示した 意味作品一覧

  • 最短突破  データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)公式リファレンスブック  第3版
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    【読めば読むだけ力になる、新スキルチェックリスト対応の公式リファレンスブック!】 集めたデータから価値を創出し、ビジネス課題に答えを出すデータサイエンティストは、ますます必要とされてきています。そんなデータサイエンティストには、様々なスキルが求められています。 ・情報処理、人工知能、統計学などの情報科学系の知恵を理解し使う、データサイエンス力 ・データサイエンスを意味のある形に使えるようにし実装・運用できるようにする、データエンジニアリング力 ・課題背景を理解した上でビジネス課題を整理し解決する、ビジネス力 さらに、これらのスキルを日常生活や仕事等の場で活かすための学修目標を示した「数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラム」も公表されています。データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)では、これらの基礎的な部分を総合的に問われます。 本書では、問われる項目をひとつひとつピックアップし、現場の第一線でで活躍する著者が詳しく解説しています。読み込めば読み込むほど力になる、試験対策のための一冊です。 ■目次 第1章 DS検定とは 第2章 データサイエンス力 第3章 データエンジニアリング力 第4章 ビジネス力 第5章 数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラム データサイエンティスト検定TMリテラシーレベル模擬試験 問題 データサイエンティスト検定TMリテラシーレベル模擬試験 解答例 ■著者プロフィール ●菅 由紀子(かん ゆきこ):株式会社Rejoui(リジョウイ) 代表取締役、一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員、広島大学 客員教授。 ●佐伯 諭(さえき さとし):一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員会副委員長、事務局長、ビーアイシーピー・データ株式会社 取締役COO。 ●高橋 範光(たかはし のりみつ):株式会社ディジタルグロースアカデミア 代表取締役会長、株式会社チェンジホールディングス 執行役員、一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員。 ●田中 貴博(たなか たかひろ):株式会社日立製作所 人財統括本部 デジタルシステム&サービス人事総務本部 直轄人事部 シニアHRビジネスパートナー、一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員。 ●大川 遥平(おおかわ ようへい):株式会社AVILEN 取締役、一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員。 ●大黒 健一(だいこく けんいち):株式会社日立アカデミー 事業戦略本部戦略企画部部長、一般社団法人データサイエンティスト協会 学生部会副部会長、博士(農学)。 ●森谷 和弘(もりや かずひろ):データ解析設計事務所 代表、データアナリティクスラボ株式会社 取締役CTO、一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員。 ●參木 裕之(みつぎ ひろゆき):株式会社大和総研 フロンティア研究開発センター データドリブンサイエンス部、チーフグレード/主任データサイエンティスト、一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員。 ●北川 淳一郎(きたがわ じゅんいちろう):LINEヤフー株式会社、一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員。 ●守谷 昌久(もりや まさひさ):日本アイ・ビー・エム株式会社 シニアアーキテクト、一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員。 ●山之下 拓仁(やまのした たくひと):一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員。 ●苅部 直知(かりべ なおと):一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員、LINEヤフー株式会社。 ●孝忠 大輔(こうちゅう だいすけ):日本電気株式会社 アナリティクスコンサルティング統括部長、一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員。 ●福本 信吾(ふくもと しんご):一般社団法人データサイエンティスト協会 スキル定義委員。
  • サイコロから学ぶ確率論 基礎から確率過程入門へ
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    1巻2,860円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 確率論は、偶然に起こる現象(偶然現象)における多数回の試行が基礎になっており、「偶然現象に現れる規則性を理論としてまとめたもの」である。そのため、公理系に基づく理論を学習しただけでは確率論を真に理解することはできず、多数回の試行を実際に行って、実験で確かめることがとても大切なのである。 そこで本書は、一般的な確率論の本とは異なるアプローチで、定理の前に偶然現象の解説をし、「厳密な理論と証明」を示した後に、「実際の偶然現象での意味,実験結果との対応を考える問題」を挙げて、身の回りの確率現象を例にしながら理論的な定理の意味を解説するという工夫を行った。これによって、多くの理工系学生が確率論を学んでいる際に感じる「この定理はどういう意味なのか?」という疑問も少なくなり、見通し良く確率論を学ぶことができるであろう。 このように、本書は確率論の基礎とともに実験的な意味も学べる、「目からウロコが落ちる」画期的な教科書・参考書である。
  • 図解でわかる 14歳からの天皇と皇室入門
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 天皇譲位 そこにはこの国の根幹にかかわる問題が介在している。(山折哲雄) 14歳から読める! わかる! いま改めて注目を浴びる天皇制。その歴史から政治的、文化的意味まで図解によって わかりやすく示した天皇・皇室入門の決定版。
  • 彼岸の悟り ─高橋信次先生に捧ぐ─
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    幼少時から体験した霊的現象と父の影響で、仏教系歯科大学に入学し、歯科医を務めながら真理を解明しようと試みました。22歳で高橋信次先生の教えに触れ、それからは様々な宗教組織に入会し研究を重ねてきましたが、悟れずに半ば諦めていた所、62歳にして悟りの境地を体験しました。 最初は悟りとは気づかず、降りてくるインスピレーションをメモして、さらなる心境の開拓に挑戦しましたが、やがて平凡な境地に戻されてしまいました。 しかし、降りてきた啓示は、悟りとは何か、自我とは何か、神とは何か、生命とは何かの答えであり、輪廻転生の意味や、発展の法則、年配者の役割など、後世に幾らかでも貢献できる内容であると判断しました。 悟りとは、狭義的には心の修行を通して得た霊的覚醒であったのです。その事が分かって以来、悟りの概要に関して、ある程度の定義付けができたと思います。悟りに付随する問題と釈尊の悟りの過程を示した啓示の書です。
  • 仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える
    4.0
    働くことこそ生きること、何でもいいから仕事を探せという風潮が根強い。しかし、それでは人生は充実しないばかりか、長時間労働で心身ともに蝕まれてしまうだけだ。しかも近年「生きる意味が感じられない」と悩む人が増えている。結局、仕事で幸せになれる人は少数なのだ。では、私たちはどう生きればよいのか。ヒントは、心のおもむくままに日常を遊ぶことにあった――。独自の精神療法で数多くの患者を導いてきた精神科医が、仕事中心の人生から脱し、新しい生きがいを見つける道しるべを示した希望の一冊。
  • 中村天風の師、頭山満の人材育成術。人材育成で悩むあなたへ。20分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 25,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の40ページ程度) 【書籍説明】 社会であれ組織であれ要は人である。 しかし、人の上に立つようになって初めて、人を育てることがいかに大変であるかがわかる。 それは、子をもつ親も同じである。 筆者が人生の壁に突きあたるたびにひも解き、励まされてきたのが、頭山満の生き方である。 頭山満とはいったい誰なのか? 大アジア主義者であり、在野の国士である。 一方で、人材育成者の顔をもつ。 昭和の哲学者、中村天風を初め、有名無名を問わず、各界に多くの人材を輩出した。 彼らに伝えたのが、「一人でいても淋しくない人間になれ」というメッセージであった。 本書では、この言葉の意味するところはなんであったのか?なぜ伝えたのか? さまざまな方向から考えることで、頭山満・人材育成術の奥義にせまる。 本書を読むことで、とくに上司、教師、親…人を育てる立場にある人の心は少し軽くなるであろう。 なぜならば、頭山の教えは、人間の本質をついているからだ。 彼が指し示した方向をヒントに、自分ができることを実践していけば、人を育てるとともに、 いつのまにか自分も育てられていることに気づくであろう。 【著者紹介】 冨嶽百太郎(フガクモモタロウ) フリーライター、放送作家 1964年生まれ。東京都清瀬市出身。 1987年玉川大学工学部経営工学科卒業。 1989年より放送作家(構成、脚本)。 ドキュメンタリー、情報番組、アニメーション、バラエティーなどさまざまなテレビやラジオ番組等の企画、構成、脚本を手掛ける。 2003年より病をきっかけに健康関連の出版物の編集・ライティングに携わる。 2009年より東洋思想をバックボーンにもった人物の作品を描きたいと、頭山満の研究を始める。
  • アイ・シティ (1)
    完結
    5.0
    K(ケイ)額に埋め込まれたデジタルメーターが無限大を示した時、夜空の空間に亀裂が走った・・・。ノアの方舟か、バベルの塔か、この世界は「フロア1983」と呼ばれる巨大な平面世界だった!? 大輪廻と呼ばれる終末システムの訪れが迫るなか、K(ケイ)とアイの二人は人類進化を操作する強大な敵と対峙する。“アイ・シティ”とは何を意味するのか?元警官ライデン、仇敵クー・ラグァ・リーらも加わり、遺伝子重合体アロイとの最後の闘いが始まる!! OVA劇場公開されたSFマンガ大作がデジタル完全版で復活。
  • アウグスティヌスの言語論
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 言語哲学と解釈学の視点からアウグスティヌスにおける言葉の真相を文献学的に解明、彼の言語論の全貌を初めて本格的に示した問題作。 【目次より】 はじめに 序論 声の現象学へ 第一部 言語哲学的視点から 声とことば アプローチ 第一章 声 I 意味の光 II 声 III 喚びかけの構造 IV 喚びかけの場所 第二章 ことば I 沈黙と発語 II 根源語 讃美と呻き III 光ることば 第二部 解釈学的視点から 経験と解釈 アプローチ 第一章 経験 I ホルテンシウス体験 II メロディア・インテリオル 『美と適合について』 III ミラノのヴィジョン 『告白』第七章における神秘経験 IV オスティアの経験 l’extase a deux 第二章 解釈 I 比喩的解釈 II 解釈の迂路 III ドケレの二重構造 第三部 『キリスト教の教え』の言語哲学 『キリスト教の教え』を読む アプローチ I いつだれのために書かれたか II 伝達の回路 III 本論のアナリシス 表現と伝達 IV 結論 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • アメリカン・イメージ連想事典 固有名詞を通じて見た
    -
    固有名詞のイメージを把握できないために、アメリカ人との会話で的確な反応ができなかったり、小説の文意がとれなかったりすることがよくある。英語を本当の意味で理解するためには、固有名詞のかもしだすイメージに関する知識は必須だ。本書は実在人物、架空のキャラクター、地名、映画のタイトル、商品名など、頻繁に引き合いに出される、アメリカ人にとっての常識の一部をなす固有名詞を選び、そのイメージ、用例を示した画期的な事典である。※一部について没年等の修正を行っています。

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  • いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件
    4.4
    2007年8月24日、深夜。名古屋の高級住宅街の一角に、一台の車が停まった。車内にいた3人の男は、帰宅中の磯谷利恵に道を聞く素振りで近づき、拉致、監禁、そして殺害。非道を働いた男たちは三日前、携帯電話の闇サイト「闇の職業安定所」を介して顔を合わせたばかりだった。車内で脅され、体を震わせながらも悪に対して毅然とした態度を示した利恵。彼女は命を賭して何を守ろうとし、何を遺したのか。「2960」の意味とは。利恵の生涯に寄り添いながら事件に迫る、慟哭のノンフィクション。
  • インナー・エンジニアリング
    -
    内なるエネルギーでいかに身体・心を最適化するか NYタイムズベストセラー!世界39か国翻訳の名著 インドで最も影響力ある50人の1人に選出―― 現代最高峰のグルが古典ヨガの科学を今に蘇らせる! 「自己変革」成就への究極の実践プログラム ☆今こそ“絶対幸福への道”を歩きだそう 「グルとしての私には、人に教える教義も、 布教する哲学も、広める信念もない。 なぜなら人間の悩みは自己変革でしか解決しないからだ。 自己変革とは、段階的に起こる自己改善のことではない。 またモラルや倫理、態度を変えることによってできるものでもない。 自己変革は『限界がない本当の自分自身』を 本当の意味で理解することによって達成できるのだ。 自己変革を成就すれば古い自分は残らない。 人生の見方や体験のしかたが 今までとは違う次元にシフトしてしまうのである。 これを理解することがヨガだ。 これを体現するのがヨギであり、 この方向へ人を導くのがグルである。 この本での私の目的は、 読者が常にジョイを手にするように手助けすることだ。 したがって、この本は説法ではなく科学を述べている。 教えではなくテクノロジーである。 教訓ではなく道を示した。 今こそ、この科学の世界を探索し、 このテクノロジーを活用して歩きだそう」 (本文より) ☆いま世界中で氾濫する 危険かつ間違った方向へ人々を導く教え 「この瞬間に生きる」 意識が今この瞬間以外に飛ぶことなどあり得ない。 過去(記憶)や未来(想像力)がもたらすものは マインドが管理すればいいだけのこと 「一時に一事を」 マインドは一度に幾つもの違うレベル活動をこなす 多次元の能力を持つ驚異的な機械。 活用しなければその能力を無駄にしてしまう 「ポジティブ・シンキング」 自信や楽観には本質的に限界がある。 現実を否定したり現実から目をそらしたりすることは 偏った人生観を持つことになる 「宇宙は愛でできている」 愛は人間のひとつの可能性。学びたいのなら、 犬は愛に満ちている。子どもじみた哲学は、 「この世の存在は人間が中心」という考えに基づいている ☆本書への推薦の言葉 サドグルの洞察と教えが凝縮した魅力的な書。 準備が整っているなら、本書は「知性」を 目覚めさせるためのツールとなる。 宇宙の叡智を反映する、究極かつ至上の能力である 「内なる知性」を。 ―ディーパック・チョプラ 医学博士・統合医療/ウェルネス /ウェルビーイング分野の世界的第一人者 この書では、彼自身の人生と意識を 変革することになる体験、そして深い洞察が語られている。 さらに、著者にインスピレーションを与え続けている ヨガマスターたちの尊い教えを基に、 時を経て磨かれてきた自己変革のための 実践的プログラムを提供する。 ―ケン・ロビンソン卿 教育学者・作家 サドグルのジョイについての知的理解、 漲る生への横溢、強い好奇心と 知識の深さと広さに感銘を受けた。 彼の本は、驚き、畏敬の念、 そして知的挑戦に満ちている。 自己変革を求める全ての人に薦めたい。 ―マーク・ハイマン 医学博士・ ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー作家

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  • 虚ろな革命家たち ――連合赤軍 森恒夫の足跡をたどって
    3.9
    第20回開高健ノンフィクション賞、史上最年少受賞! 「脱」というより、「没」政治化(a-political)が極限まで進んでしまった現代日本の若者にとって何を意味するのか。この困難な問題に「平成」生まれの三〇歳になったばかりのフリーランスライターが挑戦している点で出色である。――姜尚中(東京大学名誉教授) この作品の良さは、読む者に答えを示したことではなく、さらなる問いを投げかけたことだろう。――田中優子(法政大学名誉教授) すべてを政治化することの危険性、不安と恐怖から湧き上がる防衛意識など、現代においても重要な問題を提示しているのだ。――藤沢 周(芥川賞作家) 時代の「感触」は、このようにして人から人へと受け継がれていくのだろうか。ノンフィクションによる「経験の伝承」という視点からも素晴らしい作品と言えよう。――茂木健一郎(脳科学者) 今年三〇歳になる筆者が同世代の若者に対して、なぜ政治的なイシューを共有できないのかと向ける切実な問いかけだ。――森 達也(映画監督・作家) (開高健ノンフィクション賞選評より・五十音順) <連合赤軍事件とは。今、若者の目線で見つめ直す。> 大学院で学生運動について研究していた著者は、ある手紙に出合う。父から子への想いが綴られたその手紙は、12人の同志を殺害した連合赤軍リーダー森恒夫によるものだった。残酷な事件を起こした犯人像と、手紙から受ける印象が結びつかない筆者は、森恒夫の足跡(そくせき)を追い……。 なぜ28歳の青年・森恒夫は日本に革命を起こそうとしたのか、なぜ同志を殺害したのか、そしてなぜ自ら命を絶ったのか……。 その答えを求め、森の高校時代の同級生、北朝鮮に渡った大学時代の後輩、「総括」を生き延びた連合赤軍の元メンバー、よど号ハイジャック事件実行犯の一人・若林盛亮らと対話する。 ――誰だって、「彼」に成りうるのかもしれない。 開高健ノンフィクション賞を史上最年少で受賞した若き著者が、事件を追いながら、いつの世もつきまとう「政治と暴力」を解決するヒントを探る。
  • NHK「100分de名著」ブックス バートランド・ラッセル 幸福論 競争、疲れ、ねたみから解き放たれるために
    3.7
    世界の叡智であるラッセル自身が体現した「幸福の獲得法」をわかりやすく解説。 ラッセルはいう。「幸福な人とは、客観的な生き方をし、自由な愛情と広い興味を持っている人である。それゆえに自分がほかの多くの人びとの興味と愛情の対象にされるという事実を通して、幸福をつかみとる人である」。そういう人になるためには何をすべきなのか。ひきこもり・フリーターの経験を持つ哲学者が、日本人の内面にあわせて哲学的エッセイ『幸福論』をわかりやすく解説する。著者は原書の魅力を「ラッセル自らが幸福になるために実践したことを論理的・理性的に綴っていること」と「個人の幸福がひいては社会の幸福の基盤である平和につながることを示したこと」にあるという。数学者でもあったラッセルの合理性とリアリティが、読む者に確かな納得と、不幸を克服するための具体的な実践法を与えるのだと。書下ろしのブックス特別章では、ラッセルの幸福を希求する態度の現代的な意味と、貧困や人種問題、コロナ禍といった今日的「不幸」に対して彼の叡智が有効であることを詳述、いまを生きる私たちに響く解説を展開する。
  • 勝てるアマの碁 ここで差がつく序中盤の戦略
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、囲碁指導35年の経験を持つ、小林孝之三段がその経験から多くのアマが「ここを直せば上達する」というポイントをピックアップし、 ただしい考え方を解説したものです。 下記、まえがきから抜粋です。 『囲碁愛好家の皆さんに""囲碁のスタンダード""をお伝えしたいと思い、囲碁指導35年の経験を生かして本書を執筆しました。 以下のようなことをモットーに内容を構成しました。 ①実戦にすぐ活用できる ②分かりやすい良い手を学べる ③一手一手の意味と考え方を知り、うろ覚えをなくす ④必ず、上達できる この本の中身は、私の生徒さんからの質問や実戦を参考にしています。 解説には囲碁AIを導入し、検討して書きました。もちろん、AIが示した手をそのまま書くようなことはしておりません。 難しい手は極力避け、分かりやすく良い手を検討し、選んで示しました。 (中略) 囲碁を愛好する皆様と共に、純然たるレッスンプロの私が、ともに盤上のロマンを堪能しながら進歩できると幸いです』 章立ては、下記の通り。 第1章 模様 第2章 大局観 第3章 打ち込み 第4章 うろ覚えをなくす 第1~3章までは後ろに腕試し問題がついています。 繰り返し解いて、しっかり考え方を身につければ、大幅な実力向上が見込めます。 確かな上達を実感したい方は、是非手に取ってみてください。
  • カフェ・ネオプラトニカ。プロティノス、カント、ホワイトヘッド、プラトンが集うカフェへようこそ。10分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量13,000文字以上 14,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の26ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 【書籍説明】 哲学と空想(妄想?)がごちゃ混ぜになった奇妙な世界へ、ようこそいらっしゃいました。 今回は、プラトンの思想を軸に西洋哲学史を概観していきます。 古代ギリシャ思想の巨人と呼ばれるプラトンが後世に残した影響を、時代を追ってみてみましょう。 さっそくですが皆さんはプラトンと聞いて何を連想するでしょうか? 哲学を勉強したことがある方なら、プラトンといえばイデア論と答えるかもしれません。 哲学をまったくご存じない方には、プラトンは「プラトニック・ラブ」の語源として理解されていることでしょう。 これはプラトンが「パイドロス」などの著作で示した「霊的な愛」がもとになっています。 転じて「身体的な行動をともなわない愛」という意味になったわけです。 このように、現代の私たちにさえプラトンの言葉は根付いています。 昔の哲学者たちに与えた影響はなおさら大きく、はかりしれないものでした。 ここでは、空想の力を駆使して時間と場所を飛び越え、それぞれの時代にプラトンが与えた影響を考えてみたいと思います。 コーヒーでも飲みながら、気軽にお読みいただければ幸いです。 それでは、どうぞ最後までよろしくお付き合いくださいませ。 【目次】 登場人物紹介 プロローグ 古代のプラトン主義 プロティノスの思想 中世以降のプラトン主義 カントとイデア論 ホワイトヘッドの熱情 エピローグ 【著者紹介】 大畠美紀(オオハタミキ) 猫とドイツ観念論をこよなく愛する40代。 最近は、もっぱらホワイトヘッドの有機体説に癒しを見出している。
  • 基礎分子遺伝学・ゲノム科学
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、遺伝子研究の成果を、分子遺伝学の基礎からゲノム科学の応用まで、一貫した視点で解説した教科書である。これらの研究全体の蓄積は膨大なため、多くの大学カリキュラムではいくつもの科目に分割されている。 この分割が避けがたい原因には、地味でウェットな大腸菌の遺伝学と派手でドライなヒトゲノム学との毛色の違いという問題もあり、両者の滑らかな接続はかなり困難な課題である。しかし、ほかにも多くの科目を同時に学ぶ必要のある今どきの学生や、知的好奇心は旺盛ながら忙しい現代人には、この課題を克服した教材が必要であろう。 そこで本書では、遺伝子研究の基礎から展開までシームレスにまとめるため、下記の3つの工夫をし、理解の助けとした。 ◆本書の特徴◆ 1)第I部 基礎編と第II部 応用編を密な相互参照で結びつける。 前半と後半で関連する箇所を相互に結びやすいよう、多数の参照をカッコで示した。そもそも基礎から応用までを一冊に収め、単著で一貫させたことも、滑らかな接続に寄与している。 2)多数の「側注」で術語の意味・由来・変遷などを解説する。 歴史的事情から、遺伝学には多義的な学術用語も少なくない。また、生命科学の他領域との関連も深く、脇道にそれてでも解説すべき用語がたくさんある。それらを「側注」の形にまとめ、本文の流れはスムースに保った。 3)多彩な図表とイラストで視覚的な理解を助ける。 DNA分子は小さく、遺伝子概念は抽象的なため、初学者にはわかりにくい落とし穴もたくさんある。多彩でしかも統一のとれた図表と、感覚的になじみやすいイラストや写真を多用し、その問題点の克服に努めた。
  • 究極の囲碁上達ツール アルファ碁Teach完全ガイド
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 未知の世界だったアルファ碁の思考を大公開! 「ブラックボックスだったアルファ碁の評価値がついに明かされた!」 2017年12月、「アルファ碁Teach」という学習ツールが公開されました。 アルファ碁Teachは、6000パターンの布石に対するアルファ碁の候補手と評価値を示したもので、リリース当初から大きな話題になりました。 しかし、「情報が多すぎる」「序盤進行のみで終わっている」「評価値が示されているだけで、手の意味までは分からない」といった理由で、アマチュアが使いこなすのは難しい面もありました。 本書は、囲碁AIに造詣の深い大橋拓文六段が、アルファ碁の候補手や判断をアマチュア向けにやさしく解説したものです。 評価値の見方から、Teachを使った過去のアルファ碁の実戦の振り返り(セドル戦や棋士対Masterなど)、Teachが示すよくある序盤で役立つ手からAI流の手の解説まで、大ボリュームの内容になっています。 単なる示した手や評価値の紹介だけではなく、その後の進行例や変化に絡む死活の図まで解説しているので、「なぜその手が候補に挙がるのか?」「なぜそのような評価値になるのか?」という理由まで理解できます。さらには、「アルファ碁のこの考え方が参考にできる」「この図が変化もわかりやすくてオススメ」というところまで踏み込んだ解説があるので、上達にも役立てることができます。 アルファ碁が人類に残した、棋力向上へのヒントがこの一冊に詰まっています。
  • 空海に学ぶ仏教入門
    3.3
    私たちが苦しみから離れることができないのは、欲望のままにものを追いかけ続ける心のあり方に原因がある。では心を変えるにはどうすればよいか――伝統仏教が説いてきたその教えの全体像を空海が簡明に示したのが「十住心」である。『般若心経』や『法華経』『華厳経』、倶舎や唯識、中観などの教えの伝統的な意味と相互関係、苦しみを滅する実践における役割などを、空海の著『秘蔵宝鑰』『十住心論』から明らかにする。本当の仏教の全体像を描き出す、画期的な仏教入門。
  • 形状設計ノウハウ集 熟練設計者の頭の中にある,知恵と工夫を教えます
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    1巻2,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は,熟練設計者が有する形状設計のノウハウ(知恵,工夫)をわかりやすく解説し,それらのノウハウを設計実務に容易に活用可能とする,設計者,エンジニア,デザイナー必携の実用書です。形状とその強度や剛性といった力の関係に注目し,熟練設計者の方々から集めた50項目の形状設計ノウハウを紹介します。その際,次の3つの特長を有するよう,心がけました。 ●ノウハウがひと目でわかる ・ノウハウの適用前(Before)と適用後(After)の組み合わせを,VisibleList(一覧表)にまとめるとともに,各ノウハウの頁の冒頭に掲載した。 ・設計現場で用いる専門用語を,関連するノウハウの頁で解説した。 ●ノウハウの効果が理解できる ・ノウハウの効果を端的に図解した。 ・効果の計算結果を図で示し,効果がある理由をわかりやすく解説した。 ●ノウハウが適切に使える ・身近な使用例を紹介した。 ・ノウハウで使用される材料,加工などの条件とその注意事項を示した。 読者の方々には,本書を活用されることで,設計者が行う設計行為の本質的な意味や,形状設計ノウハウを活用する意義を理解していただければ幸いです。 ※本書は、2010年に日刊工業新聞社から発行された『図解 形状設計ノウハウハンドブック ―デザイン科学が読み解く熟練設計者の知恵と工夫』を再編集し、発行したものです。
  • 原発棄民 フクシマ5年後の真実
    3.5
    未曾有の福島第一原発事故から5年。政府は、原発避難者を消滅させようとしている。 国と福島県は2017年3月末までに、原発避難者の住宅支援を打ち切ると表明。約11万人とも言われる福島県内外の避難者たちに、事故前に住んでいた自宅に戻るのか、あるいは新天地で生きるのかを選ぶよう迫っている。これは避難という状態にとどまることを認めず、実質的に避難者という属性自体を「消す」ことを意味している。 2015年春夏、政府は「復興加速化」そして「自立」を前面に、原発避難の終了を迫る政策を打ち出した。最も線量の高い「帰還困難区域」(年間50ミリシーベルト超)を除いて、2017年3月末までに避難指示を解除し、その1年後までに月10万円の精神的損害賠償を打ち切る方針を決めた。 そして福島県も同じ2017年3月末までに、自主避難者や解除後の区域からの避難者への住宅提供を打ち切る方針を示した。さらに自主避難者の支援を目的とした「子ども・被災者生活支援法」についても、支援を「撤廃・縮小」する方向性を打ち出した。原発事故は自然災害とは異なり、原因者(加害者)が存在する人的災害である。避難生活を支える住宅と収入を提供する責任があることに異論はあるまい。原発避難について考えるとき、もちろん当事者一人一人がどう考えているかは大事だ。だが政治、そして社会が一人一人の意思、選択を大事に取り扱っているか、避難者の意向をくみ取り、制度として反映しているかを見定めていく必要がある。それが伴わないのは「棄民政策」に他ならない。原発避難者の生活基盤である「住宅」について、政府がどう決めてきたのか、そして避難者たちの思いがいかに踏みにじられてきたのか。政治家や役人たちによる被災者切り捨てのあざとい実態を、気鋭の記者が徹底追及する。【目次】●序章 避難者漂流●第1章 原発避難者とは誰か●第2章 避難者を苦しめる不合理な住宅政策●第3章 みなし仮設住宅―無責任の連鎖●第4章 官僚たちの深い闇●第5章 打ち切り―届かぬ声●終章 終わりになるのか
  • この世に「宗教」は存在しない
    4.0
    ブッダやイエスの教えは、実は“誤解”されている!? 「世界四大宗教」(仏教、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教)を哲学の視点で解剖する―。 200万部超!作家による、刺激的な「宗教原論」。 ●なぜ宗教は簡単にわからないのか ●宗教組織に属するメリット ●「食物タブー」を考える ●「神の言葉」と「ドグマ(教義)」 ●誤解されているシッダールタの教え ●「この世の終わり」の本当の意味 ●イエスが示した「救われた人間の平安」 ●言語の分節化作用 ●“比喩”と“暗喩”が「聖典」を理解するカギ etc.
  • コンパイラ ―作りながら学ぶ―
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    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 コンパイラの名著、待望の改訂! 1995年に発行し、以来コンピュータサイエンスにかかわる方々に長く活用されてきた『新コンピュータサイエンス講座 コンパイラ』の改訂版です。 コンパイラを通してソフトウェアのしくみとアルゴリズムを考えるのに役立つよう、例を用いて具体的に記述しています。図表やプログラムを多用し、わかりやすくまとめました。 <おもな改訂内容> ・LL構文解析の動作例、LR構文解析の動作例を加えた ・独習者の利便を考え、演習問題の増強、解答の充実をはかった ・9章「さらに学ぶために」として、より最近の技術について学ぶための指針を示した ・古くなった文献を見直し、追加した 1章 コンパイラの概要 2章 コンパイラの簡単な例 3章 文法と言語 4章 字句解析 5章 下向き構文解析 6章 意味解析 7章 誤りの処理 8章 仮想マシンと通訳系 9章 さらに学ぶために 付録 PL/0′コンパイラのリスト 参考文献 演習問題解答
  • サルトル・ボーヴォワール論
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    この本は以下の5本の論文で出来ている。 1 ステファンヌ・マラルメの実存的精神分析――《マラルメ 1842-1898》註解―― 2 サルトル思春期考 3 もうひとつの「負けるが勝ち」 ジャン・ロトルーの『聖ジュネ正伝』――その構造と意味―― 4 メロドラマからサイコドラマへ――デュマの『キーン』とサルトルの『キーン』―― 5 ボーヴォワールとその時代  1「ステファンヌ・マラルメの実存的精神分析――《マラルメ 1842-1898》註解――」(初出 1976年9月)は実存的精神分析の構造を非常にコンパクトに提示している。この論文の出発点は、サルトルのシチュアシオン九に収められた9パラグラフ、10頁たらずのテクストが、マラルメの全生涯を示す1842-1898という副題をもっていることに驚いたことが発端となっている。文章の構成に立入ると、サルトルがこの9パラグラフを実に周到に計算して構成していること、毎パラグラフがそれぞれマラルメの内的発展の各段階を跡づけ、ほとんど正確な年代記を心がけていることがわかった。サルトルは過去のトラウマや挫折から現在の人格を分析するフロイトの決定論的精神分析に反対して、ある人間がなりたかった目標とその人物を照合することで、目標とした未来から人格分析をする精神分析を提案した。それを実存的精神分析と名付けたのである。ボードレール、ジュネ、フローベールと並んで、マラルメもその実例に加えようとしたことはよく知られている。実存的精神分析の作家論、しかも大部分が大部の作家論の雛形として、この9パラグラフは有効であろう。  第2論文は「サルトル思春期考」(初出 1977年9月)と題してる。サルトルの自伝的年代期のなかで、1917-1929というちょうど狭間にあたる12年間がすっかり欠落している。だから、1917-1929年のサルトルの思考や文章を対象とした論文としては珍しいものと言えるだろう。1970年、サルトル研究家のミシェル・コンタとミシェル・リバルカが『サルトルの著作』Les Ecrits de Sartre という詳細な年代記的書誌を刊行し、この時期のサルトルの習作を発掘した。その作品のなかに、この12年間の伝記的空白をいくらかでも埋めるような材料をみつけだすこと、それがこの小論の目的である。  第3論文は「もうひとつの『負けるが勝ち』 ジャン・ロトルーの『聖ジュネ正伝』――その構造と意味――」(初出 1978年9月)である。サルトルの実存的精神分析の大著『聖ジュネ』の副題「殉教者にして反抗者」はたんにジャン・ジュネのことを比喩的に示しているのではなくて、林達夫が『思想のドラマトゥルギー』で示したように、17世紀のバロック劇作者ジャン・ロトルーの『聖ジュネ正伝』の主人公ジュネを指しているのである。  第4論文は「メロドラマからサイコドラマへ――デュマの『キーン』とサルトルの『キーン』――」(初出1979年9月)である。この論文は、劇作家サルトルに焦点を当てている。「サルトルの戯曲のもつイデオロギー的意味と、それが提起した広範な美学上の問題とを同時に論じる」ために、「演劇としてのサルトル演劇」に照明を当てて、サルトルの劇作術の一端を解明することをめざした。アレクサンドル・デュマを原作者とするサルトルの翻案『キーン』を取り上げたのは、大デュマとの比較を通して、劇作家サルトルをフランス演劇史のなかに位置づけるために他ならない。サルトルの翻案の妙を原作と翻案を対比して解明した。  最後の第5論文は「ボーヴォワールとその時代」(1980年及び1981年)である。前の4つの論文と比べて2分冊分のこの論文はボリュームが大きい。名古屋の朝日文化センターに頼まれてボーヴォワール講座を担当したことをきっかけに、それまでまともに研究していなかったボーヴォワールに本格的に取り組んだ成果である。この論文は結果的にボーヴォワールの生涯を論じたものになった。このなかでは『第二の性』の成立事情と構造分析に関して、特にレヴィ=ストロースとの関係を明らかにしている「間奏曲(インテルメッツォ)『第二の性』」は『第二の性』を読む時の参考になるのではないかと思う。また、メルロー=ポンティの『ヒューマニズムと恐怖政治』を論じた「政治のなかの実存主義」は哲学者ではなく、政治学者としてのメルロー=ポンティに照明を当てている点を強調しておきたい。サルトルが実存主義と共産主義との間でどのように苦闘したかをボーヴォワールの目を通して見ている。
  • 山家集【電子特典付き】
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    新古今時代の歌人に大きな感銘を与えた西行。その歌の魅力を、一首ごとの意味が理解できるよう注解。たっぷりの補注で新釈を示す。歌、脚注、補注、校訂、人名・地名・初句索引、年譜を所収。 ※【電子特典】電子書籍版特典として、「西行略年譜」と、『山家集』の歌がほかの家集や勅撰集に採録されている状況を示した「他出一覧」がついています。
  • 新アジア英語辞典
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    ビジネスパーソン必携 仕事に、国際協力に、留学に アジア圏のリアルな英語を知る辞典 英語は現在、世界で最も広範囲に使われ、最も有効な国際交流言語である。その話し手は母語話者よりも非母語話者のほうが圧倒的に多く、しかも非母語話者同士の英語コミュニケーションが増えている。とくに、日本人にとっては、他のアジアの人々と英語で交流する機会が近年飛躍的に増大している。日本の輸出入の規模はアジアが最大で、日本企業の6万社を超える海外拠点のうちの大多数はアジアに集中している。そのような現状において、アジアで実際に用いられる現地の英語を理解することは、円滑なコミュニケーションを図る上で重要な役割を果たすこととなる。 本書はアジアの英語変種として最も広く使用されているインド英語、シンガポール・マレーシア英語、フィリピン英語、そして最近発達が目覚ましい中国英語を題材として、そのなかでも日常よく使われる語句を収集し、解説を加えたものである。見出し語総数1348。発音はカタカナによって表示し、多くの語句には現地調査に基づく会話体の例文をつけた。また、随所にコラム記事を挿入し、各地の英語の特徴とそれが生じる背景を示した。 アジアの英語には、発音やアクセントをはじめとして、語句の意味や用法に独特のものがある。アジア諸語から持ち込んだ語彙も多く、英語と現地語の要素が組み合わさった語句もある。これらを正しく理解して、有意義な英語コミュニケーションを図る、その準備のための一冊。
  • CHROの原理原則―人事は水を運ぶ―
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    ■成長のフェーズを見極めた戦略人事を進めるために ~原理原則から運用のポイントまでコンパクトにまとめた一冊~ ベンチャー企業や成長組織の人事担当者が集う、戦略人事の基礎講座「CANTERA(カンテラ)」。本書は、その講義内容や、参加者との課題討議から紡ぎ出された知見のエッセンスをまとめたものです。 会社の成長を促進させる際には、戦略的な人事・組織づくりの視点を欠かすことができませんが、「50人の壁、100人の壁」といった言葉に象徴されるように、その過程には“成長痛”がつきものです。そのプロセスに、戦略人事という視点から何を重視し、何を変えていくべきなのか。そうした悩みを持つCHROあるいは人事担当の方向けに、押さえるべき原理原則をわかりやすく解説しています。 副題「水を運ぶ人事」とは、経営と現場をつなぎ、プロアクティブに活躍するCHROの姿を示したものです。制度はつくって終わりではなく、いかに現場の活力を引き出す運用ができるか。そうした実践的なポイントも本書は重視しています。ぜひ実務・実践のかたわらにご活用ください。 ―収録内容例― 人事の「手触り感」を大事にする 成長ステージにあった組織デザインになっている? 普段の行動をビジョンに問うことができるか 組織の“癖”が表れる言葉に注目 どんな制度も運用されなければ無意味 一貫性が問われる人事制度 評価は組織の意思を伝えるメッセージ機能 「人事の一丁目一番地」とも言われる採用 基盤をつくるマネジメント、将来を拓くリーダーシップ 外的キャリアと内的キャリア 人の成長に影響する「内発的動機づけ」 リアクティブからプロアクティブな人事へ CANTERAメンバーの声「成長フェーズだからこそ生じる悩み」 CANTERAメンバーの声「人事は“水を運ぶ”」

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  • 実践 チェンジマネジメント 変革プログラムを成功に導き、変化に俊敏な組織をつくる
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    【内容紹介】 ・イノベーション、企業統合、組織改革、プロセス改革、DXなど変革を必要とする活動は年々増える傾向にあり、それらの変革活動のほとんどはプログラム・プロジェクトによって行われている。これらの変革活動は通常業務の延長線上にはない新価値を追求する活動であり、不確実性は高く、予想できないさまざまな問題に直面することが想定され、その成功の確率も低い。これらの変革活動が失敗する原因が、単にビジネス的な要因や技術的な要因以上に、これらの変革活動にかかわる多くのステイクホルダーに起因することを理解している人は思いのほか少ない。この変革活動に関わるステイクホルダーへの対応こそが変革を成功に導くためのカギであり、本書で説明する「チェンジマネジメント」の要諦である。 ・変革活動をプログラムととらえ、プログラムのライフサイクルを通してどのようにステイクホルダーをマネージしていけばよいのかをプログラムのステージごとに示した。プログラムのライフサイクルは、日本プロジェクトマネジメント協会で策定された『プログラム&プロジェクトマネジメント(P2M)標準ガイドブック』の定義に準拠し、構想・検証、実行、定着のステージに合わせて価値創造までの実践的な手順を示した。さらに、読者が実際の変革プログラムにおいて実践しやすいように、これまでさまざまな変革活動で活用された実践ツールの使い方を含めて準備した。 ・ステイクホルダーの母体となる変革プログラムを所有する組織についても、チェンジマネジメントの視点から掘り下げた。組織そのものが変化に対して硬直である場合、その影響は大きい。変革プログラムは人の行動変容を求めるものであるが、組織そのものが行動変容への受容度が低い場合、変革プログラムの難易度は大きく跳ね上がる。変革プログラムを成功させるには、もう1つの視点として組織カルチャーを含めた組織の変革への対応能力も重要な要素となる。本書では、これをチェンジアジリティと定義し、チェンジアジリティの能力要素を定義し成熟度モデルを設計した。そのモデルを理解することで、組織の現状レベルを認識し、変化に強い組織を創り上げあるための処方箋を示した。さらに、チェンジアジリティの成熟度モデルは30社以上の協力を得てベンチマーキングを行い、その傾向も示した。 【目次】 第1章 変革の時代 1 変革の環境変化の理解 2 変革の意味 3 変革に向けて 4 変革とプロジェクト 5 組織チェンジアジリティ 第2章 チェンジマネジメント概論 1 チェンジマネジメント概論 2 チェンジマネジメントの価値 3 変革活動成否への影響因子 4 プログラムベースのチェンジマネジメント 5 チェンジアジリティ向上への取組み 第3章 チェンジマネジメントの実践 1 チェンジマネジメントの枠組み 2 構想・検証フェーズにおけるチェンジマネジメント 3 実行フェーズにおけるチェンジマネジメント 4 運用定着フェーズでのチェンジマネジメント 第4章 チェンジマネジメントと組織論 1 チェンジマネジメントとは組織カルチャーをマネジメントすること 2 心理的安全な組織をつくる 3 行動/やり遂げる組織をつくる 4 学習する組織をつくる 5 チェンジアジリティ成熟度調査 付録:チェンジアジリティ成熟度モデル 第5章 チェンジマネジメント実践事例 1 旭酒造 リーダーのコミットメントと社員のエンゲージメント 2 パナソニック コネクト 組織カルチャーの変容へのチャレンジ 3 星野リゾート 学習する組織への転換 4 みずほ銀行 変革プロジェクトでの呪縛 5 レノボ 変革プロジェクトの成功要因 Column 変革の功罪 ハードパワーとソフトパワー キャラバンによる説明行脚の旅 チームの生産性の実態調査 ドラムカフェのチームビルディング 心理的安全性が低い組織の実態 ビジネスアーキテクトというワクワクする仕事 学習する組織への道程
  • ジャーニーシフト デジタル社会を生き抜く前提条件
    3.8
    ■書籍紹介 / 著者・藤井保文よりメッセージ  「ジャーニーシフト」とは、顧客提供価値が時代によって変質したことを示した言葉です。一文で示すと以下のようになります。 顧客提供価値は、「モノや情報の提供」「瞬間的な道具としての価値」から、ありたい成功状態を実現させ、行動を可能にさせる「行動支援」に変わっている。  これは言い換えると、「ユーザにとって何かしらの行動やアクションを可能にしていなければ、企業として何の価値もない時代」になってきているということでもあります。自分の中でどれだけ受け止め、理解したり解釈したりしても、世の中に対して発信や貢献をし、社会やコミュニティーに干渉しないと、意味がない時代になってきているのです。  本書は、世界の潮流から新たな変化を読み解く本です。社会のビフォアアフターを書いたこれまでのシリーズに対し、提供価値のビフォアアフターを書いたものがこの『ジャーニーシフト デジタル社会を生き抜く前提条件』です。  DXやOMOから、SDGsやパーパス、Web3やメタバースなど、次々と現れるバズワードは、1つの大きな潮流【提供価値の行動支援化】を示しており、その中には2つの特性【利便性の進化・意味性の進化】があります。本書を通してこれらを整理し理解することが、変化の速い時代の道しるべになるのではないか、と考えています。読んでくださった方の仕事や生き方において、さまざまなバズワードに埋もれて身動きが取れなくならないよう思考しアクションしていくための、コンパスや道具になることを願っています。
  • ジョゼフ・ド・メーストルの思想世界 革命・戦争・主権に対するメタポリティークの実践の軌跡
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 「人間が革命を導いたのではない。革命が人間を操ったのだ」。フランス革命期の反革命思想家として知られるジョゼフ・ド・メーストルの思想の根幹にあるのは、人間は主体的に行動するのではなく、神の道具としてみずからの意志とは異なる方向へと導かれていくという、一見してきわめて非政治的な秩序観である。本書は、この秩序観の背景にあるキリスト教神学の伝統的議論、とりわけ〈神義論〉と〈摂理〉をめぐる諸問題が、メーストルにどのように受容され、〈メタポリティーク〉という彼の理論枠組みにおいてどのように政治と関連づけられたかを、ライプニッツ以来の先行理論や同時代のヴォルテール、ルソー、コンスタン、トクヴィルらとの比較を通して解明。革命や戦争に荒れる時代の中で、故郷を追われたメーストルが摂理概念を用いてそうした政治状況をいかに論じたかを辿る。そのうえで、ルソーの人民主権論への批判として展開されたメーストルの主権論すなわち君主政擁護論の特徴を明らかにするとともに、その後のナポレオン統治および王政復古という歴史的状況に伴い、メーストルが最終的には摂理主義から離れ、教皇の不可謬性を要請する教皇主義へと変遷してゆく姿を仔細に追究し、その思想の揺らぎを克明に描く。わが国において先行研究の乏しいメーストルの著作と行動の意味を読み解き、その思想の全体像を示した、政治思想史研究の優れた業績。 【目次より】 凡例 序論 第一節 問題の所在 第二節 前史 『考察』の成立まで 第I部 革命と戦争に対するメタポリティーク 第一章 摂理概念 第一節 神義論と政治 最善説とその批判 第二節 メーストルにおける神義論と政治 付論 摂理をめぐるメーストルとトクヴィル 第二章 反革命論 第一節 総裁政府期における共和政擁護論 第二節 反革命と摂理 第三章 戦争と犠牲 啓蒙的戦争観への批判として 第一節 啓蒙の戦争観への批判 第二節 戦争論における政治と宗教 第II部 主権論の展開 第四章 主権と君主政 第一節 伝統的主権論の枠組 第二節 メーストルの主権論 第五章 「正統な纂奪」 第一節 『政治的国制論』の背景と主張 第二節 バークとメーストルの国制論 第六章 摂理から教皇ヘ 『教皇論』における抵抗と叛乱 第一節 革命期の主権論 第二節 摂理から教皇へ 結論 あとがき 注 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 川上 洋平 1979年生まれ。専修大学准教授。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。専門は、政治思想史。 著書に、『ジョゼフ・ド・メーストルの思想世界』『ヨーロッパ政治思想史と精神史の交差』(共著)『ポスト・ウォー・シティズンシップの思想的基盤』(共著)など、 訳書に、ヘレナ・ローゼンブラット『リベラリズム 失われた歴史と現在』(共訳)などがある。
  • 住まいを語る-体験記述による日本住居現代史-
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は現代の日本住居の姿を生活実態と住様式の変遷に視点を当てて叙述し、その空間の特質について論じている。第二次大戦後の五〇年間は日本住居の激変期で、この時代を生きた著者たちは自らの生活体験を通してその住空間の意味を考察し、それを時代別・住居種別に的確に位置づけて示した。これは「体験記述」という方法の研究上の可能性を示すとともに、一九三〇年代から現代に至る二十世紀後半の、正に「日本住居現代史」となったのである。

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  • 遅読術
    4.1
    「速読はバカの早食いと同じ! 」 ロクでもない情報を遮断し 人類の「知の遺産」を味わい尽くせ! ショウペンハウエル、ヴィーコ、三島由紀夫、 ヤスパース、三木清、ニーチェ、 大江健三郎、ヘッセ、小林秀雄、ゲーテ……。 彼らはどのように本を読んだのか! 「速読はバカの早食いのようなものである。 単に腹を満たすのが目的ならマクドナルドのハンバーガーでいい。 一流のレストランに大金を払って「栄養」を求めるバカはいない。 そのレストランが提供する技術に、魂が突き動かされていく。 その過程・時間にこそ、意味がある。 古典を読むのは、過去に存在した偉大なレストランで食事をするようなものだ。 これ以上の贅沢はない。 では具体的になにを読めばいいのか? 過去を振り返れば、すでに道は示されている。 本書では先人の知恵に学びながら、再びそれを示していく。 大事なことは、真っ当な世界に連なる意志をもつことだ。」(「まえがき」より) 「人間として生き延びるには、 自己啓発本とはまったく別の意味における「スキル」が必要になる。 それは、自分を救えるのは自分ではないと気づくことだ。 自分の力などたかがしれていると思い知ることだ。 偉大なもの、崇高なものは、それを教えてくれる。 本書では人類が到達した場所と、 そこに至る「思考回路」を振り返らないと未来はないという事実を示した。 くだらないものと距離を置き、価値あるものに触れ続けなければ、 家畜として死ぬだけだ。」(「あとがき」より) <著者プロフィール> 適菜 収(てきな・おさむ) 1975年山梨県生まれ。作家。哲学者。 ニーチェの代表作『アンチ・クリスト』を現代語訳にした『キリスト教は邪教です!』、 『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』、『ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒』、 『ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒』(以上、講談社+α新書)、 『日本をダメにしたB層の研究』(講談社+α文庫)、『日本を救うC層の研究』、 呉智英との共著『愚民文明の暴走』(以上、講談社)、 『なぜ世界は不幸になったのか』(角川春樹事務所)、 『平成を愚民の時代にした30人のバカ』(宝島社)、『死ぬ前に後悔しない読書術』、 『安倍でもわかる政治思想入門』、『安倍でもわかる保守思想入門』、 『安倍政権とは何だったのか』、『おい、小池! 女ファシストの正体』、 『問題は右でも左でもなく下である』(以上、KKベストセラーズ)、 近著に『小林秀雄の警告 近代はなぜ暴走したのか?』(講談社+α新書)など著書多数。
  • なぜ、脳は神を創ったのか?
    3.6
    ■「仕事」で売り上げが上げられず、神頼みをしてしまった 「恋愛」をしているなら、恋愛運や運命の人と… など そんな経験があるのではないでしょうか? そもそもあなたは 「神様や仏様を信じていますか?」 脳機能学者であり、認知科学者、分析哲学者、 天台宗ハワイ別院国際部長、チベット仏教カギュー&ゲルク派 傳法大阿闍梨である苫米地英人が現代人への 「信仰に頼らなくてもいい幸福な生き方」を示した本です ■「宗教」と神のカラクリを知らない人は騙される! 日本人は無宗教だといわれることが多いですが、 無宗教といわれる人でも墓参りでは仏教様式の人が多いはずです。 宗教ではないですが、近年流行っているスピリチュアルブームも 何かを信じる、信仰するという意味では同じです。 信仰の自由はすべての人に保証されていますが、 戦争を起こすきっかけになったり、カルト教団に勧誘されたりと、 いいことばかりはありません。 人が見えないものを信じるときすごい力が生まれます。 本書を読めば、 「なぜ、人は宗教を求めるのか?」 「なぜ、煩悩のない神のお告げを信じて、殺し合いをしてしまうのか?」 「なぜ、一部のキリスト教原理主義者は産婦人科医を殺せるのか?」 「なぜ、イスラエルのヒルトンホテルでは肉とミルクを注文できないのか?」 「なぜ、アメリカはドイツに原爆を落とさなかったのか?」」 「なぜ、ゲーテルは全知全能の神がいないと証明できたのか?」 などといったことがわかるようになります
  • ナラティヴ・時間・コミュニケーション
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    「ぼくは単なる比喩ではなくリアルな意味で『生きた時間』のありかをさがしたいと思った。あるのだけれども、それを把握する言葉がなかった。ベイトソンの打ち建てたインターアクションに基づく世界観が一つ、ナラティヴの理論がもたらした言語観が一つ、マクタガートの系列時間の哲学がまた一つ。バフチンのポリフォニー理論が一つ。そして最後に正法眼蔵の時間論『有時』がさらにもう一つ、と。これらのアンサンブルが第2部で示したE系列(ナラティヴ)の時間理論への道すじであり、道具立てだった」──フィールドワークから生まれた発想と,刺激的な対話が織り成す,のむら先生の講義ノート! 森岡正芳氏,やまだようこ氏らも入り混じり,ナラティヴ(物語り/語り)とコミュニケーションに、時間を組み入れた、新しい世界観を呈示する。
  • 日本人が間違いやすい英語 ~初心者にありがちな誤記・誤用から学ぶ英会話上達術~
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    日本人にとって英語は、とても大切なものになってきましたが、時として間違いを見かけることがあります。 私は永年日本に住み、仕事をしてきました。そうした中で気づいた日本人の英語の間違いを50に分けて取り上げました。 日本人にとって英語は外国語であり、日本語が母語です。 日本語を英語にそのまま置き換えて、すんなりと意味の通じるものもあります。 しかし、場合によってはそれが間違いとなることもあります。  「母語の干渉」が起こる次のような場合です。 「バッグが盗まれた」 I was stolen my bag. 日本語を読んで英語を見たら、まったく間違いがないように見えるでしょう。 しかし英語では、次のようになります(詳しくは passive の項を参照のこと)。 My bag was stolen. I have had my bag stolen. このように、どうして間違いなのか理解できないこともありますが、これは日本語に引っ張られた形で英語にしたために起こるもので、このような間違いは結構たくさんあります。 本書は、50の設問ごとに、単語の使い方を示した4つの選択肢(英文)を挙げ、○×形式で答えるものです。 正しい使い方を示した例文と、間違った使い方をした例文がありますが、そのひとつひとつに説明を加えています。 中には4つの例文がすべて正しいものや、反対に、全部間違っているものもあります。 思いがけない自分の間違いもあると思います。 英語の間違いに驚いたりしながら、英語の上達に本書を活用していただければうれしいです。 ▼目次 第1章 間違いやすい英単語 第2章 間違いやすい英単語のペア 第3章 間違いやすい英文法 第4章 和製英語・カタカナ英語、その他 ▼著者紹介 ジリアン・ヨーク (Jillian Yorke) 英国出身、滞日歴32年。経済産業省の英文校閲、 「ニューズウィーク日本版」の和文校閲、日本経済交流財団編集員を務める。 翻訳、編集、文筆、コンサルタントなど、幅広く活躍。 訳書に『構造改革の真実竹中平蔵大臣日誌』の英語版、 共著に『英語で文通しませんか』(きこ書房)、『グローバル・エリート』(IBCパブリッシング)など。 2014年、ニュージーランドに日本図書館を設立。現在はニュージーランド在住。
  • 人間と国家
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 国家こそ人間のために! 本書は理想と現実との間の深いつながりを絶えずはかりながら、人間のために国家をその本来あるべき位置に据えて、新たなデモクラシーの歴史的・具体的理想をわれわれに示したものである。人間・デモクラシー・世界平和がきわめて深刻な危機にさらされている時代に、本書をあらゆる人々におすすめする。 【目次より】 感謝の言葉 目次 第一章 人民と国家 民族、政治団体、国家 協同体と社会 民族 政治団体 国家 正常な発展とそれに伴う倒錯の過程 人民 第二章 主権の概念 問題点 ジャン・ポダンの主権君主 根源的誤謬 主権とはなにを意味するか。ホッブスの「可死的な神」 政治団体も国家も主権者でない 人民も主権者でない。ルソーの主権的国家 結論 第三章 手段の問題 目的と手段 政治生活の技術的合理化 政治生活の倫理的合理化 人民の有するコントロールの手段と民主主義的国家 退歩的もしくは野蛮的社会における手段の問題 第四章 人権 理論的な考え方において対立している人々も人権のリストに関して純粋に実践的な合意に到達することができる 哲学的論点 人権の合理的基礎 自然法 自然法における第一の(存在論的)要素 自然法における第二の(認識論的)要素 人権と自然法 人権一般について 人権の個別的考察 第五章 民主主義的憲章 民主主義的・世俗的信仰 政治的異端者 教育と民主主義的憲章 権威に関する諸問題 予言者的・警世的少数派 第六章 教会と国家 序言 一般的・不変的原理 一般的・不変的原理 (1)人間人格と政治団体 (2)教会の自由 (3)教会と政治団体 現実の歴史的実存における不可変的諸原理の適用 (1)テーシスとヒボテーシス、歴史的風土と具体的な歴史的理想 (2)近代文明の歴史的風土 (3)教会の優越性の原理 (4)協力の原理 最も一般的かつ間接的な協力形態 神の存在を公けに認識すること 相互援助の特殊的形態 いくつかの実際的結論 第七章 世界政府の問題 二者択一 いわゆる国家主権の放棄 世界的政治社会の必然性 まったくの政治理論対たんなる行政理論 超民族的勧告機関 訳者あとがき マリタン、ジャック 1882~1973年。フランスの哲学者。パリ・カトリック大学教授。新トマス主義者。 ソルボンヌ大学卒業。 著書に、『三人の改革者 - ルター.デカルト.ルソー』(麻生宗由訳)『宗教と文化』(吉満義彦訳)『詩とは何か - その位置について』(共著、倉田清訳)『人間教育論 岐路に立つ教育』(溝上茂夫訳)『岐路に立つ教育』(荒木慎一郎訳)『人間と国家』(久保正幡・稲垣良典訳)『典礼と観想』(共著、須賀敦子訳)『芸術家の責任』(浜田ひろ子訳)『フランス哲学者の見たアメリカ』(小林珍雄訳)『人間の教育 - ジャック・マリタンの教育哲学』(ドナルド・A・ギャラガー、アイデラ・J・ギャラガー編、稲垣良典監修、梅村敏郎訳)などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 脳がわかれば心がわかるか──脳科学リテラシー養成講座
    3.5
    はんらんする脳科学・脳情報に振り回されず、「脳の時代」を生き抜くための処方箋を示した、平易かつ本質的なマップ(『心脳問題』2004年、朝日出版社刊)から12年を隔てた増補改訂版。改訂にあたって改題しました。 【著書から|増補改訂版に寄せて】 「旧版刊行から約10年、じつにたくさんのことがありました。本書のテーマである心脳問題をめぐる状況も大きく動いています。  たとえば、脳科学における知見の蓄積、神経美学や神経経済学といった新分野の興隆、あるいは脳波によってコンピュータを操作するブレイン=マシン・インターフェイスのような技術の発展は、旧版で論じた問題をさらに先鋭化させています。これまで技術的な限界もあってウヤムヤのままにしてきた諸問題に、私たちはいよいよ直面しつつあるのです。  それだけではありません。私たちの無意識のバイアス(認知の偏り)を暴きだす行動経済学の知見や、数度目のブレイクスルーを果たしつつある人工知能研究は、脳科学とは別の角度で、私たちの自己認識と社会のあり方を根底から変えつつあります。いまや心脳問題自体が些細な問題となりつつあるのではないかとすら思えるほどです。  しかし、それは心脳問題の解決を意味しません。本文で確認するとおり、心脳問題は私たちの心と身体をめぐるもっとも根本的な哲学問題であり、これからも何度でも回帰してくるでしょう。見ぬふりを決め込むのでもなければ、このような厄介な問題に対処する方法は多くありません。ひとついつでも有効な手は、問題そのものの性質や条件を、一度は真正面から考え抜いてみることです。たとえ解決はできなくても、理解することが力になります。諸科学の知識と技術によって人間の定義そのものが揺らぎつつある現在、あらためて何が問題であるかを示す里程標として、この増補改訂版を提示する次第です。」 (「増補改訂版へのまえがき」より)
  • 信長
    3.8
    1巻1,408円 (税込)
    織田信長の「楽市楽座」は、流通システムの飛躍的拡大のために絶大な威力を発揮した。流通システムが発達し自由競争市場が成立するに連れ、独占資本下でも自由市場の方が儲けが大きいと感ずるようになる。すると「独占資本家」も次第に「楽市楽座」を支持するようになった。そして日本は全く別の国に生まれ変わった。本書では、桶狭間の役、本能寺の変での信長と兵の行動を分析することで、信長の世界史的意味を示した。
  • First Stageシリーズ 建築法規概論
    -
    ・建築基準法を中心に各種の関係法規がわかりやすく学べるテキスト。 ・一般的な法律の種類や構成,基本用語の意味と位置づけ,解釈の仕方をていねいに解説した。 ・理解の助けとなるかこみ記事を多数設けた。 ・巻末に,建築基準法令の改正の経緯を,そのきっかけとなったできごとや背景とともに年表で示した。
  • 不完全性定理 ──数学的体系のあゆみ
    4.3
    ゲーデルが25歳で出版した「不完全性定理」(1931)は、当時の数学界の巨匠ヒルベルトが提唱した「形式主義によって超数学を展開しようという計画」に対して、原理的な限界を示す衝撃的な証明だった。それは数学のみならず哲学・思想界にも、「人間の知性のある限界が示された」と大きな波紋をもたらした。ゲーデルはいったい何を明らかにし、どのような新しい道を示したのか。この記念碑的業績にいたる数学の歴史的な歩みをたどりながら、難解といわれるその結果の意味をていねいに解りやすく解説する。『ゲーデル、エッシャー、バッハ』の訳者ならではの、ユーモアをまじえたゲーデルへの超入門書。
  • 不平等との闘い ルソーからピケティまで
    3.3
    「ピケティが示した不平等の歴史的な展開を、さらに歴史的に俯瞰する。格差論の未来のために!」 ――『21世紀の資本』共訳者・山形浩生氏 推薦 フランスの経済学者トマ・ピケティによる大著『21世紀の資本』が公刊されたのは2013年。その後、ノーベル経済学受賞者のスティグリッツやクルーグマンらの推薦もあって英訳から火がつき、またたく間に世界的にベストセラーになりました。 どうして大ブームになったのでしょうか? 実は下地ができていました。高度成長を終えた先進国のなかで、ピケティしかり、日本の「格差社会」「大衆的貧困」ブームしかり、明らかに「不平等ルネサンス」とでもいうべき学問的潮流が起きていたのでした。 それでは一体いつ、経済学者たちの「不平等との闘い」は始まったのでしょうか? 本書では、ピケティ的な意味での「市場経済の中での不平等(所得や資産の格差)」に焦点を絞り、その歴史を紐解きます。 18世紀にフランス革命の思想的後ろ盾となった、ジャン=ジャック・ルソーと、そして“神の見えざる手”で知られるアダム・スミスから議論を始め、マルクス経済学、近代経済学、不平等論議の新しいステージ「不平等ルネサンス」、そして現代のピケティにいたるまでの学問的軌跡を追っていきます。
  • フランクル人生論 苦しみの中でこそ、あなたは輝く
    5.0
    本書は、フランクルの人生論について、彼自身の言葉も紹介しながら、解説したものである。フランクルといえば、世界的なロングセラー『夜と霧』で有名だが、この書で彼は、「この世の生き地獄」ともいうべき状況の中で、「それでも人生にイエスと言う」ことができるとすれば、それは何によってであるかを示した。もちろん、現代日本は強制収容所ではない。しかし、この書が長く読み継がれ、フランクルの思想が語られ続ける理由の一つは、強制収容所とどこかよく似た、生きる意味の「空虚感」や人生への「絶望感」が、我々自身も意識できないほど、静かに広がりつつあるからではないだろうか。それは、いかにして克服できるものなのだろうか――。フランクルの訳書を数多く手がけ、年来、東洋思想とも関係づけながら、彼の思想を探究してきた著者が綴った、フランクルに学ぶ「生きがい論」。

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  • 武士道的「ポジティブ脳」の鍛え方。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量8,000文字程度=紙の書籍の16ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍説明 ――武士道とは死ぬことと見つけたり 江戸時代に書かれ、武士のあり方を示した「葉隠」という書物の一節です。 有名な言葉ですのでご存知の方も多いかもしれません。 一見すると、「武士としての死に方」について言及したかのように思われがちですが、この言葉の示す意味は、 いかに死ぬかで、はなく、武士として恥じない死に方をするために「いかに生きるか」という心構えを説いたものです。 刀という鋭利な武器を常に携え、庶民の上に立つ身分を与えられる代わりに有事の際は戦闘を担う彼ら「武士」が、 死と隣り合わせの状況においてなお凛とした姿を保てるのはなぜか。 そこには長い時間をかけ丁寧に作り上げられた道徳観念としての『武士道』がありました。 『メメント・モリ』とはラテン語で「死を思え」。 「死」を意識した危機管理は、洋の東西を問わず、じつはポジティブに生きるための道を示してくれています。 本書では、武士道の考え方を通して、ものごとを『ポジティブ』に捉える方法をご紹介しています。 ストイックな生き方に憧れるすべての人にとって、何かしらのヒントになれば幸いです。
  • 平成史
    3.7
    〈平成〉は後世どのように総括されるか。天皇自らが示した象徴天皇の役割、バブル崩壊後の経済停滞、大震災、オウム事件……。昭和との因果関係も含め平成の歴史的意味を考察する。
  • 菩薩 由来と信仰の歴史
    -
    観音菩薩をはじめ、弥勒菩薩、文殊菩薩、地蔵菩薩、日光・月光菩薩・・・などなど、様々な姿で親しまれ、信仰の対象となっている菩薩とは、いったいなにか。それぞれの名前の由来や、役割と利益、形像の特徴、日本への伝来と信仰の歴史などを分かりやすく解説する。菩薩とは、サンスクリット語のボーディ=サットバに由来し、「悟りを求める人」という意味を持つ。それも、ただ自分中心の修行ではなく、仏の慈悲行を通して一切衆生を救おうとする、大乗仏教の理想的修行者像を意味する。最初は釈迦菩薩だけだったのが、大乗仏教の発展の中で、弥勒、観音、勢至・・・など「十方世界」に多くの菩薩が修行につとめていると考えられるようになったという。なかでも観音菩薩は、ヒンドゥー教の影響も受けて、十一面、千手千眼、馬頭など、多様な変化観音に分化し、その性格や利益をそれぞれに示している。写真や図版、イラストをまじえて、20以上におよぶ各尊の特徴も示した、仏教学の入門書。仏像鑑賞の手引きにも最適。〔原本:『菩薩―仏教学入門―』 東京美術、1982年刊〕
  • ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ
    3.8
    心理学の新しい潮流をリードする第一人者の〝10年ぶりの注目の新作〟! 「ポジティブな人間の未来に対する考え方が説得力をもって見事に語られている」 (ザッポス CEO)トニー・シェイ 「なぜポジティブなアプローチに効果があるのか、その貴重な情報が詰め込まれている」 サンデー·タイムズ 「世界屈指の心理学者が、ウェルネス、レジリエンス、幸福を増加させるという課題に、 自らの知恵と経験を集約した1冊」 (医師・認知療法の創始者)アーロン・ベック この本は、ずっと続く幸せを手に入れるために役立つ1冊だ――。 本書は、国際的に著名な心理学者マーティン·セリグマンの、この力強い約束の言葉で始まる。ここ15年、ポジティブ心理学という新しい潮流をリードしてきた著者による10年ぶりの注目の新刊である。 伝統的な心理学は「人間の苦しみを和らげること」を目標としてきた。セリグマンが15年の間牽引してきたポジティブ心理学の目標は異なっている。それは「人生を最も価値あるものにすること」にある。本書でセリグマンは「本物の幸福とは何なのか?」を問い、ダイナミックな新しい概念を提示している。 幸福を追い求めるだけでは、人生に意味が生まれることはない。 今、セリグマンは問うのは、自分の才能を育て、他人と深く長続きする関係性を築き、世界に意義深い貢献をする――そうしたことを可能とするものは何か、ということだ。つまり「何が人をずっと幸せにするのか?」を問うているのだ。 ポジティブ心理学の可能性は、個人の幸福にとどまるものではない。教育、経済、医療、公共政策など、社会の構造そのもの対して、セリグマンはポジティブ心理学を通して働きかけ、成果を残してきた。 ・感情面の回復力を身につけるトレーニングに取り組む「アメリカ陸軍」の事例 ・職場での成功のみならず日常生活の充実を目指して生徒を教育する「革新的学校教育」の事例 ・「従業員のパフォーマンスとウェルビーイングを同時に高める企業」の事例 ……等々、非常に刺激的な物語を本書は伝えている。 本書は「幸福とは何か」を理解する上で重要な分岐点であり、かつ人生を最大限に活用するためのツールとなる一冊である。セリグマン博士は今、自身の世界的ベストセラー『世界でひとつだけの幸せ』『オプティミストはなぜ成功するか』を究極的に発展させ、数百万人もの人生を変える最先端の科学としての到達点を示したと言えるだろう。
  • 毎朝1分読むだけ英語脳へ。現役翻訳者が案内する、こんな簡単な20の例文で英語習得が加速する方法10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量10,000文字程度=紙の書籍の20ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍説明 本書は外国人旅行者への接客や海外旅行の場で英語がすぐに出てこない方、 資格試験に向けて基礎を復習したい方、海外企業との英語メールでイマイチ意思が疎通しづらい方、 そんな英語学習の道半ばにいる中級者のために英語習得への近道を示した本です。 英語学習の本を買っても、買っただけで満足して“積読(つんどく)”になってしまう――そんな経験はないでしょうか。 現在は翻訳者として活動する私も、学生時代、会社員時代、翻訳者になるまで 、なってからとレベルに合わせて多くの英語学習本を購入してきました。 なんとか時間を見つけて読み進めるものの、やっぱり徐々に手が遠のく本もあります。 一方、学生時代から会社員、翻訳者になってからも時々、 読み返しては復習するのは電車ひと駅の間に1レッスンぶん読み終えられるような小さな本です。 英語学習において大切なのは、少しずつでも毎日、続けること。 電子書籍であれば、いつでも気軽に携帯して持ち歩けます。 本書で例文を読んで(できれば声に出して)いけば、英語がグッと身近になり、自然に英語脳へ近づくはずです。 本書ではとにかく学習の習慣化を目指しています。 本書の使い方 1、まず内容を理解しながら本書を全部読みます。(所要時間10分から20分) 2、毎朝付録の例文一覧を読みます。(所要時間1分) 3、例文の意味を忘れてしまったら、該当する説明を読み返します。 4、最低でも2ヶ月間続けましょう。 毎朝1分間で英語学習の習慣化と重要例文の暗記が可能になる仕掛けです。 この仕組みにより、あなたの英語学習は劇的に向上するはずです。 英語で自分の言いたいことが表現できる自分、英語で相手の言っていることがわかる自分、どんな、あなたを手に入れますか? 毎朝たった1分間で、英語ができる自分にグッと近づいてください。
  • 澪標 2016年08月号
    -
    感じる秋の気配。 花火が散る前に、届けます。 『澪標』2016年08月号。表紙イラストはひよこ鍋さん。「新作読み切り・小説」が6作品、「新作読み切り・詩」が1作品、「学内発表作品・小説」が1作品、「新作連載作品・小説」が2作品掲載されています。 風理『板橋区・某所』<新作読み切り・小説> 藤井カスカ『悲しいエピローグなんて、いらない』<学内発表作品・小説> 舞原胡蝶『異類の花嫁』<新作読み切り・小説> 877『照らす明かり』<新作読み切り・小説> 二三竣輔『迷走恋愛論』<新作読み切り・小説> ヤベユウネ『したんか?』<新作読み切り・詩> ひよこ鍋『夕闇あんくれっと ―白夜の夢―』<新作読み切り・小説> 弟切貴久『雪と空と 其の一・空哉』<新作連載作品・小説> 橋爪朝寿『こどもおとな』<新作読み切り・小説> 二三竣輔『悪友と哲学者の行進曲』第十四話「意味」<新作連載作品・小説> ひよこ鍋<表紙イラスト> 三浦茜<身を尽くす会サークルロゴ> タリーズ<澪標タイトルロゴ> 小桜店子<総編集長> 二三竣輔<編集長> 身を尽くす会 編集部<編集>
  • リデザイン・ワーク 新しい働き方
    3.8
    「人生100年時代」の生き方を構想し、 「日本社会のこれから」の指針を示した 世界トップ経営学者リンダ・グラットン。 彼女が本書で描くのは「働き方の今」と「近い未来」だ。 新型コロナが私たちの働き方にもたらした変化は重大だったが、 まさに現在進行で現われつつある「大きな潮流」を詳らかにし、 また、世界中のさまざまな企業の現場事例をもとに、 私たちの「仕事のあり方」、ひいては「働く意味」 「人生の豊かさ」を“リデザイン(再設計)”していく。
  • 歴史が面白くなる 東大のディープな日本史 傑作選
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    累計25万部の超人気シリーズ『東大のディープな日本史』に令和の新入試問題を追加した、リニューアル完全版が登場! 過去シリーズで人気の高かった傑作を選りすぐり、改めて古代~近代の日本史が見渡せるように再配置しています。 さらに各章のつながり、歴史上の立ち位置が把握しやすいように加筆し、ディープな日本史をより堪能いただける1冊に仕上げました。 ・藤原道長が関白とならなかった理由 ・元号の持つ意味 ・農民に対するステレオタイプな見方を打破する ・改暦に見える朝廷と幕府の関係 などなど、これまでの歴史観を揺さぶってくる東大日本史をお楽しみください。 (はじめにより) 東大日本史の問題は一問一問がそれ自体で完結した作品となっていますが、当然、高校で学ぶ日本史の内容の中に位置づけられます。 そして、何十年と出題されてきた問題を見通すことで、歴史の全体像をつかむことができます。そこまで書ききることで、はじめて東大日本史の面白さを描き尽くしたと言えるでしょう。 そこで、本書では、各問で解答例を示した後に、新たに「歴史の結び目」という項目を設けて、歴史上での位置づけや次の問題へのつながりを明示しました。 古代は「完コピ」、中世は「自力社会」、近世は「階層分化」、近代は「一等国」というキーワードに着目することで、それぞれの時代の特徴がつかめるようになっています。 また、旧作の問題に関しても、最近の研究成果を踏まえるとともに、問題どうしの関連を意識して、加筆・修正を行いました。 読者の皆さんはどうぞ二度読んで、東大日本史のすべてを吸収してください。
  • ワイコフメソッドの奥義 需要と供給が目で見てわかるチャート分析法
    -
    成功するトレーダーの感じ方や直感の身につける! トレードのための「鍛えられた判断力」はどうすれば身につくのかについてリチャード・ワイコフが調査を始めたのは何十年も前のことで、彼のメソッドは市場の状況の変化に応じて改良が重ねられてきたが、本質的な内容は初期のものと何一つ変わっておらず、今でも世界中のトレーダーの関心を集め続けている。 本書の著者であるデビッド・ウェイスはリチャード・ワイコフのトレードメソッドの権威としても知られ、この分野で40年以上の経験を持つトレーダーであり、マーケットアナリストでもある。ウェイスは、ワイコフの仕事の背景にある原理をいかに利用すればよいのかについてよく理解し、それを駆使して効果的にトレードを行っている。本書は、今日のボラティリティの高い市場で優位に立つためにワイコフのテクニックをどのように応用すればよいかを詳細に分かりやすく示したものだ。 本書のテクニックはワイコフのアプローチをもっと近代的な視点から見たもので、魅力にあふれ、使い方も簡単である。本書ではチャートやウエーブチャートを論理的に解釈し、これから起ころうとしているトレードをどのように見つけるかを提示する。本書のチャート例を学習すれば、市場が市場について語ることを読み取ることができるようになり、いろいろな転換点を見つけることもできるようになるだろう。ページをめくるたびに、あなたの学習速度は速まっていくはずだ。本書のトピックは以下のとおりである。 ・買いや売りの努力(出来高)とリワード(値動き)の比較 ・終値が値幅のどの位置で引けたかが意味するもの ・上昇スラストや下降スラストの弱まり、支持線や抵抗線を抜けたあとにフォロースルーが発生するのか発生しないか ・価格とトレンドラインやチャネルや支持線・抵抗線との関係(この関係を読み取ることで、価格と出来高のストーリーはより鮮明になる) ・出来高を伴う試しや、価格の上昇・下落速度が加速する「垂直」領域を見つけること このほかにも話題は満載である。 本書では、ワイコフのオリジナルのテープリーディングツールを、ボラティリティの高い今日の株式市場や先物市場に合わせて改良したものも提示されている。もちろん、改良版も日中の値動きや日々の値動きに適用することが可能である。 ワイコフの分析に関して言えば、チャートを読む世界は白黒はっきりしたものではなく、グレーの世界である。凝り固まったアイデアに執着するよりも、心をオープンにすることが重要である。本書はこの目標を達成するのに役立つはずだ。本書を読めば、成功するトレーダーの感じ方や直感をどのようにして身につければよいのかや、ワイコフのメソッドを今日のダイナミックな市場に合わせて改良する方法も自然と分かるようになるだろう。

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