池澤夏樹のレビュー一覧

  • 古事記

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    池澤夏樹による古事記の現代訳。これでもかなり読みやすくなっているのだろう。
    神々の時代の上巻、初代神武天皇からヤマトタケルの冒険を記した中巻、仁徳天皇から推古天皇までの下巻。古事記に通じるのが、敗者への共感というのはなるほどと思った。しっかし名前長いね、日本の神様。ひたすら神名人名リストが続くし。

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    2019年02月07日
  • 堀田善衞を読む 世界を知り抜くための羅針盤

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     堀田善衛という人は「インドで考えたこと」ぐらいしか知らなかった。「広場の孤独」「方丈記私記」「ゴヤ」「定家明月記私抄」「めぐりあいし人びと」など、脱走米兵を匿うベ平連の活動、南京虐殺事件への関心、ゴヤへの関心も反戦から…。ゴヤが描いた死が迫っていることへの恐怖に怯える眼をした犬の絵に関する解説は驚き。堀田がゴヤに惹き込まれていった原因はそこにあるという。「何万人ではない、一人ひとりが死んだのだ。この二つの数え方のあいだには、戦争と平和ほどの差がある。」との南京事件を取り上げた「時間」の文章も凄い!宮崎駿が映画にしたかった作品!堀田氏のキリスト教嫌いが想像できる一方で、「伝道者の書」の引用がた

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    2018年11月17日
  • すばらしい新世界

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    ネタバレ

    きれいなお話

    物質文明よりも精神的な豊かさへの憧れ、でもそれは物質的に豊かな生活をしているからこそ思えること? 本当にそれを捨てられるのか? 林太郎はそれはできないだろうと考えた。

    大きな風車ではなく小さな風車 シンクグローバル、アクトローカル
    援助することの本当の意味、本当の役割

    林太郎とアユミの幸せで信頼のあるラブラブ関係(笑)。


    ネパールか、一度行ってみたい

    森介の冒険はまあいいとして、そのあとの埋蔵経を運ぶ旅はちょっと蛇足? それほどのエピソードもなく、ダライ・ラマに会ったことでなにかが起きたわけでもなく。

    プロジェクトは順調にスタートを切り、帰国した父子を待ち構えたアユ

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    2018年12月03日
  • 南の島のティオ

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    太陽、海、伝説、魔法、ホテル、島の暮らし、子供たち、大人たち、笑顔。童話チックなファンタジー。でも本当の意味での子供向けというよりはやっぱり大人向けの作品だと思う。南の島の生活が楽しそう。まさにスローライフでちょっと憧れる。一番最初の、受け取った人が必ず行ってみたくなる絵ハガキのストーリーが一番よかった。

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    2018年10月15日
  • 近現代詩歌

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    近現代の詩・短歌・俳句の選集
    詩は、何編か気になって心に残るものがありました。
    短歌と俳句は難しくて、読み飛ばしてしまいました。
    短歌・俳句はどうも合わない気がします。

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    2018年09月23日
  • 詩のなぐさめ

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    池澤夏樹さんということで読んでみたが、
    今の僕には手に負えない世界があった、
    というのが素直な感想。

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    2018年06月09日
  • 知の仕事術(インターナショナル新書)

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    ノウハウ本としては見習おうと思ったところはないのだけど、仕事に関するエッセイと考えれば、読み物としては面白い。

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    2018年03月31日
  • 近現代作家集 II

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    ネタバレ

    井上ひさし「父と暮らせば」に心惹かれました。太宰と三島はやはり肌に合いません。吉行淳之介「鳥獣虫魚」はまだまだ青臭さが感じられました。上野英信を初めて知りました。少し読んでみたいと想いました。

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    2017年09月16日
  • 知の仕事術(インターナショナル新書)

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    冒頭の「反・反知性主義宣言」ともいうべき文章が出色。
    仕事術としては、あまり具体的なワザはないかも。

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    2017年07月20日
  • 知の仕事術(インターナショナル新書)

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    日本文学全集を読み進めています。著者の読書や
    情報の整理術が紹介されている本。
    さらっと読めてなかなか面白い内容でした。

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    2017年06月24日
  • 憲法なんて知らないよ

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    初心者向けかな。
    でも憲法とは何か、どういうものであるべきかを国民全体がわかってない以上、こういう本は大事だ。
    日本国憲法全文と英語文、そして池澤訳があって読み比べてみるのは面白い。
    日本国憲法に人だけでなく環境や地球を大事にする規程を盛り込んだ方がいいと言っている。池澤以外にもそういう提案をする人は多いな。
    peopleをどう訳すか。翻訳の大切さも考えさせられる。
    日本国憲法を作成するにあたって参考にされたと思われるものを勉強してみたい。フランス人権宣言やリンカーンのゲティスバーグ演説とか。
    読んでも売っちゃいけない本だ。

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    2017年05月23日
  • 知の仕事術(インターナショナル新書)

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    著者がどういう方かも知らないまま、書名に飛び付き購入したもの。想像の通りで、手段のハウツー本ではなく、もっと根源的な「知」の求め方についての本。

    いつも感じるのは、この手の本の著者は、当然ながらサラリーマン的感覚とは違うので、それを自分の「仕事術」と同列に捉えられない。

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    2017年02月10日
  • 知の仕事術(インターナショナル新書)

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    <目次>
    はじめに  あるいは反知性の時代の知性
    第1章   新聞の活用
    第2章   本の探しかた
    第3章   書店の使いかた
    第4章   本の読みかた
    第5章   モノとしての本の扱いかた
    第6章   本の手放しかた
    第7章   時間管理法
    第8章   取材の現場で
    第9章   非社交的人間のコミュニケーション
    第10章   アイディアの整理と書く技術
    第11章   語学習得法
    第12章   デジタル時代のツールとガジェット

    <内容>
    作家、詩人であり、書評やエッセイなどの著作の多くある池澤夏樹さんの自分の仕事術を公開したもの。若いころからの本読みである池澤さんのマネはとてもできないが、い

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    2017年01月31日
  • 詩のなぐさめ

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    難しい。きちんと文学や詩の知識があれば楽しめるのだろうけれど、初心者には分からないことが多い気がする。
    2016/11/30

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    2016年11月30日
  • 夏の朝の成層圏

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    無人島漂流。

    日々生きる為だけに活動する、生のシンプルさに惹かれた。生きることに必要なものはほんの僅かである。

    なのになぜ都市へ人は群がるのだろうか。

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    2016年08月08日
  • 古事記

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    平成の世から、古代へのラブレター。

    池澤夏樹は福永武彦の子だったらしい。だから、なのか。岩波少年文庫の福永武彦版を読んだ後に、続けて読む。岩波少年文庫は、確かに子ども向けに「物語」にしてあった。こちらは、誰が誰の親で云々の系譜がある。あと、脚注で色々とツッコミが入っているのが面白い。

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    2015年03月04日
  • 古事記

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    ネタバレ

    まず驚いたのは、イザナキとイザナミが「性交をしてみよう」という場面。なんとも開放的な奔放な感じがしました。次に、スサノオの乱暴振り。「神殿に糞をまき散らした」のだそうです。いやはや神様の所業とは思えません。オホナムヂは神々のだまし討ちにあい、大木に挟まれ殺されます。とにかく3巻を通して、殺したり殺されたりの話がこれでもかというくらいに出てきます。それと、ホトもしばしば出てきます。おおらかでスケールの大きなお話でした。

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    2015年03月04日
  • 古事記

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    建国記念の日。
    脚注が充実しているからか、あっさりしてて読み進めやすいのがありがたい。
    脚注も、よく読むと遊び心が…(笑)
    楽しめます。

    古事記で好きなのは、やはり倭建命の部分ととスサノオの暴挙かな。
    多神教の神様は人間臭いというより、人間以上に無茶苦茶で面白いね。

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    2015年02月11日
  • 古事記

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    点が線に繋がりました。

    系譜の羅列にはなかなか苦戦したけど、
    解説にもあった通りその当時から一文字一文字に意味があったのが凄い。
    逆にやっつけ感がひどいのもあって、実に人間臭い。
    共感したのは、日本書紀との違い。
    正史であるとしたいならば、フォーカスをあてる必要のない敗者が、躍るような唄と一緒にいきいきと、まさしく生きていた。

    読後に思うのは、三浦先生の授業本当にもっと真剣に受けとけば良かった…。
    なんて勿体ない事してたんだろう…。

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    2015年01月04日
  • すばらしい新世界

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    大手メーカーの風車の技術者林太郎は、妻アユミにかかわる縁から、ネパールで風車を建てることになった。その地で林太郎が見、感じたモノとは。21世紀の生活スタイルを問うた作品。原発事故前ではあったが、原発には批判的な内容でもある。

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    2013年09月05日