山田美明のレビュー一覧
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とても難しい本です。
1回で全てを理解できる本ではないけど、日本の置かれる政治的な状況も同じように感じます。
キャンセルカルチャーは極左派の行為は最近行き過ぎのように感じます。それを痛感させられる本です。
本当の自由とは何か?
相手を尊重し自分の意見を押し付けることではないです。自分だけが意見を言うことは果たして本当に自由な社会なのでしょうか。
議論にならないことが多いように思います。
押し付け合いです。これで本当に国は良くなるのでしょうか。
トランプ氏の発言は如何なものかと思うこともあります。ただ、何故支持しているのか、その裏を見ないと判断を誤り大衆意見についていくだけではいつか国に綻びが出ると思います。
日本はすでにその状態にあるような危機感もあります。本当に大勢の意見が正しいのか、人権を守るとは何か、本当の自由とは何かとても考えさせられる本だなと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレコロナもあまり騒がれなくなったので復習の一冊。
ファイザーワクチンの製造経緯を語った本書なのだけど、実はある科学者夫婦が立ち上げたビオンテック社がメインで作り上げていた…など全然知らんことだらけだった。
mRNAってのはタンパク質を作るように指示する設計図みたいなモノなんだけど、それをコロナに対応するようにする…というのが大筋の発想かな。mRNAワクチンの最大の特徴は、通常のワクチンと違って人の身体自身に抗体を作らせる点。生物学的薬剤とかに近い考えかもね。
しかしワクチン供給のタイミングが妙に早いと思っていたら、こんなスゲー背景があったとはね…。どちらかというとビジネス書としての色が強いかもしれない。 -
Posted by ブクログ
抑圧者対被抑圧者という構造を持ち出す人間を見抜く事。
日本でも起きている出来事。
第4章:人種差別・ジェンダー差別とマルクス共産主義
第5章:狂信的な「気候変動」論
第6章:プロパガンダ、検閲、破壊活動
メモ
引用:P65・第3章 アメリカを憎悪する社会
『個人は公共の利益のために、個人の独立や自由意志、自己の追及を犠牲にしなければならず、そうすることで自己が満たされ、自己実現が可能になるとともに、コミュニティ全体も利益を得られる、という考え方である。』
引用:P106・第3章 アメリカを憎悪する社会
『自称マルクス主義者は、アメリカの一般大衆のほんの一部を占めるにすぎないと言っていい。つまり、国民のなかでは極めて少数派なのに、社会科学の教授の中ではかなりの多数派であり、そこに大きな不一致がある。』 -
Posted by ブクログ
この本は、タックスヘイブンの説明や、大企業、超富裕層がどうやって貯蓄をどんどん増加させていくのかを分かりやすく説明してくれている。
そして、このタックスヘイブンも富裕層に有利な税制も、政治家に働きかける能力・知恵(いわゆるレントシーキング)であるとか、税制の抜け穴を提供するノウハウを持つ税理士や大手会計事務所の存在であるとかが機能した結果であるので、超富裕層の力をまざまざと見せつける感じでもある。
この本は、後半はかなりのページを格差を縮小させるための処方箋・改善案が書かれているようだ。
本書にある多国籍企業・超富裕層に有利な現税制を改善する対案に関してはおそらく、賛否両論だと思われる。
いずれにせよこの対案を元に日本でも議論してみる価値はあると思うし、この対象読者には政策立案に関わる人や政治家などもぜひ読んでみてほしい。 -
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過去全体を理解しようとパノラマ的視点から見た歴史、それが「ビッグヒストリー」。著者は宇宙、地球、生命、人間の4つの領域に分けて考察する。
まずはビッグバンによる宇宙の誕生。最新の推計では138億年前のこと。
それから何が起きたのか。
1 恒星を生み出した。
2 その恒星の中で元素を合成した。
3 一部の恒星を爆発させ、新たな元素を宇宙空間に解き放った。
〈地球の誕生〉
太陽系は、大量の水素、ヘリウム、そのほか微量の元素で構成されている。しかし、地球の主成分は、酸素、マグネシウム、ケイ素、鉄の四つの元素。
特にケイ素は、ほかの元素と結び付く手が4本あり、鉱物粒子を作ることができる。多くの道具にケイ素が含まれ、技術を発展させた。
そして生命が誕生し、進化により人間へと。
本書に寄せられた京大の鎌田浩毅氏の言によると、「連続」「偶然」が織りなす驚きに満ちた物語。
私たちが今現在こうして存在していることを壮大なスケールで解き明かしてくれる、ワンダーな書である。 -
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ゲイ、女性、人種、トランスジェンダーの4つのアイデンティティについて、欧米(特にアメリカとイギリス)における現代の混乱を批判的に紹介している。著者はジャーナリストなので学術的な議論やデータを活用した説明は少なく、主に有名人や大学、マスメディアなどでの象徴的なエピソードをまとめた形となっている。そのためか、肌感覚の希薄な日本の読者としては読んでいてさすがにそれは突出した出来事ではないか?との疑念もよぎる。もう少し世の中の趨勢として、例えば制度や法律などの仕組みがどのように変化しているのか等の情報があればありがたかった。
興味深かったのはLGBTをめぐるハードウェア・ソフトウェア問題(性の特性は生まれつきかその後の変化か)で、トランスジェンダーとゲイの間でもそのスタンスは異なるらしい。この問題、そう簡単に決着がつくようには思えない。 -
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mRNAとは全ての人間と動物の細胞に存在する、特定パターンの分子。
それがいわば生物において暗号を運ぶ使者のような役割を果たしている。
この分子はDNAから細胞内の工場のような場所に一連の指示を運ぶ。
そこで運ばれた情報をもとに、体の臓器や組織を形作りコントロールするための必須タンパク質が作られる。
uRNA(ウリジン含有mRNA)
saRNA(自己増殖mRNA)スパイクタンパク質全体をコードするワクチン。
modRNAとはスパイクタンパク質全体をコードするワクチンの中で、コブ状の突出部のヌクレオシド配列を調整したもの。
ビオンテックのワクチンにはmodRNA(修飾ヌクレオシドmRNA)の技術が使われている。
コロナワクチンには受容体結合ドメインを発現するものではなく、スパイクタンパク質全体を発現するタイプのもの。
樹状細胞は将校。そこで集めた情報を集めて分析し、その情報を使って部隊を前哨地点に向かわせる。
ワクチンは注入する場所によって免疫反応をうまく引き出せる。
特にリンパ組織(その最大のものが脾臓)に注入すること。
だから副反応で脇の下の腫れがあるのだと思う。 -
Posted by ブクログ
ファイザー社と組み、11カ月という常識外のスピードで世界初の新型コロナワクチンの開発に成功したビオンテック社。「医療界のゲームチェンジャー」として一躍脚光を浴びているmRNA医薬の技術で世界の最先端を走るバイオ企業の創業者/研究者夫妻に密着取材した迫真のドキュメント。
非常にタイムリーな話題がここまで早く翻訳までされて我々の手元に届くとはまずスピード感にびっくりする、コロナワクチンの裏側を描いた作品。本当にすごい科学者が世の中にはいるんだなと胸が熱くなった。政治とは距離を置きながらも、ひとりひとりの命を救ってくれたのは彼らなんだ・・・ととても感動しました。日本ではファイザーの名前が独り歩きしているけれど、ファイザー・ビオンテックのワクチンを受けた一人として、ビオンテックの皆さんに感謝してもしきれない。こういう素晴らしい情熱と能力を持った科学者を応援できる国でありたいな。