池澤夏樹のレビュー一覧

  • 作家と楽しむ古典 古事記 日本霊異記・発心集 竹取物語 宇治拾遺物語 百人一首

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    百人一首について語った小池昌代さんの解説が、僕の感性ととても一致しており、自分の感じたことを解析もしてくれた。

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    2023年10月09日
  • 古事記ワールド案内図

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    アマテラスやタカミムスヒなどの神話の神々による日本の誕生に始まり、オホクニムシの国造りと国譲り、ヤマトタケルの登場や脈々と続く天皇家の歴史

    当時の日本を巡る歴史背景や島国であることの地理的背景などを分析。

    より合理的に、よりシステム的、性に厳しいな現代社会よりも古事記の中の性に大らかで、兄弟喧嘩もある世界観の方がより人間らしさを感じました。

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    2023年09月10日
  • また会う日まで

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    ネタバレ

     新聞連載の大作。少し前の『ワカタケル』を思い出させる単行本の文量だ。
     著者池澤夏樹の大伯父・秋吉利雄の生涯を透し、近代日本の歩んだ歴史を描き出す、一市民の大河小説。
     歴史の大まかな流れは日本人なら誰もがよく知る大正~昭和史、その大きな流れの中で、海軍軍人でありキリスト教信者、そして天文学者という、一見相容れない側面を持つ主人公の人生、ヒトトナリを、いかに矛盾なく描き通すかが見せどころ。
     主人公利雄は、当然のことながら、キリスト教の信仰と軍人としての責務(戦争としての殺人行為)を、個人の中で、矛盾を抱え葛藤しつつ、人生を全うしていく。

     史実の中に、個人の生の存在を描き出す筆致は、30

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    2023年07月25日
  • また会う日まで

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    池澤夏樹さんの大伯父・秋吉利雄さんの生涯を描いた作品。秋吉さんは海軍軍人、天文学者、キリスト教徒として明治~終戦まで生き、決して戦争に賛成ではないが、海洋地図製作などを通じて一翼は担う状況だった。あの太平洋戦争は誰が見ても間違いで、多くの人が敗戦がほぼ決まった状況の中でも無駄に命を落とした。海軍少将まで出世し海外のこともよく知っており冷静な判断ができる秋吉さんのような人たちが、どのような行動に出れば戦争を回避または早く終わらせることができたのだろうかと思う。特別な地位もなく海外も知らない当時の多くの国民にはできることは限られていただろう。主流のように見えてもおかしいなと感じることがあれば声を上

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    2023年04月17日
  • あなたのなつかしい一冊

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    週刊誌の書評をみて読んでみた(というかパラパラとめくってみた)もの。
    知らない作家さんや著名人の方が多かったかも。。

    いくつか興味を惹かれた推薦本があったので、読んでみたいと思いました。

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    2022年09月21日
  • 作家と楽しむ古典 古事記 日本霊異記・発心集 竹取物語 宇治拾遺物語 百人一首

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    作家が翻訳した作品について、テクニックや翻訳きた際の感想などを書いた本。
    てっきり作品によって翻訳された作品がたくさん読めると思っていたのですが、おそらく講演会があった際の対談した内容がそのまま本になったような形です。
    作家さんの言葉でここが好き、難しいなど書かれていてそれはそれで面白かった。

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    2022年08月13日
  • あなたのなつかしい一冊

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    なつかしい一冊は、オススメの一冊とはやはり違う訳で、必然的にそれなりに古い作品が中心になるし、個人的には、ブックガイドとしてはあまり惹かれず…。各人の思い出語りエッセイと捉えれば、それなりに面白く読めるものもチラホラ。そんな中、数少ない引かれた作品は以下。

    内臓とこころ
    大人問題

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    2022年09月28日
  • スティル・ライフ

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    文学

    文章は難しくないが全体的なメッセージをつかむのは難しかった。しかし分からないなりにも心に残るものがあった。普段軽い本ばかり読んでいる自分にとっては久々に文学を読んだなという感じがした。「ぼく」や「佐々井」がものごとを眺めるときのSF的な感性がおもしろい。

    物語は淡々と進んでいくが、終盤、彼らの置かれた状況は少しも穏やかなものではなかったことが明かされる。それでもなお平穏に過ごし続ける彼らの姿を見ていると、こちらの価値観まで揺らいでくるかのようだったし、そのせいかラストの壮大な話も柔軟にイメージすることができた気がする。

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    2022年07月30日
  • 作家と楽しむ古典 古事記 日本霊異記・発心集 竹取物語 宇治拾遺物語 百人一首

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    ネタバレ

    古事記 712年 天武天皇の命により  池澤夏樹
     神様の血縁関係
     歴史 神話 伝説 系譜 歌謡
     なる=勝手に生まれてきたもの
     ヤマトタケル 弱いものへの共感

    日本霊異記 平安初期 日本最古の仏教説話集 伊藤比呂美
     ブロークンな漢文
     性を書く博愛主義
     くながひ=杭を交える、つっかえる(婚、愛婚) とつぐ=戸を継ぐ(交通)
     
    竹取物語 平安前期  森見登美彦
     かぐや姫が地球に来た理由は不明  
     帝さえも拒否し、世の中のルールをすべて拒否して帰っていく

    宇治拾遺物語 鎌倉初期  町田康
     原曲を再現するのではなくカバー曲、メロディーもムードも変えない
     原文から聞こえてくる音

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    2022年08月18日
  • 子供の詩の庭

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    「宝島」のロバート・ルイス・スティーヴンソンの詩集"A Child's Garden of Veres"「子供の詩の庭」池澤夏樹・春菜 父娘による共著。
    あとがきによると池澤夏樹さんが子供の頃に母親と読んだ詩、9篇を訳し、残りは春菜氏による訳。
    この詩集には船や航海をテーマにしたものが多く、子供の無邪気でおおらかな詩から、スコットランド人にとって海が身近なものであることやスコットランドの夏の昼の長さなどを感じることが出来る。
    マートル・シェルドンによる挿絵も繊細で美しく、ここで使用されている挿絵は1916年M.A.Donohue社(シカゴ版)に収録されたものとこと

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    2022年04月21日
  • ぜんぶ本の話

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    たまたま書評っぽい本を2冊続けて読んだ
    池澤夏樹と池澤春菜の父娘対談
    語り下ろしだから話言葉で記されててそこがちと読みにくい
    恩田陸の本の話は活字を雑食しまくりな感じが滲み出るけど、こちらは本を評価対象として距離感保ちつつ論評していく
    所々酷評もあり、現役作家に関する箇所は大丈夫なの?って心配になる

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    2022年03月27日
  • 叡智の断片

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    ネタバレ

    政治家たちよ!
    p11
    意見を言わない国では使い道がない。日本人は好みは言っても意見は言わない。異を唱えると角が立つから、議論は避ける。


    TV! TV!
    p40
    「ぼくはきみの意見には反対だ。しかし、きみがそう言う権利のためには命を懸ける」。(ヴォルテール)


    愛国心について
    p54
     二十世紀でいちばん偉い英語の詩人エズラ・パウンドは、

     何人かが、祖国のために死んだ。
    「美しく」も「名誉で」もなく
     昔の嘘を信じて
     地獄の泥に目まで沈んで。
     信じなかった者は
     生きて嘘の家に帰った。


    戦争ですよ
    p94
     左翼の作家ジョージ・オーウェルが「最も速やかに戦争を終わらせるに

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    2022年03月15日
  • わたしのなつかしい一冊

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    可愛いナツキちゃん、ひょことした顔が好き
    活字が大きくて読みやすい。
    群青色が、素敵な本。

    本当によい読書の記憶は「昔」の中にある。
    若い時に読んだものほど心の深層に定位していて、折に触れて浮上してくる。と。

    懐かしい本を思い出すと、読んでいた部屋やあかりまで思い出されます。

    年が近いせいか、懐かしい本が何冊もあり、楽しく読みました。


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    2021年12月27日
  • わたしのなつかしい一冊

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    自分の懐かしい本とはさて?
    皆さん、長年手元に愛蔵してる方も多くて感心する。

    紹介された中で、読んでみたいのは「さむけ」と「窓際のトットちゃん」。トットちゃんは知っているけれど、実は読んだことがなかったのだ。

    あと、星新一もたまに読みたくなる。

    懐かしい本、子供のときに読んだ本をもう一度読んでみよう、心に余裕があるときに。

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    2021年11月25日
  • 南の島のティオ

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    小さな南の島の、小さなホテル。
    島の人々や旅人たちとふれあいながら過ごす日々。
    時々起きる不思議なこと。

    ほのぼのとしているようでいて、根底にしっかり世の中の不条理さが描かれていた。

    それでも生きていく。

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    2021年10月14日
  • ぜんぶ本の話

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    池澤親子の、これでもか的に、ほぼ本の話だけの対談。
    夏樹氏は昔からファンだけど、声優の娘さんについては、この本が出るまで知らなかった。
    小難しい評論ではなく、読書好きの親子の普通の会話と言う感じ。

    読まないジャンルの話になると、取り上げる本も知らないんだけど、お二人の話しぶり、家族の会話らしい力みのなさ、どういうものが好きなのか、といった部分が面白い。

    そして密かに気になっていた、夏樹氏は村上春樹をどう思っているのかについて、「世界の終わり~」が好きと言うのは、あ~そんな感じと納得しつつ、「あの文体は飽きる」とバッサリだったのが受けた。

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    2021年10月11日
  • わたしのなつかしい一冊

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    本を紹介するものは自然と手にしてしまう。
    読みやすい字の大きさが特徴の1つかな。

    難しい本も多かったけど、読んでみたい本も何冊か。
    私のなつかしい一冊は何かな?
    多分益田ミリさんと同じ「窓ぎわのトットちゃん」だ。

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    2021年09月16日
  • わたしのなつかしい一冊

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    このステイホームで読書する人が増えればいいなとなんとなくこの一冊を読んで思った。懐かしいと誰着思う本を、今いいなって思ってくれる人が増えるといいな

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    2021年09月08日
  • わたしのなつかしい一冊

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    読んだら読んだで「あぁ良かった」という感じ。

    スヌーピー全巻70,000円ポチリそうになりました、

    ヤバイヤバイ。

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    2021年09月04日
  • ワカタケル

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    主人公は雄略か、と思わせてオリジナルキャラの女性。
    持統天皇メインの構想もあるらしく、そこにつなげる意図が書いてるうちに出てきたらしい。
    允恭が偉大な王だった設定で、作中では雄略がそれを超える事績を示さないまま死ぬので、なんで雄略を題材にしたのかわからない読者も出そう。
    元ネタの記紀を知ってる人向けだったのか。

    物部目、物部荒山の親子が登場したのは評価できる。特に荒山は古代系創作物では初なのでは。

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    2021年08月28日