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本書は、フランクルの人生論について、彼自身の言葉も紹介しながら、解説したものである。フランクルといえば、世界的なロングセラー『夜と霧』で有名だが、この書で彼は、「この世の生き地獄」ともいうべき状況の中で、「それでも人生にイエスと言う」ことができるとすれば、それは何によってであるかを示した。もちろん、現代日本は強制収容所ではない。しかし、この書が長く読み継がれ、フランクルの思想が語られ続ける理由の一つは、強制収容所とどこかよく似た、生きる意味の「空虚感」や人生への「絶望感」が、我々自身も意識できないほど、静かに広がりつつあるからではないだろうか。それは、いかにして克服できるものなのだろうか――。フランクルの訳書を数多く手がけ、年来、東洋思想とも関係づけながら、彼の思想を探究してきた著者が綴った、フランクルに学ぶ「生きがい論」。
...続きを読むPosted by ブクログ 2011年05月28日
まだ消化し切れず、感想というより要約になってしまいます。
でも、新しい発想。そして今の私には大切な考え方。
成功ー失敗の価値観ではなく、充足ー絶望の価値観への転換を。
経済的、社会的に成功していても満たされない人が多い。
でも勝ち組負け組にこだわる人も多い。私もそのひとり。
そこから転回しましょ...続きを読む
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