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本は帰ってくる。 友情、自由、冒険、歴史――ぜんぶ本が教えてくれた。人気作家ら50人が、何度も読み返す〈人生の一冊〉を語る。毎日新聞好評連載「なつかしい一冊」がついに書籍化。軽やかな絵と文章でおくるブックガイド。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
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Posted by ブクログ
こういう誰かにとってのなつかしい一冊や大切な本について書かれたものが好きなので、とても楽しく読めた。 有名な一冊もあれば初めて知る本もあったけれど、本の紹介とともに語られる選者である作家の方々の思いを読んでいるうちに、一緒に記憶を辿っているような感覚になり、胸の奥がすーんとするような気持ちになった...続きを読む。 特別な本との出会いというのは、一回読んだだけで心を鷲掴みにされる場合もあれば、気がつけばいつの間にか心の奥にあったと後から気付く場合など様々だと思う。だけどそれは出会おうと思って出会えるものではなくて、いつどんな本が自分にとっての特別な一冊になるかわからないところが、素敵だなと思った。 それにしても、魅力的な本が多くて読みたい本が増えたけど、私にとってのなつかしい本もまたゆっくり読み返したいし、時間が足りなくて今とても焦燥感に駆られています。
読書案内の本。 毎日新聞に連載された書評欄より。新刊書の書評じゃなく、選者の思い出の一冊を紹介している。まず読みやすい。上質な紙。藍色だけ使った文字と挿絵。字体も、誰もが手に取れる読みやすさ。センスがいいが、何よりも。池澤夏樹さんの序文からして、上手い。この方は当代一流の読み巧者のお一人だけれど、...続きを読むこの読書案内の面白さは、そこで決まらない。 選ばれている本は硬軟取り混ぜいろいろ。とにかくまあ読んでみる。という、その行動だけを促す。そういう読書に向いている。というのも、序文で、『一度読んだ本が、今なら面白く読めるよ、と戻ってくる事がある』旨を書かれているのだけど、こういうことって本当にあるからだ。 権威的な名作主義はつまらないけど、スタンダードな本には、やはり長い時間を生き抜いてきたチカラがある。 難しいのかと思っていた本も、こんなの読まないよと思っていた本も、読んだ人から『こんな本なんだけど」と取っ掛かりを付けてもらえば、あとは作品が面白いので、ぐいぐい読めたりする。 選者の方のご経歴は錚々たる顔ぶれだけど、ご経歴は巻末にまとまっていて、主役は本そのもの。そして読書体験の共有そのものなんだという編集方針も心憎い。そういう意味で、まあ、良いから実際に読んでみるか。という気にさせる読書案内なのだ。 スタンダードは、難しいんじゃないかという思い込みを外すこと。それさえ叶えば、むしろ自分で選ばない本が多かったので、まず立って本を手にしにゆこう。読めば人間の綴ったものだもの。先に読んだ人もいるのだし、私が読んだって絶対面白い。 昔読んだきりの、あの本も。名前だけうろ覚えのあの本も。出会える。藍色の文字に導かれて、やあ、と手に取ろう。ダメだったら?時期見てまた会いに来たら良い。 読書ってそういうものだ。
毎週楽しみにしている新聞の書評欄の1コーナー。タイトル通り、書き手にとっての"なつかしい"1冊をエピソードとともに紹介するもので、往年の名作が登場することも多い。個人の体験や思いをからめて語られると、それぞれが唯一無二の光を帯びて見えるのがとても楽しく興味深い。 執筆者は作家や学...続きを読む者、評論家、演劇や映画人などで、今の仕事に関連する本だったり、子供のころに読んだ本だったり。 私が今読んでいるあれやこれやも、数十年経てば"なつかしい"ものとして何か書けるようなものになるのかなあ、と思ったりする。
時期が時期だからか、パンデミック関係や人間の本質をついたような本が多い気がする。本との出会いは時に人を大きく変える。
読書会に参加してご一緒した皆さんからおすすめ本を紹介されている時と同じような感覚を抱けました。 ふと紹介者の方のお名前を見た時の納得感も大きかったです。 いろんな領域でご活躍の、いろんな方々からのおすすめ本。読みたい本が一気に増えました。 この本をきっかけに、本の世界が一層広がりそうです。
なるほどねぇ。名を成した人に選ばれし本は、さすがのものばかり。同じ本を読んでも、与える影響は、異なるものと実感。改めて本の素晴らしさを思う。
新聞のコラムを纏めたもの。自分にとって忘れられない一冊を様々な人が紹介する。 児童書が度々顔を覗かせるのにニコリとし、難しい本を読んで難しいことを考える人が多いなと難しい顔をする。娯楽小説を挙げる人は少ない。 寄藤文平による挿絵が秀逸。
誰にどんなふうに紹介されるかで 本との出会いも変わってくる気がする。 本書は、案内書としても、 それぞれの紹介者のエッセイとしても とても読んでいて楽しい内容だった。 国木田独歩「運命」 モーム「雨・赤毛」 カレル・チャペック「長い長いお医者さんの話」 鏑木清方「紫陽花舎随筆」 佐伯一麦「ヘンリ...続きを読む・ライクロフトの私記」 「リチャード・ブローティガン詩集-突然訪れた天使の日-」 は、是非とも読んでみたいと思った。
窓際のトットちゃん、ドクトルマンボウなど有名な児童文学作品が著名な作家さんらに紹介されている、紹介文の文集です。懐かしく読みました(^^) 時代を巻き戻して、窓際のトットちゃんを、今度は書く側から考察してみようと思いました。
紹介者の方々がユニークかつ、エピソードもユニーク。自分なら何を選ぼうか。 「ちいさいおうち」バージニア・リー・バートン、やな。 紹介された本で気になったのは、 ・オオカミに冬なし ・ヴェニスに死す ・射程 ・さむけ ・アイデアのつくり方 ・楡家の人々 ・時間と自由 ・チェゲバラ モーターサイクル南...続きを読む米旅行日記
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