講談社の検索結果

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  • 西遊妖猿伝 西域篇(1)
    4.5
    手塚治虫文化賞・マンガ大賞受賞! フィクションと史実を絡ませ、『西遊記』を大胆にアレンジ。おなじみ孫悟空や猪八戒も人間という設定。──唐の孤独な少年・孫悟空は、妖怪「無支奇」に見込まれ、虐げられた民の怒りに触れると、激烈な戦闘力が発動するようになる。血塗られた運命を変えるため、旅の僧・玄奘に従い、悟空ははるか天竺を目指す! 第二部、第1巻は「流沙河の章」を完全収録。漫画史に輝く大伝奇冒険活劇!!
  • キルプの軍団
    4.2
    高校生の僕は、ディケンズの『骨董屋』を読み、作中のキルプにひかれる。そして、刑事の忠叔父さんと一緒に原文で読み進めるうちに、事件に巻き込まれてしまう。「罪のゆるし」「苦しい患いからの恢復(かいふく)」「癒し」を、書くことと読むことが結び合う新たな語り口で示した大江文学の結晶。
  • 輝く日の宮
    4.3
    女性国文学者・杉安佐子は『源氏物語』には「輝く日の宮」という巻があったと考えていた。水を扱う会社に勤める長良との恋に悩みながら、安佐子は幻の一帖の謎を追い、研究者としても成長していく。文芸批評や翻訳など丸谷文学のエッセンスが注ぎ込まれ、章ごとに変わる文章のスタイルでも話題を呼んだ、傑作長編小説。(講談社文庫)
  • 天璋院篤姫と大奥の女たちの謎 〈徹底検証〉
    4.0
    薩摩・島津家の分家の娘として生まれながら、徳川13代将軍・家定の御台所(正室)となった篤姫。しかし、嫁いですぐに家定は急死、篤姫はわずか23歳で落飾して「天璋院」となる。将軍の跡継ぎをめぐる凄まじい抗争、倒幕運動の激化の中、江戸城を支えた彼女の波乱万丈の人生を徹底検証!(講談社文庫)
  • マリオネット園 《あかずの扉》研究会首吊塔へ
    3.6
    死者からの手紙が≪あかずの扉≫研究会に届けられた。多重にして難解な暗号に導かれた先に妖しく聳(そび)える斜塔こそ、閉鎖されたテーマパーク内の自殺の名所・首吊塔であった。塔内を乱舞する首吊り死体は自殺か他殺か? 本格推理の旗手が趣向を凝らして贈る“フーダニット”の到達点。殺意の操り人形(マリオネット)は誰だ? (講談社文庫)
  • 聖豹紀
    -
    地球支配をもくろむ魔人・サーベルドラゴンの標的はトルファンの地下に隠された“魂を操る機械”。迎え撃つのは戦士ジャガー、藤村剛、ラマ僧ツォン師、その前に立ちふさがる美少女マリがもつ強大な破壊力とは!? 地底王国アガルタを舞台にした宿命の対決、躍動する戦闘(バトル)&冒険(アドベンチャー)。息をもつかせぬ傑作長編小説!(講談社文庫)
  • 総門谷R 阿黒篇
    3.5
    地獄から復活した屍魔たちの跳梁が誕生直後の平安京を恐怖に陥(おとしい)れる。時の権力者をも手中にと企む陸奥の阿黒王とは何者? 妖魔らと戦うべく仲間と立ち上がる和気諒(あきら)。この青年の額に三日月の光が輝く時、妖魔も戦慄するのだ! SF伝奇の傑作「総門谷」が新シリーズとしてよみがえる注目の第1弾。(講談社文庫)
  • 突破 BREAK
    3.0
    もう抑え切れない、豪傑探偵、走る! 大蔵省の若き官僚・尾谷は、腐りきった官房長・村井の殺害を密かに計画していた。一方、全国各地で、遺体の指が切り落とされる殺人事件が連続して発生した。事件に関わり始めた豪傑探偵・大文字は、その気力と怪力を武器に核心に迫っていく。官僚殺害は止められるのか。息もつかせぬ痛快娯楽小説の決定版。(講談社文庫)
  • 箱庭
    4.0
    セピアに色褪せた写真のセーラー服の2人の少女。義姉・和子宛に届いた封筒にあるのはその一葉と謎めいた脅迫の言葉。相談をうけた浅見光彦は益田の消印を手がかりに独自の捜査を始めるが安芸の宮島と岩国で発見された2つの死体に、謎の手紙とを結ぶ糸を直観するのだった。(講談社文庫)
  • 軽井沢マジック
    3.8
    一流イタリアブランドのスーツは、バーゲンで。超高級時計は、香港製のニセモノ。高級外車は、友人ディーラーからの借り物。あり得ないほどの美貌に恵まれながらも、完璧にはずしまくる課長代理・水乃サトルとその部下・美並由加里は、出張先の軽井沢で奇妙な殺人事件に遭遇、容疑者にされてしまう。変人・サトルの卓越した推理力は、この難事件を解決することができるのか!? 長編本格ミステリ(講談社文庫)。
  • 奇術探偵 曾我佳城全集 秘の巻
    3.4
    1~2巻806~827円 (税込)
    曾我佳城(そがかじょう)の行くところに怪事件あり……若くして引退した美貌の奇術師、その華麗なる舞台は今も奇術ファンの語り草である。そして、もう1つの貌は名探偵。弾丸受止め術が自慢の奇術師がパートナーを撃ち殺してしまった。舞台に注目する観客の前で弾や銃をすり替えた者は誰か。佳城は真相を見抜けるか(講談社文庫)。
  • パズル自由自在 千葉千波の事件日記
    3.1
    これは、論理パズルでデコレーション(装飾)した本格ミステリか、それとも本格ミステリの仮面を剥ぎ取った論理パズルか? 天才高校生・千波くん、平凡浪人生・ぴいくんたちと一緒に、筋道だったチャーミングでエレガントでスプレンディッドな謎解きを、ご堪能あれ! 病み付きになること間違いなし。本当だよ。 (講談社文庫)
  • 蜂起には至らず 新左翼死人列伝
    3.0
    死屍累々。60年安保の樺美智子さんから、2000年病死の島成郎さんまで。ベトナム反戦、安田講堂占拠、よど号ハイジャック、連合赤軍、三菱重工爆破、中核VS.革マル、三里塚闘争――新左翼運動の中で落命し、あるいは自死した者たち。自らも活動家であった著者が、27人の死者への祈りを込めた挽歌!
  • 痛い人たち
    3.7
    矢場北太郎というお笑い芸人が主人公のサスペンスフル・ミステリー。 この鳴かず飛ばずの主人公は、早朝にネタを考えながらランニング中に 死体を発見してしまう。警察の聴取などで、番組の放送にはギリギリになった 北太郎は笑いもとれず、他の番組出演者に食事をおごらなくてはいかなくなる。 また別の日にも、殺人事件の死体の第一発見者になって・・・。 さらに出演するテレビ局でも殺害現場に巻き込まれてしまう! 「なぜ、自分ばかりが第一発見者になるのか」芸人仲間と容疑者を探すが、 なかなかたどり着かない。誰が、何のために?が判明すると、 まさに笑えない(汗)戦慄の結末!
  • 月夜行路
    4.5
    45歳の誕生日、家族を捨てた。 冷えきった夫との関係や子どもとの生活に孤独感を募らせていた沢辻涼子は、我慢の糸が切れたある日、家出を決行する。飛び出した夜の街で出会ったのは、怜悧で美しい文学オタクのバーのママ、野宮ルナ。 ルナに自分が抱える報われなさの正体が「大学時代の元彼」であることを言い当てられた涼子は、彼女と二人で元彼を探すため大阪へ旅に出ることに……。元彼探しが難航する中、次々と事件に巻き込まれる二人は、無事に想い人と再会できるのか――。 家庭に居場所をなくした主婦×文学オタクのバーのママ 異色なバディが人生を取り戻す旅へ! 名作文学×ミステリー、感動のロードノベル。 仕掛けに騙され泣かされる、圧巻のサプライズエンディング! 特別掌編2編のほか、ドラマ主演を務める波瑠・麻生久美子と、著者の秋吉理香子による鼎談を豪華収録。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 『月夜行路 ―答えは名作の中に―』連続ドラマ化! 主演 波瑠 麻生久美子 日本テレビ系 4月8日スタート 毎週水曜よる10時放送
  • ぼんくら(上)新装版
    3.8
    1~6巻803~1,320円 (税込)
    「殺し屋が来て、兄さんを殺してしまったんです」 江戸深川の鉄瓶長屋。八百屋の息子が何者かに殺され、 住民の信頼篤い差配人が失踪。 壺信心にかぶれた三家族がそろって出奔。 新しい差配人として、とんでもなく若い男がやって来る。 いったい、この長屋には何が起きているのか。 本所深川方のぼんくら同心・平四郎が動き出す。 長編時代ミステリーの大傑作。
  • 私のことだま漂流記
    3.0
    すがすがしく力強い声がする。 この先、人間として小説家として迷ったとき、 私はこの本の言葉に奮い立たされることになるだろう。 ーー宇佐見りん 山田詠美は常に今を生きている。それも常に今に迎合せずに。 だからこそ、誰よりも文学を愛した少女は、誰よりも文学に愛される作家となったのだ。 ーー吉田修一 初めて「売文」を試みた文学少女時代、挫折を噛み締めた学生漫画家時代、高揚とどん底の新宿・六本木時代、作家デビュー前夜の横田基地時代、誹謗中傷に傷ついたデビュー後、直木賞受賞、敬愛する人々との出会い、結婚と離婚、そして…… 積み重なった記憶の結晶は、やがて言葉として紡がれる。「小説家という生き物」の魂の航海をたどる本格自伝小説。 私は、この自伝めいた話を書き進めながら、自分の「根」と「葉」にさまざまな影響を及ぼした言霊の正体を探っていこうと思う。 ーー山田詠美
  • レペゼン母
    4.0
    なんと潤沢な物語だろうか。 強烈なパンチラインであり、まさに「ブレイク」作品なのだ。 ――逢坂冬馬さん 予想する「面白い」の1000倍面白い! ――大垣書店京都本店 荒川夏名さん マイクを握れ、わが子と戦え! 山間の町で穏やかに暮らす深見明子。 女手一つで育て上げた一人息子の雄大は、二度の離婚に借金まみれ。 そんな時、偶然にも雄大がラップバトルの大会に出場することを知った明子。 「きっとこれが、人生最後のチャンスだ」 明子はマイクを握り立ち上がる――! 第16回小説現代長編新人賞受賞作。 ーーーーーー 選考委員も激賞! こんなにスカッと面白い作品が新人賞なら、いっそ清々しいじゃないか!(中略)おかんのラップが響く今宵、この余韻! ――朝井まかて 「親との戦い」ではなく、親の側から「子との戦い」を力強く描いた、大人の小説であると感じさせられた。 ――宮内悠介
  • 茜さす日に嘘を隠して
    3.0
    「誰かに言えるわけない」私がこう思っている時、あなたは。 若者の真実を描く感動共作!! 就活面接でうまく話せず、彼氏とも疎遠な日々に思い詰める皐月、 寂しさを埋めるため、急に人と会いたくなる衝動を抑えきれない愛衣、 自分の経験を切り売りして曲を作り、シンガーとして活動する文、 大切な友達に言えない秘密を抱えながら過ごす智子ーー 誰かに理解してほしい葛藤をひとりで抱える、"大人未満"の4人の物語。 『青く滲んだ月の行方』(青羽悠)と繋がる世界ーー ●カツセマサヒコ(小説家) 教室の隅で捻くれてた自分に、この物語を読ませたかった。 ●本間悠(うなぎBOOKS) 友人でも恋人でもないあやうい関係性。 みんな、誰かと繋がりたくて、もがいている。 <第1話 さんざんな朝> 就活生の皐月は、ある面接で「あなたを売ってください」という質問を受ける。うまく答えられず落ち込んでいると、大学の先輩のSNSで、恋人の浮気場面らしき写真を見つけてしまう。社会人の彼とは最近うまくいっていない。自分の気持ちに正直に生きたいけれど、私だけが、取り残されてしまうのかーー? <第2話 砂が落ちる> 「好き」は終わりの始まりだ。パパもバイト先の先輩も、彼氏も、マッチングアプリで出会った男の子たちも、みんなあたしの元からいなくなった。わかっているはずなのに、愛衣は新たな誰かを探す衝動が抑えられない。砂時計の砂が落ちていくように、人間関係にもタイムリミットがある。それでも、と願う愛衣が出した答えとは? <第3話 手紙> 井ノ坂文は、SNSで人気のシンガーソングライター・ふみとして活動している。自分の経験をひとつずつ切り出して楽曲を作り、誰かの「自分のための曲」を作ることはできても、楽曲を通して誰とも繋がれないことに不安を感じていた。新曲の制作が進まない文は、ふと男子高校生の自殺のニュースを目にして――。 <第4話 あと1歩> 「男女の友情なんて成立しない」。男同士、女同士だって、友情が成立しないことはあるのに、どうして男女の間だけーー? 智子が、愛衣と涼太と飲む場所は、ラブホテルが定番だ。恋バナをしたり、就活の相談をしたり、定番となった三人で飲む時間だったが、その中で智子はある思いを抱えていてーー <第5話 色を変えて> 大学4年11月、先が見えない毎日を送る皐月。キャリアセンターでの面談を終えてスマホを見ると、サークル仲間の奈美から卒業旅行の誘いの連絡が。「私は皐月のこと、大事な友達だと思ってるよ」。友達って何なのか、そして、私って一体どういう人間なんだろうーー?
  • 逸脱刑事
    4.0
    東京大学卒業のノンキャリ警察官の無紋大介は、都内の弁天代署の生活安全課で 派手な事件とは無縁な日々を送っていた。弁天代署に、本庁から女性キャリアが出向してくる。 この女性キャリア桐谷杏華のファッションが警察官らしからぬ派手めなスタイルで 署内がざわつく。その騒ぎのさなか、管内で数年ぶりに殺人事件が発生する。 衆議院議員の秘書がホテルで刺殺され、一緒にチェックインした女性の行方が分からないという。 あるきっかけから、担当外の無紋と杏華が「逸脱」捜査をすることに。 それほど役に立つとは思えなかった、無紋のこだわり性格とひとつのスキルが、 事件の背景に隠された特秘犯にたどりつく!
  • 愛の人 やなせたかし
    4.3
    朝ドラ主人公のモデル、やなせたかし アンパンマンを生み、「詩とメルヘン」編集長として多くの才能を育てた愛と献身の人生を、数々の名作詩とともに愛弟子が描く。 文庫化に際し『優しいライオン やなせたかし先生からの贈り物』を改題、書下ろし掌篇小説「シークレット・ラブ」を収録。解説:永田萠 「君はなんのために生まれたか」 「ぼくは『誌とメルヘン』を  編集するために  この世に生まれました  これが僕の仕事です」 1987年12月臨時増刊号「詩とメルヘンの15年」より 先生は、笑顔で人にパンを分け与えながら、胸の奥に、まるで海のような悲しみを抱きつづけた詩人だった。――やなせたかしが思いを込めて編集を続けた「詩とメルヘン」の”卒業生”が、恩師の作品と人生を貫く「なんのために生まれて、なにをして生きるのか」という思想を名作詩の数々とともにひも解く感動作。 【内容】 プロローグ----やなせ先生、ありがとう 第一章 あこがれよ なかよくしよう----裏町ぐらしの下積み時代 第二章 さびしいひとをなぐさめたい----「詩とメルヘン」の創刊 第三章 死んでもひとをよろこばせたい-----絵本『やさしいライオン』 第四章 愛がなければ生きられない----アンパンマンの奇跡の始まり 第五章 しあわせよ カタツムリにのって----アンパンマンワールドの魅力 第六章 戦場にも花は咲いていた----『おとうとものがたり』 第七章 今日はすぐに思い出になる-----最愛の人、暢さんの死 第八章 書いては消し、消しては書く----「いい子いい子」 第九章 かわりのメダカはいないんだ----なにが君のしあわせ 第十章 夢の中にも夢はある----『詩とメルヘン』の三十年と幻の生前葬 あとがきにかえて----この人生が好き 解説 永田 萠 シークレット・ラブ----文庫版のための書き下ろし掌篇小説 ※電子版では、イラスト・写真の一部をカラーで収録しています。
  • 哲学宗教日記 1930-1932/1936-1937
    値引きあり
    -
    真の信仰を希求する魂の記録! 死後42年たって新発見された幻の日記 『論考』から『探究』へ―大哲学者が書き残した、自らの思考の大転換、宗教的体験、そして苛烈な内面の劇! “隠された意味”は何か!? 私の本『論理哲学論考』には素晴らしい真正の箇所と並んで、まがい物の箇所、つまり、言ってみれば私が自分特有のスタイルで空所を埋めた箇所も含まれている。1930.5.16 真の謙虚さとは、1つの宗教的問題である。1930.10.18 私はすべてを自分の虚栄心で汚してしまう。1931.5.6 人は職人の比喩に惑わされているのだ。誰かが靴を造るというのは1つの達成である。しかしいったん(手元にある材料から)造られたなら、靴はしばらくの間は何もしなくても存在し続ける。しかしながら、もし神を創造主と考えるのなら、宇宙の維持は宇宙の創造と同じくらい大きな奇跡であるはずではないのか、1937.2.24――<日記本文より> 『論考』がウィトゲンシュタインにとっての原罪であり、それを克服するためにこそ、この日記が書かれたのだという言葉に、おそらく多くの読者が驚き、いぶかしがられることと思う。――<訳者解説「隠された意味へ」より> *本書の原本『ウィトゲンシュタイン哲学宗教日記 1930-1932/1936-1937』は、  2005年に小社より刊行されました。 【目次】 はじめに 編者序 編集ノート 謝辞 凡例 第一部 一九三〇ー一九三二 第二部 一九三六ー一九三七 コメンタール コメンタールで使用された参考文献と略号 人名索引 隠された意味へ ウィトゲンシュタイン『哲学宗教日記』(MS183)訳者解説) 訳者あとがき 訳者あとがき補遺(学術文庫化にあたって)
  • アストロノミカ
    値引きあり
    -
    本書は、紀元1世紀、帝政を迎えた古代ローマに生きた詩人マルクス・マーニーリウスによる、天文学・占星術について記された最古の文献の一つです。作者マーニーリウスについては『アストロノミカ』の著者であること以外、確かなことは知られておらず、本作に見られる記述から初代皇帝アウグストゥスから第二代皇帝ティベリウスの時代に書かれたことを推測できるにすぎません。 古代において、天文学と占星術のあいだの区別は存在しませんでした。執筆当時のローマを見れば、アウグストゥスが生まれた日に占星術師プブリウス・ニギディウスが「地上世界の主が生まれた」と断言したと伝えられ、アウグストゥス自身も天文学や占星術を利用していたことが知られています。未来を知ることができる技術がとりわけ政治家にとって重要な意味をもつことは想像に難くないでしょう。だからこそ、マーニーリウスは本作の第一巻の序歌にこう記しました。 「生きた身ながら果てしない大空を巡ること、そして星座や 逆行する惑星の動きを知ることは喜ばしい。 だがこれらの知識だけでは不充分だ。大宇宙の心臓部さえも知悉すること、 それが星座を介して生物を生み出し支配する方途を 認識すること、そしてアポッローンの調律に従い それを詩に語ることはいっそう激しい喜びとなる。」(1.13-19) つまり、星座の分布や天体の動きに関する知識だけでなく、それらがいかなる力をもって地上に働きかけるのかという問題にまで踏み込んでいく必要がある、言い換えれば「天文学」の知だけでなく「占星術」の知をも身につけて初めて宇宙について知ることができる、と詩人は宣言しているわけです。 それゆえ、本書には古代の宇宙に関する知識のすべてが書かれています。「教訓詩」と呼ばれる韻文としてそれを綴った本作は、きわめて貴重な古典にほかなりません。残念なことに、本作にはラテン語原典から韻文の形で日本語に訳出したものは存在しませんでしたが、気鋭の訳者を得て、ここにその偉業が成し遂げられました。星空を眺め、宇宙に思いを馳せながら、ぜひ手にしていただきたい1冊です。 [本書の内容] 第一巻 第二巻 第三巻 第四巻 第五巻 訳者解説 訳者あとがき 図 表
  • ひかりの剣1988【電子特典付き】
    3.5
    剣の天才、帝華大の「伏龍」清川吾郎と、東城大の「猛虎」速水晃一が鎬を削る!「阿修羅」高階顧問の計略で、医学部剣道大会を制さなければ丸坊主と約束させられた清川。そこに現れたのは、謎の女剣士・朝比奈ひかりだった!ドラマ原作「ブラックペアン」シリーズの原点となる青春譚!<『ひかりの剣』改題>
  • ヨモツヘグイ 死者の国の果実(1)
    完結
    5.0
    妻と子供を殺された元警官・名輪謙嗣(なわかねつぐ)。全てを奪われ、決して消えることのない怒りを心にかかえる男は、不死の果実ヨモツヘグイの力で異形の姿となった!! これより名輪は死神の少女レンとともに、呪われた”不死者”たちとの悠久の時を超えた戦いを始める……!! "永遠の生命"を巡り、人と死神が織りなすドラマ&バトル!!
  • 留子さんの婚活
    4.0
    40代の一人息子、秋之の結婚相手を探すため、親の婚活パーティにせっせと通う米倉留子。 50間近の一人娘、香奈枝に婿をと、やはりパーティに顔を出した川野幸三。 だが、ふたりにはそれぞれに秘密があった――。 現役看護師が鋭く世相をえぐる、変化球「婚活」小説!
  • 猫弁と幽霊屋敷【電子版特典画像付き】
    3.6
    累計50部突破!! 前代未聞の「ペットホテルたてこもり事件」勃発! 事務所の猫まで「猫質」に? 人も猫も助ける天才弁護士・百瀬太郎は、婚約者の大福亜子ととうとう同居スタート。ところが、”幽霊屋敷”を相続した依頼人の代理を引き受け、家にも帰れない忙しさ。そんな時、ペットホテルで宿泊客を「獣質」にとったたてこもり事件が発生! 百瀬の機転が意外な展開をみせる、ハートフル・ミステリ最新作! それぞれの「幸せの扉」を開けて
  • 疾風伝説特攻の拓~AfterDecade~(1)
    5.0
    シリーズ累計3000万部突破の金字塔、待望の続編始動!! 舞台は『特攻の拓』より10年後! あの拓ちゃんが“刑事”になって、横浜に帰って来た!! ある美少女の死をきっかけに動き出した難事件を解決するため、拓ちゃんが どノーマルなゼファーで街を大爆走&“ワルガキ”相手に大暴れ! マー坊や秋生など、懐かしの“爆音メンバー”もモチロン登場! 新たなる伝説が今、再び走り出すッ!!
  • 火蛾
    3.9
    12世紀の中東。 聖者たちの伝記記録編纂を志す詩人のファリードは、伝説の聖者の教派につらなるという男を訪ねる。 男が語ったのは、アリーという若き行者の《物語》──姿を顕さぬ導師と四人の修行者だけが住まう《山》の、 閉ざされた穹盧(きゆうろ)の中で起きた連続殺人だった! 未だかつて誰も目にしたことのない鮮麗な本格世界を展開する、第17回メフィスト賞受賞作がついに文庫化。 解説:佳多山大地
  • 失楽園のイヴ
    4.5
    イヴの異称を名前に持つ女、上田絵羽。絵羽はある野望をもち、日本国内の超進学校に潜り込む。そこには数学の天才児・上杉和典が在籍していた。絵羽は己の目的を達成するために、自分が目を付けた優秀な人間に扇情的な言葉を投げかける。絵羽からの荒唐無稽な要望に強い拒絶感を感じる一方で、強く惹かれる和典。しかしその裏に見え隠れする、得体の知れない闇に危険を感じ、それが何なのかを探り始める。
  • ぼくには数字が風景に見える
    -
    小川洋子さん絶賛!「思慮深く、優しい声で、ダニエルは私たちにそっと教えてくれる。この世界は、生きるに値する場所である、と」。円周率22,500桁を暗唱、10ヵ国語を操る、サヴァン症候群でアスペルガー症候群の天才青年が「頭と心の中」を語る感動の手記。「ぼくはサヴァン症候群だ。サヴァン症候群というのは、ダスティン・ホフマン主演の映画『レインマン』がつくられるまで、世に知られていなかった」<本書より> 『博士の愛した数式』の小川洋子さん絶賛! 「思慮深く、優しい声で、ダニエルは私たちにそっと教えてくれる。この世界は、生きるに値する場所である、と」 ぼくが生まれたのは一九七九年の一月三十一日、水曜日。水曜日だとわかるのは、ぼくの頭のなかではその日が青い色をしているからだ。水曜日は、数字の9や諍いの声と同じようにいつも青い色をしている。―――<本書より> ヒゲがうまく剃れない。右手と左手をうまく操るのが難しいから。 人の言葉が聞き取れない。雑音の混じったラジオを聞くように、意味がつかめないから。 代わりに、彼は数字のなかに風景を見ることができる。 円周率22,500桁を暗唱するとき、豊かな景色が彼に正解を教えてくれる。 新しい言語を覚えるとき、文字の色が彼に正解を教えてくれる。 サヴァン症候群とアスペルガー症候群、そして共感覚をもつ、言語と数学の天才青年ダニエル。 他人と違うゆえの「普通になれない」悩みと、それ自体を人と分かち合えない苦しみ。 思春期をこえて、大人になろうとする彼が選んだ「自立」とは。 ダニエルが「頭と心の中」を語る感動の手記。 解説:山登敬之(精神科医)
  • 十三機兵防衛圏 アンソロジーコミック STAR
    3.5
    豪華作家が少年少女の錆びつかない青春を起動する! 数多のゲームファンを熱狂させた『十三機兵防衛圏』の公式コミックアンソロジー! 〈Cover Illustration〉 こやまひろかず 〈Comic〉 魔法少女メグミ 晴瀬ひろき 薬師寺恵の叛逆 ほし 不調に効くもの そと 十三機兵生活圏 たなかあひる 食神 磨伸映一郎 1985年 船戸明里 十三機4コマ シガタケ 18:38 こるせ
  • 一生イタい恋をしたいよ
    完結
    4.1
    暗い時代を吹き飛ばす、ギャグとエッチと愛が溢れだす! 柊夏目・25歳元クソビッチ、ついに真実の愛に気づいてしまいました。 おでん屋を営む三田千冬に出会った瞬間、おでんのダシと千冬の顔面が心に染みたんです。 千冬のためならなんでもしたい――もちろん後ろの準備も万端にしてッ!! 一方その頃、千冬は千冬で夏目のかわいさにひれふしていた――そう、千冬は夏目神推しの夏目信者、要するにふたりはイタめのバカップルだったのだ! ド天然スパダリ×ハッピーあざと受、我等愛情永久不滅!明るすぎる星名ワールド!
  • 南国育ち アンソロジー
    完結
    3.5
    3人の人気漫画家のかわいさ&エロさが弾ける『南国』ワールド!  『南国育ち in沖縄~恋のストーリー~』(こばやしひよこ)  女性が苦手な主人公に、おいしいハプニング続出! ひとつ屋根の下でドキドキ連発の民宿ラブコメ!! 『南国育ち Chanceのススメ』(高田サンコ) 彼氏や男友達がほしい美女に恋の激アツチャンス到来! 男獲得の「大当たり」を目指すステップアップラブコメ!! 『南国育ち ビーチバレーガールズ』(保志レンジ) ちょっと違った方向に全力アタック! 海なし県のビーチバレー部で巻き起こる部活コメディ!!
  • レイジングループ REI-JIN-G-LU-P アンソロジーコミック STAR
    5.0
    『アリスと蔵六』の今井哲也、『凪のお暇』のコナリミサト、『私の少年』の高野ひと深ら超豪華作家陣が結集した夢のアンソロが登場!
  • アジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタン
    3.8
    まだ科学的に存在が確認されていない未知の動物をアジアの辺境で探す。いるのかいないのか、それは現地で調べてみなければわからない。ベトナムの猿人「フイハイ」、奄美大島の妖怪「ケンモン」、アフガニスタンの凶獣「ペシャクパラング」。読みだすと止まらなくなる驚きと笑いと発見のエンタメ・ノンフィクション!
  • カラマーゾフの妹
    3.7
    カラマーゾフ事件から十三年後。モスクワで内務省未解決事件課の特別捜査官として活躍するカラマーゾフ家の次男、イワンが、事件以来はじめて帰郷した。兄ドミートリーの無罪を証明し、事件の真相を確かめたい――再捜査を開始するイワンの前に新たな事件が起こる。十三年前の真犯人は誰なのか。新たな事件は誰が、何のために起こしているのか、そして、謎解きの向こうに見えてくるものとは。息詰まる展開、そして驚愕の結末!
  • 戦国スナイパー 信長との遭遇篇
    4.0
    突然戦国時代に一人放り込まれた陸上自衛隊員・笠間慶一郎二等陸曹。彼がたまたま命を助けたのはあの織田信長! 狙撃手としての腕を買われた慶一郎は信長配下の武将・佐々成政の下で鉄砲隊の編制を任され、さらに信長を狙う刺客たちとも死闘を演じる……。慶一郎は銃一丁で戦国の世を生き抜けるのか――?(講談社文庫)
  • 50年前の憲法大論争
    4.5
    本書は、昭和31年(1956)3月16日金曜日に開かれた「第24回国会 衆議院内閣委員会公聴会」の記録です。意見を聴いた案件は「憲法調査会法案について」(法案提出者は時の自由民主党幹事長・岸信介ほか60名)。改憲派、護憲派ともにガチンコの議論を展開。論旨はじつにわかりやすく、議場の緊迫した空気も伝わってきます。白熱の論戦を読みやすく編集し、昭和史研究の第一人者である保阪正康氏の解説を付しました。
  • 半パン・デイズ
    3.9
    東京から、父のふるさと、瀬戸内の小さな町に引越してきたヒロシ。アポロと万博に沸く時代、ヒロシは少しずつ成長していく。慣れない方言、小学校のヤな奴、気になる女の子、たいせつな人との別れ、そして世の中……。「青春」の扉を開ける前の「みどりの日々」をいきいきと描く、ぼくたちみんなの自叙伝。
  • 長崎ロシア遊女館
    -
    学問のためという一念で、妻の肉体を人体実験に供する町医者。未知の分野であった人体解剖の彩色図を、憑かれたように描く絵師。娼館設置をめぐり、ロシア人に遊女たちの性病検査を迫られ苦慮する長崎奉行所の役人。幕末から明治にかける近代日本黎明期の医学秘話五篇を収録。第十四回吉川英治文学賞受賞作品。
  • 再起
    3.5
    時代遅れと言われても。俺は俺のやり方で株主総会を仕切ってやるーー。帝都食品への強要罪で逮捕されてから2年。戻った木下勇次を待っていたのは娘の死だった。彼女はなぜ死んだのか。真相を探る勇次の前に投資ファンド経営者、北野が現れる。帝都食品にTOBを仕掛ける彼の目的は?
  • 博多探偵ゆげ福 完食!
    3.0
    九州博多のラーメン屋台「ゆげ福」の息子・弓削匠。名店の二代目として理想の味を追求する彼は、その傍ら私立探偵も営み、失踪した父の行方を追っている。シリーズ完結編の今回は、九州全県に舞台を広げた「特盛版」。全てのドラマにご当地ラーメンが絡む、連作8編を収録。文庫書下ろし&オリジナル。
  • 新装版 播磨灘物語(1)
    3.6
    黒田官兵衛。戦国時代末期の異才。牢人の子に生まれながらも、22歳にして播州・小寺藩の一番家老になる。だが、「この程度の小天地であくせくして自分は生涯をおわるのか」という倦怠があった。欲のうすい官兵衛だが、「広い世界へ出て、才略ひとつで天下いじりがしてみたい」という気持ちは強かった。
  • 大幽霊烏賊(上) 名探偵 面鏡真澄
    3.7
    昭和の初め、日本の精神医学界を黎明期からリードしてきた養父院長が作り上げた愛宕市の葦沢病院。その数ある病棟のなかでもとりわけ厳重な隔離室には不思議な患者がいた。新米医師の使降醫は、博覧強記の天才・面鏡真澄とともに謎の患者の正体を探るが……。現実と非現実が錯綜する精神医学ミステリー。
  • 新装版 D機関情報
    4.0
    第二次大戦末期、密命を帯びてヨーロッパへ向かった海軍中佐関谷は、上陸したドイツで、親友の駐在武官矢部の死を知らされる。さらにスイスでは、誤爆により大事なトランクを紛失。各国の情報機関が暗躍する中立国スイスで、トランクの行方と矢部の死の真相を追う関谷。鍵を握るのは「D」。傑作スパイ小説!
  • 対馬丸
    4.5
    戦局傾いた昭和一九年八月、沖縄から本土に向かった学童疎開船「対馬丸」はアメリカ潜水艦の魚雷攻撃を受け、深夜の海に沈んだ。乗船者一六六一名、うち学童八〇〇余名。生き残った学童は五〇余名に過ぎなかった。戦争完遂のため、次代を背負う若き国民を護るため、という大義名分のもと、国策として実施された疎開事業における最大の悲劇である。その歴史的全貌を伝える名著。(解説・佐藤優/作家・元外務省主任分析官)
  • 絶頂の一族 プリンス・安倍晋三と六人の「ファミリー」
    3.0
    すべては偉大なる岸信介の血を残すために――。安倍晋三の母・洋子の執念は、この華麗なる政治家一族の姿をいびつなものにしている。養子縁組を繰り返し、家を守ることによって何が生まれたか? 安倍にとって、祖父の宿願を達成することこそ、唯一、洋子に認められる術になる。幻影安倍家三代を丹念に取材し、幻影に追い回された安倍ファミリー・六人の姿を丹念に分析し、「安倍晋三」なるものの正体に迫る。
  • 幕末維新史の定説を斬る
    4.0
    近江屋の二階で暗殺された坂本竜馬。京都見廻り組説、薩摩藩黒幕説、両説の間に浮かび上がった新説とは。薩長を取り持ち「船中八策」を打ち出す竜馬に秘かに敵意を燃やした意外な人物とは誰? 会津の悲劇へとつながった藩主松平容保の京都守護職就任。火中の栗を拾う決断を促したのは輝かしい藩史にあった! 攘夷を望み公武合体を進めた孝明天皇の病死。囁かれる毒殺説の真偽とその目的を徹底検証! 幕末史を覆す史論三編。
  • 百鬼夜行殺人事件
    4.0
    平穏な団地で会社員失踪事件が発生。その男の妻には、悪意に満ちた「不貞の噂」が囁かれていた。疑惑の目に耐えかねた妻は飛び降り自殺を図るが、警視庁きっての怪物・大貫警部は説得するどころか、まさかの第一声を放った! 表題作の「百鬼夜行殺人事件」をはじめとする、抱腹絶倒ものの傑作5篇を収録。
  • 頭蓋骨の中の楽園(上)
    4.0
    首無し死体として発見された美人女子大生、菅野香織。彼女の死と殺害方法は、ミステリ小説の中で何故か予告されていた。首は見つからぬまま、再び発見される首無し死体。異常な連続殺人の背後には、密室の中で自ら首を切断して自殺した作家の存在があるという。被害者の同級生、安藤直樹(あんどうなおき)が事件の真相を追う。
  • 鬼畜の家
    3.9
    「おとうさんはおかあさんが殺しました。おねえさんもおかあさんが殺しました。おにいさんはおかあさんと死にました。わたしはおかあさんに殺されるところでした……」 保険金目当てで家族に手をかけてゆく母親。 巧妙な殺人計画、殺人教唆、資産の収奪…… 信じがたい「鬼畜の家」の実体が、唯一生き残った末娘の口から明らかに。本格ミステリ大賞候補作 『衣更月家の一族』、『殺意の記憶』と続いていく榊原シリーズ第一作。
  • 友を選ばば柳生十兵衛
    4.0
    三銃士の一人として勇名を馳せたダルタニャンに、盗賊団を追えとの新たな命が下った。フランスからイングランド、スコットランドと冒険する中、江戸から来た無敵の剣士が加勢する。二人は無二の親友となるが、日本人剣士は天海僧正の密命を帯びていた。その正体は――。日欧をまたぐ奇想天外な伝奇活劇!(講談社文庫)
  • 猫にかまけて
    4.2
    気位が高く威厳に満ちたココア、犬の血が混じっているのではないかと思うほど人懐っこいゲンゾー、遊び好きで無邪気なヘッケ、並外れて気の強い奈奈――縁あって共に暮らした、ちょっと面白い奴ら。手を焼かされ、言い負かされ、それでもいつも一緒にいた。写真と文章で綴った、猫たちとのいとおしい日々。(講談社文庫)
  • レッドゾーン(上)
    4.1
    1~2巻803~880円 (税込)
    莫大な外貨準備高を元手に、中国が国家ファンド(CIC)を立ち上げた! 若き買収王・賀一華(ホーイーファ)は日本最大の自動車メーカー・アカマ自動車を標的にする。さらに鷲津政彦を誘い出す。「一緒に日本を買い叩きませんか」。日本に絶望した男はどう動くのか。産業界の中枢に狙いをつけた史上最大の買収劇が始まった。 (講談社文庫)
  • フランス文学と愛
    4.3
    名作は「愛(アムール)の教育装置」だった! 結婚の理想と現実、禁断の愛、欲望と快楽……あらゆる「愛」でフランス文学史を辿る。(講談社現代新書)
  • 空夜
    3.0
    幼ななじみの慎一が診療所の医師として戻り、真紀の心は波うつ。夫に仕事に疲れていた病弱な彼女に、生きる歓びが甦る。絢爛たる桜、一面の菖蒲、燃え上がる櫨(はぜ)の並木……、見慣れたふるさとの風景も色づいて見えてくる。四季の移ろいの中に揺れ動く大人の純愛を描いた、柴田錬三郎賞受賞作家の名作ロマン。(講談社文庫)
  • 十津川警部「悪夢」通勤快速の罠
    4.3
    東京駅近くの会社に勤務するサラリーマンの本間。八王子から中央線で通勤する彼は、電車内で若い会社員の中村と知り合う。ある日の終電で二人は乗り合わせるが、その夜中村は何者かに刺し殺される。犯人に心当たりのある本間に襲いかかる恐るべき“悪夢”。謎めく事件の真相を十津川はどう解き明かすのか? (講談社文庫)
  • 解体諸因
    3.6
    すべての謎は死体から始まった。6つの箱に分けられた男。7つの首が順繰りにすげ替えられた連続殺人。エレベーターで16秒間に解体されたOL。34個に切り刻まれた主婦。トリックのかぎりを尽くした9つのバラバラ殺人事件にニューヒーロー・匠千暁(たくみちあき)が挑む傑作短編集。新本格推理に大きな衝撃を与えた西澤ミステリー。(講談社文庫)
  • まんが 現代史 アメリカが戦争をやめない理由
    3.9
    学校では教えてくれない激動の世界史! ヤルタ会談からベルリンの壁、ベトナム戦争、ソ連解体、9.11からイラク戦争、オバマの誕生まで。知っておきたい激動の20世紀から21世紀の世界史を絵と文でわかりやすく解説。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。
  • シガテラ(1)
    完結
    4.3
    あこがれはバイク。恋心もほんの少し。そんな青春17遁走曲(フーガ)!! 見た目も成績も「中の下」で、完璧イジメられっ子な17歳、荻野優介(おぎの・ゆうすけ)。ダメダメ平凡な彼の夢は、バイクの免許を取得して、教習所でチラ見している美人なゆみちゃんに近づくこと……。ムリめな妄想と諦(あきら)めてたのに、なんと彼女の方から急・接・近? これはあれか、ワナなのかっ!? 青春という名の、毒やドロ沼がモニュッと凝縮。『稲中』の巨匠・古谷実による、「読んだら語りたくなる系」青春ドラマ!!
  • 室町小説集
    -
    三種の神器の一つの“玉”を巡り、吉野川源流の山奥での武家、公家、入道、神官入り乱れての争奪の顛末。南北朝の対立が生んだ吉野・川上村の伝説が、博渉、強靱な思考の虚々実々の息吹で鮮烈に蘇る。転換期の奔流するエネルギーの“魔”を凝視しつづける常に尖鋭なアヴァンギャルド・花田清輝が、“日本のルネッサンス草創期”の“虚実”を「『吉野葛』注」「画人伝」「力婦伝」等の5篇で構築する連作小説。
  • 野川
    3.8
    急逝した友人の一周忌近く、故人からの遺贈として届いた一枚の絵地図。友人が好んだ野川の散歩道を描いた絵の片隅で、大人が子供の手を引いていた。それは子を妊った娘の未来像か、東京大空襲の翌朝に母親と歩いた荒川土手の風景か――。はるか時空を往還し、生と死のエロスの根源に迫る、古井文学の到達点。
  • 雪明かり
    4.1
    貧しくも、明日への夢を持って健気に生きる女。深い心の闇を抱えて世間の片隅にうずくまる博徒。武家社会の終焉を予感する武士の慨嘆。立場、事情はさまざまでも、己の世界を懸命に生きる人々を、善人も、悪人も優しく見つめる著者の目が全編を貫き、巧みな構成と鮮やかな結末があいまった魅惑の短編集。
  • 藍生有『パティシエ誘惑レシピ・ショコラティエ愛欲レシピ』スペシャル・エディション
    値引きあり
    5.0
    藍生有×蓮川愛の人気コンビがおくる極上スイーツ・ストーリー、全2冊合本版。 カバーイラスト、初版限定SSも収録したスペシャル版です! 収録作品1『パティシエ誘惑レシピ』 生意気ショコラティエ×ツンデレ年上パティシエの恋物語。 収録作品2『ショコラティエ愛欲レシピ』 パリの店舗で働いていたショコラティエの反田仁は美しい男にスカウトされてランヴァルド王国に行くことに。その男・ジェラールはランヴァルド王国の君主だった。
  • 厄除け詩集
    値引きあり
    4.5
    そこはかとなきおかしみに幽愁を秘めた「なだれ」「つくだ煮の小魚」「歳末閑居」「寒夜母を思ふ」等の初期詩篇。"ハナニアラシノタトヘモアルゾ「サヨナラ」ダケガ人生ダ"の名訳で知られる「勧酒」、「復愁」「静夜思」「田舎春望」等闊達自在、有情に充ちた漢詩訳。深遠な詩魂溢れる「黒い蝶」「蟻地獄(コンコンの唄)」等、魅了してやまぬ井伏鱒二の詩精神。4部構成の『厄除け詩集』。
  • 成長の書
    値引きあり
    3.3
    ビジネス・パーソンとして少しでも速く成長したいと感じた人、 自分はいまの場所にいて成長できるのか? と焦りを感じた人、 自分はいまのままで大丈夫か? と不安を感じた人、 ぜひ本書を手に取ってほしい。 自らの成長を求めて世界に出て、 世界的な人材コンサルティングファームとして知られるコーン・フェリーの日本代表などを通じて、 世界トップ人材をよく知る著者が、ビジネス・パーソンとしての成長のエッセンスを詰め込んだ。
  • 文藝春秋と政権構想
    値引きあり
    3.7
    文春の名物編集者は、政治に嵐が吹き荒れるとき、政権幹部と密室で何を話し合っていたのか? 政界、官界のキーマンが実名でぞくぞく登場。 全ビジネスパーソン必読の、手に汗握る「政治経済裏面史」。 週刊文春、月刊文藝春秋の編集長を歴任し、 数々のスクープをものにした著者による「政治取材の全記録」。 実は著者の鈴木氏は、時の政権の「政権構想づくり」に深くかかわっていた。 本書で取り上げられるのは、四つの政権(政治家)。 第一章 安倍晋三 第二章 菅義偉 第三章 梶山静六 第四章 細川護熙 いずれも日本のターニングポイントとなった時代である。 政治は夜に動く。雑誌ジャーナリズムが政治報道において果たした役割とは。 この国の経済政策が失敗し続ける理由も、本書を読めば見えてくる。 【本書の内容】 第一章 安倍晋三 鳴り物入りで始まった経済政策「アベノミクス」。 その策定にひそかにかかわった筆者は、 次第に疑問を抱くようになる。 無制限金融緩和、ゼロ金利継続は本当に正しかったのか? 第二章 菅義偉 リアリストにしてプラグマティスト。 新型コロナに振り回されて政権は短命に終わったが、 「携帯電話の料金を豪腕で下げさせた」など、 実績が再評価される政治家・菅の本質とは。 第三章 梶山静六 銀行の不良債権を「ハードランディング」で処理すべきと主張し、 総裁選に敗れて無派閥に。 日本の政官財が「無責任のキャッチボールを続けている」と喝破した、 信念のひとだった。 第四章 細川護熙 筆者に背中を押され、月刊文藝春秋で「新党結党宣言」をして、 非自民連立政権の総理に。 戦後政治のターニングポイントと呼ばれる細川政権について、 本人はいま何を語るのか。 第五章 これからの経済政策プラン 在野の政治経済記者として取材を続けてきた筆者による、 「失われた30年を生んだ経済政策」の俯瞰による検証と、 日本が生き残るための「これからの経済政策」の提言。
  • 嘘の真理(ほんと)
    値引きあり
    -
    「なぜ嘘をついてはいけないの?」 21世紀のフランスを代表する哲学者ジャン=リュック・ナンシーが「これまでで一番難しい」テーマ、〈嘘〉について語った楽しい哲学入門! 自らの少年時代や身近な社会問題を例にあげながら、聴衆である子どもたちとともに嘘について考えます。「誰でも嘘をつくんですか?」 「良い嘘もある?」 「動物は嘘をつくことができる?」 「嘘は真実にもなりえますか?」 「他人が嘘をついているのを見抜く方法は?」……あなたならどう答えますか? やわらかに、ときに茶目っけたっぷりに語られる「嘘の真理(ほんと)」は、「信頼」の問題へ、さらに著者が生涯をかけて考え続けた「共同体」の問題へと展開していきます。「嘘は根本的に、まさしく他人への関係なのです」。 ナンシーとその思索を明快に紹介した訳者解説とともに贈る、哲学への極上の招待! 【本書の内容】 嘘の真理(ほんと) 質問と答え 訳者による解説 訳者あとがき
  • 表舞台 裏舞台 福本邦雄回顧録
    値引きあり
    4.3
    驚くべき新事実が次々と明かされた!――政治の世界を知り尽くし、「最後のフィクサー」と呼ばれた男がすべてを語った、3年間19回に及ぶ迫真の証言録(オーラルヒストリー)。伊藤隆(東京大学名誉教授)御厨貴(東京大学教授)によるインタビュー。 ●「自衛隊の出動を検討しろ」 ●岸が椎名に不信感を抱いた瞬間 ●角栄は福田が死ぬほど嫌いだった ●角栄が言いだした「二階堂内閣」という化け物 ●安倍ちゃんが「俺に先にやらせてくれ」と言ってきた ●中川一郎はなぜ死んだか ●まったく違う角栄と竹下の「金の渡し方」 ●「創政会」の初会合には秘密裡に14名が集まった ●幻となった竹下救国内閣 ●どのように藤山愛一郎は全財産を失ったか ●政財界との人脈図 ――<本文より>
  • 戦争詐欺師
    値引きあり
    4.0
    イラク戦争とは、ネオコンの正体とユダヤ人の関係とは、なぜオバマ政権は誕生したのか。根源的な問いに答える究極のノンフィクション!――イラク侵攻作戦を指揮したトミー・フランクス司令官が、ダグラス・ファイス国防次官を「地球上で最低のくず」とののしった話は有名だが、ブッシュ政権内の内部抗争は、なぜここまでエスカレートしてしまったのか。陰謀渦巻く街、ワシントンDCで繰り広げられた血なまぐさい暗闘のすべてを明かす。 ●本書に登場する主な人物 ジョージ・W・ブッシュ大統領――イラク戦争開戦を決めた最高司令官 コリン・パウエル国務長官――イラク戦争に反対してネオコン勢力と対立 ポール・ウォルフォウィッツ国防副長官――リアル・ネオコンと呼ばれる男 アフマド・チャラビ―ー亡命イラク人組織「イラク国民会議」指導者。アメリカを戦争に引き込んだ男 バラク・オバマ大統領――イラク戦争開戦時は上院議員。議会の開戦決議には反対票を投じた
  • 現役弁護士作家がネコと解説 にゃんこ刑法
    値引きあり
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 法律の世界を学ぶことは、社会を俯瞰してものを見ることができたり、 論理的・合理的な考え方を学ぶことができます。 数ある法律の中でも、憲法や民法と並んで、もっとも目にする機会の多い「刑法」。 刑事ドラマや、小説の中でもおなじみの刑法を、 なんと「可愛いネコ」を使って学んでしまおうという、そんな本が誕生しました。 名付けて「にゃんこ刑法」!! 著者は、現役弁護士作家で、デビュー作『法廷遊戯』が映画化された五十嵐律人。 そして、さまざまな事件を起こす可愛い「ネコ」たちを描いたのは、これまた ベストセラー『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』のイラストを担当した多田玲子。 ユルカワだけど、中身は本格派。 難しい法律の世界がスイスイと頭に入ってくるので不思議です。 [本書に登場する主な法理] 罪刑法定主義 因果関係 間接正犯 不作為犯 未必の故意 過失 正当防衛  緊急避難 被害者の承諾 真実の錯誤 原因において自由な行為 不能犯  中止犯 共謀共同正犯 教唆犯 幇助犯 刑罰の種類 ほか  「論理的かつ合理的な刑法論を学び理解することは、思考のトレーニングなどにも役立つはずです」(「はじめに」より) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 仏教の歴史 いかにして世界宗教となったか
    値引きあり
    3.7
    インドで誕生した仏教は、いかにして世界に広まったか。その鍵は、ユダヤ教やキリスト教、イスラム教など他の一神教とは異なり、仏教は現地の言語に翻訳されることを積極的に認めたことにある。本書の著者、ジャン・ノエル・ロベール氏によれば、仏教が中国に伝播するのは、同じインド・ヨーロッパ語族のユーラシア西部に伝わるよりもずっと困難だったはずだという。 チベット、モンゴルから中国、朝鮮、さらに日本へ、また、東南アジアやヨーロッパでは全く別の姿を見せながらも「仏教」としてひとつのまとまりを見せる「世界宗教」の変遷と広がりを、フランス屈指の東洋学者が平易に解説する。 なお著者は、日本語、中国語はもちろん、チベット語、サンスクリット語、ラテン語、ギリシャ語など多くの言語に通じ、日本仏教の研究などにより、2021年、第3回日本研究国際賞を受賞している。 チベット文献学の第一人者で、著者と旧知の今枝由郎氏が翻訳し、充実した訳注と解説を付した。巻末には関連年表、索引も完備。著者による「日本語版のための序文」も掲載。 原著=Petite histoire du bouddhisme: Religion, cultures et identites,.Edition J’AI LU, Paris, 2008
  • ほびっと 戦争をとめた喫茶店-ベ平連1970-1975 in イワクニ
    値引きあり
    5.0
    小田実、ジェーン・フォンダ、岡林信康…… みんなベトナムのことを考えていた。 ぼくの米軍基地前ドタバタ日誌。岩国の青春。
  • 開かれた扉―ハンセン病裁判を闘った人たち
    値引きあり
    3.0
    「人間として生きたい!」。人生を奪われた人たちの慟哭!――ハンセン病療養所。それは人が人として生きられない場所だった。「強制隔離というのは植木に巻かれた針金のようなものだ。針金はしだいに植木に食い込んでいく。気がつくと心の中までずっぽりと隔離の暮らしになじんでしまう」。そうして生きてきた元患者たちが「人間回復裁判」に立ち上がった! ● 請求金額については、同じく人生を奪われたと訴えた薬害エイズ訴訟の請求額1億円が基準となった。ただ、誰にでもわかりやすかった薬害エイズの健康被害に比べて、隔離被害は目に見えにくい。国民世論の共感は得られるのか。弁護団が悩んでいるそのとき、竪山は口を開いた。 「弁護士さんたち。1億円で私の人生と代わっていただけますか」弁護士の誰もがその問いに返す言葉をもたなかった。その被害は、狂わされた人生そのものだった。 「1億円で償える被害ではない」。しかしその重みを裁判所に正確に伝えられるのか。それがこの裁判を決する。このとき、弁護団はあらためてその課題を突きつけられたのだった。――(本文より抜粋)
  • 新版 紫式部日記 全訳注
    値引きあり
    -
    □絢爛たる宮廷生活、吐露される人生の憂愁□ 『源氏物語』という世界史的作品を生んだ紫式部は、平安王朝の実像を後世に伝える貴重な日記も遺していた。 敦成[あつひら]親王の誕生を中心に御堂関白家の繁栄を描く本書は、最盛期の平安朝宮廷の生活絵巻であり、作者の複雑な心境が吐露される貴重な文献でもある。 道長との歌の贈答、中宮彰子への新楽府御進講、和泉式部や清少納言などに対する辛口の批評、一条天皇の行幸…… 宮廷社会を舞台に繰り広げられる儀礼や賀宴の日々を見つめながら、紫式部は自己を冷厳に凝視し、憂いに満ちた内面を語ってもいる。 一人の平安びとの精神的軌跡が作品として昇華された日記文学を、全訳注で味読する! *本書は、2002年に講談社学術文庫のために訳し下ろしされた『紫式部日記』上下巻を一冊にまとめ、新版としたものです。
  • 未来を変えるには 東大起業家講座に学ぶ新しい働き方
    値引きあり
    -
    東大に合格すれば、その後の人生が保証されるという時代は完全に終わった。 大企業に入れば、それで一生安泰という時代も過ぎ去った。 2021年秋から東京大学工学部で開講されているアントレプレナーシップ教育デザイン講座には、聴講生を含め多数の学生が集まり、教室は熱気にあふれている。 この講座では、自ら会社を立ち上げ、事業を展開する起業家たちが多数講師として登壇した。 体験に裏打ちされたその言葉は、刺激に満ちている。 「北極星というか、何をやりたいかということがはっきり見つかっていればそれをずっと持っておくことで迷わずに進める」 「未来に旗を立てていき、そこから逆算して1年、1ヵ月、1日単位で何が起こるか計算していく」 「皆んなが失敗を恐れずにゼロイチでどんどん会社を立ち上げて、世の中に失敗が溢れている状況になれば、失敗して恥ずかしいなんて感覚はなくなるんじゃないか」 「結局モノを言うのは粘り強さとか、諦めの悪さとか、そういう要素」 「自分のパッションに近いところで、いかに勝ち筋を見つけるか」 敷かれたレールの上を走るだけでは、見えてこない。自分の気持ちに忠実に、泥臭く、粘り強く、失敗を恐れず進むしかない。起業の先人たちは、そう伝えている。 東京大学の藤井輝夫総長も、2022年度の入学式挨拶で起業支援にかなりの時間を割くなど、大学を挙げて後押ししている。 いま、東大でもっとも熱い学生たちが集まる、熱い講義の内容を一冊にまとめた、東大版「白熱教室」。
  • 上げ潮の時代 GDP1000兆円計画
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    4.0
    衣食住・心が豊かな国 日本人すべてが「中流の上」に! GDPが2倍になる必然/増税はかぎりなくゼロに/財政再建を成功させる「黄金比」/借金を増やさず成長する路線/わずか0.9%の差が変える未来/名目4%成長の実現性/100年に1度のチャンスをつかんだ国/有望分野が目白押し/均衡ある発展から分権国家へ/官僚との凄まじい攻防戦の始まり/道州制で生まれる地方の活力/官民の待遇格差をどう解消するか/地方公務員も聖域ではない/利益誘導政治の終わり/潮目の変化は大チャンス 日本は自動車と歩行者の接触事故が多いといわれる。であるならば、歩行者が持つ携帯電話に発信機能を持たせ、自動車がその信号を認識して、運転手に注意を促すことが可能である。とくに、子供にこの発信機能を持たせることができれば、集団登下校時の事故防止に有効である。本書を執筆中の2006年9月にも、多くの幼児や児童が、暴走車の犠牲になった。こうした悲劇を防ぐのも、日本ならではの微細加工技術、そして細かい目配りができる民族的な「文化」なのである。(中略)環境を保全する技術も含め、こうした日本のテクノロジーは今後、世界をリードし、尊敬を集め、まったく新しい産業に進化していくだろう。――<第2章 GDP1000兆円の「成長国家」より>
  • 筋場理論 囲碁400年の歴史を変える究極の打ち方
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ベストセラー『依田ノート』から10年、ついに完成した新理論は、日本のプロ棋士制度400年の歴史を変える新発見! 「筋」=「石が動いている形」……これを言葉で表現するのは、実は、至難の業。それを歴史上初めて、名人4連覇を果たした達人が、具体的に、明確に定義づけた! 「この法則を理解すれば、初心者から高段者まで誰でも筋良く打てるようになります。私が3目強くなることをお約束します」(依田紀基)
  • マンガ大戦争 1945-1980
    値引きあり
    -
    マンガが熱かった時代を、圧倒的なデータで再現!――全創刊誌を解析、初公開の秘話で「あのマンガの裏話」も分かる! 1947年『新寶島』(酒井七馬・手塚治虫)刊行。 1959年「マガジン」「サンデー」同日創刊。 1962年『おそ松くん』(赤塚不二夫)に「シェー!」登場。 1965年『W3』(手塚治虫)、「マガジン」から「サンデー」に移籍。 1968年「ジャンプ」創刊号に『ハレンチ学園』(永井豪)掲載。 1977年「チャンピオン」部数200万部へ――。 ●内記稔夫氏(現代マンガ図書館館長)推薦! 「本書は、戦後の少年雑誌黎明期から青年ヤング誌の創刊が盛んになった80年代あたりまでの、いわゆるマンガ誌の興亡とライバル誌同士の熾烈な攻防戦を克明に暴いているあたりが面白く読める。特に創刊時や転換期の掲載作品を細かく分析し、既存のマンガ資料の間違いも正すなど正確を期している点や、マンガのメディア展開にも触れていて、マンガ研究の参考資料としても大いに役立つ教科書と言っても好い、幸森軍也氏の労作である」 【著者略歴】 幸森軍也(こうもりいくや) 作家、株式会社ダイナミックプロダクション出版企画部部長。 1961年兵庫県生まれ。関西大学商学部卒業。 1989年株式会社ダイナミックプロダクションに入社。1992年『げんまん』(野性時代/角川書店)で作家デビュー。数多くのコミック著作権関連訴訟の陣頭に立つ。現在、専修大学文学部で日本文化研究の講座を担当。 著書に『そして、またひとり…』『あなたの待つ場所』(角川書店)、『パソコンOL養成講座』(扶桑社)、『ゼウス』(徳間書店)、『日語読本試行版 好朋友』1~5(大連教育学院)ほか。 日本マンガ学会、著作権法学会会員。
  • 人間的自由の条件  ヘーゲルとポストモダン思想
    値引きあり
    4.0
    近代国家と資本主義の正当性とは? 「人間的自由」の本質に立ち戻り近現代思想を根本から問い返す! 「国家」と「資本主義」の矛盾を克服し、その獰猛な格差原理を制御する新しい時代思想はいかにして可能か。ポストモダン思想をはじめとする20世紀社会思想の対抗原理の枠組みが失効したいま、資本主義的自由国家の「正当性」をどう哲学的に基礎づけるか。カント、ヘーゲル、マルクスら近代哲学に立ち戻り現代社会の行き先を再検証する画期的論考。 ヘーゲルは、「人間的自由」の本質は必ず近代の「自由国家」を必然化し、またそれは「放埒な欲求の体系」(競争的資本主義)へ転化すると考えた。そして近代国家の「人倫」の原理だけが、この矛盾を内的に制御し克服しうると主張した。……われわれはヘーゲルが近代国家論を完成したと考えたこの場面に立ち戻り、ヘーゲルの構想を、もういちど人間的自由の本質からはじめて“解体構築”しなおす必要があるのだ。――<本書より>
  • ギリシアの古代オリンピック
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    4.0
    古代のオリンピックは、神話時代、陰謀により殺された王の葬礼競技に遡る。意外な起源、知られざる競技、近代オリンピックにつながるいろいろな物語。いま、知りたいオリンピックのルーツ。豊富な図版とエピソードをまじえて綴る古代オリンピックの全貌。 〈本書の内容〉 ●競技開催中はいかなる争いも中止し、平和のうちに競技に専念すべし(聖なる休戦条約) ●古代、聖火リレーは徒競争の一種目で宗教的な側面を持った ●古代、女性は参加も観戦もできなかった、しかし女子のみの競技祭があった ●古代、記録よりも選手の技の美しさが評価された
  • ひとりでいいんです ―加藤周一の遺した言葉
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    5.0
    加藤周一氏が逝ってはや3年。まさに危機に直面している日本と世界の現状を見て「加藤周一だったらなんと言うだろうか……」との思いを抱く向きも多いかもしれません。その一方で「カトウシュウイチってだれ?」という人も確実に増えているでしょう。  本書は、戦後日本を代表する知識人がその晩年、市民グループの求めに応じて談論風発した記録です。  内容は多岐にわたり、戦争と憲法、ファシズム、歴史認識問題、ヒューマニズムと文学・映画、社会主義の功罪など市民からの時に素朴、時に尖鋭な質問に真正面から答え、さらに踏み込んだ答えを示すさまは、さまざまな批判はあるにせよ、「戦後」という時空間の最良の部分がどこにあるかを示してくれます。後続の世代に託された軽やかにして熱い言葉の数々。加藤周一の人物像に迫る入門書としても読める本です。
  • 「贅」の研究
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    3.0
    文芸評論家・福田和也氏が「本当の贅沢とは何か?」を探し求め、選び抜かれた「もの」「店」「人」を、ダンディズムを志向する男性ばかりでなく、本物を志向し文化を愛するすべての世代に語りかけるフォト・エッセイ。「本当の贅沢」を、福田氏自身が、現場に赴き、話を聞いて、そして自ら撮影。カメラ、とんかつ、床屋、鮨、帽子、靴、バー、絵画、名刺、洋食、古道具、眼鏡、洋服……、これぞ大人が持つ「日常の美学」。――「何時までも、若さを、なんて子供っぽいじゃないか。ボブ・ディランならともかくね」
  • 脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線
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    3.9
    【松尾豊氏、絶賛!】 「脳とAIが融合する未来。怖いと感じるでしょうか、わくわくするでしょうか。 脳に知識をダウンロードできたら? 互いの脳をインターネットでつなぐことができたら? ――そんな未来が可能になりつつあることを、本書は垣間見せてくれます。 グローバルな科学技術の進展と、それが産業化するときのスピード。 それに対し、自分たちがどう考え、どう備えないといけないのか。そんなことをこの本は問いかけてくれます。 著者の人間と技術への愛と好奇心、そして洞察に満ちた、読後になぜか心が温かくなるような良書です。 科学技術、そして我々の社会の未来を考える人、必読です。」松尾豊(人工知能研究者、東京大学大学院教授) 脳と人工知能をつないで「脳を改造」したら、何が起こるのか? ・会話せずに相手に思っていることを伝えられる ・念じるだけでインターネット検索ができる ・睡眠を司る脳領域を刺激して、一瞬で深い眠りについたり目覚めたりできる ・食欲を司る脳領域を刺激して、苦労せずにダイエットできる ・脳の健康状態をAIがチェックして、うつになる前にメンテナンスしてくれる ・紫外線や赤外線が「見える」ようになる ・アインシュタインなど過去の偉人の“脳”を借りられる ・コンピュータ上に自分の脳を再現できる これは、SFの世界の話ではありません。 科学者たちが真剣に見据えている近未来なのです。 脳と人工知能の融合研究によって、 これまでは想像もできなかったような成果が次々と生まれ始めています。 計り知れない可能性を秘めた「脳」を持つ私たちは、 「身体」という物理的な制限から解放されるかもしれません。 二つの研究分野の最先端で、今何が起こっているのか。そして未来には何が起こるのか。 気鋭の脳研究者たちが「人類の限界」に挑む! ■目次 イントロダクション ――2XXX年の未来予測 第1章 脳とAI融合の「過去」 第2章 脳とAI融合の「現在」 第3章 脳とAI融合の「未来」
  • 関口宏・保阪正康の もう一度! 近現代史 戦争の時代へ
    値引きあり
    3.5
    1巻797円 (税込)
    日清・日露戦争に勝利し、朝鮮半島、南樺太、そして南満州鉄道を手に入れた日本は、強大化した軍事力を背景に一等国の仲間入りを果たした。 迎えた大正時代は、政争に始まった。山縣有朋を筆頭とする明治の元勲・藩閥勢力と、議会政治の確立を目指す勢力が激しく争い、民衆もそれに呼応して護憲運動が起こった。 まもなくヨーロッパで第一次世界大戦が勃発し、ロシア、ドイツで革命が起こって帝政が崩壊すると、日本はその間隙を縫うようにして権益を確保しようと目論む。ドイツが支配していた中国の港湾都市・中国を強引に奪い取り、シベリアにも出兵した。 日本は、「遅れてきた帝国主義国家」となった。国力の伸長を国民も支持し、陸軍の暴走を追認する形で、軍事国家への道を歩み始める。 天皇の体調が思わしくなかった大正後期には軍事行動を自重していた陸軍も、昭和に改元されると、すぐさま満州事変を起こし、さらに柳条湖事変によって中国大陸の奥深くへと侵攻していく。 傀儡国家・満州国建設のため、清朝のラストエンペラー溥儀を天津の日本租界に匿い、日本の保護下に置いた。さらに男装の麗人と言われたスパイ・川島芳子が溥儀の妻・婉容を言葉巧みに連れ出し、満州国建設の準備を進める。 一方国内では血盟団事件、五・一五事件など要人をターゲットにしたテロ事件が続発、ついには、東京に戒厳令が敷かれる二・二六事件が勃発する――。 新興国・日本が経済力と軍事力に自信を深め、欧米列強に伍する新たな一等国として成り上がろうとした、野望の時代。 目的のためには手段を選ばずあらゆる謀略を駆使し、目を覆うような残虐行為が横行する一方、華やかな大正文化が勃興した大正~昭和11年初頭までを描く、大人気シリーズ待望の第二弾。
  • 死者の告白 30人に憑依された女性の記録
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    4.0
    宮城県の古刹・通大寺では、人間に「憑依」した死者を成仏させる「除霊」の儀式が、 今もひっそりと行われている。 震災後、30人を超える霊に憑かれた20代女性と、 その魂を死者が行くべき場所に送った金田諦應住職。 彼女の憑依体験から除霊の儀式まで、一部始終を、 大宅賞作家・奥野修司(『ナツコ』『魂でもいいから、そばにいて』)が描く! <本文より> 人が死ぬとき、合理的に解釈できない不思議なことがしばしば起こる。 がんなどで死に逝く場合もそうだが、 2万2000人余という人が亡くなった東日本大震災のような過酷な状況下では尚更だろう。 しかし、いきなり霊的ともいえる予想外のことが起こると、 それを体験した人は誰にも相談できずにひどく苦しむ。 金田住職のところへ、 高村英さんが混乱状態で電話してきたのは2012年の蒸し暑い6月の夜だったが、 彼女もやはり誰にも相談できずに苦しんでいた。
  • 日本株爆騰! ’80年代バブルを超える大相場が来る
    値引きあり
    -
    2020年、コロナ禍でもっとも早く「株価3万円」予測を打ち出した、注目のファンドマネジャー・大木氏。 コロナ不況にもかかわらず、日本の株価が絶好調なのはなぜか? ドル安・円高でも株価が崩れないのはどうしてか? いま、株式投資の常識が変わりつつある。 アメリカ、EU、日本が巨額の財政出動を行い、空前のカネ余りによって、巨額の資金が株式などのリスクマネーに向かっている。 日本は、1980年代末、1万円札をかざしてタクシーに乗っていたあのバブル期の再現さえ予測されている。 株価の上昇はバブル期を超え、さらなる高みえと向かうのか。 「ハードからソフトへ」というトレンドが逆転し、「ソフトからハードへ」と資金が向かいつつあるなかで、ものづくりとサービスに強みを持つ日本企業の価値は、見直されつつある。 数十年ぶりの株価爆騰へ、この流れに乗り遅れるな。
  • 自由になるための技術 リベラルアーツ
    値引きあり
    4.1
    リベラルアーツとは、「自由になるための手段」にほかならない。 自分たちを縛り付ける固定観念や常識から解き放たれ、自らの価値基準を持って行動するために。 いままでの正解が突破するヒントがここにある。 独立研究家・山口周が、哲学・歴史・美術・宗教など知の達人たちと、リベラルアーツの力を探る。 【主な内容】 「なぜチャーチルは周囲の反対を押し切ってナチスと対峙できたのか」 「日本企業の生産性の低い根本的原因とは」 「考える力の鍛え方」 「なぜ近代化はキリスト教社会から始まったのか」 「イノベーションに重要な「神」の視点」 「最新のリーダー育成のキーコンセプトと禅の共通点」 「なぜ、エリートの多い組織で不祥事が頻発するのか」 「予測不能な時代に対処する三つのPとは」 「かつてのローマ帝国にあって現代日本にないもの」 【構成】 第1章 リベラルアーツはなぜ必要か 第2章 歴史と感性 対談:中西輝政、 第3章 「論理的に考える力」が問われる時代に 対談:出口治明 第4章 グローバル社会を読み解くカギは宗教にある 対談:橋爪大三郎 第5章 人としてどう生きるか 対談:平井正修 第6章 組織の不条理を超えるために  対談:菊澤研宗 第7章 ポストコロナ社会における普遍的な価値とは 対談:矢野和男 第8章 パンデミック後に訪れるもの 対談:ヤマザキマリ 終 章 武器としてのリベラルアーツ
  • よこどり 小説メガバンク人事抗争
    値引きあり
    3.2
    1巻797円 (税込)
    自分を見失った男たちへのレクイエム 組織は、あなたからどこまで奪うのか! メガバンクを舞台に「失われた30年の真因」を問う、緊迫のエンタテインメント。 「細部の圧倒的なリアルさ。銀行小説の新たな金字塔だ」――楡周平 【プロローグより】 「まず、君の手柄は、すべて私の手柄にする。いいな」 「はっ」 「それから、私の失敗は、すべて君のせいにする」 竜崎はおおきな執務机の前に寺田を立たせたまま、椅子の背に悠然と身体を預けていた。 「ただ、心配する必要はない。 君も、君の部下に同じようにやればいい。 それが銀行だ」 (引用ここまで) 舞台はメガバンク、主人公は広報部長―― 裏切り者は、中(なか)にいる! 元共同通信日銀キャップが書く 巨大銀行の仁義なき権力闘争 息をのむ裏切りの連続 最後に立っているのは、誰か―― 【ストーリー】 AG住永フィナンシャルグループの広報部長、寺田俊介は記者とのインタビュー中に 社長の竜崎太一郎が漏らした一言から、自らの出世の可能性を嗅ぎ取る。 吸い寄せられるように竜崎に服従する寺田は、経営難に転落した大手不動産をめぐる情報戦や大手証券との再編、バランスシートの膿、竜崎と相談役の人事抗争…と次々に訪れる難題に直面。掟破りの手段へと手を染め、メガバンクを覆う深い闇へと足を踏み入れていく。
  • アガンベン 《ホモ・サケル》の思想
    値引きあり
    4.0
    イタリアの思想家が注目を浴びるようになって、すでに久しい。中でも世界の思想を中心で牽引してきたのが、ジョルジョ・アガンベン(1942年生)である。そして、今日に至るまで多数の著作をコンスタントに発表し続けてきたアガンベンの代表作が《ホモ・サケル》と題された全4巻計9冊に及ぶプロジェクトであることに異論はないだろう。その構成は、以下のとおりである。 I『ホモ・サケル』1995年(邦訳:以文社) II-1『例外状態』2003年(邦訳:未来社)  2『スタシス』2015年(邦訳:青土社)  3『言語活動の秘跡』2008年  4『王国と栄光』2007年(邦訳:青土社)  5『オプス・デイ』2012年(邦訳:以文社) III『アウシュヴィッツの残りのもの』1998年(邦訳:月曜社) IV-1『いと高き貧しさ』2011年(邦訳:みすず書房)  2『身体の使用』2014年(邦訳:みすず書房) 1995年から2015年まで、実に20年をかけて完結したこのプロジェクトは、いったい何を目指したのか? 日本語訳も残すところ1冊となったいま、《ホモ・サケル》に属する4冊のほか、アガンベンの翻訳を数多く手がけてきた著者が、その全容を平明に解説する。 プロジェクトの表題として掲げられた「ホモ・サケル(homo sacer)」とは、ローマの古法に登場する、罪に問われることなく殺害でき、しかも犠牲として神々に供することのできない存在のことである。ミシェル・フーコーが「生政治(biopolitique)」と名づけて解明に着手したものの完遂することなく終わった問いを継承するアガンベンは、この「ホモ・サケル」に権力の法制度的モデルと生政治的モデルの隠れた交点を見る。裸のまま法的保護の外に投げ出された「ホモ・サケル」の「剥き出しの生(la nuda vita)」の空間が政治の空間と一致するようになり、排除と包含、外部と内部、ビオスとゾーエー、法権利と事実の区別が定かでなくなること――それが近代における政治の特徴にほかならない。 現在進行形の重大な問いを壮大な思想史として描き出した記念碑的プロジェクトは、われわれにとって尽きせぬヒントにあふれている。その最良の道標となるべき1冊が、ここに完成した。 [本書の内容] プロローグ アガンベンの経歴 第I章 〈閾〉からの思考 第II章 証 言 第III章 法の〈開いている〉門の前で 第IV章 例外状態  補論 「夜のティックーン」 第V章 オイコノミア 第VI章 誓言と任務 第VII章 所有することなき使用 第VIII章 脱構成的可能態の理論のために エピローグ 「まだ書かれていない」作品
  • ウニヒピリのおしゃべり ほんとうの自分を生きるってどんなこと?
    値引きあり
    3.8
    ウニヒピリ(内なる子ども)との対話で、幸せになる方法。世界的小説家の吉本ばななさんと、ハワイに伝わる問題解決法ホ・オポノポノを通して自分らしさを模索する平良アイリーンさん(SITHホ・オポノポノ・アジア事務局広報担当)が、ウニヒピリとの対話で自分らしい豊かな人生を手に入れる秘訣を語り合いました。ウニヒピリとの対話でなぜ生きやすくなるのか?ウニヒピリとの対話の先にどんないいことが起こるのか?ウニヒピリの声を聞くタイミングとは?ウニヒピリをケアする方法とは?など、仕事・人間関係・子育て・家族・生き方ほか、人生に効くヒント満載です。吉本ばななさんの短編小説「ウニヒピリ 自分の中の小さな子ども」も再録!(「Grazia」2010年8月号掲載)もくじ吉本ばなな 短編小説 ウニヒピリ 自分の中の小さな子ども第一章 生きやすさのヒント第二章 自分らしい仕事・生き方第三章 生きづらさの理由第四章 矛盾のない生き方 第五章 ほんとうの自分を生きるために吉本ばなな1964年、東京生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。'87年『キッチン』で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『ムーンライト・シャドウ』で第16回泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)を受賞。著作は三十数ヵ国で翻訳出版されており、イタリアで93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞(Under35)、99年マスケラダルジェント賞、2011年カプリ賞を受賞している。近著に『切なくそして幸せな、タピオカの夢』『吹上奇譚 第二話 どんぶり』(幻冬舎)ほか。平良アイリーン1983年、東京生まれ。明治学院大学文学部卒業。2007年にホ・オポノポノと出会って以来、生活のあらゆる場面で実践中。現在はSITHホ・オポノポノ・アジア事務局広報担当として、日本をはじめアジア各国の講演会の際に講師に同伴し活動している。また、ヒューレン博士やKR女史のそばで学んだ自身の体験をシェアする講演活動を行っている。著書に『ホ・オポノポノジャーニー ほんとうの自分を生きる旅』、翻訳書に『ホ・オポノポノライフ ほんとうの自分を取り戻し、豊かに生きる』『ハワイの叡智ホ・オポノポノ 幸せになる31の言葉』(すべて講談社)ほか。
  • 熊楠の星の時間
    値引きあり
    4.5
    著者中沢新一氏は、長年にわたり南方熊楠についての考察を深め、多くの論考を発表してきました。1990年代に刊行された『森のバロック』(読売文学賞)、『南方熊楠コレクション』(全五巻)などが、その代表作です。また、「宗教学・人類学・民俗学を綜合して「対称性人類学」で新たな思想を展開しています。また独自のフィールドワークによる「アースダイバー」(『アースダイバー』、『大阪アースダイバー』、『週刊現代』連載中の「アースダイバー 神社編」)新しい知見と感性を切り開く可能性をもっています」(南方熊楠顕彰会の受賞理由の概略)。2016年、第26回南方熊楠賞が授与されました。21世紀に入ってから、著者はますます熊楠の重要性を認め、彼の思想の可能性を掘り起こし、発展させるために、2014年には「南方熊楠の新次元」と題する4回の講演・対談を主催しました(明治大学野生の科学研究所)。本書は、その時の講演「アクティビスト熊楠」「明恵と熊楠」(改題「熊楠の華厳」)に加えて、熊楠の心の構造を探った「熊楠のシントム」、海のエコロジーを探究する「海辺の森のバロック」、本書の全体像を提示する「熊楠の星の時間」を収録した、新熊楠論です。思想家・中沢新一が提示する、熊楠哲学の放つ強力な火花に驚愕し、目を開かれることになるでしょう。未来を切り開く一冊です。
  • 人類最古の哲学 カイエ・ソバージュ(1)
    値引きあり
    4.1
    神話を学ばないということは、人間を学ばないということに、ほとんど等しいかと思えるほどなのです――(本書より)。宇宙、自然、人間存在の本質を問う、はじまりの哲学=神話。神話を司る「感覚の論理」とは?人類分布をするシンデレラ物語に隠された秘密とは?宗教と神話のちがいとは?現実(リアル)の力を再発見する知の冒険。/ この一連の講義では、旧石器人類の思考から一神教の成り立ちまで、「超越的なもの」について、およそ人類の考え得たことの全領域を踏破してみることをめざして、神話からはじまってグローバリズムの神学的構造にいたるまで、いたって野放図な足取りで思考が展開された。そこでこのシリーズは「野放図な思考の散策」という意味をこめて、こう名づけられている。――「はじめに カイエ・ソバージュ(Cahier Sauvage)について」より
  • 完璧という領域
    値引きあり
    4.0
    熊川哲也、21年ぶりの自伝Kバレエカンパニー旗揚げ、古典全幕作品上演、バレエスクール主宰、日本発オリジナル作品創造、オーチャードホール芸術監督、そしてさらなる新たな創造。前人未踏の軌跡が今、本人の手で明かされる――。その男の登場に、コヴェントガーデンは熱狂した。喝采は日本に引き継がれ、男が巻き起こす旋風は一つ一つが事件になった。芸術としてのバレエだけでなく、ビジネスとしてのバレエを成功に導くために、大企業と渡りあい、劇場を運営し、ダンサーとスタッフを育てる。世界に輸出するために、完全オリジナル作品を創造し続ける。そのようなことが、たった一人のバレエダンサーに可能だと、誰が想像できただろうか?「完璧など存在しない」と人は言う。だがそれは失敗から目をそらしたり夢をあきらめたりするための言い訳にすぎない。たしかに作品を「完璧という領域」にまで到達させるには、ダンサーの心技体だけではなく、オーケストラやスタッフ、観客、劇場を含むすべてが最高の次元で調和しなければならない。それは奇跡のようなことかもしれない。しかし「完璧という領域」はたしかに存在する。偉大な芸術はすべてそこで脈打っている。僕はつねにその領域を志向してバレエに関わってきた。――「はじめに」より抜粋第一章 Kバレエカンパニー始動第二章 母なる『白鳥の湖』第三章 ダンサーの身体第四章 試練のとき第五章 いにしえとの交感第六章 舞台の創造第七章 才能を育てる第八章 カンパニーとともに第九章 見えない世界
  • 万年筆バイブル
    値引きあり
    4.3
    「書き味」の良さとは、どこから来るのものなのか。ペン芯が"万年筆の心臓"と言われる理由は。"万年筆の頭脳"ペン先の精度の違いは、どう表れるのか。インク粘度と表面張力が、万年筆に及ぼす影響、 各社ブランドの、傾向と特徴は……。歴史から、構造、ブランド考まで、万年筆のプロ集団が、徹底解明。メールでは味わえない、極上の「書く愉しみ」へあなたを誘う、「万年筆」知識と教養の書!
  • 暗号通貨の経済学 21世紀の貨幣論
    値引きあり
    3.6
    「お金とは何か」から暗号通貨を捉え直し、ブロックチェーンの可能性をゲーム理論で追究する。ビットコイン、イーサリアム、リップル……暗号通貨(仮想通貨)はいかにして「お金」になるのか。技術・経済・社会の大転換期、この革命的な技術が世界をどう変えるのか、総合的に把握するための一冊。暗号学×経済学=暗号経済学の誕生。ナンダ、そういうことだったのか!◎RSA暗号・楕円曲線暗号解説も収録。
  • 超越の棋士 羽生善治との対話
    値引きあり
    4.4
    「将棋に闘争心は要らない、と思っています」「自分の役割? ないですよ。役割はないです」「最後は自我の強さ、欲の強さが大事なのかな、と」「人並みに欲はあります…ノンビリしたいとか(笑)」深い深い奥行きをたたえた「超越者」の言葉に、なぜ人は癒しを感じるのか――珠玉のインタビュー・ノンフィクション。
  • 小論文 書き方と考え方
    値引きあり
    4.0
    相手に正しく伝わる文章は、どのようにすれば書けるのか。そして「文章を書く」ことの意味とは何か――。論理的ライティングは「異和感」から出発すると訴える著者が長年にわたる教育現場での経験に裏づけられた「書く」ことと「論理的思考」、そしてその相関を鍛え、自分の思いや考えを正確に他者に届ける文章の執筆法を解説する。「自分の言葉を持ってリアルに生きる」ための基本的教養となる小論文術を伝授する実戦型文章読本。
  • ほぼ命がけサメ図鑑
    値引きあり
    4.3
    「人食いザメは存在しません!」――世界でただひとりの「シャークジャーナリスト」が命がけでご案内。その数506種、4億年前から地球に生息するサメを体当たりレポート!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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