佐藤優のレビュー一覧

  • とりあたま帝国

    Posted by ブクログ

    サイバラさんのマンガに、佐藤優さんのコラムのコンビ連載。本書で初めて読みました。
    さすがの佐藤さんのコラムも、サイバラさんのマンガの破壊力には敵わない感じです。
    生身の人間の、生の感覚が描かれた一コマのチカラを実感させられました。
    なにより、サイバラさんと「克っちゃん」のエピソードが微笑ましく暖かく感じられます。

    0
    2016年04月07日
  • 新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方

    Posted by ブクログ

    わかりやすい池上彰の、
    難しい本だった。

    わかったふりしないで、
    勉強せんといかんね。

    2016.03

    0
    2016年03月13日
  • 野蛮人の図書室

    Posted by ブクログ

    猫が餌を与え、トイレの掃除をする人間との間で確立された信頼関係を裏切ることがないという。その類比で著者は、仕事を大切にし、家庭を大切にする人を信頼することにしている。

    沖縄戦で用いられた日本人をアメリカの管理下に置くというインテリジェンス戦略は、戦後も一貫して続けられている。アメリカの管理下に置かれることを自発的に望むと、政治家でも外交官でも出世の道が保証される。

    これから重要なのは、自由、民主主義、あるいは市場経済という普遍的原理を世界に押しつけるのではなく、それぞれの国家、地域がお互いに完結した文化を維持し、棲み分けていくことだ。

    0
    2018年10月31日
  • 小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける ―これだけは知っておきたい70のポイント

    Posted by ブクログ

    世の中の政治の基本を、小学校社会科の内容を踏まえながら学んでいく。
    こうやってみると、小学校の社会科は要点を捉えて簡潔にまとめられているなと感じる。これが中高になると重箱の隅をつつくような知識になってくるかな。

    0
    2016年03月05日
  • 死を笑う うさぎとまさると生と死と

    Posted by ブクログ

    親のお金に頼らず大学院の修士課程まで行くと、1000万円くらいの借金ができてしまう。奨学金を利用した場合、20代前半で有利子1000万円の借金を背負うことになる。毎月6~7万円返済して15年。人生の可能性がかなり制約されてしまう。加えて大学院を出てもなかなか思った就職はできない。そうなると自己破産ということになる。同い年くらいの成功している人間を引きずりおろすことに残りの人生をかけるという鬱屈した人間ができてしまう。社会的な死が若者を追い詰めている。そして、「お前は既に死んでいる」と宣言されているような格差社会に放り出される。死をテーマに死の意味、生きる意味を考え、死に寄り添うのが本書。せめて

    0
    2016年03月05日
  • 異端の人間学

    Posted by ブクログ

    五木寛之の本はあまり読んだことがない。「さらばモスクワ愚連隊」「蒼ざめた馬を見よ」が世に出た頃は当方は小学低学年だったし、その後もこちらのストライクゾーンに打てる球がくることがなかった。近年は「親鸞」など仏教に関連した著作や探訪記を書かれているのは知っていたが、手を出していなかった。

    佐藤氏が博識を披露する対談だろうと思ったが、五木氏が異端の信仰の口伝を収録しているとのエピソードに驚き。
    アンタは宗教学者か民俗学者か!。五木氏への認識を改めなければ。

    ロシア人については、残忍で極端な情熱家で詩人への尊敬が強いことが語られるが、ついていけないなあというのが正直な感想。ウクライナ、ポーランドの

    0
    2016年03月20日
  • 獄中記

    Posted by ブクログ

    『基礎体力さえできていれば、人間の能力は与えられた器に合わせてできる。これがポストが人を作るということ。組織には、組織が必要とする水準に個人の能力を引き出す本性がある』

    獄中記というのは堀江さんの本もそうだけど、大体興味深く読めます。
    この本は知の怪物、佐藤さんが服役していた時の日記です。
    怪物に有り余る思索の時間を与えるとどんな思考を生み出すのか?
    そんな意味でも興味深く読めた一冊です。

    0
    2016年02月22日
  • 小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける ―これだけは知っておきたい70のポイント

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「選挙」の章は面白かった。「一票の格差」について、投票価値の平等を追求することが本当に正しいのかどうかは自分も疑問に思っていたので、我が意を得たりの感を持った。『ファーブル昆虫記』を最初に日本語に訳したのが大杉栄だったというのも面白い。

    0
    2016年02月18日
  • 知の教室 教養は最強の武器である

    Posted by ブクログ

    「教養」とは何か。インテリジェンス〜諜報や分析、といった世界に身を置いてきた著者いとってそれは机上のものではなくあくまでも実戦的な武器であるが、本当に役に立つのはすぐに役立つような知識ではなく、もっと深く一見役に立ちそうもない「教養」であるという。キリスト教徒であり、神学を学んだのちに外務省でロシアと対峙した彼がいう知性とは複合的でかなり複雑なもののように感じる。各界の論者との対話がまた新しい知性の煌めきを与えてくれるが、一冊を通して読むとやや散漫な印象を受けた。

    0
    2016年02月16日
  • あぶない一神教(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    ルターが、農民を皆殺しにしたほうが良いと述べたことについて、「あぶない一神教」の性質を感じた。

    オレはルターが好きだし、ドイツ語聖書が引き起こした歴史的な作用はあまりにも大きかったと考えてて、わざわざルターが住んでたドイツの家まで訪ねて行ったくらいなんだけど、同時に、ルターには、一神教の危なさを感じないわけにはいかない。

    ルターが1543年に書いたユダヤ人を差別する文章『ユダヤ人と彼らのうそについて』では、ユダヤ人をけちょんけちょんに貶す非常に過激な言葉が綴られており、ここまで差別する?っていうくらいひどい。
    日本人から見れば、意味が分かんないほど激しい憎悪。
    キリスト教とユダヤ教の、埋め

    0
    2016年12月30日
  • 世界と闘う「読書術」 思想を鍛える一〇〇〇冊

    Posted by ブクログ

    読書術ったら変だな、佐高信と佐藤優が読んできた本について語る対談本。とにかくハンパない読書量に裏打ちされた佐藤優さんの知識の広がりと厚みが凄い。時間ないから全部はムリだけど、紹介されてる中で興味湧いたのはメモったんでちょこちょこ目を通してみたい。

    0
    2016年02月14日
  • 小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける ―これだけは知っておきたい70のポイント

    Posted by ブクログ

    本書は、作家の佐藤優さんと政治家の井戸まさえさんによる、小学校社会科の教科書を用いて、政治の基礎知識を身につけていくことを主眼に置いた対談本です。

    今までに大人に向けて、小学校の教科書で勉強を勧める本を見たことが無かったので、その新たな視点に惹かれて購入しました。

    内容としては、高等学校の政治・経済の教科書ではなく、なぜ小学校社会科の教科書なのかという理由が書かれた序章から始まり、国会、内閣、裁判所、憲法、三権分立、税金、選挙について、教科書の本分の一部を抜き出し、解説を進めていきます。

    この本の特徴としては、それぞれの章で「表の教科書」と「裏の教科書」に分かれており、表の教科書では、教

    0
    2016年02月14日
  • とりあたま帝国

    Posted by ブクログ

    正直、字が小さいせいで漫画内のセリフが読みにくい。
    文庫であることから仕方ないとは思うのだが。。。

    0
    2016年01月17日
  • 新約聖書 1

    Posted by ブクログ

    佐藤優氏が「新約聖書を宗教に特別な関心をもっていない標準的な日本人に読んでもらうために書いた」という、全2巻の第1巻。
    第1巻では、イエス・キリストの生涯について記した4つの福音書が収められている。
    キリスト教の理解では、イエスが出現し、人間の罪をあがない、十字架上で死んだことによって、人間の救済はすでに始まっており、そのメッセージ(福音)を伝える核になるのが4つの福音書であるという。そしてそれは、大きく、「神の国」をイエスの中心的な福音であると考え、互いに近い関係にある「マタイによる福音書」、「マルコによる福音書」、「ルカによる福音書」と、「永遠の命」をイエスの中心的な福音と考え、言葉(ロゴ

    0
    2016年01月15日
  • 新約聖書 2

    Posted by ブクログ

    佐藤優氏が「新約聖書を宗教に特別な関心をもっていない標準的な日本人に読んでもらうために書いた」という、全2巻の第2巻。
    第2巻では、新約聖書27巻中、4福音書以外のすべての文書が収められている。
    イエスの生涯について記した福音書に対して、その他の文書はイエスの死後について扱っている。
    著者はそれらの文書について以下のように述べている。
    「使徒言行録」・・・前半は「ルカによる福音書」に記された12使徒に含まれるペトロやヨハネが活躍し、後半は12使徒ではないパウロの物語である。しかし、パウロがいなければ、イエスの教えはユダヤ教の一分派にとどまり、世界的な広がりを持つキリスト教に発展することはなかっ

    0
    2016年01月15日
  • 知性とは何か

    Posted by ブクログ

    新しい知識や見識、論理性、他者との関係性などを等身大に見つめる努力をしながら世界を理解していくという作業を拒み、自分に都合が良い物語の殻に籠るところに反知性主義者の特徴があり、合理的、客観的、実証的な討論を反知性主義者は拒否するという。
    これを可能にするのが人間のもつ「自己欺瞞」の能力だという。動物行動学を援用したこのくだりは面白い。(p116)
    では、反知性主義を封じ込めるには、深い自己省察と謙虚さを持った人間性に価値を置くこと。やはり、基本的な人間修養が最も大切だという基本に戻ると思う。
    また、著者は読書の大切さを繰り返し説いているが、これは言わずもがなである。

    本の構成としては、話題が

    0
    2016年01月11日
  • 国家のエゴ

    Posted by ブクログ

    佐藤氏の著作を初めて手に取ってみた。
    姜尚中先生によるインタビューが気になったから。この二人の組み合わせが、想像できなかったからだけど、本書は姜先生が学長をつとめる聖学院大学での佐藤氏の講演記録から再構成されたもの。
    現代の日本を「スターリン主義の顔をした保守主義」とする佐藤氏の分析は鋭い。好きじゃないけど。

    0
    2016年01月09日
  • サバイバル宗教論

    Posted by ブクログ

    佐藤優氏はカルヴァン派の立場から日本の処方箋を書いている。日本のクリスチャンは少数派がゆえに多数派の急所を知って処方箋が書ける。しかしそれは見事にポジショントークなのだが、日本の多数派はお人好しにもそれを見抜けない。佐藤優を読む前に『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読んでカルヴァン派の思考回路を知り、続いて中村うさぎとの対談本『聖書を語る』を読んで、佐藤優の思考回路を知るべきである。佐藤優は薬である。少量ならよく効くが大量に取り入れれば死に至る。

    0
    2015年12月24日
  • 修羅場の極意

    Posted by ブクログ

    マキアベリ、君主論、愛されなくてもいいが、恨まれることなく、恐れられる存在にならなければならない
    イエス、受けるよりは与えるほうが幸いである
    ヒトラー、政治とは、ある民族がこの現世での存続を求めて行う生存闘争を実行していく上での技術である

    0
    2015年12月23日
  • あぶない一神教(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    「ふしぎなキリスト教」ですごくわかりやすく宗教世界の思考ルールを解説してくれた著者なので、最近のイスラム国問題をより理解するためにも、迷わず手に取りました。内容としては、対談形式だから仕方ないか・・と思いつつ、けっこう話がポンポン飛ぶし、結論に至らないまま言いっ放しで次に言ったりするので、前ほどはすっきりしなかった。キャッチーなタイトルとも内容がちょっと合ってないかな?という感じも。

    0
    2015年12月10日