い求めるものとは違うような気がします。 Posted by ブクログ グレゴリー・ザッカーマンのレビューをもっと見る