池澤夏樹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
本を読むときに、作家がどのレベルで人間を見ているかということを感じるのはとても重要で、そのレベルがわたしと一致しているかわたしの求めるものでない限り、読書というのは多かれ少なかれ空虚なものになりがちだとおもう。池澤夏樹の人間に対する向き合い方はすごく好き。好感が持てる。それに加えて、この本では自然の描き方もとても素敵だった。自然に向き合ってきた人の書き方だと、体感ゆえの書き方だと、だからこんなに迫ってくるものがあるのだとおもう。理系の煌めきをぎゅっと文学に凝縮するものの、物語としての魅力を失わせないストーリーテラーとしての才能。好きすぎる。真昼のプリニウスだと、読み終わったあとに思わず呟いてしまう。上手すぎる。
-
Posted by ブクログ
遠い昔、中学生のころに読んだものを再読。
以前、ラジオドラマでやっていた短編集だ。
思えばこの本が、池澤さんとわたしを引き合わせるきっかけになったものだと思う。
池澤さんは、ポリネシアとか東南アジアの風景が浮かぶような南国を舞台にした小説を多く書いているが、これもその類である。
しかし、他のものとちょっと違っていて、どことなく不思議な連作短編になっている。
人ならざるもの、それは神とか天の者とか精霊と呼ばれているが、そういう「形のない存在」がふわふわと常に小説世界の中を浮遊している。そんな感じを受ける。
人格神や、キャラクターのはっきりした妖精だのが意志を持ってしゃべったりするよりも、人間とはまったく違った原理を持っていて、その意志をはかることすら困難だ、という妖怪にちかい存在との交流のほうが好きかもしれない。
(例えば今市子『百鬼夜行抄』のような)
特に、「星が透けて見えるほど大きな身体」は、非人間的な冷たさすら漂わせている「天の者」の描かれ方がとてもわたしの「人ならざるもの」にたいする価値観にフィットしていた。カマイ婆の「お前たち、談判はできるか」という一言から始まるクライマックスも、緊張感が溢れており、異界のものとの交流は基本的に畏怖と不利のなかにあるのだという感覚を心の中に沸き立たせてくれる。
余談だが、2012年(今年ね)に青い鳥文庫に入っているみたいだ。
比較的古い作品だが、これが現代のこどもたちにも池澤さんの作品世界にふれるきっかけになってほしいなあと思う。 -
Posted by ブクログ
縲?譛亥?繝励Ξ繧、繝懊?繧、騾」霈我クュ縺九i隱ュ縺ソ蟋九a縲∵怙蛻昴↓蜃コ縺溷腰陦梧悽繧定ェュ繧薙□縲よ悽隱後〒縺ッ騾」霈我クュ縺?縺」縺溘¢縺ゥ繝励Ξ繧、繝懊?繧、閾ェ菴薙r隱ュ縺セ縺ェ縺上↑縺」縺溘?縺ァ縲∫カ壹″縺ッ縺?▽縺句腰陦梧悽縺ァ縲√→讌ス縺励∩縺ォ縺励※縺?◆繧峨?繝ャ繧、繝懊?繧、縺悟サ??縺ォ縺ェ縺」縺ヲ縺励∪縺」縺溘?ゅ?碁?」霈峨r隱ュ繧薙〒縺翫¢縺ー濶ッ縺九▲縺溘?阪→謔斐d縺セ繧後◆豎?貔、螟乗ィケ縺ョ縲弱お繝シ繝√?繝?繝ウ繝壹Φ縲擾シ磯?」霈我クュ縺ョ鬘悟錐?峨′譁?コォ蛹悶&繧後?∵軸霈峨&繧後◆繧ゅ?蜈ィ驛ィ縺瑚ェュ繧√k繧医≧縺ォ縺ェ縺」縺溘?ょャ峨@縺??
縲?譏斐°繧牙シ慕畑縺悟・ス縺阪□縺」縺溘?ゅ◆縺?縲∝ョ滄圀縺ォ蠑慕畑縺吶k縺ョ縺ッ髮」縺励>縲ゅ″縺。繧薙→隕壹∴縺ヲ縺?↑縺?→縺?¢縺ェ縺?@縲?←蛻?↑繧ソ繧、繝溘Φ繧ー縺梧擂縺溘→縺阪↓縺ッ蠑慕畑縺励◎縺ウ繧後k縺ョ縺悟クク縺?縺九i縲ゅ〒繧ゅd縺ッ繧翫?∫洒縺上※繝斐Μ繝ェ縺ィ蜉ケ縺剰ィ?闡峨↓諠ケ縺九l繧九?ょ?倶ココ逧?↓縺ッ繝√Ε繝シ繝√Ν縺ョ繧、繧ョ繝ェ繧ケ莠コ繧峨@縺?ヶ繝ゥ繝?け繝サ繝ヲ繝シ繝「繧「縺悟・ス縺阪?
縲?豎?貔、螟乗ィケ縺ィ縺?≧縲∽ク也阜縺ョ縺ゅi繧?k譁?ュヲ縺ォ隧ウ縺励¥縲√°縺、迚ゥ莠九r遯√″謾セ縺励※隕九k縺薙→縺後〒縺阪k縺九i縺薙◎譖ク縺代◆譁?ォ?縺?縺ィ諤昴≧縲
縲?谺。縺ョ繧ソ繧、繝溘Φ繧ー縺ァ繝斐す繝?→蠑慕畑縺ァ縺阪◆繧峨&繧峨↓螫峨@縺?↑縺ゅ?