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蒼天の鳥
歴史に埋もれた鳥たちが、いま羽ばたく。 大正十三(1924)年七月、鳥取県鳥取市──。 主人公の田中古代子は、女性の地位向上を目指し「新しい女」の潮流を訴える女流作家である。本格的に作家として活動するため、娘の千鳥とともに鳥取から東京に引っ越しをする予定を立てていた。移住直前のある日、古代子は千鳥と共に、活動写真「兇賊ジゴマ」を観るために鳥取市内の劇場「鳥取座」に向かう。ところが観劇中、場内で火事が発生。取り残された古代子と千鳥が目にしたのは、煙につつまれる舞台上に立つ「本物」の「兇賊ジゴマ」であった。逃げようとする二人の目の前で、ジゴマはひとりの男を刺殺し、逃亡する。命からがら鳥取県気高郡浜村の自宅に逃げ帰った古代子と千鳥であったが、一息つく暇もなく、再び謎の人物に襲われるのだった。 果たしてこの世の中に、本物のジゴマなどいるものだろうか……? 謎は思いがけない事態へと発展していく。 鳥取出身の作家・田中古代子をモデルに、友人の女流作家・尾崎翠や鳥取に流れてきた過激アナキスト集団「露亜党」、関東大震災など、大正期を鮮やかに描く歴史活劇ミステリー! -
十戒
浪人中の里英は、父と共に、伯父が所有していた枝内島を訪れた。 島内にリゾート施設を開業するため集まった9人の関係者たち。 島の視察を終えた翌朝、不動産会社の社員が殺され、そして、十の戒律が書かれた紙片が落ちていた。 “この島にいる間、殺人犯が誰か知ろうとしてはならない。守られなかった場合、島内の爆弾の起爆装置が作動し、全員の命が失われる”。 犯人が下す神罰を恐れながら、「十戒」に従う3日間が始まったーー。 『方舟』夕木春央の傑作が待望の文庫化!週刊文春ミステリーベスト10(「週刊文春」2022年12月8日号)、国内部門&MRC大賞2022など4冠、累計40万部突破、、、、世の読書子を唸らせた『方舟』の衝撃が再び……! -
氷の轍
新たな刑事の名は、大門真由―― 寒風吹きすさぶ釧路の海岸で他殺体が発見された。被害者は札幌の元タクシー運転手・滝川、八十歳。生涯独身で身寄りもなく、自宅からは北原白秋の詩集『白金之独楽(はっきんのこま)』が見つかる。先輩刑事の片桐とともに捜査にあたる真由は、孤独な老人が最後に縋ろうとした恋心を糸口に、事件を紐解いてゆく。 直木賞作家が放つ長編ミステリー、北海道警釧路方面本部シリーズ第2弾! 解説は本作をドラマ化した映画監督の瀧本智行氏! 24年5月から桜木紫乃、4作連続刊行! 第一弾『凍原』、第二弾『氷の轍』に続き、7月『起終点駅 ターミナル』、8月『霧』と続きます。 -
ミチクサ先生
ミチクサが多いほうが、人生は面白い! てっぺんには裏から登ったって、足を滑らせたっていい。あちこちぶつかったほうが道は拓ける。 夏目家の「恥かきっ子」金之助は生まれてすぐに里子に出されたり、年老いた父親にガラクタ扱いされながらも、 道楽者の祖父の影響で子供ながらに寄席や芝居小屋に入り浸る。学校では異例の飛び級で頭角をあらわし、 心のおもむくままにミチクサをして学校を転々とするように。その才能に気付いた兄に英語を仕込まれ、 東京大学予備門に一番で合格した金之助は、そこで生涯の友となる正岡子規と運命の出会いを果たす。 伊集院静がずっと共鳴し、いつか書きたかった夏目“漱石”金之助の青春。 日経新聞の人気連載小説を書籍化し、「日曜日の初耳学」はじめ朝日新聞や「週刊現代」各紙誌で取り上げられ 「ラジオ深夜便」「大竹まことゴールデンラジオ」でも話題になった注目作が文庫化。 -
リトル・マーメイド 明日への扉
「リトル・マーメイド」実写映画の公開とともにスペシャルな番外編が登場! これは映画で描かれる前、アリエルが15歳のときの物語ーー。 15歳のコーラル・ムーンの夜は特別な日。 アリエルが海の守護者の一人として任命されるのです。 お母さんの死後バラバラになっていた姉たちも、祝福のために久しぶりに家に戻ってきますが、 そこで姉の一人、マラが誘拐される事件が発生…! 残されたメッセージを手がかりにマラを探すうちに、アリエルはお母さんの死の謎をも追うことに……!? 勇気、愛、かけがえのない絆…… 自らの手で運命を切りひらくアリエルが最高にカッコいい! 一歩踏み出したいとき、何かに迷っているとき、自分を信じたいとき―― きっと勇気をくれる一冊です……!! -
高瀬庄左衛門御留書
第165回直木賞候補作、第34回山本周五郎賞候補作。「本の雑誌」2021年上半期ベスト10で第1位! 第9階野村胡堂文学賞、第15回舟橋聖一文学賞、第11回「本屋が選ぶ時代小説大賞」をそれぞれ受賞。 美しく生きるとは、誇りを持ち続けるとは何かを問う、正統派時代小説。 神山藩で、郡方を務める高瀬庄左衛門。50歳を前にして妻を亡くし、 さらに息子をも事故で失い、ただ倹しく老いてゆく身。残された嫁の志穂とともに、手慰みに絵を描きながら、 寂寥と悔恨の中に生きていた。しかしゆっくりと確実に、藩の政争の嵐が庄左衛門を襲う。 「心が洗われる」というのは、こういう感覚を言うのだと実感した。ーー作家・江上剛(朝日新聞6月5日) この人がこれから作品をどんどん出していくのがドキドキするし嬉しい。すごい時代に立ち会っている気がする。 次回作も必ず読みたい! ーー北上次郎(YouTube「北上ラジオ」) 誰でも歳を取れば、違う生き方もあってのではとの悔悟を抱くもの。 その迷いにどう向き合うか。考えさせられた。ーー記者・佐藤憲一(読売新聞1月19日) 私は、作者がこれからの時代小説界をリードしていく存在になることを信じて疑わない。 ーー縄田一男(産経新聞2/21) 美しい物語だ。穏やかで、静かで、そして強い物語だ。ーー大矢博子(「小説すばる」3月号) 生きることの喜び、悲しみ、諦め、希望をすべてのみ込んだ時代小説ーー内藤麻里子(毎日新聞2/7) 主人公もさることながら脇の人物たちもよく書き込まれ魅力がある。ーー川本三郎(毎日新聞2/20) 人はどう生き、どう老いていくべきかの指針となる。(紀伊國屋書店仙台店 齊藤一弥さん) 全日本人に読んでほしい。(旭屋書店池袋店 礒部ゆきえさん【ダ・ヴィンチニュース3月6日】) 心情が清らかに流れ続けながら、激動の大河浪漫があり、心奪われました。ずっと浸っていたいこの至福の感覚を、 たくさんに人に味わってもらいたい。(うさぎや矢板店 山田恵理子さん) 様々な制限の中で生き、迷いながら歩み続け、心のわだかまりが少しずつ溶ける有り様に、自分の心にも穏やかな風が入り込んだ。 時代小説のすばらしさを感じた。(正文館書店本店 鶴田真さん) 厳しい現実を突き付けながらも生きることの温かさと優しさを感じさせてくれる。(くまざわ書店錦糸町店 阿久津武信さん) -
「国境なき医師団」をもっと見に行く ガザ、西岸地区、アンマン、南スーダン、日本
世界の矛盾が凝縮された場所――パレスチナ。そこで作家は何を見て、何を感じたのか? 同時代の「世界のリアル」を伝える傑作ルポルタージュ! 抗議デモで銃撃されるガザの若者たち、巨大な分離壁で囲まれたヨルダン川西岸地区、中東全域から紛争被害者が集まるアンマンの再建外科病院ーー。 「国境なき医師団」に同行して現地を訪ねた作家が、そこに生きる人たちの困難と希望を伝える好評シリーズ最新刊。 文庫版では、新たに「南スーダン編」「日本編」を追加。 「見つめるほうも、見つめられるほうも、その瞬間を生きている。戸惑いの中から漏れる言葉に吸い寄せられた。」 ――武田砂鉄さん(ライター) 「いとうさんだからかけた、ニュースでは見えない人間のドラマ。最前線のリアルが立体的に伝わる一冊です。」 ――白川優子さん(「国境なき医師団」看護師) -
風前雨後 現代日本のエッセイ
蘆花を終生苦しめた重圧の背後にあるもの、スコットの人類冒険史上最大の運命悲劇、江藤新平、川路聖謨、シェイクスピアの世界、──人間への旺盛な興味と探究。不遇の運命とその背後の社会・国家への鋭い考察。英文学、社会評論、翻訳、評伝、社会運動など、その枠を超え、屹立する、比類なき知性と実行力をもつ著者の、精神の動向を闊達自在に展開する「蘇峰と蘆花」「諷刺文学序説」「怒りの花束」ほか収録。ジャンルを超えて思考する豊穣強靱な精神世界! -
天皇 「君主」の父、「民主」の子
昭和二十年八月の敗戦を境に、皇室は根本から変わらざるをえなかった。平和日本を実現し、「新しい天皇像」を示さねば、皇統を維持することなどできない。そんな切迫した思いを胸に、昭和天皇と当時皇太子だった今上天皇はともに戦後を歩み、今日の礎を築いた。新時代の皇室へ至る軌跡を、天皇父子のありようから描いた好著。 -
酸素は鏡に映らない No Oxygen,Not To Be Mirrored
ひとけのない公園に落ちていた一枚の幻の金貨。それを手にした小学5年生の高坂健輔(こうさかけんすけ)にオキシジェンと名乗る奇妙な男は語った。「もしも……力が欲しいのなら……それを探してみるといい……面白いところに、糸がつながっている――」と。男の言葉は未来への鍵か、それとも禁断の邪悪な扉か? 秘宝を探し求めて、少年は不思議な冒険をはじめる。 -
バラトルムの功罪 天青国方神伝
祖国・天青国の暗部に触れ、叛逆者となった15歳の“元”士官候補生イオン。真の敵を見極めたいと始めた「邪神」探しの旅は、水神を祀る部族が暮らす港町へ。一族の秘密を教えてもらう代わりに領主と交わした契約は何と「海賊退治」! イオンは“海賊退治にはありえない者達”を仲間にする突飛な作戦で行動開始! 滑り出しは上々、だが思わぬ落とし穴が!? -
アケローンの邪神 天青国方神伝
南方の島国・天青国に王の命を狙う不穏な動きあり。警戒を強める中、王城に火の手があがった!15歳の士官候補生イオンが黒煙の先に見たのは剣を交える謎の二人――国の崩壊を狙う少年アルフレド。そして、暗殺者として生きる少女リッカ。三人の邂逅が国の運命を思わぬ方向へと変える!「薬屋探偵」「フェンネル大陸」のヒットメーカー・高里椎奈の新シリーズ誕生! -
フェンネル大陸 真勇伝
国王の悪政が人を石に変える呪いを呼び、民衆が死の恐怖にあえぐ国リムナンテス。旅の途中の少女フェンと、テオ、サチは誘拐されるが如く強制的に傭兵として雇われ、混乱した国を正す革命の戦いに身を置くが、その敵は思いも寄らぬ者たちであった! 祖国を追われた元王女フェンの新たな物語「フェンネル大陸 真勇伝」開幕! -
僕秩プレミアム!
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これが<デジタル世代>のリアルな頭の中! 日常の中にある小さな不思議を見つけ出し、ネットが社会を変えていくことを面白がる。もう「僕たち」をロストジェネレーションだなんて呼ばせない。デジタルクリエイティブな社会を楽しく生きる「よかった」が盛りだくさん!! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
名探偵倶楽部
本に秘された謎、倶楽部が明かします。 「誰かを不幸にする 名探偵なんていりません!」 圧巻推理に絶賛続出! 人が死なないミステリー ーーー 大学の一角を占有する謎の団体〈名探偵倶楽部〉。 一員である白兎と後輩の志希は、 路上で倒れた女性にある奇書の謎を解いてほしいと依頼される。 不可解な密室、消えた寄木細工の秘密箱、突如炎上する館。 不可能犯罪の数々が記された書籍「神薙虚無最後の事件」は残酷な真相を指し示すが――。 「誰かを不幸にする名探偵なんていりません!」 緻密で荘厳な、人が死なないミステリ。 【本格ミステリ界激震!】 活殺自在に読者を手玉にとるミステリセンス ーー辻 真先 多重推理の果てに現れる新たな景色 ーー麻耶雄嵩 虚構であろうと虚無ではなく。虚無ではなく。ただ、万雷の喝采を ーー奈須きのこ 読み進めるうち、この謎に本気で挑戦せずにはいられなかった ーー今村昌弘 論理遊戯【パズラー】生まれ、戯言拳闘【メフィスト】育ち。擦り切れ方を忘れかけた、ぼくらのための物語 ーー青崎有吾 名探偵の信念と贅沢な趣向。これは、懐かしくも幸福な玩具【おもちゃ】箱だ ーー阿津川辰海 何と技巧と細工に満ちたデラックスな探偵小説世界か ーー城平京 粗削りながら燦然と輝きを放つ才能の原石。瑞々しく魅力的な多重解決ミステリをご堪能あれ ――知念実希人 ※電子版には限定特典として、次巻の「試し読み増量版」を収録しています。 -
最終列車
平成(コロナ以前)の思考とは何か 鉄道の本質とは何か 鉄道を愛する政治学者による、思索の到達点/出発点 原武史さんは鉄道をひとつの場として考え、近代日本史のなかに置いてその歴史や現状をとらえてゆく。鉄道を通してその背後にある歴史を見てゆく。(略) 車両から一歩外に出て、鉄道を取り巻く場、環境をとらえてゆく。開かれた鉄道本である。(川本三郎「解説」より) 平成の時代から令和の現在に至り、鉄道という交通手段の本質はいかに変質したのか。 新幹線が増え、ローカル線が衰退する。 豪華列車が登場し、地方で廃線が増える。 そして、コロナ禍が人間どうしの距離を引き離し、鉄道の公共性は失われてゆく。 日本近現代史における「鉄道」の意味を問う愛惜の鉄道文化論。 -
仕立屋探偵 桐ヶ谷京介
服を見ればその人のすべてがわかる──被害者の痕跡に寄り添って未解決事件の真相に迫る、乱歩賞作家の新機軸クライム・ミステリー! 東京の高円寺南商店街で小さな仕立て屋を営む桐ヶ谷京介は、美術解剖学と服飾の深い知識によって、服を見ればその人の受けた暴力や病気まで推測できる技術を持っていた。そんな京介が偶然テレビの公開捜査番組を目にする。10年前に起きた少女殺害事件で、犯人はおろか少女の身元さえわかっていないという。さらに、遺留品として映し出された奇妙な柄のワンピースが京介の心を捉える。10年前とは言え、あまりにデザインが時代遅れ過ぎるのだ。京介は翌日、同じ商店街にあるヴィンテージショップを尋ねる。1人で店を切り盛りする水森小春に公開捜査の動画を見せて、ワンピースのことを確かめるために。そして事件解明に繋がりそうな事実がわかり、京介は警察への接触を試みるが……。 -
マンガ 「書」の歴史と名作手本―王羲之と顔真卿
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 わかりやすいマンガと豊富な図版で、中国の歴史と書の基礎知識がすっきりわかる! 甲骨文字から王義之、顔真卿の名筆まで知っておきたいエピソードが満載!――書道史の大家が膨大な知識と資料で描く、日本人なら知っておきたい書の常識が楽しくわかる本! 甲骨文字、金文、篆書(てんしょ)、隷書(れいしょ)、楷書、草書が中国の歴史とともに生まれてくるダイナミズムと、父を失った王羲之のユニークな個性、顔真卿の剛毅なエピソード満載! 書家は書斎にこもって字ばかり書いていたのではなく、現実の政治の中で闘う人々だったことがわかる。「書」には彼らの人生に懸けた激しい思いがこもっている! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
同和と銀行 ―三菱東京UFJ“汚れ役”の黒い回顧録
大阪府、大阪市の行政をはじめとして、警察、国税、そして芸能界までに太いパイプを持ち、バブル時代の関西圏に多大な影響力を及ぼした財団法人「飛鳥会」理事長・小西邦彦。三和銀行(現・三菱UFJ銀行)淡路支店取引先課長に着任した岡野義市の最大の使命は、その「同和のドン」の懐深くに飛び込むことだった――。これまで「謎」「タブー」とされてきた、メガバンクと同和団体幹部の暗部に切り込む超弩級のノンフィクション。初めて明かされる「同和のドン」とメガバンクの「蜜月」とは! ●飛鳥会事件、闇に葬られた銀行との蜜月 ●たたき上げ銀行員の出世と、引き継ぎノート ●賭けゴルフ、一打150万円のパット ●エリート銀行員「排ガス自殺」の深層 ●「銀行を儲けさせただけやないか」 -
ゴキブリ3億年のひみつ 台所にいる「生きた化石」
はいつくばって3億年。逆境に耐え抜いたゴキブリ魂。なぜゴキブリは生き残ったのだろう?――日ごろ忌み嫌われているゴキブリ。実は3億年も前から生き続けている「生きた化石」なのです。そして私たちが目にしているのは、全世界に4000種といわれる中のわずか1パーセントに過ぎません。大部分の仲間は、地球上に現れて以来、森の奥深く潜み、森の生態系にとって大切な役割を演じてきました。3億年の淘汰に耐え生き抜いた“進化の勝利者”ともいうべき彼らの生命力のひみつに迫ってみましょう。 第1章 3億年の時を超えて 第2章 恐竜とゴキブリと昆虫たち 第3章 人とゴキブリのかかわり合い 第4章 コガネムシはゴキブリだ 第5章 忍者みたいな虫・ゴキブリ 第6章 ゴキブリの食生活 第7章 旺盛な繁殖力 第8章 ゴキブリの時計と学習 第9章 殺虫剤に抵抗するゴキブリ -
60歳、ひとりを楽しむ準備 人生を大切に生きる53のヒント
60歳といえば老後の入り口。年金や住居など老後のための準備はもちろん大事。 ただ、もうひとつ忘れていけないのが「心豊かに生きる準備」。老後の不安は尽きないけれど、だからこそ、自分の「好き」を見つけておきたい。 名エッセイストで「NHK俳句」でもおなじみの岸本葉子さんが、旅や俳句、美容、暮らし方、トレーニングなどをとおして秘訣を教えます。 第1章 今したいのは大人の旅 「旅のプランは欲張らないとかえって充実」「やっと気づいたホテルの暮らし方」「行ってみた自分のルーツの地に行ってみる」「大人旅に欠かせない旅用パジャマ」などなど、旅の名手でもある岸本さんが、年齢や感性の変化を受け入れながら旅をもっと楽しむ実践的エッセイです。 第2章 俳句、一生の趣味が見つかった 変哲のない暮らしの中で、岸本さんが何を俳句から得て、日常がどう変わったか、その貴重な体験を共有。 「いつもの道さえ別なものに見えてくる」「闘病で噛みしめた言葉の力」「足していいもの、引いていいものがわかりだす」。遅くても、はじめてよかったと心の底から思える「好き」に出合えました。 第3章 「私」の日々を綴って味わう 名エッセイストの岸本さんが、初めて明かす「書く」ことが与えてくれる恩恵。 「日記で心の整理をしていた日々のこと」「第三者の目で自分や周りを見る」「『がん体験』をエッセイにしたことで…」。読者も書く楽しみを体験できるよう、エッセイの綴り方を伝授します。 第4章 ひとり老後、明るくやりすごすコツ 老後には老後なりの苦労があります。どうやったら明るくやりすごせるか。 「ものわかりのいい人、面倒な人はどっちが得か」「心の平安を取り戻すには」「78歳料理家から教わった元気のレシピ」「年をとっても似合う服がわかってきた」「絵本、児童文学、子どもの頃好きだったものに萌える」「選ばなかった人生、自分で選んだ孤独」「エンディングノートを書いてみたら」など、尊敬する料理研究家や人生の先輩の知恵もなど、 第5章 「好き」を続けていくために 「好き」を続けていくためには、自分のコンディションを整えるのも大事。 「ひとり老後がめまいで弱気に」「これも加齢、あれも加齢」「美容医療でケアしなかったときの顔と今の顔」「脂肪が落ちない体、あきらめない」「好きな運動に50代で出合えた!」など、加齢は止められないけれど、新しい美容医療を試してみる、一生続けたいトレーニングを見つけるなど、読み手も挑戦してみたくなる実体験を綴ります。 -
仮面の君に告ぐ
目を覚ませば、身体は別人。 しかも“私”は一年前に殺されていた?! 犯人への復讐に燃える恋人を前に、果たして何ができるのか。 ――映画化された「ルパンの娘」シリーズが話題の横関大、読後に胸がざわつくミステリー! 涌井和沙は、目を覚ますと病院のベッドにいた。 戸惑っているうちに、「モリさん、目覚めたんですね」と看護師から声がかかる。 沸き起こる違和感に鏡をのぞいた和沙は驚愕する。映っていたのは赤の他人だったのだ。 身体だけが別人になってしまったことにパニックになるなか、 追い打ちをかけるように新たな事実が判明する。 涌井和沙は一年前、何者かに殺害されたというのだ! 衝撃のラストに思わず震える再読必至のミステリー! -
人間に向いてない
「今年(2018年)読んだ本の中で、私のベスト3に入る1冊!」――宮部みゆき(単行本帯コメントより) 話題騒然のメフィスト賞受賞作。読者から届いた熱い、熱い声。続々重版出来。 子供を殺す前に。親に殺される前に。 すべての「向いてない人」に捧ぐ、禁断のオゾミス、または落涙の家族サスペンス! 一夜のうちに人間を異形の姿へと変貌させる奇病「異形性変異症候群」。 この世にも奇妙な病が蔓延する日本で、家族は。 ある日、美晴の息子の部屋を、気味の悪いクリーチャーが徘徊していた。 ――冗談でしょう。まさか、うちのユウくんも・・・!!?? そこから平凡な家族の、壮絶な戦いが幕を開ける。 -
仏教入門
普通「仏教入門」と言えば、広汎にして複雑な仏教の思想・実践の体系、そしてその変遷の歴史などを、要領よく整理して大方の便宜に供する、という書物になるだろう。ということを十分承知の上で、今私が提出しようとしているのは、著しく個人的見解に着色され、偏向極まりない視点から書かれた入門書である。私はこれまで、仏教の思想や実践について、何冊かの本で自らの解釈を述べてきてはいるが、それを全体的にまとめて読める書物は出していない。そこで、ここらあたりで、自分の仏教に対する考え方を見渡せるものを作っておきたいと思った、というのが本書上梓の正直な理由である。しかし、これは要するに自己都合である。そこで、あえて読者の益になりそうなことを述べさせてもらえば、仏教を「平たく」解説する本などは、ずっとふさわしい書き手が大勢いるはずで、私に書かせても役にも立たないし、読んで面白くもないだろう。さらに言うと、およそ「平たい」記述など、私に言わせれば幻想にすぎない。すべては所詮書き手の見解である。ならば、本書ではその「見解」の部分を極端に拡大して、読者の興味をいくばくか刺激し、仏教をより多角的に考える材料を世に提供できたなら、そのほうが私の仕事としてふさわしいのではないか。こう愚考した次第である。(「はじめに」より)
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