堺屋太一作品一覧

  • 文藝春秋2024年6月号
    NEW
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    ◎森喜朗 元首相 「裏金問題」真相を語る 240分 「私が裏金作りを始めたと言っているのは誰だ」 聞き手・森功 ・岸田首相から電話の事情聴取で尋ねられたこと ・「全責任を取って仲間を救ってやれ」と塩谷座長を説得した ・下村元文科相が「二千万円」持参して私に土下座した理由 【緊急座談会】 ◎「カイロ大卒」小池百合子都知事の真贋 田崎史郎 奥谷禮子 澤章 【総力特集 がんの新世紀】 ◎がん先進治療ここまで来た! 森省歩 ◎患者2万人の本当の悩み 大久保淳一(「5years」代表) 【大反響 第3弾】 ◎コロナワクチン後遺症とがん「がん超過死亡率が上昇している」 福島雅典(京都大学名誉教授) ◎アンチエイジングはSFではない 河合香織 ◎認知症介護6つのヒント 奥野修司 ◎2つのディストピア 米中に呑み込まれるな 岩井克人 ◎短期集中連載5 駐中国大使、かく戦えり 垂秀夫 「台湾有事」中国の本当の狙い  ◎トランプは独裁者のカモになる ジョン・ボルトン ◎投資家必読! 円安が続かない理由 岩本さゆみ ◎中国不動産バブルのキズは深い 柯隆×高口康太 安田峰俊 ◎メジャーリーグと賭博コネクション 芝山幹郎 ◎国民的スターSMAPの明日 鈴木おさむ ◎91歳、今が一番楽しんでる 渡辺貞夫 ◎『青い壺』50万部突破 有吉佐和子のおもちゃ箱 原田ひ香 平松洋子 ◎日本の顔 辻惟雄インタビュー 「若冲と70年安保」 【連載】 ◎新連載 地図を持たない旅人2 大栗博司 ◎お笑い社長繁盛記5 太田光代 ◎ムーンサルトは寝て待て11 内館牧子 ◎記者は天国に行けない29 清武英利 ◎有働由美子対談65 草なぎ剛(俳優) ◎小説 病葉草紙 最終回 京極夏彦

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  • 磯田道史と日本史を語ろう
    4.5
    日本史の達人が語り尽くす 日本史を語らせたら当代一! 磯田道史が、半藤一利、阿川佐和子、浅田次郎、養老孟司ほか、各界の「達人」を招き、歴史のウラオモテを縦横に語り尽くす。最新科学で探る日本人の起源から、歴史上のリーダーたちの品定め、弥生式土器を自作した少年時代を語った「磯田道史ができるまで」など、歴史好きなら参加したくなる歴史談義。目からウロコの連続です。 ・DNAでここまでわかった日本人のルーツ ・頼朝から家康まで リーダーの知られざる素顔 ・信長はアスリート体形? ・秀吉、淀殿の「カルテ」を読むと ・家康自ら調合した薬が現存する? ・昌平坂学問所の首席を輩出した会津の教育 ・「靖国の原型」は柳川藩と薩摩藩? ・龍馬 刀傷三十八カ所の意味 ・スパイ戦に長けた西郷兄弟 ・学歴エリートの陸軍、海軍の武士道 ほか 目次 「磯田道史」ができるまで ×阿川佐和子 日本史のリーダーを採点する ×半藤一利 日本人の不思議な起源 ×篠田謙一・斎藤也 信長はなぜ時代を変えられたのか? ×堺屋太一・小和田哲男・本郷和人 戦国武将の養生訓 ×酒井シヅ 徳川家康を暴く ×徳川家広 幕末最強の刺客を語る ×浅田次郎 歴女もハマる! 幕末のヒーローたち ×杏 「龍馬斬殺」の謎を解く ×中村彰彦 脳化社会は江戸から始まった ×養老孟司 鎖国か開国か? グローバリズムと日本の選択 ×出口治明 幕末からたどる昭和史のすすめ ×半藤一利
  • 全一冊 豊臣秀長 ある補佐役の生涯
    4.3
    1巻999円 (税込)
    世に名将・名参謀と呼ばれる人物は数多いが、名補佐役はきわめて少ない――。激動の戦国時代、尾張の貧しい農民の出でありながら、野心家の兄・秀吉を天下人たらしめ、自らも“大和大納言”と呼ばれるまでにのぼりつめた男・豊臣秀長。この人なしに、秀吉は天下人になれなかったと言われる。本書は、卓越した実務能力と抜群の調整力、非凡な統治能力で、脆弱な豊臣家の体制を支え続けた、日本史上屈指のナンバー2と呼ばれる男の生涯を丹念に描く歴史巨編。昭和の大ベストセラーを全一冊にまとめた決定版。
  • 鬼と人と 上巻 信長と光秀
    4.0
    天下を治めるのは、型破りな行動を引き起こす「破棄と気迫」か? それとも、感情を抑え、礼式を尊び、格式を重んじる「品位」か? 歴史上の謀反事件として最も名高い「本能寺の変」に題材をとったこの小説は、個々の事件における信長と光秀両者の内面を浮き彫りにし、主従の心の葛藤を鮮やかに描き出した。なぜ、忠臣は天才的主君を討ったのか。初の独白形式で迫る歴史巨編!
  • 介護退職
    3.6
    総合家電メーカー北米事業部長の唐木栄太郎は取締役の椅子も目前のエリートサラリーマン。妻と名門私立中を目指す息子と3人、都内で幸福な年末を迎えていた。ところがある日、故郷・秋田で独居する老母が、雪かき中に骨折したとの知らせが。幸い命にかかわる大事には至らなかったが、やがて病院での療養を終えた車椅子の母を、唐木は東京に引き取る決意をする。息子も無事合格し、母を交えた新たな生活は順調に滑り出したかに見えたが、運命は急転、唐木一家を悪夢の日々が待っていた……。現代日本の誰もが抱える「今そこにある危機」を真正面から描ききった著者ならではの問題作、ついに電子化!作家・堺屋太一氏も推薦!
  • 危機を活かす
    3.5
    政治・経済・日本式経営・家計の危機に対処! ――日本は、いまや政治、経済、日本式経営、家計の4つの危機に陥っている。新時代の新しい創業に向かって、どのように対処したらよいのか……。まず第1に、国民の一人ひとりが、気質を変えなければならない。未来の不安よりも現在の豊かさを、変化を恐れるよりも可能性を喜ぶ気質こそ、危機を活かす条件である。
  • 堺屋太一が見た 戦後七〇年 七色の日本
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    1巻1,699円 (税込)
    大阪万博の総合プロデュース、「団塊の世代」の命名、『油断!』など未来予測小説の執筆、経済企画庁長官、内閣官房参与──。官僚から売れっ子作家になった著者が、常に時代の中心にいた人生を激白。戦後日本のウラオモテが明らかになる。
  • 堺屋太一の見方
    3.3
    一九七五年、現役通産官僚が描いた近未来小説『油断!』で華々しく作家デビューをした堺屋太一。その後、『団塊の世代』『知価革命』『組織の盛衰』『先見後顧』などの未来小説や評論等を通じ、次々と時代や歴史を独特の視点から、政治、経済、経営、組織、日本人の特性を鋭く見つめ、発信してきた。特に『知価革命』は、工業社会が終焉を迎え、知恵に価値を見出す時代が来ることを予見し、大ベストセラーになった。本書では、著者の作品群のなかから、「これぞ堺屋太一の見方」という箇所を抜粋、著者にとっての初めての箴言集である。「インフレは経済問題だが、デフレは社会問題だ」「組織人は組織の利益を社会の利益と錯覚する」「知価の価格は主観的な気分と判断によって変動する」「統計の数字で実感を否定すべきではない」「大きな政府は強い官僚を、小さな政府は弱い官僚を生む」など、発表から時を経ても、指摘の鋭さに錆は見えない。時代を見る指針となる一冊。
  • 堺屋太一の霊言
    -
    有名評論家が語った、死後1ヵ月の体験報告。 2019年2月に亡くなった堺屋太一氏。 その生前の真意から、現在の心境、そして政治・経済の近未来予測まで。 なぜ生前、橋下徹氏を応援したのか? 大阪都構想はこれからどうなる 対中国・対韓国をどう考える? 堺屋流・中国包囲網3つの奇策とは 消費税増税が引き起こす混乱 五輪景気を目論む安倍政権の死角 あの世に持って還れるのは「心」だけ 現代的知識人が知るべき死後の世界の真相 ■■ 堺屋太一の人物紹介 ■■ 1835~2019年。作家・評論家。大阪府出身。本名は池口小太郎。東京大学経済学部卒。 通産省に入省後、在職中に作家デビューし、『団塊の世代』が一世を風靡。 また、官僚時代に大阪万博を成功させた経験を生かし、退官後も各種博覧会のプロデュースに当たる。 小渕・森内閣時に、民間から経済企画庁長官に登用(第55~57代)、さらに内閣特別顧問も務める。 主著に『峠の群像』『知価革命』『秀吉』等。 ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。 これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。 外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。 つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • 三人の二代目 上 上杉、毛利と宇喜多
    3.0
    闘将・織田信長は大軍を率い、「天下布武」へ向け着々と歩を進めていた。強大な信長軍に、どう立ち向かうのか。偉大な祖父・毛利元就から大藩を受け継いだ輝元。戦国の世を成り上がった宇喜多直家の嫡男・秀家。そして上杉謙信没後、景虎との家督争いを制した景勝。「三人の二代目」は家の存亡を懸け、信長軍との対峙を強いられる。和平か、それとも合戦か。家臣・親族の意見に翻弄されながら、二代目たちは苦難の道を行く――。
  • 三人の二代目 上杉、毛利と宇喜多 上下巻合本版
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    闘将・織田信長は大軍を率い、「天下布武」へ向け着々と歩を進めていた。強大な信長軍に、どう立ち向かうのか。偉大な祖父・毛利元就から大藩を受け継いだ輝元。戦国の世を成り上がった宇喜多直家の嫡男・秀家。そして上杉謙信没後、景虎との家督争いを制した景勝。「三人の二代目」は家の存亡を懸け、信長軍との対峙を強いられる。和平か、それとも合戦か。家臣・親族の意見に翻弄されながら、二代目たちは苦難の道を行く――。
  • 守護霊インタビュー 堺屋太一 異質な目 政治・経済・宗教への考え
    5.0
    キャリア官僚から作家、大臣、そして政界の仕掛け人へ。 官僚組織と政財界を知りつくした、堺屋氏の“異見”。 政界のご意見番は、こう考えていた。 ▽遷都、地方分権論について ▽米大統領選のゆくえ ▽消費増税をどう見ているのか ▽マイナス金利の是非 ▽社会保障問題は解決できるか ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • 新規の世界・転機の日本 「新戦後」90年代を読む
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    著者は、ソビエト連邦と東欧諸国の「社会主義文化」崩壊は、戦後からすでに始まっていたことを大胆に指摘した上で、その崩壊を導いた「脱近代工業社会化」の波は、東側だけではなく、90年代の全世界を飲み込む一大潮流になりつつあるのだということを、政治・経済・文化の知識を縦横に駆使して明らかにしている。本書は、そうした新規の世界体制のなかで、日本が自由主義経済国として、取るべき道は何かを示唆している注目の書である。
  • 次代思考の座標軸
    -
    国際化が叫ばれて久しいが、日本が真の国際社会の仲間入りができていないのはなぜか。それは、国際的視野の欠如に気づかず、世界に対し、日本人にしか通用しない常識を基に見解を示すからである。このままでは、日本の孤立はさらに深まるであろう。本書は、オピニオンリーダー・堺屋太一が税制、軍備、国家運営などを鋭い目で分析し、21世紀を展望する新しい視点を提示した注目の書である。
  • 時代末(上)
    4.0
    平成ニッポンの閉塞状況を打破せよ!! いまだ引きずり続ける「昭和」のシステムを変革せずして未来なし! 21世紀への内申書――平成ニッポンの閉塞状況の理由とはなにか? 答えはいまだ清算されえぬ「昭和」というシステムにある。20世紀のこの国の大部分を占めた時代を無視した未来はない! 無謀な戦争と奇跡の復興を経て、東アジアの一角に巨大な近代工業社会を現出させたメカニズムと功罪を、鋭くかつ明快に論じた渾身の力作。<上下巻>
  • 常識が変わる!? 日本史の大論争
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中公新書『日本史の論点』の執筆者が異分野の専門家と徹底討論。 【古代】 「都と“田舎”の相克から、この国のかたちを問う」 井上章一(国際日本文化研究センター教授)×倉本一宏(国際日本文化研究センター教授) 【中世】 「戦国期の『高度成長』と『外国人受け入れ』に学べ」 堺屋太一(作家)×今谷明(帝京大学特任教授) 【近世】 「江戸は封建時代か初期近代か」 よしながふみ(漫画家)×大石学(東京学芸大学教授) 【近代】 「連続か断絶か? 明治維新という大転換」 佐々木雄一(首都大学東京助教)×清水唯一朗(慶應義塾大学教授) 【現代】 山崎拓・元自民党副総裁に聞く「動乱期に求められる総理の器」 聞き手・宮城大蔵(上智大学教授)
  • 人物名鑑 古今東西いま関西
    NEW
    -
    1巻2,420円 (税込)
    関西が熱い! プロ野球関西ダービーで注目 関西人とはどういう人なのか ◆関西人とは、訛りを残した世界人である。日本書紀、源氏物語も、徒然草、そして風姿花伝、芭蕉も、司馬遼太郎、谷崎潤一郎も関西産、「世界」標準であり、「不易流行」である。 ◆18歳から関西で23年間過ごした著者が、23人の関西人を取り上げ、その本質に迫る。 ▼開高健、長谷川慶太郎、嵐寛寿郎、松下幸之助、南方熊楠、出口王仁三郎、梅棹忠夫、松田道雄、林達夫、淀川長治、横溝正史、福沢諭吉、三木清、栄陽子、谷沢永一、阪本勝、堺屋太一 他 ◆併せて「社長の哲学」「社長の読書」で、古今東西の人物名鑑を展開。 ▼石橋湛山、ケインズ、ドラッカー、チャーチル、世阿彌、アリストテレス、古田織部正、カーネギー 他 ◆さらにプルタルコス『英雄伝』の人間哲学に学ぶ――東に史記、西に英雄伝 ▼アレクサンドロス、カエサル、キケロ、ブルートゥス、クレオパトラ、スパルタクス、プルタルコスと日本 他
  • 千日の変革 日本が変わる 社会が変わる
    -
    新しい「知価社会」の時代をよりよく生きるためには、国も企業も個人も英知と勇気をもって、この“変革”に参加せねばならない。今、我々に不可欠なのは、最適工業社会を築いた過去の成功体験に学ぶラーニングではなく、それを超越したアンラーニングなのだ。それができなければ、どのような改革も成功しはしないに違いない。世界を、そして日本自身の社会を襲う“大変革”のただ中で、日本の取るべき方策を大胆に提示した話題の書。
  • 組織の盛衰 決定版
    5.0
    なぜ日本的組織は硬直化するのか? 変革を阻むものの正体は? 日本史における巨大組織の盛衰から組織の「死に至る病」を検証し、未来への処方箋を提示する。作家・経済評論家にして経済企画庁長官を務めた著者の二十年以上にわたる組織論研究の集大成。著者解説「今こそ、読んで欲しい作品」を収録した決定版。 〈目次〉 はじめに 第1章  巨大組織の生成から崩壊まで――三つのケース・スタディー (1)豊臣家――人事圧力シンドロームと成功体験の失敗 (2)帝国陸海軍――共同体化で滅亡した機能組織 (3)日本石炭産業――「環境への過剰適応」で消滅した巨大産業 第2章 組織とは何か (1)組織の要素 (2)「良い組織」とは (3)組織の目的 (4)共同体と機能体 (5)強い機能組織を作った織田信長――もう一つのケース・スタディー 第3章 組織管理の機能と適材 (1)人間学と組織論 (2)トップの役割 (3)現場指揮者と参謀 (4)得難い補佐役 (5)後継者 第4章 組織の「死に至る病」 (1)機能体の共同体化 (2)環境への過剰適応 (3)成功体験への埋没 (4)組織体質の点検 (5)組織気質の点検 第5章 社会が変わる、組織が変わる (1)知価革命と組織変化 (2)情報技術の変化 (3)高齢化社会と人事圧力シンドローム 第6章 これからの組織――変革への五つのキーワード (1)経営環境の大変化 (2)三比主義からの脱却 (3)「価格-利益=コスト」の発想 (4)「利益質」の提言 (5)ヒューマンウェア(対人技術)の確立 (6)経営の理念=あなたの会社の理想像は 著者解説 今こそ、読んで欲しい作品 (1)日本経済の曲がり角に著した自慢の著作 (2)二〇二〇年のあとこそ重大
  • 組織の盛衰 何が企業の命運を決めるのか
    4.5
    業績低迷する企業。硬直化した官僚機構。戦後の未曾有の繁栄をもたらした日本的組織を、今、何が蝕んでいるのか? 本書では豊臣家、帝国陸海軍等の巨大組織のケース・スタディーから、「成功体験への埋没」「機能体の共同体化」「環境への過剰適応」という、三つの「死に至る病」を検証。時代の大転換期を生き抜く、新しい組織のあり方を提唱する。著者二十年の組織論研究を集大成した現代の名著。
  • 体制維新――大阪都
    3.8
    「よいことも悪いことも大阪からはじまる」といわれる。長引く経済の低迷、莫大な負債など、大阪を取り巻く情勢はまさに日本の縮図だ。そんな大阪が変われば、日本全体が変わる! いままでの改革はなぜ全て失敗してきたのか? どうして「大阪都」でなければならないのか。いま何をすべきか。橋下徹が掲げる「大阪都構想」は、大阪、そして日本革命の切り札となるか──その全貌を橋下徹と堺屋太一が論じ尽くし、衰退から成長への具体的な「オンリープラン」を提案する。
  • 「大変」な時代 常識破壊と大競争
    -
    いま日本の常識は破壊された! 不連続への不安と衰退の予感。新時代を生き抜く常識とは? ローコスト革命への提言――政界、政策、経済、経営、社会。5つの「五五年体制」が崩壊し、高齢化、国際化、成熟化、情報化の「四化」は、根本的に変化した。日本が「右肩上がり」から「うつむき加減」の社会に変わったことを嘆くばかりではなく、新しい世の中にふさわしい目標をもつべきだ。その鍵を握る「ローコスト化」と新常識を提言。
  • 団塊絶壁(新潮新書)
    -
    団塊世代の足元に、人生の“断崖絶壁”が広がっている。認知症、がん、人間関係、お金等々、問題は山積。うまくやっている人、やれない人は何が違うのか? ビートたけし、堺屋太一、弘兼憲史、ガッツ石松、山折哲雄、曽野綾子……医師から各界の賢人、達人に総力取材。「『決まり事』を作って認知症に備えよ」「『安楽死』は誤解だらけ」「男性ホルモンが幸福の源になる」――知らなかったでは勿体ない「70歳から」の歩き方。
  • 団塊の後 三度目の日本
    3.6
    1巻1,500円 (税込)
    エコノミスト連載の「三度目の日本2027」の電子書籍化。 ベストセラー「団塊の世代」の堺屋太一氏が、団塊がリタイアした後の日本の姿を描く予測小説。 物語は、東京五輪の5年後の2026年1月から始まる。2020年の東京オリンピックを待たずして、日本経済は深い停滞期に入る。この状態に2025年に首相に就任した若き首相の徳永好伸は、「経済成長を気負わず、数値を気にせず、外国と競わず」の「身の丈の国・日本」を掲げる。一方、それに大反対する大阪を基盤とする国政政党を率いる大阪都知事の杉下晋三久は、日本は断固「世界の主要なプレーヤー」にとどまるべきと主張し、「日本の倫理と仕組みと仕方の全面改革」を提唱し、「三度目の日本」を作ることを目指す。これが、この小説のタイトルでもある「三度目の日本」である。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 知価革命 工業社会が終わる 知価社会が始まる
    3.5
    世界と日本の「次なる社会」を大胆に予測し、日本中に衝撃を与えた話題の書。本書は「脱工業化社会」の仕組みと実像を探り明かし大きな脚光を浴びたが、事実、世界は著者が提示した「知価社会」に向けて大きく動き出している。「知価社会」とはいかなる社会なのか。これまでの工業社会のパラダイムとはどう違うのか。――現代の巨大な転換点と、その将来の方向性を見定めるための必読の書。
  • 地上最大の行事 万国博覧会
    4.0
    6422万人の入場者を集め、目に見える形で日本を変えた70年大阪万博の成功までの舞台裏を、その総合プロデューサーであった著者が初めて一冊の本として明かす! 万国博とは何か? 大阪万博(70年)、セビリア万博(92年)、上海万博(2010年)を通して見えたものとは? 2025年、日本で再び万国博を行う意義は?
  • 中国で尊敬される日本人たち
    値引きあり
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    戦中・戦後の中国に優れた貢献を果たし、中国で尊敬をもって語られていながら、一般の日本人にはあまり知られていない人々にスポットをあて、彼らの活動を活写する一冊。 田中角栄、大平正芳というふたりの国交正常化の功労者を政府間交渉という側面ではなく、中国との人間ドラマに着目したエピソードをはじめ、新中国空軍創設に寄与した航空隊のプロたち、医療や鉄道など建国の「インフラ」整備にかかわった人たち、中国の広告教育の礎を築いた成田豊、未来志向で上海万博を支援する堺屋太一など、さまざまな分野でその持てる力を尽くした日本人の物語を紹介する。「中国人から現在も感謝される、こんな日本人がいたのか!」と読んでいて勇気づけられ、賛否を問わず、新時代の日中関係において希望を持つことができる。
  • 超巨人・明の太祖朱元璋
    -
    明の太祖・朱元璋――信長・秀吉・家康の三大英傑をひとりで演じた男の、波乱万丈の生涯。その面白さは三国志を凌ぎ、太閤記もはるかに及ばない。ダメな組織にいても、成功するには! 不利な状況の中でも、勝ち抜くには! 超巨人・朱元璋の思想と行動が、あらゆる現代人に大きな勇気と多くの知恵を与える。
  • 【追悼・堺屋太一さん】「もう一度大阪を輝かせてほしい」堺屋さんの情熱が政治家・橋下徹の原点だった【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.139】
    -
    1巻330円 (税込)
    橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。 <今号の内容> ■「とにかく実行して結果を出す。その情熱を、大阪の政治に向けてほしい」 ■背後に堺屋さんがいてくれたから、インテリ層からの徹底攻撃がなかった ■堺屋さんの依頼であっても「特別扱い」なし。そんな僕を全面的に支えてくれた ■「それくらいやらないと大阪は変わらない」と国政進出にも理解 ■子供たちの世代に夢を与えてくださり、本当にありがとうございました <橋下徹メッセージ> 『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。
  • 天声人語 2019年1月-6月
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    2019年1月1日から6月30日まで、朝日新聞伝統のコラムを完全収録。国内外の出来事を独特の視点と、味わい深い筆致でつづる。大学入試に多数引用されるとの定評がある。就活にも役立つ時事年表、人名索引付き。 〔主な内容〕天皇・皇后の退位、即位。新元号「令和」の出典は万葉集。中国探査機、月裏側に着陸。吉田沙保里・稀勢の里・イチロー引退。勤労統計不正が発覚。野田市の小4・心愛ちゃん死亡、虐待か。コンビニの24時間営業問題。大阪府・市で入れ替えダブル選。混乱続く英国のEU離脱。コカイン使用俳優逮捕の余波。タイで振り込め詐欺拠点を摘発。トランプ大統領の大相撲観戦。川崎バス停で殺傷事件。「米中冷戦」「残業麻痺」「日傘男子」。兼高かおるさん、堺屋太一さん、ドナルド・キーンさん、内田裕也さん、モンキー・パンチさん、ドリス・デイさん、降旗康男さん、田辺聖子さん、逝く……。
  • 都会国・日本像 大競争世界で栄える道
    4.0
    これからの日本は、個性と知恵と情報力を発揮する「都会国」に転換せよ! 冷戦構造が消滅し、戦後的成長体質を喪失した日本は、いま大転換期を迎えている。工業化を優先したあまり、閉塞した「都市国家」になってしまった日本に未来はあるのか? 自由と自助の精神が優先される「都会国」になるためには何を改革すればいいのか? 21世紀に向け、新しい日本のコンセプトを提示した書。
  • 日本革質 社会の質を変えねば繁栄はない
    -
    日本を人間にたとえれば「体型は東京一極集中、体質は最適工業社会、気性は内志向集団主義、気質は官僚主導型体制」。戦後の繁栄に寄与してきたこの気質や体質も、世界の構造と秩序が大きく変化する中、日本の成長を阻む要因と化している。真の豊かさを実感できる社会となるために、今こそ日本の「国質」を革める時だ。――大胆な構想、冷静な分析、そして真摯な情熱をもって訴える日本改造論。
  • 日本とは何か
    4.0
    日本には、「特殊戦後的基準」によって、経済的成功をはじめ、日本式経営や日本型官民協調体制を自賛する声が高い。だが、経済は、国家や国民が目指す理想を達成する手段の一つにすぎない。その上、経済そのものも、全体として見れば、世界に威張れるほどの効率と豊かさには達していない。日本及び日本人論の決定版。
  • 日本を創った12人
    4.3
    日本の独自性とはいったい何なのか。勤勉性なのか。それとも仏教が広まっても神道は信仰の対象であり続けた、宗教に対する柔軟性なのか。明治維新、外国文化を受け入れた許容力なのか……。もし、これらが日本の独自性であるとすれば、それは、いつ、誰によって、どのようにして創り出されたものなのか。本書は、聖徳太子をはじめ、織田信長、石田梅岩から近現代史まで、日本史上に今なお強い影響力を残す12人の「人物」をとおして、日本の歴史を見直し、日本の独自性について考えた歴史・社会評論である。大きな変革期を迎え、日本はどの方向に向かって舵を取ればよいのか、その決断がリーダーと国民に求められている。そうしたなか、日本の独自性を認識し、それをいかにして活かしていくかは、避けてとおれない問題である。本書は、その問題に答えを出す一つの有効なヒントとなるだろう。同書名でPHP新書として刊行された前編・後編を、文庫化に際し合本したものの電子書籍版。
  • はがきの名文コンクール 第5回優秀作品集
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    大切な一言の願いを、一枚のはがきに込めてーー。 「はがきの名文コンクール」は、「はがき文化を広め、日本語の美しさを伝える」ことを志して作家の故・堺屋太一氏が代表を務めた実行委員会が主催する大型公募コンクール。本書はその第5回優秀作品のアンソロジーであり、約2万7千通の応募の中から選ばれた、受賞作31作と最終候補作100 作を収録している。 五木寛之、齋藤孝、村山由佳の三氏の選考委員によるメッセージや、「はがきの書き方講座」などのコラムも満載。はがきに込められた珠玉の言葉の数々は、必ずや読者に勇気を与えてくれるだろう。
  • はがきの名文コンクール 第7回優秀作品集
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    はがきだから伝わる願いがある。心をつなげる小さな名文たち。 大切な一言の願いを、一枚のはがきに込めて――。 「はがきの名文コンクール」は、作家の故・堺屋太一が代表を務めた実行委員会が主催する大型公募コンクール。本書はその第7回優秀作品のアンソロジー。約2万5千通の応募の中から、受賞作31作と最終候補作98作を収録。胸を打つ願いが綴られた珠玉のはがきが選ばれた。他者との距離が当たり前となってしまったコロナ禍を暮らした人々が、はがきに込めた小さな名文が心に響く。SNS主流の時代だからこそ、はがきの言葉が輝きを放つ。 五木寛之、齋藤孝、村山由佳の選考委員3氏によるメッセージや、実行委員会によるはがきコラムなど、ついはがきを書きたくなるようなトピックも満載。
  • はがきの名文コンクール 第8回優秀作品 はがき万葉集
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    願い事、はがきに託してみませんか――てのひらサイズの名文集。 大切な一言の願いを、一枚のはがきに込めて……。 「はがきの名文コンクール」は、作家の故・堺屋太一が代表を務めた実行委員会が主催する大型公募コンクール。本書はその第8回優秀作品のアンソロジー。約2万5千通の応募の中から、受賞作30作と最終候補作101作を収録。胸を打つ願いが綴られた珠玉のはがきが選ばれた。 日本でのはがき誕生からちょうど150年。デジタル主流の時代だからこそ、小さなはがきに綴られたことばに力が宿る。 五木寛之、村山由佳、齋藤孝の選考委員3氏によるメッセージや、実行委員会によるはがきコラムなど、ついはがきを書きたくなるようなトピックも満載。
  • はがきの名文コンクール 第6回優秀作品集
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    心から書いた「一言の願い」はきっとかなう――はがきに託された珠玉の願い。 大切な一言の願いを、一枚のはがきに込めて――。 「ハガキの名文コンクール」は、「はがき文化を広め、日本語の美しさを伝える」ことを志して作家の故・堺屋太一が代表を務めた実行委員会が主催する大型公募コンクール。本書はその第6回優秀作品のアンソロジーであり、約2万5千通の応募の中から選ばれた、受賞作31作と最終候補作100作を収録している。 五木寛之、齋藤孝、村山由佳の選考委員3氏によるメッセージや、選考過程ルポなどのトピックも満載。はがきに込められた珠玉の言葉の数々は、読者に必ずや勇気を与えてくれるだろう。
  • はがきの名文コンクール 一言の願い 明日への願い
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    2015年(第1回)・2016年(第2回)に開催された、「はがきの名文コンクール」(選考委員:齋藤孝氏、吉本ばなな氏、堺屋太一氏)。全国から計7万通近く寄せられた応募作品の中から、168通の名文を収載。はがきに記された老若男女の願い事は、どれも切実で思いやりに満ち、読む人の心に深々としみわたる。21世紀の万葉集とも呼ぶべき作品集。 ●第1回テーマ 「一言の願い」 ●第2回テーマ 「明日への願い」 20文字以上200文字以下で願い事をつづり、奈良県御所市の郵便名柄館に送られたはがき計約7万通から、各回、大賞1作、佳作10作、日本郵便大賞10作、郵便名柄館賞10作が選ばれました。 本書には最終候補作から計106作も合わせて収載しています。 正直な言葉が胸を打つ、不安な時代に生まれた「普通の人の名言集」
  • はがきの名文コンクール 第4回優秀作品集
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    「珠玉の言葉は勇気をくれる」。大切な一言の願いを、一枚のはがきに込めて──。 齋藤孝・村山由佳・堺屋太一の三氏が選考委員を務めた、大型公募コンクールの第4回優秀作品のアンソロジー。約2万7千通の応募の中から選ばれた、受賞30作と最終候補100作を収載。
  • はがきの名文コンクール わたしの願い
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    「はがきの名文コンクール」は、はがきに書いた200字以内の願い事の内容と文章を対象に秀作を顕彰するコンクール。「一言の願いであればなんでも叶えてもらえる」と伝わる一言主神社(奈良県)にちなみ、一言主神社の近くにある郵便名柄館宛にはがきを投函して応募を募りました。 本書は、第3回「はがきの名文コンクール」(選考委員:齋藤孝氏、吉本ばなな氏、堺屋太一氏)に寄せられた3万通のはがきの中から選ばれた、コンクールの受賞作31作と、最終候補作の中から99作をまとめた作品集。第4回(2018年開催)の募集要項も収載されています。
  • ひとことの力―松下幸之助の言葉
    5.0
    「経営の神様」は部下に何を話してきたのか。 幸之助の晩年に最も寵愛された側近中の側近が明かす、実践的帝王学のすべて。 松下幸之助さんに何度もお会いしたが、本書には私の知らない話もあり、興味深く読んだ。 また実録としても貴重な資料であり、多くの皆さんに推薦したい。【推薦・堺屋太一】 この書は、松下幸之助の生の言葉、話をまとめたものである。晩年の23年間、お読みいただけるとおわかりになると思うが、ほとんど毎日、毎夜、松下との間で交わされた話を、その折々にとったメモと記憶をもとに、ほぼ、ありのままに記述した。ときに、いままで世に出されていない松下の話も出てくる。二人だけの会話であるから、いままで伏せていたものもあるが、もう、松下幸之助も歴史上の人物になったのだから、お許しをいただけるだろう。(中略)本書は、いままで幾多の、いわゆる、 「松下幸之助語録」のように、すなわち、松下幸之助の書籍から、言葉や文章を抽出し書きまとめたものでもなければ、 「また聞き」の言葉を集めたものでもない。直接、松下幸之助が、私に言った言葉、話を、私がまとめたものである。おそらく、本書は、 「読み物」としてだけでなく、松下幸之助の実態を知るための「資料」としても、後世に受け継がれていくものと、確信している。(本書「はじめに」より抜粋) 【主な内容】 1、 心を許して遊ぶな 2、 心のなかで手を合わすように 3、 風の音を聞いて悟る人もおるわな 4、 人生と経営は賭け事ではないで 5、 多くの知恵を借りることが大事や 6、 あとは、わしに任せておけ! 7、 わしの言う通りにやるんやったら、きみは、要らんよ 8、 自主自立の心持ちが、大事やね 9、 きみの声を聞きたい 10、 汗のなかから知恵を出せ など50項目
  • 人を呼ぶ法則
    3.3
    「客」を呼ぶ時代はもう終わった。今こそ「人」を呼ばねばならない。需要が多様化し、画一的な手法が通用しなくなった今、「働く人」「住む人」「稼ぐ人」「費う人」など、あらゆる現場で「人を呼ぶ技術」が必要とされている。「非日常性」「その場所にしかない魅力」「聖なる一回性」など正しいポイントを押さえれば、人を集めることは必ず成功する。日本発展の象徴・日本万博から上海万博まで大小さまざまなイベントを成功させた仕掛け人が、自身の体験から導き出された「人を呼ぶ」全法則を大公開。
  • 平成三十年 (上) 何もしなかった日本
    3.8
    1~2巻880円 (税込)
    インフレと不況、高齢化と高失業、大幅赤字に苦しむ平成30年(2018年)の日本はまだ何も変わっていなかった。衝撃の未来像を緻密な予測で描き、テレビを始め各メディアを騒然とさせた”警告と提言”のベストセラー長編小説を文庫化!
  • 油断!
    4.3
    ある日、突然、石油が断たれた! そのほとんどを輸入に頼る日本がなすすべもなく麻痺し崩壊してゆく姿を、なまなましく描き出した衝撃の問題作。原油高、テロ、自然災害が相次ぐ今、30年ぶりに復刊する警世の書。

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  • 油断!
    3.0
    ある日、突然、中東からの石油が断たれた! エネルギー源の多くを石油に頼り、その石油のほとんどを輸入に頼る日本は、なすすべもなく崩壊してゆく……。日本のたどる道を生々しく描写してセンセーションを巻き起こした本書は、現実の政府プロジェクトによる調査レポートの結果を踏まえて書かれている。今でもわが国のエネルギー供給構造は当時と変わらず、石油が政治的にも地域的にも著しく偏在した資源であることにも変わりはない。……欠乏の恐怖は依然として身近にある。
  • 歴史からの発想 停滞と拘束からいかに脱するか
    3.8
    知の宝庫「戦国時代」を題材に、停滞と拘束からいかに脱却するかを示唆した名著の復刊。巨大なる雑草・織田信長、不世出の補佐役・豊臣秀長、中国史に学ぶ「勝てる組織」など、歴史と現代を斬り結ぶ活力の書。

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  • 劣化する日本 再生への10のシナリオ
    -
    「少子高齢化」「社会不安」「社会保障」「エネルギー」「財政危機」「成長戦略」「外交・安保」「国と地方」「教育」「政治とリーダーシップ」焦点となる10のテーマについて、各界のスペシャリストが提言! 多くの危機に瀕しながらも行く末が見えない、課題先進国日本。止まらない少子高齢化、ゆきとどかない社会保障、揺れるエネルギー政策、膨大な財政赤字、低迷する景気、脅かされる国益……そこに追い打ちをかけたのが3.11の震災と原発事故であり、政治家の力量不足も明らかになった。もはや一刻の猶予も許されない。各分野の識者18人が、劣化する日本の現状を明確にし、具体的な処方箋を示す。 片山善博/北川正恭/日下公人/小宮山宏/堺屋太一/坂根正弘/白石真澄/白波瀬佐和子/宋文洲/但木敬一/中島厚志/中西輝政/御厨貴/宮本太郎/武藤敏郎/森本敏/山内昌之/山田昌弘

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