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エコノミスト連載の「三度目の日本2027」の電子書籍化。
ベストセラー「団塊の世代」の堺屋太一氏が、団塊がリタイアした後の日本の姿を描く予測小説。
物語は、東京五輪の5年後の2026年1月から始まる。2020年の東京オリンピックを待たずして、日本経済は深い停滞期に入る。この状態に2025年に首相に就任した若き首相の徳永好伸は、「経済成長を気負わず、数値を気にせず、外国と競わず」の「身の丈の国・日本」を掲げる。一方、それに大反対する大阪を基盤とする国政政党を率いる大阪都知事の杉下晋三久は、日本は断固「世界の主要なプレーヤー」にとどまるべきと主張し、「日本の倫理と仕組みと仕方の全面改革」を提唱し、「三度目の日本」を作ることを目指す。これが、この小説のタイトルでもある「三度目の日本」である。
※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
Posted by ブクログ 2018年11月12日
従来からの著者堺屋太一氏の基本スタンスは「脱東京」
東京は国の資金投入の特権階級 この東京を活用することで全国の地方活性化が実現
今は、その熱狂すらがない
高い価値のある東京を始め、各地を時価評価の上、道州制に国債負担とセットで譲渡
国鉄の分割民営化と同じやり方による、国家財政の再建、これしかない...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年06月21日
本が出たと聞いてびっくり、まだ意欲的にご活躍されているのですね。堺屋太一氏の日本論かと思えば、(そうなのだが)小説仕立てで読みやすい。他の人にもおすすめ。
数年後の日本を官僚をしている主人公、大学生の息子、現役引退している父の三世代の目線で捉え、話は進む。著者が考える日本がこうなれば良いな論。今の...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月20日
2016年『エコノミスト』誌に連載された絶望的ぬるま湯’26年。東京五輪後に深刻な活力減退に見舞われ出生率0.86。福祉が行き届きニート化した若者は海外で学ぼう、仕事しようとしない。いまや人口の40%は首都圏に住む╱首都圏選出議員の比率少なく多選が難しい政界は再編を繰り返し地方対立で改革への定見を持...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年04月06日
舞台は2026年。
あらゆる状況が悪化した日本でどのように対処していくか?というフィクション。がところどころ現実味があり空恐ろしい。
日本は「3ない社会。よくなし、ゆめなし、やるきなし。ゼロ金利にしても需要が増えない。金利をさげれば投資がふえると想定されていたがそれでも増えない。
むしろものをもつ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月03日
2026年の日本を描く近未来予測小説。
堺屋さんの切れも鈍ってきているというか、昔からの主張を近未来小説の形で実現化させたがっているという感じがします。
一番の注目点は東京オリンピック後に長期不況が来ている前提になっていることです。
また、タイトルからもあるように団塊の世代が鬼籍に入っていく時代に...続きを読む
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