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Posted by ブクログ
エッセイとしても、日本語学の入門書としても面白い。
作者の人柄が出ていて、力が抜けた本なので読みやすかった。
私も大学時代、国文学を専攻していたが、当時の先生方を思い出した。未熟な私たち学生を面白がりながら、気さくに話しながら、導いてくださる方ばかりだった。
特に国語学の研究者は、言葉は生き物だからと、若者言葉に眉をひそめるのではなく、用例採集の対象として面白がっている方が多かった。
本書のなかでも、その様子が描かれているが、目に入ったものを面白がるほうが、よっぽど人生は楽しいと思う。
また、努力には意味がないという話にはとても共感した。楽しいものや好きなものを仕事にできる人ばかりではないが、楽しむことが大事だな。
Posted by ブクログ
ゆるくて、さらっと読めて、気持ちが軽くなる、手製のジンジャーエールを飲んだ時のような読後感。
努力は最も忌避する行為で、世の中はほとんど運だという話が印象的だった。
また、子どもの本の監修の話も興味深く読んだ。頭が上がらないとかあわせる顔がないとか、例文が不自然で、子どもの時期には使わない、使えない、大人になったら使える言葉がある、と。娘が小さかった頃、まずいというのは失礼だから、口に合わないと言うように教えた時のことを思い出した。小さな女の子が「お口に合わない」というのはかえって失礼、というくらい違和感があり、このことだったんだな、と。
こういうのも時々読みたいな、と思える一冊。
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