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繁あねは女のエッセンスである。――山口瞳(作家)艶やかに、ときに凜とし、ときに意地悪く――。作家が見つめた女という生き方とは。木場の畔に暮らす作家の私。釣竿をおろす私に突然声をかけてきたのは、繁あねだった。年は十二、三、妹と二人両親に捨てられ、肌にはひどい腫れ物があり、その生い立ちのため人に対して好戦的であることから、町でもその娘を引き取る者はいなかった。少女から女に変わる途上の繁あねとの会話を通し浮かび上がる、その生の在り方や人間の美しさ。表題作「繁あね」のほか、「この女とは一緒にいてはいけない……」そう思い別れた女・おさんへの複雑な思いから、その消息をたずねる男。おさんは、移り住んだ家に次々に男を引き込んでいると聞くが……。女の生を通し、人の心、男女の想いのありようを艶やかに描き出した名作「おさん」など。女性の美しさ、その生の在り方を艶やかに描く名作七篇。
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「言語行為論」は、ここから始まった。寡作で知られる哲学者ジョン・ラングショー・オースティン(1911-60年)がハーヴァード大学で行った歴史的講義の記録。言葉は事実を記述するだけではない。言葉を語ることがそのまま行為をすることになるケースの存在に着目し、「確認的(コンスタティヴ)」と「遂行的(パフォーマティヴ)」の区別を提唱した本書によって、哲学は決定的な変化を受けた。初の文庫版での新訳!
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被災者の肉声を横軸に、現地の歴史的背景を横軸に紡ぎ、各メディアから高い評価を得た東日本大震災ルポルタージュの傑作を文庫化。あの未曾有の大災害の、一週間後に津波に襲われた被災地各所を、一ヶ月半後には福島第一原発周辺の立ち入り禁止区域内を緊急取材した筆者が見たものとは――。「あのとき、何が起きたのか。何が問題になっているのか。佐野さんにしか表せない、骨太な文章に心を打たれた」(解説・菅原文太)
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「超ど級のど」」「シーザーサラダのシーザー」「くだを巻くのくだ」「セピア色のセピア」「サニーレタスのサニー」「ダービーマッチのダービー」「まな板のまな」「ごり押しのごり」「チキンナゲットのナゲット」「ワイシャツのワイ」――日常的に使っているごくありふれた言葉の、そもそもの意味を調べてみたら、意外な発見の連続だった。
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第165回直木賞、第34回山本周五郎賞候補『高瀬庄左衛門御留書』の砂原浩太朗が描く、 陥穽あり、乱刃あり、青春ありの躍動感溢れる時代小説。 道は違えど、思いはひとつ。 政争の嵐の中、三兄弟の絆が試される。 『高瀬庄左衛門御留書』の泰然たる感動から一転、今度は17歳の武士が主人公。 神山藩で代々筆頭家老の黛家。三男の新三郎は、兄たちとは付かず離れず、 道場仲間の圭蔵と穏やかな青春の日々を過ごしている。しかし人生の転機を迎え、 大目付を務める黒沢家に婿入りし、政務を学び始めていた。そのさなか、 黛家の未来を揺るがす大事件が起こる。その理不尽な顛末に、三兄弟は翻弄されていく。 令和の時代小説の新潮流「神山藩シリーズ」第二弾! ~「神山藩シリーズ」とは~ 架空の藩「神山藩」を舞台とした砂原浩太朗の時代小説シリーズ。 それぞれ主人公も年代も違うので続き物ではないが、統一された 世界観で物語が紡がれる。
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少年・青年マンガ-699~770円 (税込)good!アフタヌーン2026年9号の表紙と巻頭カラーは、TVドラマが7月から放送中の『今夜もシリアルキラーと待ち合わせ』(伊口紺 中村優児)。8月6日発売の最新単行本5巻もお見逃しなく! 最新単行本2巻が発売された『ガラス工房の錬金術師』(佐倉真稀 樺ユキ)はカラー付きでお届け。逃亡閻魔と世話焼き鬼のスローライフ、新連載2話目『鬼の縁側』(岩渕杏香)は散らかり放題の閻魔の住まいへ! 森薫氏選考の2026年夏のコンテスト四季賞受賞作『真実を君に』(暮みちる)を掲載! ※内容の一部は、2026年 9 月 7 日までの閲覧期限となります。*電子配信版は通信環境によりダウンロードに時間がかかる場合がございます。
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教科書に出てくる人の伝記 狂犬病ワクチンなどの開発で、感染症の脅威から人類を救った近代細菌学の開祖であり、牛乳やワイン、ビールの腐敗を防ぐ低温殺菌法も開発したフランスの偉人、パスツール博士の波乱万丈な生涯。
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これは、伝説の逆賊〈七つの大罪〉が世界を変える壮大な冒険に出かける前、平和だったころのリオネス王国の物語。マーガレット、ベロニカ、エリザベスの美しき三姉妹の姫君たち、他を圧倒する力を持った聖騎士へと成長する前のギルサンダー、ハウザー、グリアモール、そして、心に熱き炎をともし始めたギーラとジェリコ。彼らが幼き胸に抱いた「七つの願い」が、いま初めて明かされる――。
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月刊マガジン連載、珠玉の音楽コミック「四月は君の嘘」が、小説に! 母の死がきっかけで演奏中に自分の弾くピアノの音が聞こえなくなってしまった、有馬公生。華やかなその経歴と、孤独に苦悩する姿を、漫画とは違う目線で描く。主要登場人物5人が語る、公生への思い。さらにくっきり浮かび上がる、公生像。漫画では描かれなかったエピソードも掲載。「四月は君の嘘」の世界がますます深く、美しく広がっていく―。
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アパートで一人暮らしする久我山柊聖の隣に住むのが、おなじ学校の西森葵。葵の起こしたトラブルから、柊聖は葵と同居することになってしまいます。ひとつ屋根の下、ドキドキの同居生活の日々のなかで、柊聖と葵に恋が芽生えていきます。しかし、柊聖には、忘れられない人がいて・・・。大人気漫画LDKが、ついに小説になりました。小説の主人公は柊聖。ミステリアスな柊聖の赤裸々な感情が明らかになります。
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都築りか・高校1年生。野望は「甘い恋」。4月、高校生活の始まりに出会ったみの先輩に恋をした。けれど、みの先輩には片想いをする彼女がいて・・・。初めて覚えた嫉妬と絶望。どんなに想っても届かない甘くて苦い、青春の恋。別冊フレンドで連載されるやいなや、読者の共感を呼び、単行本2冊で100万部を突破した片想いラブの永遠の名作が、ついに小説になりました。あの感動をもう一度、味わってください。
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「かるたを続けてたら、また絶対会える」 離ればなれになる新と交わした約束を胸に、中学に入学した千早と太一。千早はかるた仲間を探そうとするが、空回りばかり。太一は秀才ばかりが集まる開明成中学で自分の限界を知り、かるたへの情熱を失っていく。千早と太一の距離は少しずつひろがっていき・・・。末次由紀が描きたかったエピソードをベースに紡ぐ、まぶしすぎる青春かるた小説、誕生!
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迷惑なの! と言われても。 昔話に説教、趣味の講釈、病気自慢に孫自慢。 そうかと思えば、無気力、そしてクレーマー。 双六やカルタの製作販売会社・雀躍堂の前社長・戸山福太郎は、娘婿に社長を譲ってからも現役に固執して出勤し、誰彼かまわず捕まえては同じ手柄話をくり返す。 彼の仲間も老害の人ばかり。素人俳句に下手な絵をそえた句集を配る吉田夫妻に、「死にたい死にたい」と言い続ける春子など、老害五重奏(クインテット)は絶好調。 「もうやめてよッ」福太郎の娘・明代はある日、たまりかねて腹の中をぶちまけた。 『終わった人』『すぐ死ぬんだから』『今度生まれたら』に続く著者「高齢者小説」第4弾! 定年、終活、人生のあとしまつ……。 自分のこと、親のこと、いずれは誰もが直面する「老後」。 「最近の若い人は……」というぼやきが今や「これだから『老害』は」となってしまった時代。 内館節でさらなる深部に切り込む!
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哲学の勉強に、なぜ西洋哲学史全般の知識が必要なのでしょうか。哲学も学問である以上、勉強の仕方というものがあり、少なくとも哲学で使う概念がどのようなものかを、哲学者たちに教わる必要があります。本書は、一冊で完結する西洋哲学通史として、重要な哲学者の、それも必要不可欠と思われる考えに絞り、古代・中世・近世・近代・現代の区分に従って問題の展開が論理的に理解できるよう書かれています。(著書「まえがき」より)
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リュック・ストレイジはユニークスキル【荷物持ち】を持つ青年。 大量のアイテムを持てるだけの彼はSランクパーティー【慧眼の黒獅子】で軽んじられ、雑用係としてこき使われていた。そんなある日、リュックのスキルより便利な収納アイテムが手に入ったことで、彼は危険なダンジョンの最下層でパーティーから追放されてしまう。 失意に沈むリュックは偶然出会った巫女少女・ミオとダンジョン脱出のため協力することになるが、彼女のユニークスキル【御守り作り】もまた戦闘に不向きな弱小スキルだった。あっという間にピンチに陥る二人。しかし、誰もが「役立たず」と嗤う二人のスキルは、組み合わせることで当人たちも予想だにしない真価を発揮して……!? コミカライズも決定した人気漫画家が手がける初ライトノベル!
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7人制ラグビー×円盤投! 二刀流で東京オリンピック出場を目指す天才アスリートの 苦悩と奮闘を迫真の筆致で描く、新機軸スポーツ・エンタテインメント! 2018年、陸上日本選手権。 ある選手の活躍が、観客を魅了する。 7人制ラグビーの日本代表・神崎が円盤投の決勝に出場、日本記録に迫る成績を残したのだ。 もし円盤投で東京オリンピックへの出場を手にすれば、1964年の東京五輪以来の奇跡――。 前代未聞の「二刀流」アスリートの登場に世間は熱狂、神崎は瞬く間にスターダムを駆け上がっていく。 一方、新興スポーツ用品メーカー「ゴールドゾーン」の岩谷は神崎の才能に着目、彼のスポンサードに向けて動き出す。 長年取材し続けた著者だからこそ到達した、スポーツの「本質」がここにある。
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歌唱力バツグンの清楚アイドル蒼衣ツバサ――を知って影石竜也の退屈な日常は、推し活の毎日へと変わった。 ところが、クラスにいるナマイキでガキみたいな赤羽舞香が、なんと正体を隠したツバサ本人だった!? そのうえ舞香は訳あって、早く恋人を見つけなければ許嫁と結婚させられ、アイドル引退だという。 絶望する竜也だったが、彼女から「あんたが、あたしの恋人になりなよ~」と頼まれ。 恋人だと証明するためのラブラブ写真撮影、いっしょに登校、休日の遊園地デート! ライブでは秘密のウインクを飛ばされ! 人をナメたようなガキだと思っていた舞香の意外な面に気付かされ……。 理由ありアイドルと最強ドルオタのニセ恋愛ストーリー、開幕!
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紀元前338年、ギリシャ敗戦! その後「民主政」はどうなった? 教科書に載らない歴史の真実を明かす、第一人者によるアテネ「亡国」のドラマ。 * 紀元前338年、アネテやテーベを中心とするギリシア連合軍は、フィリポス2世とアレクサンドロス率いるマケドニア軍に歴史的な大敗を喫した。アテネが誇る民主政はしかし、それを契機にかつてない平和と繁栄を謳歌する――。デモステネスら政治家たちの闘いの跡を追いつつ、アレクサンドロス躍進の陰で「黄昏」と呼ばれたアテネの実像を明らかにする、第一人者による画期の書! * [目次] はじめに 序章 「黄昏のアテネ」に迫る 1 「黄昏のアテネ」とデモステネス 2 「政治家」と「政治グループ」 第1章 決戦へ 1 デモステネスの生きた時代 2 デモステネスの前半生 3 反マケドニアの政治家として 4 「宿敵」アイスキネスとの対立 第2章 敗戦――マケドニアの覇権 1 戦後処理 2 デモステネスの活躍 3 アレクサンドロスの時代の幕開け 4 マケドニアの傘の下で 第3章 対決――「冠の裁判」 1 裁判が始まるまで 2 「弁論家の戦い」 第4章 平穏――嵐の前の静けさ 1 デモステネスの隣人たち 2 アテネ民主政の姿 3 動乱の前ぶれ 第5章 擾乱――ハルパロス事件 1 ハルパロス事件とは 2 事件当時のアテネの情勢 3 ハルパロス裁判 4 裁判の背後の人間模様 第6章 終幕――デモステネスとアテネ民主政の最期 1 民主政アテネの最後の闘い 2 愛国者たちのそれぞれの最期 終章 1 デモステネスの遺したもの 2 「黄昏」の民主政 史料について 主要参考文献 関連年表 あとがき 学術文庫版へのあとがき
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【幕末に「志士」たちを生み出した最重要思想書、その全貌を読む!】 ―臣ここを以て慷慨悲憤し、自から已む能はず、敢えて国家のよろしく恃むべきところのものを陳ぶ― 「序論」「国体」「形勢」「虜情」「守禦」「長計」からなる全篇の本文読み下し。平易な現代語訳・懇切な語釈を掲載。 さらに参考資料として、正志斎がのちに開国政策を提言した『時務策』を併載! 文政八年(1825)、幕府は異国船打払令を出し、日本近海に接近する外国船全てに対して砲撃を加え、排除することを決定した。会沢正志斎が『新論』を完成させたのは、まさにその直後のことである。 一読するとわかるように、その内容は西洋諸国と直面をせまられ始めた日本全体の、今後の政策を提言するものである。だが、水戸藩主を通じて幕府を動かそうという正志斎の期待は実現されることもなく、また異国船打払令も徹底されずに、沿岸には外国船が自由に航行することが常態化した。 しかし本書は、正志斎の関係者から友人へ、その友人から別の友人へと筆写が重ねられ、日本全国へと広まっていくこととなる。それは匿名の著作ではあったけれども、人々を引きつける何かがあったのは確かであろう。天下太平と呼ばれた時代にあって、その裏にあった言いしれぬ不安というべきものを明らかにした、という理由もあろう。結果的にこの書は、全国の志ある多くの人々を目覚めさせることとなった…… *本書は訳し下ろしです。
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「参加者に紛れている悪魔を殺すまで、このゲームは終わらない」 アインホルン伯爵家の令嬢ヘルミーナは、幼馴染の侍女のシャルロッテと共に、北方の古城の中で『邪神召喚の儀式』という殺し合いのゲームに巻き込まれてしまう。 城にいる八名の人間の内、二人が“悪魔”となって一晩に一人誰かを殺害する。悪魔でない人間は疑わしい人間を一日一回投票で処刑し、悪魔を全滅させるまで城からは出られない。死が迫るゲームの中で、ヘルミーナはシャルロッテを守るために一心不乱に生き延びようとするが……!? 推理と死の輪廻が紡ぐ衝撃必至の人狼系デスゲームファンタジー、ここに開幕! ※電子版には特典として、沙寺絃先生書き下ろしSSが収録されています。
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そのシスター、「聖女」か「悪魔」か――? 第15回講談社ラノベ文庫新人賞受賞作!!!!!! 剣と魔法が存在する世界。武器屋の娘・セイラは悪徳冒険者によって、迫害の憂き目に遭っていた。 しかし、冒険者は治外法権の存在。店を荒らされようとも暴力を振るわれようとも、泣き寝入りするしかなかった。大切な魔法石を奪われ、絶望に沈んだまま自らの命を捨て去ろうとするセイラ。 しかし、そんな彼女の前に月光とともにひとりのシスターが現れ、こう言い放つ。 「――取り戻したくはないのですか? その魔法石を」 レイチェルと名乗ったシスターは”嘘”と”策略”を駆使して、あっという間に冒険者から魔法石を取り返して……! 第15回講談社ラノベ文庫新人賞受賞作、悪徳シスターのコンゲーム・ファンタジー!
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