ハーレクイン作品一覧

  • 大富豪と妖精
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    エラはたった1人で幼い息子を育てなくてはならなくなり、長年親しんできた音楽の道をあきらめた。ちょうど運よく見つかったのは、別荘の管理人兼家政婦の仕事だ。働き始めて3年が過ぎたある日、外出先から自転車で戻ったところ、エラは真紅のスポーツカーに乗って現れた男性――世界的な企業の社長、セバスチャン・カステラノと出会った。セバスチャンは別荘の主である継母に会いに来たのだが、あいにく継母が海外旅行中と知り、早々に立ち去ろうとする。ところが、思いがけない運命のいたずらで、エラは数日間、彼と一緒に別荘で暮らすことに!■2011年にデビューを飾った期待の作家ニーナ・ハリントンの新作をお届けします。南フランスの美しい風景の中で描かれるロマンティックなシンデレラストーリーをお楽しみください。
  • スプーン一杯のロマンス
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    シアトルの外食業界に君臨するブキャナン一族。その一族が経営する有名レストランにペニーはシェフとして引き抜かれた。レストランの総支配人は、別れた夫のキャルだ。かつて私の夢を踏みにじったひどい男……。3年ぶりの再会に、彼女はくすぶる感情に火がつくのを感じた。
  • 凍りついた微笑
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    チャーリーは魔女だ。それが町でのもっぱらの噂だった。どういうわけか彼女が関わった人物は不吉な運命をたどる。ゆえにひっそりと暮らすチャーリーの日常は、さらに暗転した。小説家と称する男が現れ、彼女を殺人犯だと触れ回っているのだ。私は無実なのになぜ?怒りに震え、チャーリーは男に詰め寄った。前途ある若者を湖に沈めて殺すとは許せない。実録犯罪小説家オーガスタスは憤怒を抑えきれなかった。調べによると、チャーリーという女性が犯人の可能性が高い。あらゆる手段を講じて彼女を必ず捕まえてみせる!オーガスタスは巧妙な罠を仕掛け、獲物を待つことにした。
  • 淑女のたくらみ
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    町いちばんの哀れみの的“退屈ケイティ”。花屋のオーナー、ケイティにつけられた不名誉なニックネームだ。1年前、彼女は結婚式当日になって花婿に逃げられた――彼女の親友であり、花嫁介添人のバーバラと一緒に。ケイティはこの1年、ただひたすら仕事だけに没頭してきた。だがどうしたことか、店の経営状態はどんどん悪くなっている。どうすれば立て直せるの?お店も、そして私の人生も。偶然、町で幸せそうな元花婿に出くわしたケイティは、とっさに身近にいたハンサムな男性に大胆にも命令していた。「キスして。ここで今すぐ」★テンポのよいストーリー展開と随所にちりばめられたユーモアが魅力の新作家シャーリー・ジャンプの登場です。堅物な花屋のオーナー、ケイティが自分を変えるために考えたある計画とは?
  • 生まれ変わったプリンセス
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    ヨーロッパの小さな王国アモリアの王女イザベラは1週間後に執り行われる結婚式から逃れるため人知れずオーストラリアに渡って、知人の屋敷を目指していた。ところが途中で激しい豪雨にあい、乗っていた車ごと川に落ちてしまう。どうにか身一つで逃げ込んだ小屋にいたのが、ジャックだった。そっけないながらもジャックはあれこれ世話をやいてくれた。彼は自分のことをあまり語らず、イザベラもまた身分を明かさなかった。嵐が過ぎるまで素性も知らない赤の他人と2人きり――そう思うと恐怖を感じていいはずなのに、むしろイザベラは安心感を覚えた。だからといってジャックに恋愛感情を抱くなんておかしいわ。彼はわたしを迷惑に思っているはず。でも、あの青い瞳を見ると……。
  • さまよう恋心
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    彼は私に好意を持ってくれてはいても、私を愛してはいない。そう悟った看護師のアニスは生活を変えたくて、北の果ての島に暮らす弟の誘いに応じることにした。ここはノルウェーのスピッツベルゲン島。弟の仕事仲間たちはアニスを大歓迎してくれたが、一緒に働く医師のヤーケ・ファン・ヘルメルトは、無愛想でそっけなく、アニスとはろくに言葉を交わそうともしない。結構よ。仕事以外で彼とかかわる必要もないわ。アニスは腹立たしい思いで無関心を装っていたが、ある事件をきっかけに、ヤーケを強く意識するようになる――。■白夜の国ノルウェーを舞台に、ベティ・ニールズが揺れ動く恋心を描きます。
  • 愛を忘れたプリンス 夢の国アンブリア
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    ジャニスは夫、マイカルの実家の前にたたずんでいた。極秘にした結婚を解消し、お腹の子の親権を放棄してもらうためだ。初めて目にする大きな屋敷の中にどうやって入ろうかと考えていると、不意に車が現れ、優美な錬鉄の門が開いた。チャンスに乗じて屋敷内に入ったジャニスは、車から担架で運ばれるマイカルの姿を見て衝撃を受けた。屋敷の使用人を装って付き添いの男性にきいたところ、爆弾事件の傷が癒えて退院したが、まだ安静が必要だという。彼の部屋に忍びこんだとき、ジャニスは驚くべき言葉を耳にした。「君はいったい誰なんだ?」■1/5刊『秘密のプリンセス』に引き続き、〈夢の国アンブリア〉の続編をお贈りします。過酷な運命によって引き裂かれたヒーローとヒロインは、はたして愛の絆を取り戻すことができるのでしょうか。
  • 湖上の誘惑
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    イタリアのコモ湖畔の屋敷に秘書として雇われたキャロラインは、その雇主の老人から、息子を連れてきてほしいと懇願された。息子ジャンカルロは成功した実業家だが、長いこと音信不通だという。病人のたっての願いとあって、彼女はミラノへ足を運んだ。ジャンカルロと対面して、キャロラインはその魅力に圧倒された。古典的な顔にたくましい体、セクシーで柔らかな声音。こんなにすてきな人が、恩知らずの気難し屋のはずがないわ!ところが彼は事情を聞くなり表情を一変させ、冷酷に突き放した。「父は君のような若い女をめとり、老後の介護をさせているのか」ひどい言い草にかっとなったキャロラインは、その場を飛び出し……。■やがて態度を翻して帰ることを承諾したジャンカルロですが、その胸中にはキャロラインが想像すらしなかった、ある計画が隠されていました。風光明媚なイタリア北部の描写が美しい、実力派キャシー・ウィリアムズのドラマティックなロマンスです。
  • 復讐のためのハネムーン
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    セリーナは、唯一の肉親だった祖父の葬儀に現れた男性を見て驚いた。リオン――6年前、祖父のビジネス取引の一環として結婚したが、ほんの8週間でその結婚生活は終わりを告げた。私の寝室に若い男性がいたのをリオンが誤解したからだ。まだ愛していたけれど離婚し、2度と会うつもりはなかったのに……。だが祖父の遺言内容を知り、家政婦に何も遺されていないとわかると、そのお金の工面をリオンに頼むしかないことにセリーナは気づく。しかし、彼の答えは唖然とするものだった。祖父の会社の株を買い上げる代わりに、2週間、彼との地中海クルーズに同行するようにというのだ。■ハーレクイン・ロマンスの大人気作家ジャクリーン・バードの待望の新作です。過去の恨みを晴らすために元夫が提案したクルーズは、2人にとっていわばハネムーンだった! 作者らしい純粋なヒロインと傲慢なヒーローのこの恋の結末は?
  • 失われた伝説
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    レベッカは遺跡発掘作業の責任者として忙しい日々を送っていた。だが以前に敷地内で殺人事件が起きたこともあり、不安な思いは影のようにつきまとっている。ある日森で不審者を見かけた彼女は、あわてて保安官に通報した。現れた保安官のドルーはてきぱきと仕事をこなしつつも意味ありげな視線を送ってくる。町一番の人気者で、あらゆる女性を手に入れられる彼にとって、新参者のわたしは手ごろなターゲットなのかしら?警戒しながらも、レベッカは彼の提案にひそかにどぎまぎした。「きみの安全のため、ぼく1人で夜間の張り込みをしよう」
  • 七夜の契り
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    放蕩者として有名なレイバーン侯爵ジェイスの心は憂鬱だった。評判とはうらはらに、長年想いを寄せる令嬢ブロッサムが自分の弟と婚約して以来、いたたまれずに地方の領地に逃げこんでいる。あるとき、弟が別の女性への愛を告白したことで破談になったと知るや、ジェイスはブロッサムを手に入れようと決意した。勇んで帰還したジェイスだったが、恋敵の存在と自らの悪名にじゃまされて……。“放蕩者”と呼ばれた男の誠実な愛は、はたして実るのか?
  • 公爵の憂鬱な夜
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    公爵家の次男ジャスティンは、急死した兄に代わり爵位を継ぐことになった。兄の代でつぶれかけた身代を挽回するには、結婚しか手がない。そこで白羽の矢を立てたのが、鉄道王の娘のサニー――かねてより深く想いを寄せてきた女性だ。美形の一族に生まれながらも、その荒削りな風貌から怪物(ガーゴイル)と揶揄される自分には高嶺の花と、これまでは諦めていたのだが。一方、そんな公爵の心も知らず、当の令嬢はある理由からこの縁談に曇り顔で……。
  • ワインは誘惑の香り
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    リアンは離婚した。原因は夫ジョシュの誤解。夫婦の仲のよさに嫉妬した彼の弟が、リアンに誘惑されたと嘘をつき、ジョシュはその言葉を真に受けて激怒したのだ。妻より弟を信じた夫に失望を覚え、リアンは離婚の申し出に応じた。5年後、リアンの母とジョシュの父が急死したせいで、2人に再び会う機会が訪れる。遺言により、リアンとジョシュはワイナリーを相続したが、故人の遺志はそれを2人で共同経営することだという。リアンは、ジョシュと毎日顔を合わせるような事態は避けたかった。再会したとたん、よみがえった感情に気づかれたくないから。
  • ひそやかな賭
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    派遣看護師のコンスタンシアは仕事先のオランダで、イエルン・ファン・デル・ヒーセンという医師に出会った。ドクター・ヒーセンは優しく穏やかで、笑顔がすてきな人。一緒にいると心が安らいで、いつしか彼女は恋に落ちていた。人づてに聞いた話では、彼は決して裕福ではないようだが、コンスタンシアはむしろそのほうがいいと思った。これまで出会ったお金持ちは、心が貧しく不幸な人ばかりだった。お金などなくていい。ささやかな幸せのほうが大切なのだから、と。だが彼女はまだ、ドクターの本当の姿を知らなかった。まさか、自分の予想がことごとく覆されるとは……。★2001年6月に惜しまれつつ世を去ったベティ・ニールズ。優しい作風が今なお多くのファンを引きつけています。本作品もベティの魅力がいっぱい。静かで穏やかなロマンスをご堪能ください。★
  • あなたに片思い
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    「ライリーにはもう会った?」妹が結婚するため14年ぶりに帰郷したグレイシーは、そうきかれるたびに戻ってきたことを後悔した。町の人々はグレイシーの“ストーカー伝説”をいまだに覚えていたのだ。当時、ハンサムなライリーに夢中だった彼女はあらゆる手段で想いをぶつけ、その様子は新聞記事にまでなった。あんなに迷惑をかけてしまった彼に、合わせる顔なんてないわ……。今や銀行頭取になったライリーも偶然帰郷しているらしく、グレイシーは必死に彼を避けつづけた。だが、運命は皮肉すぎる再会の舞台を用意していた!
  • 微笑むまでそばにいて
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    まさか私があの大財閥シュトース一族の血を引いているなんて! サヴァンナは亡父の遺言状から自身の生い立ちを知り、衝撃を受けた。彼女の実の父親はシュトース家の御曹司で、余命わずかな恋人との間にできたサヴァンナを引き取ろうとした矢先に事故死したというのだ。亡き実両親の面影を求めマイアミへと赴いたサヴァンナは、突如何者かに命を狙われる。抵抗もむなしく意識が遠のきかけた瞬間、彼女の脳裏に男性の姿が浮かんだ。故郷で帰りを待つ最愛の人ジャッド──死ぬわけにはいかない。彼のプロポーズに返事をするまでは。
  • 残酷な誘惑
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    もう一度彼に会いたい、会わなければ、という思いに駆られ、オータムは名前を偽ってまでこのオフィスにやって来た。そして、4年ぶりにソールと再会した。堂々とした長身、黒い髪――どれもが目に親しい中で、色つきレンズのめがねだけが見慣れないものだった。あの事故のあと、オータムは彼の前から逃げたのだ。ここにいるのがわたしだと知ったら、ソールがどんな態度に出るか、考えただけでも恐ろしい。彼は交通事故で視力を失い、その結果、仕事も恋人もなくした。それらすべての原因は、わたしにあるのだから。
  • 長い冬
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    カリブ海の島で旅行会社に勤めるオータムは、目の前に現れた男の姿を見るなり、顔面蒼白になった。ヨーク・レイン……世界的に有名な航空会社の社長で、19歳のときにオータムが結婚した相手だ。幼かったオータムは彼が属する派手な上流社会になじめず、結局、短い結婚生活は破綻し、ロンドンの家を飛びだした。いったいなぜヨークがここにいるの?戸惑うオータムに、ヨークは冷たく言い放った。急遽妻が必要になったから、4カ月の間だけ戻ってこい――そうすれば正式に離婚に応じよう、と。
  • ファーストキスは永遠に
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    ヴァネッサの初めての恋、初めてのキス、初めての失恋……その相手はすべてラザロ・マリーノだった。ボストンの旧家の一人娘だったヴァネッサは、16歳のとき屋敷の庭師をしていたラザロにひと目で惹かれ、恋に落ちた。初めてキスを交わした夜に彼が突然姿を消すまでの短い恋。それから12年後に二人が再会したとき、ヴァネッサが父から引き継いだ会社は経営難に陥っていた。経営コンサルタントとして成功し、筆頭株主となったラザロは会社に乗り込み、ヴァネッサに条件つきの再建計画を持ちかけた。「会社はぼくが助けよう。ただし、ぼくとの結婚がその条件だ」■昨年6月のデビュー以来、多くの読者の支持を得る期待の作家M・イエーツ。今回はアルゼンチンのブエノスアイレスを舞台に、情熱のロマンスが繰り広げられます。
  • 情事の身代金
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    弟のスティーヴンが100万ユーロを横領して姿を消した?グレイシーには信じられない話だった。“今すぐ逃げなければならない”というスティーヴンの電話に、グレイシーは急いで弟の会社に駆けつけ、事情をきこうとした。だが彼女を迎えたのは社長のロッコ・デ・マルコ。ロッコは険しい表情で彼女の弟が会社の公金を盗んで失踪したと告げる。しかも、グレイシーも共犯ではないかと疑っているようだった。さらにロッコは彼女を会社の最上階にあるペントハウスに連れていき、スティーヴンが現れるまでの“担保”として部屋に閉じこめた!そのあいだ、家政婦として働くようにとさえ迫って――。■砂漠のシークの物語でおなじみのA・グリーン。彼女が、傲慢で、華麗なイタリア人富豪のロマンスを書きました。秘められた悲しい過去を持つ富豪の心が、純真なグレイシーによって少しずつ癒やされていく感動の物語を、どうぞお楽しみください。
  • 熱いオークション
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    ジェニファーはボスのアレックスに惹かれていたが、彼はいっこうに気づいた様子もなかった。新たな恋を探そうと、友人に勧められるまま、独身男性とのデート権を競り落とすオークションに参加した。首尾よく落札に成功したものの、相手の男性の目隠しを外したとたん、ジェニファーは凍りついた。アレックス!これ以上彼に恋して傷つきたくはない。デートをキャンセルしようとしたものの、なぜか急にアレックスが熱い目をして反対した。■巻末の試し読みは電子版では含まれておりません。
  • 失われた愛を探して
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    大女優のジュリア・ハーベイが忽然と銀幕から姿を消して十年。その消息は完全にとだえていた。しかし、ロンドンのテレビ局がついに彼女の居所をつかんだ。ドキュメンタリー番組を担当するクインは、上司に命じられてカリブ海の島へ出演交渉に来た。当時、彼はまだ十代だったが母親の親友のジュリアに恋をし、二人は年齢の差を超えて深い関係になったのだった。だが、彼女はクインにさえ何も告げず突然いなくなってしまった。フェリーから島へ降り立ったクインの心境は複雑だった。その時、偶然目の前にジュリアが現れた。息子だという少年と一緒に。彼女が輝かしいキャリアを捨てて姿をくらましたのは、ほかの男と結婚するためだったのだ。クインは打ちのめされた。
  • 謎めいたプロポーズ
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    ジュードは一夜にして三児の親となった。兄夫婦が事故で亡くなり、後見人に指名されたのだ。ある日、五歳の甥ジョゼフが行方不明になり、取り乱す彼女のもとへ、意外な男性が甥を伴って現れた。同じアパートメントに住む友人の兄、ルカだ。悪名高いプレイボーイの突然の出現に動揺するジュードに、彼は、君には子育ての資格がないと非難する。ところが数日後、彼は再びジュードの前に現れ、唐突に切りだした。「僕と結婚してほしい」ジュードはわけがわからず、驚愕し、狼狽するばかりだった。
  • 古城のロマンス
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    看護師のユージニアには、1年半前に婚約した堅実な恋人がいる。だが、結婚のためにといっさいの贅沢を許してもらえず、彼の母親からも何かと文句をつけられ、息苦しい毎日だった。ため息をつくユージニアにいつも声をかけてくれるのは、同じ胸部外科で働く、外科医長のドクター・グレンフェル。長身で穏やかで、誰からも尊敬されている医師だ。ある日ドクター・グレンフェルに頼まれ、ユージニアは彼の助手としてポルトガルに同行することになる。そこで彼女を待っていたのは、忘れていたすてきな日常だった。
  • 愛したのは私?
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    ルシールは、再婚を間近に控えた双子の姉に泣きつかれ、代わりに姉の元義父フィデリオを見舞うため異国を訪ねた。出迎えたのは、フィデリオの隣人だという富豪のホアキン。そこでルシールは、あろうことか姉が数年にわたり、年老いた元義父に金を無心していたと知らされる。ホアキンはルシールを姉と誤解したまま冷酷な視線を向け、金を全額返済すると誓うまでこの地に監禁する、と脅した。正体を明かせば彼は姉のもとへ行き、結婚は破談になるだろう――姉を助けるため、ルシールは囚われの身になるほかなかった。
  • 秘密のプリンセス 夢の国アンブリア
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    アンブリアのとある町で看護師をしているキムは、帰宅途中に見知らぬ男性からいきなり話しかけられた。「伝えたいことがある。君の人生を変えるかもしれない知らせだ」端整な顔立ちの男性は半ば強引にキムを街角のカフェに連れていき、自分はペレアの異母兄、ジェイクだと名乗った。かつてキムは城で姉妹同然に育ったペレアの侍女を務めていた。今やアンブリアの王妃となったペレアが待っているといって城へ戻るよう彼に説得されたとき、キムは怒りに駆られた。国の混迷によって、私はいやというほど辛酸をなめてきた。もう二度と、誰かの言いなりで行動する気はないわ!だが予想外の出来事が起き、キムは彼とともに旅立つはめになる。■2011年10月から12月にお届けしたロイヤルロマンス3部作〈夢の国アンブリア〉の続編を3カ月連続でお贈りします。本作では第3話『復讐のティアラ』で侍女を務めていたキムがヒロインとして登場し、数奇な運命に翻弄されます。
  • ひとときのシンデレラ
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    「きみもコンテストに出てみないか?」町の百周年記念祭の主賓として招かれたジョエルに突然声をかけられ、ケイティは仰天した。町では記念祭の時期に美人コンテストが行われる。裏方としてその準備に飛び回っていたけれど、地味な自分が出場するなんてありえない。あっさり断ったものの、ジョエルは執拗に勧めてくる。やがて彼の熱心さと魅力に負け、ケイティは出場することを約束していた。★目立たない図書館司書があでやかに変身?実力派作家J.ドルーの紡ぐ、心温まる恋物語をお楽しみください。★
  • 砦に立つ貴婦人
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    夫亡きあと、モイラ・フィッツジェラルドは女主人として、敵対するマッカーシー一族から城を守っていた。もうこれ以上、籠城生活も限界だという矢先に、援軍がジェラルド城に到着した。率いてきたのは、騎士コナー・フィッツクリフォード。モイラはひと目で、彼が信頼するに足る人物と見込んだ。だが、マッカーシー一族とわたしの間の複雑な事情や、わたしの犯した罪が知れたなら、彼はどう思うだろう。コナーに城にとどまってもらうためには、真実を隠しとおさなければ。★『憂いの騎士』に登場したコナー。双子の兄ラナルフの陰に隠れていた彼が、ヒーローとなって雄姿を披露します。ゴールデン・ハート賞受賞のシャロン・シュルツェの手にかかれば、コナーと美しく勇敢なモイラとのロマンスがまるで目の前で繰り広げられているかのように感じられることでしょう。★
  • プロポーズを夢見て
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    ブリタニアが看護師として働く病院に、高度な手術を行うためにオランダから外科医がやってきた。その外科医、ファン・ティーン教授を目にしたとたん、ブリタニアは直感した。この人と結婚する、と。なぜそんなふうに感じたのかはわからない。確かに医師としては優秀だが、彼のことはなにも知らないのだ。しかも、すぐにオランダへ帰ってしまう。だが、ブリタニアは自分の直感を信じ、オランダへ休暇に出かける同僚に同行することに決めた。きっとオランダで教授にまた会えるわ。これが運命なら。★本作でベティ・ニールズは、結婚に向けるヒロインの切ない思いを厳しいけれど温かい筆致で描いています。涙と笑いがふんだんに盛り込まれ、最後はヒロインに拍手を送りたくなることでしょう。★
  • テキサスの恋 指輪はイブの日に
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    トニー・ダンゼッタは高校時代の友人の訃報を知り、急遽故郷に戻った。友人はミリセント・エバンズという悪女のせいで、自殺に追い込まれたという。猛烈な怒りに駆られたトニーは、弔問に現れたミリセントを罵倒し、憤怒の形相で詰め寄った。とたんに彼女の顔は青ざめ……。
  • ばらとシャンペン
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    両親の死後、カトリーナは自分のことを後回しにして広大な地所と屋敷の管理を一手に引き受けている。あるとき、美人で甘やかされた妹が、地元の名士で幼なじみのルシアスにふられたと泣きついてきた。カトリーナは妹のために彼の仕打ちを非難するが、ルシアスはこれまで何かと彼女を助けてくれた友人でもあり、彼と仲違いすることに内心複雑な思いだった。すると妹は何を思ったのか、ルシアスを姉に奪われたと吹聴し始めた!あまりのことに呆然とするカトリーナに、彼は告げた。噂を本当にするために、これからきみと交際しよう、と。
  • 完璧なクリスマス
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    マックが予想したとおり、その男性の部屋は殺風景だった。もうすぐクリスマスなのに、季節の飾り付けさえない。とてもくつろげない気分で、部屋の主の存在感にただ圧倒されてしまう。彼は建設会社のオーナーで、名前はジョナス。再開発の予定地に立つ、マックの家の立ち退き交渉にやってきたときに知り合った。だが、画家をしているマックにとって、祖父から譲り受けた、アトリエも兼ねる愛着ある家からの引っ越しなど、ありえない話だった。わたしによけいな手だしはしないで、そっとしておいて。そう伝えるつもりで彼の自宅まで押しかけてきたはずなのに、マックは徐々に増していく奇妙な緊張感に、来たことを後悔し始めていた。■デビュー以来、170作以上の作品を書き続け、不動の人気を誇るC・モーティマー。彼女が心をこめて描く、愛を信じないヒーローに訪れたクリスマスの奇跡の物語を、どうぞお楽しみください。
  • 結ばれた悲しみ
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    実家の経済的苦境を打開する手立てとして、公認会計士のハリエットは美しく壮大な屋敷をパーティ会場やドラマの撮影場所として貸し出すことにした。その最初の顧客に面会し、彼女は衝撃を受けた。10年前に一緒に暮らそうとまで約束しながら、父の強固な反対で強引に別れさせられた恋人だったからだ。今やIT関連企業の経営者となった彼の名はジェイムズ。彼の目的はいったいなに?落ちぶれた我が家を嘲笑しに来たの?かつての恋人の陰鬱なまなざしに、ハリエットはおののいた。■イギリスの傑作古典をもとに、現代の作家たちが新たなロマンスを描く好評企画。5月刊『幼すぎた愛』のあとを受け、今回はJ・オースティンの『説得』を題材に、C・ジョージが周囲の説得で別れた2人の再会と揺れ動く恋心を、確かな筆致で描きます。
  • もう一度会いたくて ナニーの恋日記 I
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    ステイシーは休暇旅行に同行して子どもの面倒を見る子守役(ナニー)。両親のぬくもりを知らずに育ったので、子どもたちには良い思い出をつくってもらいたいと願って働いている。今回の依頼人はハンサムで仕事中毒の会社社長、ルイス。スペインにある彼の祖母宅を訪ねる3週間の旅だ。シングルファーザーのルイスは6歳の双子の息子に手を焼いており、顔合わせの際、ステイシーでは若すぎてつとまらないと難色を示した。ところが、彼女はたちまち子どもたちをとりこにしてしまう。一方、ルイスも明るくて愛情深いステイシーに惹かれそうになるが、彼の身に起きたある悲しい過去の出来事が、それを許さなくて……。■今月より2カ月連続でお贈りするミニシリーズ〈ナニーの恋日記〉の1話目は、優しきナニーと悩める実業家の心温まるロマンスです。来月はステイシーの妹サヴァンナがヒロイン。衝撃的な形で彼女を捨てた元恋人と、雇主とナニーとして再会する物語をお届けします。
  • 星のきらめく夜に
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    男性に頼っては捨てられる母親を見て育ったアシュリンは自立こそ自分を守るすべだと信じ、ヘッドハンターとして成功したが、女性らしい夢や恋愛とは無縁に生きてきた。ジャンルカ・パラディオに出会うまでは。彼から仕事の依頼を受けてからというもの、会うたびにアシュリンは落ち着かない気分になった。いつもビジネスライクな私がどうして?巨大なホテルチェーンを経営し、たくましく、ハンサムな彼はとても私の手が届く相手ではないのに。それでも彼に惹かれていく自分がアシュリンは怖かった。
  • 憂鬱なシンデレラ
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    粗末な家でつましく暮らすクリスティは、たった1人の弟に家を売り払われ、住む場所を失いかけていた。そんなとき、一分の隙もない完璧な装いの紳士、ブレイブルック子爵が蔑みを目に浮かべて訪ねてきた。彼女の弟が身分不相応にも子爵の妹に近づき、令嬢をすっかり夢中にさせてしまったらしい。釣り合うはずのない相手に、弟はなんてことをしたの?青ざめたクリスティに、彼は意外な頼み事をする。高額な報酬の代わりに子爵家で働き、妹を説得してほしいと言うのだ。戸惑いながらも、彼女は申し出を受け入れるしかなくて……。■寛大な処置にも氷のように冷たい態度を崩さないクリスティに子爵は苛立ちますが、秘められた情熱を垣間見て、惹かれていきます。不幸な境遇に耐えて生きてきたヒロインに涙する感動作です。
  • エスメラルダの初恋
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    有能で心やさしい看護師エスメラルダは、足が不自由なせいで男性に対して奥手だったが、ようやく最近、ハンサムな研修医の恋人ができた。時を同じくして、オランダの形成外科医バムストラが病院を訪れる。そして彼女の足を診るなり、自分なら治せると断言した。好きな人のために踊れるようになるなら手術を受けよう。いじらしくもそう決めたエスメラルダだが、恋人はどこか冷たい。手術前の不安な彼女を気遣ってくれたのはバムストラ医師だった。先生がこんなに親切にしてくれるのは、いったいなぜなの?彼に秘めた思いがあることを、エスメラルダはまだ知らなかった。■古風で恋に疎いエスメラルダは男性の心がわからなくて恋人の行動に一喜一憂。周囲をはらはらさせます。しかし、そんな自分をつかず離れず見守ってくれるバムストラ医師のことが気になり始め……。私生活を明かさない彼に、大いにかき乱される乙女心が描かれます。
  • 愛は宿り木の下で
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    ボストンの広告会社に勤めるジルは、不本意ながらも、地元のコミュニティセンターで催されるパーティの担当者になった。打ち合わせの際、センターの所長オリバーから激しい敵意を示され、ジルは頭を抱えた。私の未来がこんな人に左右されるなんて!
  • 夜だけの情熱
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    裕福な家庭で両親の愛を知らずに育ったマデレンは、初めて自分を愛してくれた上司が既婚者だったと知って驚愕する。それ以来、仕事に打ち込み、著名デザイナーであるアレクセイのもとで彼の開くイベントをすべて任されるまでになった。アレクセイは冷淡な態度の奥に間違いなく情熱を秘めた男性。再び誰かに恋して傷つきたくはないけれど、その魅力には抗えない。マデレンは1度だけと心に誓ってアレクセイとベッドをともにするが、互いを貪るように2人は関係を断ち切れなくなった。そんなある日、マデレンはふと思った――夜をともにしたあと虚しさを感じるのは、彼を愛してしまったから?■先月に続き、人気上昇中のメイシー・イエーツのセクシーなストーリーをお届けいたします。お互いに愛を知らず、情熱だけの関係を続ける2人の恋のゆくえを描きます。
  • 雪降る夜の二人
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    ああ、もうすぐクリスマス。エイルザの心ははずんでいた。今日は、元夫の母の家に行っている9歳の娘が帰ってくる。ところが、大雪のなか現れたのは、別れた夫イェイクだけだった。電話が通じず、娘が滞在を延ばすことを直接伝えに来たという。外は天候がさらに悪化し、彼は今夜ここに泊まるしかないだろう。会うのは4年ぶり。あまりに悲しい出来事の末、離婚して以来だ。彼は今も変わらず、成功した実業家としての自信に満ちあふれ、女性が振り返るほどのハンサムだ。でも、もう終わったこと――ひと晩ともに過ごすからって、なぜ私は緊張しているの……?■運命のいたずらによって、再び2人きりの時間を持つことになった元夫婦。口を開けば傷つけ合ってばかりなのに、2人の間の引力は抗えぬほど強烈で……。ドラマティックでセクシーな再会物語です。
  • せつないプレゼント
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    唯一の肉親である祖父が心臓発作を起こしたという知らせを受け、メアリー・ジェーンはすぐに祖父のもとへ駆けつけた。祖父は彼女を待ち構えていて、オランダから呼び寄せたという男性、ファビアン・ファン・デル・ブロクを紹介して言った。「私が死んだら、ファビアンがおまえの後見人を務めてくれる」メアリー・ジェーンは驚きのあまり息をのんだ。私はもう二十二歳よ。なぜ後見人が必要なの?ファビアンは、見た目は満点の男性だけれど、ひどく傲慢で、まるでばかにしたように私を見ている。そんな男性が私生活に干渉してくるのは耐えられないわ!
  • ノルウェーに咲いた恋
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    ルイーザは、いつかイギリスを離れるのが夢だった。継母の干渉から解放され、本当の自由を手に入れたかった。ある日、その夢をかなえるチャンスが舞いこんだ。ノルウェーで療養する病人のつき添い看護師の職に応募して、見事採用されたのだ。病人は若く気まぐれな女性だった。だが、いちばんの問題は彼女の兄サイモンだ。初対面のときから威圧的で、ルイーザを経験不足と決めつけた。これまで妹やほかの人に命令して、思いどおりにしてきたのね。私は黙ってあなたの言いなりになどならないわ。★ベティ・ニールズがていねいな筆致で描く冷たい海と雪の世界、ノルウェー。そこでルイーザの胸に生まれたほのかな想いとは?
  • 嵐の夜の奇跡
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    イブの前夜、帰省を急ぐジュディスは嵐の中を立ち往生していた。そんな折、よりによって別居中の夫ニックと鉢合わせしてしまう。相変わらずハンサムな横顔に、彼女の胸は締めつけられた。すると彼が思いがけない言葉を放った。「どうしてもきみに会いたかったんだ」
  • プレイボーイにご用心
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    朝の6時半にヘリコプターで降り立つなんて! キャリーの怒りは頂点に達した。大富豪のノエルが隣の大邸宅に引っ越してきてからというもの、郊外の静かな生活は台なしだ。だが、どなりこもうとした矢先、ノエルが姿を現して、途方もないことを頼んできた。
  • 魅惑のドクター
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    看護師のジュリアは、病院から自宅に戻る患者のつきそい役を頼まれ、車でロンドンからスコットランドに赴いた。ところが到着した患者の家で雪に閉ざされ、そこで1泊するほかなくなる。その深夜、ふいに玄関先に現れたのは青い瞳の大柄な医師アイヴォだった。
  • 遅れてきたクリスマス
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    ブリスベンに越してきたソフィーは途方に暮れていた。新しい勤務先での仕事が始まるというのに、いまだ仮住まいで、亡き姉の愛息トマスにふさわしい養育係も見つけられないままでいる。それでもソフィーは、トマスの父親を必ず捜し出すつもりだった。姉が暮らしたこの街に、きっとその人はいるはず……。職場の上司になるギブは優秀な小児科医で、黒髪が魅力的だが、どこか陰のある横顔が気になった――そして、薬指の指輪も。ギブはソフィーの窮状を知ると、意外な申し出をした。彼が同居している義理の叔母が養育係にぴったりだと太鼓判を押し、ソフィーたちが屋敷の離れに越してくれば、すべては解決する、と。■トマスのために仕方なく申し出を受け入れ、上司と半同居という奇妙な生活を始めるソフィー。募る思いを抑え、仕事と甥の父親捜しに奔走するうち、意外な真実が明らかになります。最後まで目が離せない、ドラマティックなクリスマス・ストーリーです。
  • 十二月のシンデレラ
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    メイン州沿岸に浮かぶエンディコット島。マンハッタンの自宅を離れ、ラリッサは島で穏やかな時を過ごしていた。だが人もまばらなレストランで、まさか彼に会うとは思っていなかった。ジャック・エンディコット・サットン――島に名を残す名家の後継者で、かつて一度だけ、身を焦がすような週末を過ごしたことのある相手。でもあれは、わたしがまだ父への反発から気ままな暮らしを続け、婚約者とも破局を迎えた、8カ月前までの出来事――。ラリッサは今、あらゆる過去を忘れ、生まれ変わろうとしていた。けれど、あの週末の記憶だけはあまりにも鮮烈によみがえってくる。彼への思いの激しさに怖くなって逃げだした、あの夜の記憶だけは……。■マンハッタンを舞台に、期待の作家ケイトリン・クルーズが、名門一族の御曹司と令嬢との間に生まれた真実の愛の物語を書きました。冬の夜、摩天楼の街で舞う、2人のワルツと共にお楽しみください。
  • ベスと億万長者
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    ある日ベスに、親友夫妻からプレゼントが贈られた。それは、大富豪の不動産王トッド・グラハムとデートをする権利。恋愛からすっかり遠ざかってしまっているベスのためにと、チャリティ・オークションで競り落としてきたという。プレイボーイと噂の彼と、平凡な私じゃとても釣り合わないわ――その不安は的中し、デート当日、ベスはトッドの魅力に圧倒され、周囲のからかいの目にも耐えられず、途中で逃げだしてしまう。住む世界も違うし、もう彼と会うことは二度とないだろう。そう思っていたベスだが、意外にもトッドは家まで会いに来て……。
  • セニョール・サタン
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    スペインで修道女見習いをしている身寄りのないトニは、いわれのない差別を受け、つらい毎日を送っていた。ついに園丁の服を拝借した彼女は修道院からの脱走を企てるが、途中、紛れこんだ祭りの喧噪のなかで盗人に間違われてしまい、美貌の貴族ルークの手によりなんとか救われる。トニは彼の船でスペインからイギリスへ向かうことになり、身の安全のため、少年のふりのままルークや周囲の人々を欺いた。だが一方で、ルークへの思いは日々膨らんでいくばかりだった。そんなある日、彼らを乗せた船が嵐に巻きこまれてしまい……。
  • 無口な求愛
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    華やかな社交界に憧れる男爵令嬢のアマンダは、高名な侯爵の親戚を屋敷に滞在させることになり、期待に胸をときめかせて客を待っていた。だがそこへ現れたのは、薄汚れたごろつきのような男。アマンダは思わず言葉を失うが、数日後、朝食の席ででくわした彼を見てさらに驚いた。そこには、ハンサムな顔立ちの颯爽とした紳士がいたのだ。彼――グレヴィルに魅力たっぷりの笑みを投げかけられ、アマンダの心臓は早鐘のように打ち始める。でも謎めいた彼に惹かれてはならない。私の夢見てきた社交界デビューはもう目の前なのだから。■理想の花婿、理想の結婚を思い描いて生きてきたアマンダ。ところがデビュー前の巡り合いが彼女の心を迷わせます。人気作家ジュリア・ジャスティスの約2年ぶりとなる、貴重な新作です。
  • エーゲ海のプリンス
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    エーゲ海に浮かぶ島国ヘレニカの王子、アレックスは困り果てていた。このところ4歳になる娘ゾーイのかんしゃくがひどく、養育係や個人教師が次々と辞めてしまったからだ。その原因を探ろうとしたが、自国の医療機関ではらちがあかず、アレックスは藁にもすがる気持ちでアメリカから専門家を呼び寄せた。ドッティは、ヘレニカ王国へと到着する直前になってようやく、自分が担当するのは王国の第2王子アレックスの一人娘だと知らされた。かわいそうなことに、娘の母親は2年前にこの世を去ったという。王宮の執務室でアレックスと面会したとき、ドッティは茫然とした。ギリシア神のような容貌の王子は、途方もなく尊大な男性だったのだ!■イマージュの人気作家レベッカ・ウインターズがエーゲ海を舞台に華麗なロイヤル・ロマンスを描きました。本作には、ミニシリーズ〈王宮への招待〉の1作として2008年に刊行された『運命の訪れ』のヒーローも登場し、物語を盛り上げています。
  • あまりにも危険な情事
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    休暇を終えて戻ってきたクロエは、家政婦として再び働きはじめた。職場は富豪一族が別荘として使う屋敷で、訪れる者は少なかった。だが、その日はプールに人の気配を感じて、はっとする。まさか、エイドリアン? 私の休暇中に事故で亡くなったはずなのに!彼女は立ちすくんだまま、日に焼けた体で泳ぐ男性を見つめた。やがて彼が誰なのか気づいてほっとする。この別荘の主人、デクランだ。彼はエイドリアンの兄で、カーステアズ家の事業を担う辣腕経営者。水から出た彼のたくましい腿には、長い傷跡が走っているのが見える。サングラスをかけ、頬にも傷のあるデクランの前に、クロエは進み出た。そしてすぐ、彼の目がほとんど見えていないことに気づく……。
  • 危険な契約
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    マーサは知人の紹介でルイス・マンスフィールドを訪ねた。ルイスは現在、妹の子供を預かっているのだが、仕事で半年間インド洋の小島に出張することになったため、同行できる養育係(ナニー)をさがしているという。マーサは、個人的な事情でその島に行く必要があった。だから自分を雇ってほしいと必死にルイスを説得した。魅力的な男性と一つ屋根の下に住むなんて危険かもしれないが、どうしてもあの島に行かなくてはならない。だが、ルイスはマーサの熱心さに疑問を抱き、理由を問いただした。こうなったら真実を話すしかない。マーサは重い口を開いた。
  • 灼熱の休日
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    クリーは美容院の経営に行き詰まり、さまざな支払いができずにいた。そんなとき、見知らぬ男性が裏庭にいるのに気づき、融資の件でやってきた銀行員ではないかとおびえる。やがて思い切って声をかけたクリーは、彼がセブという名の金融コンサルタントで、家主の代理人だと告げられた。銀行員より私に対して実力行使できるというわけね。だがそのとき、クリーはまだセブの本当の力を知らなかった。仕事とアパートメントだけでなく、彼女の心も何もかもを奪える力を持っていることを……。
  • 今宵シカゴで 誘惑への招待 I
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    大都会シカゴで、ローリーは期待に胸を膨らませていた。もう、いい子は卒業。今日からわたしは自立した自由な女性になる。思いどおりにふるまい、欲しいものはなんでも手に入れるのだ。まずは人々を引きつけてやまない本『恋の綱渡り』に従い、セクシーな冒険をして、女性としての喜びを知りたい。だが、病弱な祖母を残してシカゴに出てきた理由はもうひとつある。十五歳で家を飛び出し、この町で暮らしているはずの双子の姉、ミッキーを捜し出して一緒に新しい生活を始めたい。なにがあっても、ふたつの夢をかなえよう。意を決してローリーは、まだ見ぬ家主の待つ部屋のドアを叩いた。
  • レイチェルの青い鳥
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    看護師として働くレイチェルは、充実した生活を送っていた。やりがいのある仕事、頼もしい仲間たち、愛する家族。悩みといえば、ボーイフレンドがわがままで、つい振り回されてしまうことくらいだ。それを見て、上司のファン・トゥーレ教授が助言をくれた。「彼が望む女性になろうとせずに、そのままの君でいなさい」その言葉は胸にしみて、レイチェルはいつしか教授の存在を意識するようになった。今まで気づきもしなかったけれど、あの人はいつも私をやさしく見守ってくれた……。でも、なぜ?
  • フェアリー・プリンセス 盗まれし季節の誓い 上
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    アイアン王を倒したあと、アッシュとの約束どおり冬の王国へ赴いたミーガンは、囚われの生活を送っていた。そんななか行われたのが、季節の移ろいとともに妖精界の支配権を移す儀式。1本の王(おう)笏(しやく)を夏と冬の王国間で引き渡すのだが、その夜、王を討たれたはずのアイアン族が宮廷に忍びこみ、ミーガンの目前で大切な王笏を奪い去る! 事情を知らない周囲は、怒りの矛先をミーガンに向け……。
  • 傷ついても愛しくて
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    アーデンは伯母とともにゲストハウスを営んでいる。世間のことに疎い伯母に代わり、実務を担当しているが、経営は苦しく、みすぼらしくなった建物を改装する資金さえない。ある日、アーデンが買い物から戻ると、新たな客が来ていた。J・スティーブンズと名乗る男性客は徒歩で到着し、何泊するかも告げず、体の具合が悪いのか部屋にこもっているという。そんな話を伯母から聞き、アーデンは不安を覚えた。夕方、部屋から出てこない例の客に夕食を運んでいったところ、アーデンはいきなりどなりつけられ、息をのんだ。「僕の部屋にこっそり忍び込むのはやめてくれ!」■『君に甘いつぐないを』でドラマティックなロマンスを流麗に描き、大好評を得たジェシカ・スティール。本作では謎めいたヒーローが登場し、勝ち気なヒロインのハートをわしづかみにしています。
  • 花嫁の禁じられた情熱
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    派手な女性関係で有名な実業家、クィン・サリヴァンが逆恨みから父の会社を買収したうえ、妹との政略結婚を提案してきたと知り、キアラは彼のオフィスへ直談判に乗り込んだ――大切な妹を愛のない結婚の犠牲にするわけにはいかない……。どうにか妹との婚約破棄の約束を取りつけたものの、クィンの魅力に抗えず、キアラは彼の家で一夜を明かしてしまう。その翌朝、クィンは結婚相手は姉のほうに替えると部下に連絡していた。私をベッドに誘い込んだのは、復讐計画の一つだったのね?!怒りと絶望に打ちのめされ、キアラはクィンに宣言した。「結婚は受け入れても、あなたとベッドを共にするつもりはないわ」■復讐に燃えるヒーローの便宜上の花嫁となったヒロインは、やがて自分を愛してくれない夫への抑えきれない情熱に悩まされることになって……。人気作家アン・メイジャーのゴージャスでセクシーな渾身の一作! どうぞお楽しみください。
  • 禁じられた愛の島
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    亡き母が昔描いた風景画の裏側から、ゾーイは書類と写真を発見した。書類にはギリシアのタニア島にある別荘を母に贈ると記されているが、古い写真に写るハンサムな男性に心当たりはない。秘密を直感したゾーイは、謎を解き明かすために島を訪れる。紺碧の海を背景に立つ別荘は、母の描いた絵のとおりだった。ゾーイはそこで庭師らしい男性アンドレアスを見かけ、彼に不審の目を向けられながらも強く惹かれる。せっかくの滞在を目いっぱい楽しもうと、浜で泳ぎ、肌を焼いたあと、ゾーイはいつしかうたた寝をした。ふと目覚めると、知らないあいだに日焼け止めが塗られている。アンドレアスが、裸同然のわたしの体に触れたんだわ……。
  • 幸せな誤解 リージェンシー・ブライド III
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    フランセスカは母亡きあと、祖父の屋敷に引きとられ、独身の伯母ともども3人で暮らしていた。伯母は未婚で出産したフランセスカの母をことあるごとになじり、フランセスカを忌み嫌って折檻しつづけた。黙ってその苦しみに耐え、幸せになることなどあきらめていたが、ある日、彼女はマーカスと名乗る青年と出会い、恋に落ちる。甘い口づけ、熱い抱擁――初めて知る、生きる喜び。しかし残酷にも、彼とその仲間たちに笑い物にされていたと知り、フランセスカの一途な思いは粉々に砕かれた。9年後、マーカスと再会したときも苦い思いは残っていて……。■皮肉な運命のめぐりあわせで再会したフランセスカとマーカス。そんなとき伯母が亡くなり、彼女が路頭に迷うと知ったマーカスはある申し出をします。誤解から生まれる愛と感動の物語です。
  • ボスとの甘いバカンス
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    チャステティは亡くなった婚約者との約束を果たすために、不動産会社を営む大富豪の男性、ゲイブを訪ねた。彼女はかつてゲイブの秘書を務め、密かな恋心を抱いていた。再会によって彼の魅力にふたたび惹かれてしまうが、それはゲイブも同じだった。しかし、ゲイブの弟だった亡き婚約者とのことで、ふたりのあいだには溝ができていた。わだかまりを消すためにと、ゲイブからリゾートへの旅に誘われ、チャステティは迷いながらも承知する。夜の浜辺でのキスは次第に激しさを増し、体が熱くなって……。■昨夏の急逝が惜しまれるサンドラ・ハイアットのオフィスものをお贈りします。秘書だったヒロインのある告白に愕然とするヒーローと、信じ難い現実を知って苦悩しながらも、情熱を抑えられないヒロインとの灼熱の恋――ご堪能ください!
  • テキサスの恋 クリストファー・デヴラル
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    かつて有名なプレイボーイだったクリストファーは、車の事故で片目が見えなくなり、ハンサムだった顔にも深い傷を負った。今までの人生を虚しく思い、将来を考えるようになった矢先、とあるレストランでデラ・ラースンという可愛いブロンド女性に声をかけられ……。
  • ほろ苦いプロポーズ
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    イギリスで看護師として働くラヴィニアの夢は、両親亡きあと伯母に引き取られた妹と、また一緒に暮らすことだ。自分たち姉妹につらく当たる伯母と早く縁を切りたい。そのためラヴィニアは思いきって、好条件で働けるオランダに渡った。落ち着きしだい妹を呼び寄せよう。勤務先の病院には、病理学の権威テル・バフィンク教授がいた。その端整な容貌と温かい人柄で、看護師たちの憧れの的だ。ある日、教授に食事に誘われて、ラヴィニアは有頂天になる。彼みたいな男性に相談にのってもらえたら、どんなにいいかしら……。そんな思いが別の感情に変わるのに時間はかからなかった。★オランダのアムステルダムを舞台に、看護師のラヴィニアと医師のテル・バフィンク教授の大人のロマンスが展開されます。
  • 愛の岐路
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    ターニャとレイフが結婚して、もうすぐ2年。燃えさかる情熱で結ばれたはずなのに、ターニャの不満はつのる一方だった。レイフが妻に求めているのは、ベッドで果たす役割だけ。心を開いて語り合ったことは一度もない。わたしは彼にとって、ただの所有物なんだわ。レイフへの思いに変わりはないけれど、このまま人形みたいに生きていくのはいやよ!真実の愛を求めて、ターニャはついに立ち上がった。●本書は、1993年2月に小社より刊行された作品を文庫化したものです。
  • 愛を思い出して
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    事業に成功し富豪となったジェイクは、ある日、病院から連絡を受ける。元恋人のタリアが事故に遭い、緊急連絡先に彼の名前があったという。急行して救急救命室に通されたとき、彼は茫然とした。タリアは記憶をなくしていたうえに、幼い息子を連れていたのだ。
  • 孤島の伯爵
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    グレイスは1週間の調査予定で、貴重な古文書が発見された孤島の城に来た。城の主はアレッサンドロ・ヴォルタ。10年前の悲惨な事故で負傷して以来、先祖代々の古城に隠棲してきた伯爵だ。彼はグレイスの姿を目にするなり激怒して言い放った。「今すぐ出ていけ!」
  • 罪深き賭け
    -
    伯爵家のカントリーハウスに招かれた、令嬢のトゥルーディ。この国でもっとも人気のある独身男性、バスティアン・ウィルソンも滞在中と知り、彼女の心は弾んだ。そんな彼からいきなり途方もない賭けの話を持ちかけられ、トゥルーディの頬は真っ赤になった。
  • 美しい悲劇
    -
    故郷テキサスに戻ってきたキャサリンは、亡き父の牧場がすっかり様変わりしていることに驚いた。牧場監督のルールが我が物顔で采配を振り、競走馬の飼育まで手がけている。長く牧場を離れていたとはいえ、オーナーの私には報告すら来ていない。怒りが頭をもたげる一方、ほろ苦い思い出が胸によみがえった。ルール――彼はいつだって特別な存在だった。今も忘れられない17歳のあの日、彼に抱かれたまま、時間が止まればいいと思っていた……。■ファン待望、リンダ・ハワードの1984年の名作をお届けします。強引な初恋の男性との再会物語です。
  • 愛人は涙を信じない
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    “セルゲイ・コロドフ。コロドフ・エンタープライズCEO”ハナは渡された名刺を見て、思わず目をみはった。彼はモスクワの赤の広場で、すりに遭ったところを助けてくれた男性。でもまさか、泊まるように言ってくれたこのホテルのオーナーだなんて。ハナは案内された豪華なスイートルームを見まわした。セルゲイはさらに、今夜、ディナーをともにしたいという。ニューヨーク郊外の小さな町からやってきた旅行者に、彼のような大富豪が興味を持つはずがない……。そう思いつつも、レストランで、キャンドルの明かりを浴びた彼の美しい顔立ちを前に、ハナはそのまなざしに潜む、冷たい孤独の影が気になりはじめていた。
  • 再会は甘い罠
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    デーナは若き上院議員。彼女が次の選挙にも出馬するのか、最近、町はこの話題で持ちきりだ。今も同窓会の会場で、デーナは人々の好奇の目にさらされていた。誰もが彼女を遠巻きにするなか、まっすぐ近づいてくる人影に、デーナは目を奪われた。サム・レミントン。愛につたなかった少年の日の面影は消え、時を経た今、彼は危険な香り漂う大人の男となって戻ってきた。そして、挑むような目をして、手を差し伸べている。デーナはその手に手を重ね、ゆっくりとダンスフロアに踏み出した。私は彼と話す機会を十五年間待っていたのだ……。■ネイトの共同経営者サムが主人公。苦く切ない恋のゆくえを、ベストセラー作家スーザン・クロスビーが描きます。
  • サンライズ・ヒル 恋人はドクター
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    ヒンドレ村のビアトリス・ブラウニングは二十六歳。獣医の父を手伝いながら、のどかで単調な毎日を送っていた。ある日、突然その平穏が破られた。父が心臓発作を起こしたのだ。幸い近くにいたオリバー・ラティマー医師のおかげで、一命はとりとめた。そして数日後、臨時に父の代理を務めるため青年獣医コリンが現れ、たちまちビアトリスは彼と恋に落ちた。だが、明るい魅力的な外見の裏にコリンは全く別の面を隠していた。ショックを受けたビアトリスを支えてくれたのはまたもオリバー。彼女の感謝はいつしか愛に変わったけれど、オリバーの心は……。■“ドクターとの恋物語”――正義感にあふれた知的なお医者さまは、まさに女性の憧れ。そんなドクターに恋をしてしまったら?
  • さよならは言わない 恋人はドクター
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    夜の救急センターには、素早い処置を必要とする患者が運ばれてくる。てきぱきと冷静に対処するルイーズ・ペインに皆は一目置いていた。夜間勤務の婦長という普通の人とは昼夜逆の生活をしているのも、彼女には妹二人と弟一人を扶養する義務があるからだ。父を追うようにして母が亡くなってから、もう二年になる。黒髪に整った顔は人目を引くが、ルイーズ自身は気づいてもいない。以前は若い医師たちが頻繁にデートに誘ったけれど、妹弟の存在を知ると彼らの熱はたちまちさめていった。それがある日、長年にわたって尊敬してきた一人の顧問医師が、ルイーズより先に妹や弟の心をすっかりつかんでしまった。■“ドクターとの恋物語”―正義感にあふれた知的なお医者さまは、まさに女性の憧れ。そんなドクターに恋をしてしまったら?
  • 待ちわびた伯爵の求婚
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    5年前、冷酷な兄に、結婚を誓ったジェラードとの恋を引き裂かれて以来、アメリアは断ち切れぬ彼への想いを胸に秘め、生きてきた。ある日、友人の屋敷で開かれたパーティで今は伯爵となったジェラードに思いがけず再会する。アメリアのもとを去ったのち、戦地スペインで結婚した彼は、妻を亡くして途方に暮れ、幼い娘を連れてイギリスに帰国したのだった。娘がアメリアになついたのを喜んだ伯爵に、やがて彼女は求婚される。自分の良き伴侶、娘の良き母親になってほしい、と。愛の言葉はひと言もない――これが、待ち焦がれた彼からの求婚なの?絶望を押し隠し、アメリアは求婚を受け入れたが……。■「王子様を夢見て」、「身分違いの花嫁」で友人たちの恋の成就に奮闘したアメリア。5年ぶりにかつて愛した男性と再会し、やっと幸せをつかめると思いきや、2人の前に予期せぬ試練と黒い企みが立ちはだかります。
  • 王子の秘密の恋人
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    きらびやかな宮殿の中庭に腰掛けたイブは、新しい仕事の申し出を受けてためらっていた。つい最近までアメリカから出たこともなかった自分に、地中海に浮かぶ小国の王室の厩舎マネージャーが務まるだろうか。だが、心配なのは責任の重さや王室のしきたりだけではない。彼女の雇主――ステファン王子の存在だ。指図するのが当然のような、尊大な振る舞いに苛立ちながらも、イブは力と知性を兼ね備えた王子に惹かれずにはいられなかった。そして売り言葉に買い言葉で仕事を引き受けたとき、ようやく気づいた。島に囚われた今、彼の魅力から逃れる術はないのだと。■仕事はうまくやりたい半面、ステファンとは距離を置きたいイブ。ところが事はそううまく運ばず……。人気作家リアン・バンクスの描く、情熱的な王子の誘惑をご堪能ください。
  • 孤独な貴公子 富豪一族の伝説 IV
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    「きみと愛を交わしたい」久しぶりに再会したフォーチュン家の御曹子ダラスがいきなり発したぶしつけな言葉に、マギーは驚愕した。亡くなった奥さんに今も思いを寄せているという彼がどうして?マギーは職を失い、行き場がなくなったため、ダラスの経営する牧場で働く両親のもとに身を寄せていた。きっと彼はわたしのことを、妻を忘れるためのつかのまの情事の相手と考えているのだ。ひどい侮辱だわ! 怒りにうち震えながら抗議しようと口を開いた瞬間、今度は唇を奪われた。■品行方正な紳士と評判のダラスが態度を豹変させた真意は? 大人の駆け引きが楽しめます。
  • レディ・ドラゴン 闇の使徒たち-序章 I
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    CIAの機密情報局〈アリエス〉のエージェント補佐ケリーは、局長のハッチに呼び出された。行方不明になったエージェントの捜索を命じられたのだ。この任務に成功すれば正式なエージェントに昇格できる。彼女にとって、これ以上のチャンスはない。だが、ただ一つ問題があった。イーサンと組んでカップルを装い、社交界のパーティに潜入しなければならないのだ。彼はずっと憧れてきた男性。しかも地味で経験不足の私が社交界だなんて。躊躇しているケリーに、イーサンの容赦ない言葉が飛んだ。「一日二十四時間の訓練が必要だ。だから一緒に住んでもらう」■機密情報局〈アリエス〉の敏腕エージェントたちが次々と巻きこまれていく巨大な陰謀とは……。
  • 条件のない愛
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    キャットは亡き大伯母から受け継いだ宿を切り盛りしている。経営は決して楽とは言えないが、好きな仕事だから自分の人生に満足していた。愛する相手がいないことを除いては。ある日、宿泊客としてダニエル・ウエストという男性が現れた。いろいろな地方を取材して記事を書くのを仕事にしているという。ブルーの瞳がすてきな背の高い男性に、キャットは運命を感じた。本物の愛が訪れるのをずっと待っていたけれど、ダニエルがその相手かもしれない。キャットはうきうきしたが、ほどなく衝撃的な事実を知って、甘い夢は打ち砕かれた。わたしはとんでもない人に胸を焦がしてしまったんだわ!
  • 億万長者の策略 華麗なる紳士たち:最後の独身貴族 V
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    アンドリアはリムジンの後部座席で大きく一つ息をした。彼女が代表を務める団体への寄付金を受け取るため、〈テキサス・キャトルマンズ・クラブ〉の舞踏会へやってきた。この寄付の背後にはキース・オーウェンズがいるとわかっていたものの、断れる話ではない。キースはクラブの中心人物で、かつて彼女の恋人だった。プロポーズを待ち望んでいた学生のアンドリアに向かって、あろうことかキースはビジネスのパートナーになれと言ったのだ。以来彼とは口もきかずに過ごしてきたのに、なぜ今ごろ?そんな思いを振り払うようにリムジンを降りた彼女の前に、よりいっそう魅力を増したキースが立っていた。
  • テキサスの恋 ルーク・クレイグ
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    ルークが経営する牧場の隣に、非行少年のためのサマーキャンプが開設された。少年たちの悪行に悩まされるようになり、ルークはキャンプの責任者、ベリンダに苦情を申し入れに行く。美人だけれど高慢そうなベリンダに反感を持っていたルークだが、子供たちに対する彼女の熱い思いに心動かされ……。
  • 孤高の大富豪
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    クリオは今夜のパーティにやってくるジョシュを待っていた。たくましくハンサムな彼は町の女性みんなのあこがれの的で、名家の美しい令嬢クリオも、その例外ではなかった。ただし、貧しい時代にクリオの祖父から援助を受けて成功した彼は、決して彼女に近づこうとはしなかった。では、なぜ目が合うだけで雷に打たれたような気持ちになるのだろう?手がかすめるだけで熱い衝撃が走るのはどうして?荒々しく謎めいたジョシュに拒まれるたび、クリオは思い出すのだった。十数年前、珊瑚礁に囲まれた青い海で彼の頬にキスしたことを。それ以来二人の間に芽生えた、切っても切れない運命という名の絆を。
  • 月下に舞う誘惑
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    エマはいとこのウェインが遺した船を見に来た。隣の高級船から、暗い陰のある男性が自分を見ているのに気づき、不安を覚えて足早にいとこの船に乗った。が、船室へ下る階段を踏み外して、思わず悲鳴をあげてしまう。すると先ほどの男性が現れ、彼女はその場に凍りついた。ハーランは悪夢のような体験で心と体に傷を負い、その後遺症を癒すために船で療養生活を送っていた。今は誰とも関わり合いになりたくなかったが、隣の船を訪ねてきた女性が転倒したのに気づいて、いやいやながらも彼女を助けるために船内に踏み込んだ……。
  • 月夜の過ち
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    3年間世話をしてきた我が子同然のマックスが奪われてしまう!養育係のフレイアは愕然とした。母親の死後、父親のラフェが現れ、今まで見向きもしなかった息子を母国スペインへ連れていくというのだ。噂どおり薄情で冷酷そうなラフェを見て、フレイアは心を決めた。私もスペインへ行こう──彼と一つ屋根の下に暮らすことになっても。
  • 間違えたキス
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    人生を思いどおりにしてきたリンクは今、生まれて初めて困惑していた。引き取った妹の遺児は赤ん坊で、養育係はみんな長く続かないのだ。そこへ、顧客の娘アナがリンクを頼ってブラジルから訪ねてきた。とびきりの美人だが自立心は人一倍旺盛。そこにリンクは目をつけた。「ニューヨークで働きたいなら、まずはうちの養育係にならないか」。
  • 幸せのそばに
    -
    ある日コリーンは、車を運転中トレーラーに衝突され、全身に傷を負ったばかりか、同乗していた妹も亡くした。遺された妹の幼い子供たちはコリーンの入院中に、伯父であるケイド・チャルマーズの家に引き取られたらしい。子供たちに会いたくてたまらず、コリーンは彼の家を訪ねるが、ケイドには迷惑そうに冷酷そのもののまなざしを向けられ、愛する甥にも“ママを殺した”と非難される始末。コリーンはあまりのショックにその場で意識を失った。そして目覚めたとき、介抱してくれたのは意外にもケイドで……。
  • ボスとのアバンチュール
    -
    ある日、アレクサがジェット機内の清掃をしていると、驚くべき“忘れ物”を機内で発見した――かわいい双子の赤ん坊だ。すぐにジェット機のオーナーであるセスの元妻が置き去りにしたと判明。困り果てた彼に、アレクサはベビーシッターを頼まれてしまう。ハンサムな億万長者、セスの操縦するジェットが向かったのは、フロリダの太陽がまぶしいプライベート・アイランドだった。過去の経験から男性との深いかかわりを避けてきたアレクサに、セスはセクシーなまなざしで危険な誘いをかける。「週末だけでいい。ふたりでアバンチュールを楽しもう」アレクサの体の奥で欲望の炎が燃えあがり、大胆な自分が目を覚ます。■真夏のバカンスにぴったり! RITA賞受賞作家キャサリン・マンが描くのは、南の島でセレブ気分を満喫いただける熱い恋の物語。
  • 楽園の花嫁
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    エメラルドのように光り輝く美しい島国、ルチア・セラー。大伯母の遺言に導かれて訪れたその島で、フィービは謎めいた男性に出会う。洗練された優雅な物腰、どことなく高貴な顔立ち。わたしのような小娘に、大人の彼が興味を持ってくれるはずはない。とまどいながらもフィービは彼の優しさに惹かれていく。しかし彼には、ある重大な秘密があった。
  • プレイボーイの真実
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    プレイボーイのジェレドと知り合い、バージンを捧げたケイ。だがその一夜で妊娠したと、著名人の彼に知らせるすべはなかった。ひとり子を産み、6年が過ぎたある日、ケイの前にジェレドが現れた。ケイには知るよしもない、ある計画を胸に秘めて……。
  • ドクターは御曹子
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    フィリーはロンドンの病院で働く優秀な看護師。友達も多く、患者からも慕われ、医師からの信頼も厚い。しかし国家公認看護師の最終試験に合格しても、無神経な継母と妹たちからお祝いの言葉はなかった。ほかの同僚はみんな、家族や恋人に祝ってもらえるのに。寂しい思いを隠して、フィリーは一生懸命仕事に励んだ。勤務が終わったころ、彼女は待ち人がいることを告げられる。言われた場所にいた男性には、見覚えがあった。今朝、エレベーターで手伝ってくれたすてきな人。なんと彼の用件とは、お祝いもかねた食事への誘いだった。
  • 忘れ得ぬ出会い
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    看護婦のヴィクトリアは、休暇で故郷に帰省中、すてきな男性に出会い、すっかり心を奪われてしまった。でも、彼は外国からの旅行者のようだったから、もう一度会えるチャンスはほとんどないだろう。名前も知らぬ男性のことなど忘れなくてはと、ヴィクトリアは強く自分に言い聞かせた。ところが仕事に戻った日、あの男性が病院の廊下を歩いてきた。オランダに住む医師で、名前はアレクサンダーというらしい。「勤務が終わったら、デートでもしよう」偶然再会しただけなのに、親しげな様子で誘われ、ヴィクトリアの胸に喜びと疑念が同時にこみあげた。
  • 眠りし姫のとまどい
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    領主の父亡きあと、古城でひっそりと暮らすジリアンのもとにある日、サー・ベイアードと名乗る眉目秀麗な男が訪ねてきた。ベイアードは宮廷に仕えるジリアンの姉が彼の兄と結婚したことを知らせ、ひとり領地を守るジリアンの警護に来たと告げる。歓迎されるのが当然で、誰もが彼に従うべきだという態度に彼女はたちまち反感を抱いた。親戚の厚意を装っても騙されないわ。どうせここに来たのも、この豊かな土地を狙ってのことに違いない。彼に心を許すものですか――圧倒的な魅力に気づかぬふりをして、ジリアンは胸に固く誓った。
  • ダイアモンドの花嫁
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    ローラは実父の死の謎を解くため、シドニーを訪れた。画家だった父が彼女に遺したのは、たった1枚の絵。落日を背景に、苦悩に満ちた表情を浮かべる美女が描かれている。ある日、その絵を途方もない高値で買いたいという男が現れた。ダイアモンド鉱山を所有する若き億万長者、ジャレッドだ。父の形見は売れないと断るローラに、彼は驚くべき申し出をした。“この絵といつも一緒にいたいなら、ぼくの妻になればいい”と。彼に惹かれたことは認めたくないが、絵の謎が解けるかもしれない。結婚を承諾したローラは、挙式当日、衝撃の事実を目の当たりにする。式場に現れたジャレッドの母ナオミは、絵の中の美女、その人だったのだ!■長くハーレクイン・ファンに愛されるベテラン作家エマ・ダーシー。当時の編集者が“一級品の面白さ”とメモを残した91年の名作です。描かれていたのは、ナオミを巡り争った男たちの愛と憎しみ。なんとローラの父には、ジャレッドの父殺害の嫌疑がかけられていて……。
  • 招かれざるプリンセス(再編集版)
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    フィービーは北欧の王国の皇太子と恋に落ちて結婚した。だが性急な結婚は脆くもわずか1カ月で破局を迎えた。6年後、宝石デザイナーとして自立した彼女は息子とニューヨークで暮らしていた。ところが、件の皇太子が事故死したことで、人生は一変する。皇太子の従兄のレオが不意に現れ、息子とともに王国へ来るよう強要してきたのだ。以前、大金を積んで私に身を引かせようとした非情な男の言うことを聞くわけには絶対にいかない!■本書は、2010年10月に小社より刊行された作品を再編集したものです。
  • 孤高の不良公爵(再編集版)
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    母が家政婦をしている公爵家で育ったイシーは、幼い頃から公爵の息子ジオに憧れていた。不良だった彼が年上の女たちと戯れるのを覗き見しながら、いつの日か彼にバージンを捧げると誓ったイシー。17歳の夜、ついに想いを遂げたが、初恋は残酷な言葉で踏みにじられた。「おまえの気持ちなんて、重いだけなんだよ」10年後、極貧生活を送るイシーは、ジオと劇的な再会を果たす。資金援助を申し出た彼が、代わりに要求したものとは――?■本書は、2011年7月に小社より刊行された作品を再編集したものです。
  • 恋に落ちた夜(再編集版)
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    ケイトリンは仕事先のホテルを辞めようとしていた。オーナーのラザロへの叶わぬ思いを断ち切るために。2年前、ほんのつかのま言葉を交わし、家まで送ってもらった――それだけの、キスさえなく別れた夜。冷徹と言われる彼の隠れた優しさを知り、恋に落ちたのだった。今、目の前にいるラザロは、しがない客室係の私のことなどまるで覚えていないようだけど。ところが、決意をこめて辞職を願い出たケイトリンに、彼は意外にも直属の秘書のポストを提示した。ボスと秘書が繰り広げるもどかしい恋愛物語!■本書は、2009年6月に小社より刊行された作品を再編集したものです。
  • 紺碧のアマルフィ
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    地味な秘書のアナベルに、驚くべき仕事が舞い込んだ。取引先のイタリア人自動車会社社長から、新しいスポーツカーの広告モデルに指名されたのだ!“きみは美しい――まだ誰も気づいてはいないがね”老社長に励まされ、アナベルは思いきってやってみることにした。撮影初日を終えた夜、ひとりコテージで休んでいると、突然ドアが開く音がして、誰かが入ってくるではないか!社長が息子のルッカに譲ったというこの別荘は、今は空き家のはず……。まさか、彼が帰ってきたの? 現れた男は、アナベルを一瞥して言った。「僕が留守のあいだ、父はここに愛人を閉じ込めているというわけか?」■ある悲しい事情から、家族にも知らせず秘かに帰郷していたルッカ。愛人と疑われて憤慨したアナベルは出ていこうとしますが、彼が怪我を負っていることに気づき、仕方なく看病を始めます。美しいアマルフィ海岸を舞台に、静かに育まれていく愛の物語をお楽しみください。
  • 大富豪の甘い誘惑 キング家の花嫁 X
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    ルーカス・キングは西海岸で最大の建設会社の経営者。かつて自分を裏切った親友の妹、ローズ・クランシーの姿を偶然見かけ、怒りを再燃させたルーカスは一家への報復を思い立つ。言葉巧みにローズを誘惑してベッドをともにしたあと、冷酷に捨て去り、その事実を兄に突きつけてやるのだ。■これまでローズは家族の言いなりの人生を送ってきたが、自立を決心し、生徒の自宅に出向いて料理を教える仕事を始めたばかり。ある日、久しぶりに再会したルーカス・キングから、思いがけず料理を教えてほしいという依頼を受け、ローズの胸は躍った。初恋の男性が、情け容赦ない罠をしかけているとは夢にも思わずに。■名門一族の男たちを描く、モーリーン・チャイルドの人気ミニシリーズ〈キング家の花嫁〉最新作をお届けします。莫大な富と権力を誇るヒーローが唯一、手に入れることができなかったものとは?
  • 千一夜におぼれて(再編集版)
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    遙か遠いアラビアの王国ジュダール。そんなお伽噺みたいな国の皇太子/シーク/(★皇太子/シーク/ → 「皇太子」に「シーク」というルビを付けるの意)が、しがない通訳の私を誘うなんて。カルメンは夜ごとファルークの漆黒の瞳に見つめられ、肌のエキゾチックな香りに包まれ、悦びの極みに溺れる。いつしか心まで奪われた時、カルメンに一つの恐るべき秘密がもたらされ、夢の千夜一夜物語は突如終わりを告げる……。■本書は、2009年7月に小社より刊行された作品を再編集したものです
  • 脅されたプリンセス
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    レイラは小国アラクルの王女。独裁者の父親の支配から逃れるため、母親とともにアメリカへと移住して12年の歳月が過ぎた。ある日、レイラの前にかつて正式に婚約を交わしていた男性アーデルが姿を現し、厳しい声で言った。「きみはぼくと結婚しなければならない」
  • 愛を知らない伯爵
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    レストランでウエイトレスをしていたキャリーは、伯爵の称号を持つ企業家テオ・サンラファエルに見そめられた。だが、つかの間の情熱を分かち合うと、彼はキャリーを捨ててフランスへ帰国した。1年後、テオからの使者がキャリーとその息子を迎えに現れ……。

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