山田美明のレビュー一覧
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資本主義は常に拡大していくことが求められているが、多くの先進国で高齢化が進み、人口減少が現実味を帯びてきたため、この「より多く」が成り立たなくなってきた。
特に、工業化も後から工業化を開始した国ほどかかった期間が短かったように、高齢化も中国などは日本よりも猛烈な勢いで高齢化している。
戦後から2020年ごろに至るまでの期間は、アメリカが戦後の世界秩序を自ら守っていた極めて稀有な平和な時代であった。こうした世界の警察たる役目を終え、世界のサプライチェーンは危険に晒される可能性が高まった。結果的に各国はより小さな経済圏で安全を確保しながら生活していくことを余儀なくされる。
そうした中、アメリ -
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米関税政策の反グローバリズムが意識される中、ある意味タイムリーな本。
各国がグローバル経済のメリットを享受する一方、米国はそのための世界の海洋秩序を維持する軍事費負担が割に合わなくなっている。世界の先進国の経済が高齢化のために今後は大きな成長が見込めなくなる(日本はその先頭)こともその背景。
特に第二部 輸送 では、グローバルな海洋の安全が国際輸送の前提であり、低コストで安全な輸送がグローバル経済の前提であることが示されます。アメリカの海洋覇権と各国の貿易秩序への大きな意味での利害の一致がこれまでの幸せな状況を生んできたが、こうした状況はもう長くは続かない。それはグローバルな分業を前提に複雑か -
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アメリカで各所の年間最優秀書籍に選ばれたと知り、読み始めました。
フィクション小説と思っていましたが、実際にメトロポリタン美術館に10年勤務していた方の本で、兄の死の悲しみからこの勤務を始め、同美術館の展示品の数々に触れ、著者の率直な感動や思いとその変化を綴っています。
この美術館を観覧した経験があれば、一層印象深く、引き込まれて読むことが出来たと思いますが、正直、期待した感動はありませんでした。
先ずは美術品をありのままに見て、自分の心にどう響くのかを楽しむべきとの指摘にはその通りだと思いました。
作品の解説ではなく、作品の声、訴えを理解する力、感受性は良品を沢山見ることから始まるのかな?
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復活したマイクロソフト。
そのマイクロソフトを立て直した立役者である3代目CEOによる書籍。
もっとゴリゴリにリーダーシップを発揮して、
会社の変革を行ったかと思いきや、本の中身は意外にソフトで、
会社の文化をまず変えようとするなど、
いわゆる7Sの中でもソフト面が中心の改革です。
(実際はそんなことなかったのかもしれないですが。)
巨大企業のCEOの視座として、興味深かったのは、
単に会社を良くするだけでなく、社会を良くすることもしっかりと意識して、
マイクロソフトの経営がなされている点。
特に、マイクロソフトのパーパス設定に関しては、
マイクロソフトとは何の関係のない自分にも共感できる -
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デジタル化の進展で、製造業はどう変わるのか?今後、求められる製品の特徴、製品を「再発明」するためのヒントを示した書籍。
ビジネスのデジタル化が進む今日、企業は製品の再発明を求められている。従来の製品はコネクテッド化されていない受動的なものだったが、今後は「スマート・コネクテッドプロダクト」を生み出す必要がある。
スマート・コネクテッドプロダクトの特徴は、次の4つ。
①クラウドや他のデバイスに接続されている。
②様々なセンサーを搭載するなど、知性を備えている。
③人工知能(AI)や音声認識などのテクノロジーを駆使して、学習できる。
④製品として販売されるのではなく、成果型の「アズ・ア・サービ -
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決して24歳の著者の成功物語ではない。
ごく普通の青年が、何の因果かオバマ大統領のスピーチライターになった。
もちろん偶然ではないし、本人の努力や才能や運もあったと思う。
しかし本書で書かれている内容はとても控え目で、等身大の24歳の青年が、そのままの目線で自らの仕事について描いている。
決してオバマ大統領を賛美することはない。
オバマ大統領も人間だ。イライラもするし、失敗もする。
しかしさすが黒人初の大統領だけあって、やっぱり普通じゃない。
大統領のスピーチライターはホワイトハウス内で何人もいて、彼はあくまで下っ端ライターだ。
書いたスピーチは何度となく書き直され、ほとんど褒められたことはな