池澤夏樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
長く読み継がれている『星の王子さま』。
この本が出版されたのは1943年、第2次世界大戦の真っ只中でした。
著者サン=テグジュペリは、何を願ってこの本を書いたのかと問われると、やはりそれは、「平和への願い」だったのかもしれません。
サン=テグジュペリは、パイロットであり小説家でもある稀有な存在。 空の上から、人間の暮らしをずっと見つめてきた彼だからこそ、 暮らしの中にともる灯りが、星のように見えた時もあったのではないでしょうか。すべての星に、誰かの暮らしがある。
それを簡単に壊してはいけないというメッセージも強く感じます。
物語の中では、面白い星の住人がたくさん出てきますが、特に印象に残ったのは「点灯夫」。 本当にそんな職業があったのかと調べてみたら、確かに存在していたようです。 街の街灯一つ一つに火をともす「点灯」という仕事。
重労働だったそうですが、点灯の瞬間を想像するだけで、じわっと心がなごみます。
何度読んでも毎回違う発見が得られそうな『星の王子さま』。
読み継がれる理由が少しわかった気がします。
本好きを公言しておきながら、実は読んでいなかった本ベスト5の1冊だったので、 ようやく読めて満足です笑 (あと4冊…なんだろう?たくさんあるな) -
Posted by ブクログ
前半は読むのがつらかった
なぜか?
なんだか海外事業部の方の専門的な
説明とそれに伴う現地視察
の報告書のような話しが続く
そして、環境問題やボランティアに
詳しい妻との
たいへん真面目なメールでのやり取り
そんな中で、チラッと覗く
夫婦としてのよろめき的な会話が
なんだか違和感を覚えてしまう
このまま読んでいていいのだろうか
はたして最後までついていけないのでは
ないかと思ったが‥
なんと後半は面白かった
森介の冒険的な話しになってからは
引き込まれた
チベットの宗教や、中国との関係
なんだか本当にチベットの
何かただならぬものが
周りを漂っているかのような
神秘的な雰囲気
発展途上国への援助や、抱える宗教の問題
日本にいてはわからない
さまざまなものが
降りかかってくるような小説
さすがにすごいと
読み終わって思った
最後まで読んで本当によかった!