グレゴリー・ザッカーマンのレビュー一覧

  • 最も賢い億万長者〈上〉―――数学者シモンズはいかにしてマーケットを解読したか
    上下巻に分かれていますが、上巻はシモンズの生い立ちから、起動に載っていよいよ株式の投資にも乗り出すというところまでが描かれてます。
    個人的には生い立ちから描かれてる上巻の方が読み物としては面白いかなと思いました。
    30年前はアルゴリズムが間違えてる可能性もあるとシモンズも感じているのか、システムの判...続きを読む
  • 最も賢い億万長者〈下〉―――数学者シモンズはいかにしてマーケットを解読したか
    上巻と比べますと14章以降の政治関連はいらなかったんじゃないかと思うのですが、13章まではアルゴリズムがさらに改良されてマーケットを解読している感が伝わってきて面白かったです。
  • 最も賢い億万長者〈上〉―――数学者シモンズはいかにしてマーケットを解読したか
    まずは身近な話から。
    娘の中学受験のとき、ネットのクチコミサイトみたいなものを覗いたことがある。今、うちの子は偏差値が40なのですが、あと一年でxx中学に受かるでしょうか、みたいな聞いてどうする系のトピックが溢れ、それは無理ですだの、いや、うちの子はラスト数ヶ月でどうだのという論争があちこちで勃発し...続きを読む
  • 史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか
    リーマンショックに至る金融バブルの最中、住宅価格の上昇が止まることにより破綻することに賭け、そして勝ったジョン・ポールソンの物語。

    同じく金融バブルで反対に掛けて勝った人たちの物語をつづった本としてマイケル・ルイスの『世紀の空売り』があるが、マイケル・バーリやドイツ銀行のリップマンなど登場人物が重...続きを読む
  • 史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか
    先輩に勧められて。
    読み物として面白く、非常に勉強にもなりました。
    金融危機やCDS、世界を(ある意味)席巻するグローバル金融機関について関心があるのであれば非常に実り多いものになるかと。マーケットの仕事の関わる方であればまず無駄にはならないと思います。

    本書には数々の成功者(金銭的な)も登場しま...続きを読む
  • 史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか
    ジョン・ポールソン。彼は思い上がったウォール街の金融家たちの失敗を尻目にサブプライムローンの破綻を予測し、一世一代の取引によって、1年で150億ドルという巨万の富を手にした。本書はその記録です。

    僕がこの本を読むきっかけになったのは、ニューズウィークの日本語版で多くの誌面を割いて、この本の特集が組...続きを読む
  • 史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか
    大変面白かったので、ノンストップで一日で読み終えてしまった。
    金融商品売買に関することだけでなく、それに関わる人物のドラマや、ジョン・ポールソン自身の生い立ちやキャリアヒストリーにも触れて話が展開されており、非常に綿密な取材で生み出された作品と分かる。
    また、サブプライムの話だけでなく、金融史も振り...続きを読む
  • 史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか
    個人的な金融危機4部作のうち1つ。アイズマン達と同様にサブプライム関連証券のCDSを買いまくっていたジョン・ポールソンは驚きの行動に出る。それは自らが危険なモーゲージ債券を選定し、それを基にCDOを作成し、そのCDOを投資家に売り、自分はそのCDOを対象にしたCDSを買い、ショート・ポジションを作る...続きを読む
  • 史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか
    あとがきにも書いてあるとおり,これは金融史でもある。

    構成も非常にスリリングな展開かつ金融素人でもわかるような内容でかいてある。
    単純な気難しい本ではなくて,基本から理解しながら読めるのはとても面白かった。

    この手の本ならどんどん読みたいと思った。
  • 史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか
    米国の住宅バブルの崩壊に賭けて、巨万の富を築いたヘッジファンドのジョン・ポールソンの話。綿密な調査から、住宅市場や金融システムの仕組みや行く末を見抜き、サブプライムローンを分析しCDSに目をつけていく過程は興味深い。金融システムが破綻するようなバブルがどのように発生して膨らんでいったか、当時の人々が...続きを読む
  • 史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか
    サブプライム証券のデフォルトに端を発した金融危機では、リーマンブラザーズ、ベアースターンズ、メリルリンチ等の大手金融機関が倒産・救済に追い込まれた。いずれもかつては、サブプライム証券の組成・販売で多額の利益を享受していた金融機関である。
    その混乱の最中、莫大な利益を上げウォール街の注目を一身に集めた...続きを読む
  • 最も賢い億万長者〈下〉―――数学者シモンズはいかにしてマーケットを解読したか
    ニューヨーク近郊にあった巨大ヨット、アルキメデスのオーナーを調べたらジム・シモンズだったのがこの人の名前を知った最初。数学者でこれほど稼いだ人はいないだろうから、その投資手法が気になっていた。要は、人間が見つけられないアノマリーをコンピュータで見つけるという方法だったのか。こういう本が出たりして皆が...続きを読む
  • 史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか
    あの100年に一度といわれた経済危機リーマンショックの裏側で、一世一代の取引で大儲けした男たちの物語。金融や投資の知識がなくても、のめり込んで読んでしまう。
  • 最も賢い億万長者〈下〉―――数学者シモンズはいかにしてマーケットを解読したか
    後編は人間同士の衝突にフォーカスした内容でしょうか。
    ひとまず、もう少し自動売買に寄せたポートフォリオにしたいと感じた次第です。
  • 最も賢い億万長者〈上〉―――数学者シモンズはいかにしてマーケットを解読したか
    最高の頭脳をもってしても市場と向き合うのは難しいのだなと改めて感じさせるものだった。また、数々の試行錯誤、紆余曲折、出会いと別れを繰り返して成功に向かう過程が生々しい。世界をとるのは簡単じゃないと思い知らされる。
  • 史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか
    キャッチーなタイトルから、読みやすい本であると思ってしまうが、確かに初回(今回は再読)よりも格段にこのからくりについての前知識も増えてそれが読んでいて登場人物それぞれの葛藤が目に取れるようにわかり面白かった。だが読み進む速度が遅く感じられた。総ページ数400にもなるから当然だと思いたいが、これを翻訳...続きを読む
  • 史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか
    儲からないポジションを持ち続けるのはさぞかしタフな日々だったと思うけど、それが報われる日も来るんだなぁと思わせてくれた本。
  • 史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか
    サブプライムローンのインチキを見破り、1年で1兆5千億円稼いだおっさんのはなし。ジョージ・ソロスがジョン・ポールソンに教えを乞うシーンもあった。
  • 史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか
    ハラハラドキドキ手に汗握る金融ドキュメント。いかにジョン・ポールソンは巨額の富を手に入れたのか。この本を読む前にサブプライムローン・CDS・CDOといった証券化の内容を知っていおいた方がいいです。
  • 史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか
    アメリカ金融界の歴史の中で名もない投資家が、 しかも不動産投資に縁のない人物が、巨額の利益を手にした実話。様々な人が出てくるので、相関図が欲しいぐらいです。
    マネー・ゲームそのもの。勝たなければ、ウォール街の波に飲み込まれてしまいます。
    複雑なアメリカ金融の仕組み。
    様々な名のついた証券を日本の年金...続きを読む