講談社 - 講談社青い鳥文庫作品一覧
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4.0水道のじゃ口をひねるとき、あなたは、その水が、どこから運ばれてくるか、考えたことがありますか? 人間は、川の恵みを利用してきました。川からくんだ水を飲み、水田を作り、船で移動したり荷物を運んだりしてきました。もう一方で人間は、川との戦いを続けてきました。大雨に対しては、土手を築いたり土のうをつんだりしてそなえました。 やがて人々は、洪水をさけるため、コンクリートの堤防を作り、上流にダムを作るようになりました。ところが、洪水はなくならないのです……。なぜでしょうか? 世界のなかでも、急流として知られる日本の川。 自然と人間の間にはどのような歴史があるのでしょうか? そして、川と、これからどのように付き合っていくのがよいのでしょうか。 サンケイ児童出版文化賞を受賞した、ロングセラー作品を新装版で。
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4.2「春はあけぼの」が有名な「枕草子」。その作者の清少納言は、宮中で働くことにあこがれていました。夢が現実になったとき、喜びと同時に、不安もいっぱいありました。持ち前の能力を発揮して、次第に頼りにされるようになりますが、悪口を言われたり、いじめにあったり、いいことばかりではありません。その宮廷生活の中で、さまざまなできごとや、自分の考えを書きとめた日記が「枕草子」です。「枕草子」の中から、「春はあけぼの」はもちろん、今読んでも共感できる部分を選び、わかりやすい現代語訳に。自分らしく生きようとした清少納言の宮廷生活の光と影を織り交ぜて描きます。古典に親しむ初めの一歩として、おすすめの一冊!
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4.0ちょっとよわむしな4年生の男の子、建。テレビ局につとめる美人の叔母、明石ちゃん。テレビ番組「幽霊村探検」の取材で、二人は、鉄びん・ろうそく・蚊とりブタなどをもって、ふしぎなことがおこるといううわさの山中へ。三日月が山の端にかかるころ、草原がさわさわと鳴って……。二人が見た幽霊の正体は? ●いやはや、おどろきました。たいせつな戦没者慰霊祭のときに、元気な美人と、気のやさしい男の子が、わが王国にまぎれこんできたんですから。 あっ、失礼。わたしは、九〇四(クレヨーン)大学名誉教授・尾野菜田成馬仁馬仁(おのなだなるまにまに)。やさしくたのしいはずのクレヨン王国の中にも、魔界があるのです。王国からまよい出た悪霊たちと出会ったかれらは、よくたたかいました。2人がどんなふうにたたかったのか、お話をきいてくださるかな。
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5.0さわやかでほろ苦い感動物語が、完全版として登場! 女の子には、かならず、運命の出会いがある 家族、友情、恋愛……少女・小夜子の一生を通して描かれる、さまざまな「愛」 父と兄と別れて、新しい両親のもとへと引き取られた少女・小夜子を待っていたのは、さまざまな新しい出会いだった。家族・友だち・そして好きな男の子……彼らとのふれあいを通して、小夜子が愛を育んでいく感動物語。第45回文化庁芸術選奨文部大臣新人賞、第27回日本児童文学者協会新人賞ダブル受賞の名作に、今回、未発表の短編1編を加えて、新たにお届けする完全版です。 〈小学上級から すべての漢字にふりがなつき〉
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4.410歳の少女・エリンは、母親との二人暮らし。母のソヨンは、凶暴な生き物である「闘蛇」の世話をしているが、ある日、その「闘蛇」が、いっせいに死んでしまう。その罪に問われて捕らえられるソヨン。けっして人に馴れない、また馴らしてはいけない獣とともに生きる運命をせおった、エリンの壮大な物語。大型ファンタジー、堂々の幕開け!(解説:石崎洋司)
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