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Posted by ブクログ
漢字 小6以上レベル
フリガナ なし(難しい字のみあり)
文字の大きさ 中
長さ 中くらい(94ページ)
出版年 2010年
内容 言葉の力について深く考察し、言葉を使って考え、伝える力の重要性を訴える。
感想 言葉は、伝える道具である以前に「考える道具」であり、客観的に考え、正確に定義し、判断を下すうえで、人間がいかに言葉に支配されているかがまず語られていく。したがって、語彙を豊富に持ち、かつ言葉の意味を正確に理解することが、思考の整理と正しい判断をする上で必要であり、日本語力とは「頭を柔軟にし、視野を広げて」「ある知識を全く別の知識と結び付けて、別の考え方を作り上げる力」と定義する。一方、言語以外の言葉でしか伝わらない感情もあることも強調する。また、「言葉には自分が表れ、相手からもその言葉で判断される」ことから、自分の考えや気持ちを齟齬なく伝えるためにも言葉の力は必要だと説く。
以上のことを中学生に語りかける調子で、身近な例を多く取り上げながら、易しく説明していく。理解は難しくない。ただ、タイトルの「日本語力上達法」という言葉のイメージに捉われていると、話が予想の斜め上を行く感じ(いい意味で)なので、ぼんやりとした印象が残るかもしれない。もっと違うタイトルの方が良かった気がする。小学生には高学年でも少し難解か。
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