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  • 周作塾

    周作塾

    小説・文芸
    3.9
    1巻544円 (税込)
    金持ちになれる、女にモテる、人生を豊かにする、ツキを呼ぶ――「読んでもタメにならない」とシャレながら、楽しい人生をおくるための機智溢れるヒントを満載して綴る長編エッセイ。諧謔とユーモアをたっぷり詰めこみ、時代の風俗、生きるとは何かについてユニークなメッセージを熱く語る。
  • 夜かかる虹

    夜かかる虹

    小説・文芸
    3.2
    1巻544円 (税込)
    ひとり暮らしの私を突然男連れで訪ね、男を置いて帰ってしまった妹リカコ。外見はそっくりで性格は正反対、甘い声で喋り、男に囲まれ、私を慕いながら、一方で恋人まで奪おうとする妹。痛くて切ない姉妹関係をリアルに描く表題作をはじめ、人とのつながり、自分の居場所を誠実に問う作品集。
  • 花冷え

    花冷え

    小説・文芸
    3.3
    1巻544円 (税込)
    紺屋の大店の末娘おたえは、幼くして両親を亡くし、叔父の店で育った。奉公人の弥吉は、5つ年上の型付け職人。いい仲になった2人を、叔父は夫婦養子にと考えていたのだが……。ささやかな幸せを求め健気に生きている、そんな女の一途な想いを情感溢れる筆致で細やかに描いた、珠玉の時代小説7篇を収録。
  • でりばりぃAge

    でりばりぃAge

    小説・文芸
    3.8
    1巻544円 (税込)
    夏期講習を抜け出した14歳の真名子は、広い庭のある古びた家が気になって、入り込んでしまう。そこでは青年がひとり静かな時間を過ごしていた。彼と話していくうちに、真名子の悩みが少しずつ明らかになる。友情、家族、進路、誰もが共感する、思春期の苦悩を瑞々しい筆致で描いた講談社児童文学新人賞受賞作。
  • レッスンズ

    レッスンズ

    小説・文芸
    3.3
    1巻544円 (税込)
    動物生態学を専攻している大学院生のマリエは、中学三年の少女リコの家庭教師になった。情緒不安定な母と家庭を顧みない父の狭間にあって、リコの心はいつも揺れ動いていた。高校受験を目指して始まった授業は、いつしかマリエにとっても大切な時間となる。人との出会いが奇蹟をもたらす、感動の長編小説。
  • 遊戯

    遊戯

    小説・文芸
    3.8
    1巻544円 (税込)
    「現実とネットの関係は、銃を撃つのに似ている」。ネットの対戦ゲームで知り合った本間とみのり。初対面のその日、本間が打ち明けたのは、子どもの頃の忌まわしい記憶と父の遺した拳銃のことだった。2人を監視する自転車に乗った男。そして銃に残された種類の違う弾丸。急逝した著者が考えていた真相は。表題作に加え、遺作となった中篇「オルゴール」も収録。
  • ワーホリ任侠伝

    ワーホリ任侠伝

    小説・文芸
    3.7
    1巻544円 (税込)
    週末は六本木でクラブ活動にいそしむ商社OLのヒナコ。念願のワーキングホリデー資金捻出のために始めたキャバ嬢バイトが、彼女の波瀾万丈の始まりだった。運命の出会いと絶望、そしてヤクザに追われて海外脱出……。純情&エロティックに全力疾走する、パワフル青春小説。(講談社文庫)
  • 電化文学列伝

    電化文学列伝

    小説・文芸
    3.9
    1巻544円 (税込)
    作品中の家電製品の描かれ方を軸に文学を語る、新しくて深い書評エッセイ。小川洋子『博士の愛した数式』のアイロン、吉田修一『日曜日たち』のリモコン、花輪和一『刑務所の中』の電気カミソリなど、作家が作品世界をどう構築するのか、その秘密が明かされる。書き下ろし短編小説、「導線」収録。『電化製品列伝』を改題。(講談社文庫)
  • 慈悲をめぐる心象スケッチ

    慈悲をめぐる心象スケッチ

    小説・文芸
    4.5
    1巻544円 (税込)
    「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」。はたしてそうなのか。著者は反芻(はんすう)し、問い直す。しかし賢治はそう確信して「慈悲」を希求し、それゆえ自らに怒りを向ける。「世界のぜんたい」に人生を捧げる。痛ましいほど美しく清らかな賢治の想いを、同じく文学と宗教に生きる著者が描く。(講談社文庫)
  • 蒼いみち

    蒼いみち

    小説・文芸
    -
    1巻544円 (税込)
    南青山でのPRの仕事や、幼馴染み・フユちゃんと出かける金曜日の夜。充実しているはずの毎日に、なぜか励奈は何かが欠けているように感じていた。そんなとき間違い電話で偶然聞いた英語のメッセージが、思いがけなく新しい自分に出会う旅へ彼女を誘う。著者の作品世界の原点となる意欲作が待望の文庫に! (講談社文庫)
  • 私の好きな悪い癖

    私の好きな悪い癖

    小説・文芸
    4.0
    1巻544円 (税込)
    歴史小説第一人者の端然たる名随筆集。小説家の静かなる日常。幼い頃の下町・日暮里での暮らしから病気の事、締め切りよりも早すぎて編集者が戸惑う原稿の話。卯年生まれは口がうまいと言われ憤慨するかと思えば浅草の小料理屋で、罪のない嘘をつく。「エッセイは、小説を書く私の素顔である」という歴史小説の第一人者が、日常から掬い上げた事柄をまとめた上質の随筆集。(講談社文庫)
  • 鬼

    小説・文芸
    3.5
    1巻544円 (税込)
    平安の都で起こる怪事件の影で跋扈(ばっこ)する道鏡、菅原道真らの怨霊、邪鬼。弓削是雄、安倍晴明ら陰陽師の系譜を辿り、歴史の暗部から世界を読み解いていく。藤原氏支配の礎を築いた政変〈応天門の変〉の謎を陰陽術で解き明かす「髑髏鬼」他、秀逸な怪異譚全5編。『白妖鬼』へ連なる妖かしの物語の原点がここにある。(講談社文庫)
  • 不発弾

    不発弾

    小説・文芸
    3.6
    1巻544円 (税込)
    今度はあなたが、爆発させてみる? 退屈な日常から逃れられるきっかけなんて、どこにでも転がってる。デパート勤務の的場智明は、地味な売り場での仕事に耐える日々を過ごしていた。そんな折、息子や娘の、“秘密”を妻までが一緒になって隠していたことに気づく。たまりにたまった憂さをはらすために彼がとった行動とは……。表題作など、現代人の爆発寸前の心境を的確に捉え、見事な筆致で描く、秀逸短編集。(講談社文庫)
  • 北斎の罪

    北斎の罪

    小説・文芸
    3.4
    1巻544円 (税込)
    幻の北斎漫画が発見された! 美術評論家橋本のもとへ、代議士秘書から持ち込まれた13編の北斎漫画は果たして本物か。そして北斎の罪とは何を指すのか。浮世絵推理の真骨頂を示す表題作のほか「竜の棺」の原点である「竜の伝承」など、伝奇、SF、ホラーの名品をあつめ、高橋ワールドを一挙公開の秀作集。(講談社文庫)
  • 時の誘拐
    値引きあり

    時の誘拐

    小説・文芸
    4.3
    1巻544円 (税込)
    府知事候補の娘樹里が誘拐された。身代金運搬に指名されたのは全く無関係の青年阿月。だが大阪の都市構造を熟知した犯人の誘導で金を奪われ疑いの目は阿月自身に。彼の汚名をすすぐべく乗り出す素人探偵森江だが、捜査の先には戦後の大阪で起きた怪事件の謎が!? 過去と現在が交錯する著者屈指の傑作長編。(講談社文庫)
  • 「横山大観」殺人事件

    「横山大観」殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻544円 (税込)
    長いあいだ埋もれていた「横山大観」の若き日の傑作が発見された。そのニュースに美大の助手・茂木は愕然とする。数ヵ月前、雪深い秋田の商人宿で、行きずりの男が茂木に見せた絵がそこにあった……。次第に明らかになる12年前の殺人事件の真相は? 名探偵・岡部和雄警部の推理が美術界の暗部に迫る。(講談社文庫)
  • ヴァイブレータ 新装版

    ヴァイブレータ 新装版

    小説・文芸
    3.5
    1巻544円 (税込)
    ヴァイブレータ――振動するもの。あたしの中身は震えつづけている。アルコールと食べ吐きで辛うじて自分を支えているライターのあたしは、コンビニで知り合った男のトラックに乗りこみ、航路の道連れとなる。肌の温もりとセックス、重ね合う言葉。四日間の「旅」を描く、痛いほどに切実な、再生の物語。『東京プリズン』で母と娘の物語を完成させた赤坂真理の代表作。映画も多くの賞を受賞。(講談社文庫)
  • 江戸時代はエコ時代

    江戸時代はエコ時代

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻544円 (税込)
    世界最大の都市・江戸を擁しながら、ほぼ完全な循環型社会を実現していた、かつての日本。驚異的なエネルギー効率を誇る農工業、民間人がボランティア的に行政参加するスリムな社会システム、季節に応じた知恵溢れる庶民の暮らし……。豊富な図版とともに「究極のエコ社会」江戸を読み解く。(講談社文庫)
  • ニッポンのサイズ 身体ではかる尺貫法

    ニッポンのサイズ 身体ではかる尺貫法

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻544円 (税込)
    手のひらのサイズを元にした「尺」、米の消費量を元にした「石」など、現代ではなじみが薄くなった尺貫法も、実は身体のパーツを元に作られた合理的な単位だった。江戸庶民の生活に根ざした単位をめぐる合理的な暮らしのヒントが満載! 豊富な図版と、便利な換算表を収めた、おなじみ江戸博士のサイズ解釈便利帳。(講談社文庫)
  • キャベツ

    キャベツ

    小説・文芸
    3.8
    1巻544円 (税込)
    中二でおやじを亡くしてから、母と妹のために、ぼくは毎日せっせとご飯をつくる。冷蔵庫を開けたら戦闘開始! 切ない日も、けんかしたってこの味が家族の幸せを守ってるんだから。そうして十八にしては所帯じみていたぼくに、突然の恋が訪れた。児童文学の名手が繊細に描く、少年の恋と、日常のきらめき。(講談社文庫)
  • 孤狼と月 フェンネル大陸 偽王伝1

    フェンネル大陸 偽王伝

    13歳の少女フェンベルク(通称フェン)は王女にして悪鬼達の師団をまとめあげる将軍。祖国・ストライフを敵国の侵略から守り、国民の幸せを願い、そして愛する兄を支えるため、彼女は自らを鼓舞するのであった。そんな折、運命を変える出来事が!? 壮大なハイファンタジーのシリーズ第1巻、ついに旅立ち。
  • 鉄鼠の檻(1)【電子百鬼夜行】

    鉄鼠の檻【電子百鬼夜行】

    小説・文芸
    4.9
    1~4巻544~803円 (税込)
    「此の度手放したき品は今迄の品とは違ひて、世に出る事は有り得ぬ神品也」。禅僧・小坂了稔の手紙に心惹かれて箱根の老舗旅館、仙石楼に投宿した骨董屋の今川は元医師の老人・久遠寺を知る。が、二人が発見したのは世にも奇妙な小坂の屍。思えばそれが謎の巨刹、明慧寺を舞台の惨劇の始まりだった……。1997年本格ミステリ・ベスト10 第1位。
  • 東京DOLL

    東京DOLL

    小説・文芸
    3.6
    1巻544円 (税込)
    マスター・オブ・ゲーム=MGと呼ばれる天才ゲームソフト制作者・相良は、新作のモデルに翼のタトゥを背負った少女・ヨリを選ぶ。映像モデルとして完璧な「人形」ぶりを発揮するヨリに、MGの孤独は癒されていく。だが、彼女には愛する男の不幸が見えるという異能があった。東京の今を描いた長編恋愛小説。
  • バッド・コップ・スクワッド
    値引きあり

    バッド・コップ・スクワッド

    小説・文芸
    3.8
    1巻546円 (税込)
    「私のいる場所が正義だなんて誰が言った」 5人の刑事の最低な1日の、最悪な選択。 「彼は法を破ってでも、君を救ってくれるのか?」 違法捜査 昇任試験 監察官室 追跡 6億3000万円 小心者 人質家族 逃走経路 管理官 埼玉県警武南警察署 警視庁捜査一課特殊犯捜査…… 正義と悪の狭間を行く5人の刑事の行き着く先は……!? 誰も見たことのない、衝撃の警察小説誕生!
  • ひきこもり処世術
    値引きあり

    ひきこもり処世術

    小説・文芸
    4.2
    1巻546円 (税込)
    オタクやヘンタイに続き、世界に誇るニッポン原産種HIKIKOMORI(ひきこもり)が、 コロナ禍で立場逆転、時代の最先端に。 世界中がひきこもる中、その道のプロである著者が時に鋭く本質を突き、 時に笑いと愛を込めてひきこもりを語り倒す60編。 文芸サイト・treeで評判を呼んだ連載を書籍化!<文庫オリジナル>
  • 捻れ家 古道具屋 皆塵堂
    値引きあり

    捻れ家 古道具屋 皆塵堂

    小説・文芸
    3.7
    1巻546円 (税込)
    若い筆職人の念次郎が飲み仲間の取引先の若旦那松助と夜、迷い込んだ大きな料理屋。広い宴席には誰の姿もなく、二階にあがると、なぜか真っ昼間の明るさだった。いったい、ここはどこなのか? いつなのか? そして松助も「煙のように」姿を消した。外に出た念次郎はさんざんさまよったあげく、深川の皆塵堂の大家の清左衛門に救われる。 松助の祖父の亀松は、明和の大火のときに、目黒の料理屋で飲んでいて火事に巻き込まれた。その後金貸しとして儲けるが、十八年後に姿を消し、死体で発見された。松助の父の松蔵は、それから十八年後にやはり突然姿を消し、やはり死体で発見されている。松助は、祖父と父の死について、叔父の継右衛門からくわしくは聞かされていなかった。そして今年は、父の松蔵が死んで、十八年後にあたる。松助は大丈夫なのか? 清左衛門から曰くものを扱う古道具屋皆塵堂を教えてもらった念次郎は、皆塵堂を拠点に、姿を消した松助を探しはじめる。 幽霊の見える太一郎も、さすがに時空がねじれていると、気配が読めず、今回は役立ちそうにない。 料理屋、二階建ての長屋、湯屋、大店など建物にまつわる因縁のある屋敷で繰り広げられる幽霊譚。 大江戸版ホーンテッド・マンションに、皆塵堂の面々は、どう立ち向かうのか?
  • 新装版 夜中の薔薇
    値引きあり

    新装版 夜中の薔薇

    小説・文芸
    4.2
    1巻546円 (税込)
    気に入った手袋が見つからなくて、風邪をひくまでやせ我慢を通した22歳の冬以来、"いまだに何かを探している"……(「手袋をさがす」)。凛として自己主張を貫いてきた半生を率直に語り、人々のありふれた人生を優しい眼差しで掬いあげる 名エッセイの数々。突然の死の後も読者を魅了してやまない著者最後のエッセイ集。文字が大きく読みやすく、カバーの絵も美しくなった新装版。
  • 起点

    起点

    小説・文芸
    3.9
    1巻550円 (税込)
    『罪の声』『存在のすべてを』――エンタメの最前線を走る著者の出発点。 笑いと涙と秘めたる思いがつまった、すべて単行本未収録の文庫オリジナル! 彼らが自分よりうんと大人であることを思い知った――「小さい上司」 人生の天秤は必ず未来へ傾く――「鈍い火」 でも私は未だ、仮縫いの分際なのだ――「仮縫い」 もの書き目指すんやったら、常に人の胸の内に答えを求めろ――「起点」 いつでも、ここから、名著に会える この面白さで550円! STORY IN POCKET
  • マザー・グース1

    マザー・グース

    小説・文芸
    4.1
    1~4巻550円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おもしろくってくそまじめ、ナンセンスまた奇怪千万、ユーモア、ペーソス、どたばたにやり……。あらゆるおかしさがひしめきあうへんてこりんな世界。いまや全地球的財産になった「マザー・グース」の軽妙絶妙の訳に、たのしい挿絵がついた。この巻にはハンプティ・ダンプティ等が登場して全96篇。全4巻。
  • 巨悪
    値引きあり

    巨悪

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    消えた復興予算、2兆円。 震災を食い物にする奴らがいる――。 《日本最強の捜査機関》東京地検特捜部に配属された検事・中澤源吾は追い詰められていた。 大手運送会社社長の億単位の脱税疑惑を追うも、立証できたのはごく一部。 だが、元同級生の事務官・城島毅らと捜査を進めるうち、 不可解な金の動きは東日本大震災の復興補助金に繋がり――。 元記者の著者が、取材不可能な組織の深部に迫る、骨太の社会派ミステリー! 【推薦コメント続々!】 これほどまでに真に迫る形で、「東京地検特捜部」を扱った入魂の小説があっただろうか。 『巨悪』を読めば、わかるだろう。 伊兼源太郎が、いま猛烈な勢いで巨星・横山秀夫の域に近づきつつある要注目の俊英だと! ――宇田川拓也(ときわ書房本店) やられてしまった。善とは悪とは。考え続けている。 巨悪に立ち向かう中澤、城島。 その悪の正体が現れた時、怒りが爆発し、悲しみにうち震えた。 重いテーマ、エンタメ度満点の傑作ミステリー。 誰かに思いを話したい。 ――山中真理(ジュンク堂書店滋賀草津店) 理不尽な社会の拳となるのは絶望から生まれた怒りの感情。 「巨悪」とはこの世を覆い尽くす闇でもあれば身近に潜む棘でもある。 本物の正義が伝わる揺るぎなき物語! 目を背けてはならない現実がここにある……。 ――内田剛(元書店員、ブックジャーナリスト) 「東京新聞」の特集も大反響!!
  • 写文集ナイル
    値引きあり

    写文集ナイル

    世界初、6700キロのナイル全流域を、1冊にまとめた驚異の写真集。エジプト、エチオピア、スーダン、ウガンダ――4ヵ国を貫流する大河・ナイルのすさまじい自然と、そこに暮らす人々の姿を、映像と文章で再現! 1980年10月から、延べにして13ヶ月を要してたどった、ナイル流域踏査の記録。<『バハル』改題作品>
  • 風の旅団

    風の旅団

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    中国奥地への学術調査隊に加わった青年・早見大介が、不審な死を遂げた隊長の「密命」を受けた。早見は任務を遂行すべく、バイクを駆って、雄大な天山山脈、タクラマカン砂漠、さらに秘境の地へ……。彼を襲う謎の男たちとの闘いののちに、彼が探りあてた未踏の地の秘密とは何か? 清新、熱血のバイク冒険小説。
  • 土佐日記

    土佐日記

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1986年に重文指定の「為家自筆本」を底本にした、最も新しい「土佐日記」。男もすなる日記という物を、女もしてみんとてするなり……紀貫之が土佐守を解かれ、京へ帰る船旅の模様を、女の筆に仮託し仮名で綴った日記。諧謔性にとむ文体と劇的構成で、仮名文学の先駆的作品。定家自筆本との校異を付した決定版。
  • 人工水晶体

    人工水晶体

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    わずかに光しか感じなくなり、もはや「手なずけ」ようがないほどの白内障に病んでいた右眼の視力が、たった20分の手術で、1.5まで回復した。「人工水晶体移植手術」の驚異の体験記を、簡潔な名文でつづり、講談社エッセイ賞を受賞した表題作に、病気への対応法を軽妙に説く「養生訓」などを加えた「実用の書」。
  • 小田実の受験教育

    小田実の受験教育

    ビジネス・実用
    -
    1巻550円 (税込)
    代々木ゼミ現役講師の筆者が、特別に解き明かす、受験のマル秘テクニック。一度は大学をすべった「落第生」たちを、花のトーダイや憧れのジョーチに、次々と押込んできた20年間の実績に物を言わせ、大学受験常識のウソを徹底的に暴き、貴重な受験体験の意味を語る。人生を損したくない若者たち、必読の参考書。現役予備校講師が明かす、明るい受験成功ノウハウ集!
  • 蜻蛉日記(上)

    蜻蛉日記

    小説・文芸
    -
    1~3巻550円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 その美貌と、歌才で謳われた藤原道綱の母。受領の娘に生まれ、世を時めく藤原兼家の妻となり、当代の女性として稀にみる強烈なエゴと、豊かな感受性をもって成立した、現代になお新しい告白的自叙伝。従来の、契沖本に依拠し過ぎた研究に対し、それを批判的に摂取しつつも、新規点に立った、50年余の結実。川瀬一馬の校注・現代語訳でお贈りします。<上中下3巻 上巻>
  • 春来る鬼

    春来る鬼

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    三陸を舞台に民衆の哀しみを物語る短編集。風も雲も海も、まだ神の属性を失っていなかった遥か遠い昔……黒潮と親潮がぶつかりあう三陸の岬の浜に流れついた、駈け落ちの若い男女が、数々のためしをうけて村の一員となった頃、村に悪疫が蔓延し始める。それは南の海を渡ってくる鬼のたたりだという、三陸の漁村に伝わる伝説と――という「春来る鬼」(第一回吉川英治賞)ほか「三陸津波」「南部牛方節」「山の伝説」を収録する短編集。表題作は、小林旭・監督、三船敏郎・主演で映画化された名作!
  • 時の過ぎゆくままに

    時の過ぎゆくままに

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    クラスでふたりは際立っていた。英語をきれいに発音できる少女と、訳出が上手な少女。ふたりの奇妙な友情は、大人になり、互いの社会的条件がちがってきても、独得の心理で表向き続いていたが……。洗練されたセンスと鋭い感性に裏うちされ、優美と毒とを巧みに織りまぜる、秀作12編。惜しまれつつ急逝した短編の名手の、「忘れがたみ」というべき作品集。女同士の友情に潜む毒の凄み! 鋭い感性で、人生の光と影を描き出す都会小説集。
  • 山のおんごく物語

    山のおんごく物語

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    おかかんに早く死なれた功は、百姓仕事を嫌いこんにゃく商売に夢中のおとっつあん、元気なおばばん、姉、弟と山おくの村で暮している。貧しい山の生活は辛いが、四季折り折りの自然、村の祭りや行事が功たちを慰めてくれる――遠国の厳しい生活を暖かく描いた、現代の民話ともいえる秀作。野間児童文芸賞受賞作品。
  • 階級

    階級

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    現代社会の〈辺境〉とも言える廃鉱に遺棄され、痛憤の生存を強いられる人々の、熾烈をきわめる階級的憎悪の情念。内面までも風化解体に瀕した人間破壊の状況は、読者に異様な衝撃と戦慄を与える。〈辺境〉の外で惰眠する人間の、精神の荒廃を烈しく指弾した傑作。他に、炭鉱離職者をテーマにした「せむしたちの冬」を収録。
  • 花散里

    花散里

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    舞踏家・鹿野艶子、近代的未亡人・朝吹頼子、俳人・立川喜和……おんなの夕映えともいうべき年齢の3女性が、日常生活を律する倫理を超えた、性の神秘を経験していく過程を通じて、艶やかに人生の無常をうたう名作。
  • 象を撃つ

    象を撃つ

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    腐った貝を食べ、辺境に置き去りにされた老人たちが、妊婦を輪姦する――自らを「想像力の技術師」と信じこむ入院患者の描く、悪夢のような虚構の世界=小説。いっぽう、その彼が看護婦を妊娠させたという噂が、彼の抗弁をはねつけ、病院内に拡まる。想像力を超える非難と指弾という現実の荒廃を描出し、「小説とは何か」を追求した意欲作。
  • 小屋

    小屋

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    自殺した知人の遺品を遺族に届けた19歳の青年は、その村に居ついて、村人や遺族の異様な光景に出会う。戦争にいって廃人同様になった父親。そして、その妻のモノローグを通じて、戦後25年経ったいまも、戦争の傷を癒せぬ、夫婦の戦慄的生活が現われる。暗い時代の深暗部を照し出した力作。他に「小泊海岸の犯罪」と「雪」を収録。
  • バブルと寝た女たち

    バブルと寝た女たち

    バブル愛人たちの「SEX・金・恋愛」 大金が勝手に転がり込んできた「普通の女たち」はその時どうしたのか。バブルがはじけた今、彼女たちが「絵空事のような現実」を語りはじめた。衝撃のレポート。
  • 花隠密

    花隠密

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    花を好んだ11代将軍・徳川家斉に、各藩は競って自慢の花を献上した。四国・宇和島藩も、花造りの名人・田吹弥兵衛に花菖蒲を造らせ献上した。だが無残にも家斉は冷笑し、細川家献上の肥後菖蒲を讃美する。その結果、弥兵衛は割腹した。息子・弥十郎は、悲憤に耐え肥後に潜入する。花造りを盗むための隠密である。異色の題材に挑んだ時代長篇。
  • 実感・女性論

    実感・女性論

    小説・文芸
    5.0
    1巻550円 (税込)
    女には男を無作法にさせるものがあり、着飾った妻にわけなく不機嫌になる夫がおり、目をつぶる女の性格に彼は油断ならぬものを感じ、そして女は……。男と女が顔つき合わせ、身体をつき合わせて暮らしている、愛着と軽蔑と哀しみと奇妙に親しげなおかしみに満ちた愛と性の姿。鋭い感性が把えた女性論、人間論。
  • 一揆論 情念の叛乱と回路

    一揆論 情念の叛乱と回路

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    鮮烈な詩魂と曇りない批評精神で、独自の創造世界を築く、異才・松永伍一が、一揆を題材として、民衆の情念の暗部を探った好著。いわゆる一揆の研究書ではなく、詩人の鋭い直観で、新たに発掘された史料に新たな角度から光を当て、叛逆を志向する日本人の心的構造と土俗的エネルギーの原質を解明。人間の反逆の心の回路をさぐり、その肉声をみごとに捉えた、意欲の論考全4章――鋭い直観力で、新たに発掘された史料の裏面を照射し、民衆の情念の暗部と、日本人の土俗的エネルギーの核心・原点を浮き彫りにした、問題の書!
  • 風の子ファンタジー

    風の子ファンタジー

    自然を失った都会で、ふと私たちに季節の変化を呼びさましてくれる様々な「風」。その「風」を背景として、日常生活の中に妖精や自然の使いを登場させたこのファンタジーは、読者を幻妙な世界にいざないます。「火事」「雪の朝」「紙ふぶき」「青銅のライオン」「銀のローラースケート」など、新鮮で都会的な短編10話収録。
  • にぎやかな家

    にぎやかな家

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    かつて家庭は小さいながらも、それぞれがひとつのノアのはこぶねであった。夫婦と子供たち、庭にはさまざまな木々や花々、小さな動物たち、ときには思いがけない来客もある。……ちょっと変な造りのこの〈にぎやかな家〉がかもしだす芳醇な世界は、極上ワインの味であり、失われゆくものへのひそやかな挽歌でもある。数々の名作を生み出し、多くの文学賞を受賞した児童文学者にして、元帝塚山学院大学学長の名作。
  • でんでんむしの競馬

    でんでんむしの競馬

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    でんでんむしで競馬ごっこをして、友だちのおもちゃをとりあげる、ちゃっかり者のタケやんを描いた「でんでんむしの競馬」など、戦前の京都の露地裏を舞台に、貧しくとも元気な子どもたちの生活を、鮮やかに描いて話題をよんだ、連作童話8編。日本児童文学者協会賞・野間児童文芸賞・赤い鳥文学賞・サンケイ児童出版文化賞・厚生省児童福祉文化奨励賞受賞作。
  • 青インクの東京地図

    青インクの東京地図

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    なつかしく、ゆるやかな風にふかれて歩く、東京の町エッセイ。さまざまな顔をした東京を、一人あてもなく歩いてみれば、思わぬたたずまいに出会い、尽きぬ詩情がこみあげてくる。路次に漂う市井の哀感が青春の日々に重なり、人々との邂逅が色鮮やかに浮かびあがる。さまざまな想いを軽妙につづった名文の数々。漂泊の思いを胸に秘め歩いて、人気イラストレーターがとらえた東京。
  • ヨハネの剣

    ヨハネの剣

    小説・文芸
    3.5
    1巻550円 (税込)
    世界最前衛赤軍の組織者の一人で、自らを「天草四郎の再来」と信じる男が組織の金を奪い、情熱の闘牛の国スペインへと逃走した。やっとのことで彼を見つけた追跡者の私に、彼は、「ぼくは救世主の到来を告げる預言者ヨハネの役にすぎなかった」と言う……。神に肉迫する研ぎ澄まされた超常能力に挑戦する表題作ほか、8編を収録。冒険、悪夢、スーパーヒーローなどなど、鬼才の「神の眼」が見た様々な世界!
  • 枇杷の季節

    枇杷の季節

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    「異郷人」の自覚は、すでに彼には親しいものだった。父の転勤のたびに繰り返した転校、いつも身近にあった戦争の翳、渾沌としたそれらの日々に訪れた、人生への早い目覚めがうながしたものは……。原点としての幼少年時代とその心の領域の移りゆきを、よく醒めた文体で感銘ふかく描きつくす好短篇集。5篇を収録。
  • 白いりす

    白いりす

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    えぞりすのユックは、生まれつきの白毛のために親兄弟からも見放され、住みなれた森を出ていく。だが新しい森でも、美しい娘りすのミミカに嫌われ、ひとりで生きてゆこうと決心する……。北海道の大自然を背景に、いわれのない偏見や差別と戦う、けなげな白いりすの運命を描いた、感動の長編童話。サンケイ児童出版文化賞受賞。
  • 大地の冬のなかまたち

    大地の冬のなかまたち

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    クラス委員でありながら、遅刻常習犯のサブ。ある日学校へつくと、サブの席に炭鉱からきた和男がすわっていた。なまいきでひねくれた和男と競い合いながら、サブはやがて和男に興味をもっていく。『天使で大地はいっぱいだ』に引き続き北海道の大自然を舞台に、たくましく成長していく子どもたちの姿を描いた長編力作。野間児童文芸推奨作品賞受賞。
  • 渓流

    渓流

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    夫と離別し、一家の要として肉親の愛憎や葛藤を一身に引きうけるいっぽう、共産党の運動方針や除名問題というさまざまな体験や苦労を味わいながらも、党や文学団体との関わりの中に、自らの生き方を求める安川友江。内憂外患の情勢下で、思想的にも人間的にも誠実に生きようとする一女流作家の真摯な生を描く。
  • 天使で大地はいっぱいだ

    天使で大地はいっぱいだ

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    北海道・石狩平野に住む森谷三郎(サブ)一家。サブたちの担任・キリコ先生を中心に、けんかあり友情あり、たくましく成長する子どもたち。また、彼らの悩みを真剣に受けとめ、ともに考えるおとなたち。厳しく、またやさしい自然の中での人々の出会いと別れ……。貧しくともおおらかに生きる子ども群像をえがく、長編力作。
  • 地べたっこさま

    地べたっこさま

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    地べたっこさま(大地)が語る、民衆の怨念と仲間への限りないやさしさ――。児童文学界に新風を送った、ヒューマニズムあふれる民話風創作集。「かっぱの目だま」「おこんじょうるり」「首なしほていどん」「南蛮きつねつき」「赤ガラス大明神」など8編を収録。日本児童文学者協会新人賞・野間児童文芸推奨作品賞ダブル受賞。
  • 重き流れに(上)

    重き流れに

    小説・文芸
    -
    1~2巻550円 (税込)
    大陸の植民地に夢と野望を賭ける青年に嫁ぎ、夫と大陸に渡った16歳の幼な妻。夫を愛し、夫だけを頼りにして暮らす外地の生活は、新鮮であり、幸福に満ちていた。だが、夫から見知らぬ女に宛てた一通の手紙が、夫婦に翳りをもたらした。自己の全存在を夫への愛に賭けて、歴史の激流を生きぬいた、女の一生を描く。
  • 俺はロンメルだ

    俺はロンメルだ

    俺はロンメルである。あの砂漠の狐と謳われた、ドイツ国防軍のロンメル元帥である。株式会社ペンタブレーンに勤めている。このアイデア・ゲリラ集団には、エジソンもサッチモも桂春団治もいる。そして、次々と奇抜な発想を生みだしていくが……。というユニークな表題作ほか10篇を収録する、かんべむさしの奇想天外SF短篇集。
  • 愛なんかこわくない 心を伝えるパフォーマンス

    愛なんかこわくない 心を伝えるパフォーマンス

    ビジネス・実用
    -
    1巻550円 (税込)
    だれかを愛し、愛されない人生は、寂しいものです。でも、愛に捉われすぎて、臆病になっていませんか? 失うのが怖ろしくて本当の自分を見せられない人、愛しながらも好きといえず逃がしてしまう人は、愛をこわがりすぎているのです。真に深い愛をつかむには、心を伝える自己表現の知恵を身につけねばなりません。かわいい女といわれる自分の出し方をお教えします!
  • 二十四の瞳

    二十四の瞳

    小説・文芸
    5.0
    1巻550円 (税込)
    昭和3年、瀬戸内海小豆島の分教場に赴任してきた教育熱心な女教師。重く暗い時代に突入していく時期に、この先生と12人の教え子のさまざまな生活を描き、戦争批判、戦争被害者の生き方、教え子たちの暖い童心を、鮮明な郷土色と豊かなユーモアにより捉えた感動的名作。木下恵介監督らにより2度の映像化、黒木瞳ら主演で6回のテレビドラマ化、テレビアニメ化もされた不朽の戦後反戦文学。
  • 徒然草の知恵

    徒然草の知恵

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    人生の達人・兼好法師が書いた『徒然草』は、学生には読みこなすのが少しむずかしい、大人のための本である。わが国の随筆文学の傑作を、世間で生きてゆくための実用書としてどう読むべきか。兼好のひたむきな求道精神と人間把握の正確さは、時代を超えて現代人の胸に迫る。20数年来の構想をもとに描く、乱世を生き抜くためのダンディズムがここにある!
  • 青い鳥

    青い鳥

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    時代と国境をこえて、世界中の若い魂を魅了しつづける、ノーベル賞作家メーテルリンクの不朽の名作。クリスマスの前夜、貧しい木こりの子供チルチルとミチルの兄妹が、夢に見る旅の物語を通して、人間の求めるほんとうの心の幸福がどこにあるかを暗示した、ファンタスティックな童話劇。流麗な新庄嘉章訳による決定版。幸福の青い鳥は……? 全世界で愛される永遠の名作!
  • 色即回帰

    色即回帰

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    男の女遍歴を、浮気などといって非難するのは大間違い。そういう気持の強い男こそ、女陰回帰の志、母のもとへも戻りたいという、いわば母を求めて三千里、真実鈴ふり巡礼心の持主なのだ。――山陰は皆生温泉、風呂番の老人が人生哲学を語った「色即回帰」ほか、野坂文学の真骨頂を発揮した作品7編を収録。
  • 小川未明童話集(2)

    小川未明童話集(2)

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    時代にさきがけて、近代童話のけわしい道を切りひらいた日本童話の父、小川未明。晩秋の美しい高原で、石炭、はち、つたの葉、レールなどがけんめいに生きる姿をつづった「雪くる前の高原の話」、漂着した外国人とともに海を渡り、もどらなかった父の思い出話「青いランプ」、「月とあざらし」など、ロマン的詩情の流れる中に、きびしく現実を見つめ、正義を愛した未明の世界を、多彩な題材で描いた名品17編を収録。
  • 執念夫婦添い節

    執念夫婦添い節

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    漫談家の昇仙にくどかれて夫婦になった福子は、妊娠できない体質だったうえに、女盛りに卵巣を摘出し、ますます夫からの情が薄れていく。そして昇仙は妾をかこい、帰宅するのは月に数回。だが、たまたま帰ったときに、脳溢血で倒れてしまう。福子は、ひもかわまがいとなった昇仙の一物を口にふくみ、ようやく彼が亭主になったという実感を味わうーーという表題作ほか、純情にして猥褻な女と男を描いた傑作5篇。
  • 花と果実

    花と果実

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    見知らぬ大学生をホテルに誘った、美貌の中年女性。自分の行為に自信を喪失し、彼女に激励される大学生。彼の自信を回復させた、恋人の女子学生。三者の手記を通じて、開放的な若者のセックス、同性愛、近親相姦などに、大胆な照明をあて、性の思想を探った、石坂文学の真髄を示す異色大作。
  • 愛の無常について

    愛の無常について

    小説・文芸
    5.0
    1巻550円 (税込)
    永遠の〈人生の思索者〉亀井勝一郎が、自己を素材としつつ、人間存在の実態、精神形成の行程を幅ひろく考究――。「精神について」「愛の無常について」「罪の意識について」の深い省察から生まれた、白眉の現代人生論――示唆深い人間研究の書と謳われる名著。
  • オットーと呼ばれる日本人

    オットーと呼ばれる日本人

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    過剰なる情熱、マルクス主義の洗礼、したたかに感じた中国革命の現実――内閣のブレーンでありながら、国際諜報団員として時代の濁流にどっぷり浸かり、その熾烈な人生を精一杯生き、愛し、思考した一日本人――。その「ゾルゲ・尾崎事件」を題材に、転換期に生きる知識人の、深く屈折した内面を照射する、現代戯曲中屈指の名作。
  • オセロー

    オセロー

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    シェイクスピア四大悲劇の一つ。勇猛なムーア人の武将オセローは、美しい公爵令嬢デズデモーナの愛を得て妻とするが、旗手イアーゴーの奸計に落ち、猜疑に狂って妻を殺害した後、妻の潔白を知る――。人間の多面的な性格像を鮮烈に彫り上げ、深刻な運命劇に凝縮させた不朽の名作の魅力に肉迫する、木下順二の名訳。
  • 素人庖丁記 カツ丼の道篇

    素人庖丁記 海賊の宴会

    小説・文芸
    -
    550~660円 (税込)
    料理の本質は暴力である。あくなき探求心と好奇心と殺気と、どうしようもない食への飢餓心が、人間を料理へとかりたてる。カツ丼の道にはじまり、温泉玉子の冒険、松茸のモモヒキ、千円札のテンプラなどを経て、耕治人夫人の料理に至る、絶妙のエッセイ16篇。ペンを庖丁に持ちかえ、全存在をかけて料理を作る!
  • 砂絵呪縛後日怪談

    砂絵呪縛後日怪談

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    父と母の愛を結びつけた砂絵を唯一のたよりに、父を求めて江戸に来たとみは、極道者の手で殺され、5人の男に回春のための仏なぶりにされる。美しい鈴の音が流れ、砂絵が届けられると、5人の男たちの家々に地獄図が繰りひろげられていく。怨念の炎が華麗なまでに燃上る、怪奇幻想の世界「砂絵呪縛後日怪談」、ほか5編。
  • いさましいアリのポンス

    いさましいアリのポンス

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    激しい戦争反対の意志と、鎮魂の思いをこめた受難の子どもへの励ましである佳品「川とノリオ」。身近の動物たちと子どもたちとの心の触れあいを優しく、かつ鋭い目で見つめた「ツグミ」「セキレイ」など、現代の問題を問いつづけている、いぬいとみこの作品の中から「休火山」「ベーゴマ」など名作13編を収録。
  • 六代目菊五郎

    六代目菊五郎

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    近代歌舞伎の名優・六世尾上菊五郎は、舞台の工夫、芸域の広さ、知識の豊かさなどにおいて、誰もまねできない才人であった。大正期、初代中村吉右衛門と競演した華やかな時期は「菊吉時代」とよばれる。本書は、この伝説的名人の素顔、思想、芸風などを、豊富な資料とあふれる意欲とで描出した評伝で、著者の代表作。
  • 夕鶴・おんにょろ盛衰記 ほか七編

    夕鶴・おんにょろ盛衰記 ほか七編

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    名もなき民衆の声なき希求と願望をこめた伝統民話を素材とし、未来への指向を含む現実のテーマとして作品化し、不朽の国民文学にまで高めた著者の民話劇と朗読用作品の代表作を新編集。「彦市ばなし」「龍が本当に現れた話」「陽気な地獄破り」「山の背くらべ」「女工哀史」「花若」など。
  • 小説円投機

    小説円投機

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    外国為替相場で脚光を浴びたYENは、たちまち壮烈な売買戦の対象となった。そうしたなかで、それぞれ一流バンカーとして苛酷な人生を歩む同期入社の3人組。そのうち古海は、海外融資こげつきの責めを負って退社し、一匹狼のマネーハンターとして自立するが……。世界経済の支配者・ロスチャイルドとロックフェラーの死闘を日本側からなまなましく描いた、出色の傑作長編。
  • ふしぎの国のアリス

    ふしぎの国のアリス

    小説・文芸
    3.0
    1巻550円 (税込)
    川べりでうとうとしていたアリスが、チョッキを着たうさぎを追って穴にとびこむと、そこは奇妙で不思議な冒険の世界――。これまでの教訓的な児童文学とちがって、ゆめとナンセンスとことばあそびで構成され、一見子どものためのお話に思えるが、そこにもりこまれているのは真実と深い洞察。世界の児童文学の歴史であり、「ファンタジー」のジャンルを切りひらいた、夢と笑いあふれる不朽の名作。
  • 青い麦

    青い麦

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    美しいブルターニュ海岸の自然描写の中に、思春期の男女の悩ましい官能の芽生えを、みずみずしいタッチで描き、詩的・音楽的な表現を得た、不朽の青春小説ーー。鋭い感覚で豊かな本能の流れを捉え、近代フランス女流文学の第一人者と称されるコレット中期の代表作。
  • 脂肪の塊・テリエ館

    脂肪の塊・テリエ館

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    フランス自然主義を代表する文豪モーパッサンが、30歳で発表したデビュー作「脂肪の塊」と、その翌年に発表して不動の地位を得た「テリエ館」の、中編2作。ともに、世間からは卑しめられる娼婦が、心の底には清純なものを持っていることを、辛辣な人生観と温かい人間愛で描き、読者を魅了する不朽の名作。
  • 山椒魚・本日休診

    山椒魚・本日休診

    小説・文芸
    3.0
    1巻550円 (税込)
    処女作「山椒魚」から「鯉」「屋根の上のサワン」「丹下氏邸」など初期短編をはじめ、「遙拝隊長」「本日休診」など戦前、戦後の中短編の名作9編を収録。鋭い人間観察と洒脱な表現で、庶民生活の哀歓を描く、井伏文学の精粋集。
  • 黄金の侏儒宮

    黄金の侏儒宮

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    見る者の血を妖しく煽り、燦然と輝く黄金の侏儒宮。その所有者・津降家は、一代前にのしあがった大富豪だ。だが、その莫大な富の背景は、ベールに隠れたままである。津降家の娘・渚との愛の破局を迎えた江木が、北海道で出合った油絵をヒントにたどりついた、その謎の答えは? 夢はらむ侏儒と黄金伝説を、著者一流の筆で現代化した、傑作2編。男の魂を駆りたてる、夢と冒険のロマン!
  • 運河が死を運ぶ

    運河が死を運ぶ

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    頭と脚と手首のない胴体だけの死体を詰めたトランクが、アムステルダムの運河で発見される。この猟奇的事件の被害者は、日本人の商社マン。強盗説、怨恨説などが飛び交うが、いずれも推理の域を出ない。敏腕記者の追跡の前に、事件はぶきみな深淵と輪郭を見せ始めるのだが……。表題作「運河が死を運ぶ」など7編収録の傑作ミステリー集。
  • 石切り山の人びと

    石切り山の人びと

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    石切りの親方のむすこの権六は、いねむりの常習犯で、教室をずらかるのも得意だ。そんな彼が、東京から帰郷した予備役軍人の老大佐と孫娘みよの感化で、勉強し、働くようになる……。熊本の町近くの石切り山を舞台に、太平洋戦争下の人々の生活と子供たちの姿を、感動深く描いた名作。日本児童文学者協会賞・サンケイ児童出版文化賞・小学館文学賞受賞作。
  • 春の岬

    春の岬

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    こんなにも美しく幸福で、こんなにも確かで堅固なものにも、終りが来るというのだろうか? 出生を秘した瞽女の娘と名門跡見財閥の御曹子で作家志望の青年が、つちかい育んだ愛の巣。いくたびか襲いかかる波濤をのりこえ、悲しみを歳月に刻みつけてたどった愛の旅路――夫婦の深奥を限りなく哀切に綴った、感動の長篇!
  • 無職無宿虫の息

    無職無宿虫の息

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    ほれてかよえば千里も一里、ふられてかえればまた千里。――ぐれてのたくりゃ一里も千里、足を洗うにまた千里。ごぞんじ色川節の名調子が冴えわたる。時は昭和二十…年、焼け跡、闇市のその時代、愛すべき無職無宿の大のたくりのやさぐれたちの、哀しくもしたかかでたくましき生きざまを、軽妙なタッチで描いた傑作短編小説集。ぐれて歩いたあの日の、型破りの青春放浪記。
  • 太閤豊臣秀吉

    太閤豊臣秀吉

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    豊臣秀吉ほど、歴史上、脚色と誇張と潤色でいろどられた武将はいない。われわれが今日、熟知していると思いこんでいる太閤像は、はたして真実を映しているであろうか? あまりにも数奇と波瀾に富むこの破天荒なわが英雄の虚像を、表の歴史、裏の歴史、その両面から真実の光をあて、裸にむいてみるのも面白い。本書は、歴史学者が独得の史観で捉えた、真説「桑田太閤記」である。みよ、百姓太閤の天下堂々!
  • ちゃんめら子平次

    ちゃんめら子平次

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    象奴(ぞうやっこ)としてのお役目を果したちゃんめら吹きの陳世才(子平次)は、6年ぶりに江戸から長崎に帰ってきたが、あわてた奉行所に捕らえられそうになり、唐人の黄旦那に救われる……。鎖国時代の唐人屋敷を舞台に、ハーフの身寄りもない少年が大人を相手にたくましく生きていく姿を、歯切れのいい江戸弁の語り口調で活写した、爽やかな感動を呼ぶ、少年小説。
  • いい女・いい出逢い

    いい女・いい出逢い

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    いま、まぶしく光っている女たち。なにが彼女たちをそんなにまぶしくさせるのか。その生きがい、結婚、恋愛、仕事、自立は? この本の中で何人もの彼女たちに出逢って、あなたらしい「いい女」になるカギを読みとってください。……「いい女」になりたいあなたのために書かれた、真情あふれるメッセージ。
  • 娘の中の娘

    娘の中の娘

    小説・文芸
    3.0
    1巻550円 (税込)
    父親を裏切り、男と失踪した長女に、複雑な気持を抱いている父親は、次女の桂子にすべての夢をかける。だが、その桂子も父親の意見をきかずに、OLになってしまう。未知の世界は、桂子に新たな目を開かせるのだが……。愛と友情に悩む乙女心と、父親の哀歓を鮮かに描いた傑作長編。
  • 武将と茶道

    武将と茶道

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    名器をあさり、名物道具を無上の贈り物とした武将たち。茶道は、武将の重要なたしなみの一つだった。それは智的レベルの高さを強調する手段でもあり、権力の象徴でもあった。弱肉強食の変転きわまりない社会機構の下で、武将間の離反確執の原因となったり、逆に時代の潤滑油となったりした例も多い。この書は、茶道が歴史に果した役割を興味深く解明するものである。茶道は歴史にいかなる影響を与えたのか?
  • 伝記 吉川英治

    伝記 吉川英治

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    「宮本武蔵」「新・平家物語」「私本太平記」をはじめ、数々の国民文学を生み、文化勲章に輝く、文壇の巨星・吉川英治の波瀾に富んだ生涯。苦難の時代に生きてなお尽きせぬ、日本人の豊穣な夢とロマンを描き続けた、人間・吉川英治の詩と真実を、追悼の思いを込めて綴った評伝。
  • 夏目漱石

    夏目漱石

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    日本近代の巨人・漱石をめぐる「小伝説」を大きくくつがえし、圧倒的な新しい漱石像を示す、俊英・江藤淳の処女作! 漱石を通じて展開される、著者自身の精神の自画像と独創的な日本文化論は、戦後文芸評論史上の画期的成果として注目される。
  • 石田三成

    石田三成

    小説・文芸
    3.0
    1巻550円 (税込)
    石田三成にまつわる陰湿なイメージは、江戸時代、幕府御用学者によってでっちあげられた虚像である。では、三成という武将のまことのすがたは、どのようであったのか? ――「士は己れを知るものの為に死す」との真の武士の信念を常に肚に収め、故・秀吉の信頼と恩顧にこたえて、大敵・家康に挑み殉じた、三成の生涯と実像を描く会心作。
  • あくたれ童子ポコ

    あくたれ童子ポコ

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    戦争に父をうばわれ、母にも失踪された、ポコペンことポコ少年は、従兄の復員兵士や祖母とともに、新しい土地に移住する……。悲しいこと、辛いことにあうと、思いきりあくたれてはね返す、あくたれ上手のポコを中心に、東北の漁村の少年少女の生活を、暖かい目で躍動的に描いた、ユーモア溢れる児童文学の傑作。野間児童文芸賞に産経児童出版文化賞大賞も受賞の北林八穂、発表当時のまま「やほ」としたが現在は「やお」とされる。
  • 魔神の海

    魔神の海

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    クナシリ(国後)島の青年・セツハヤが狩りから帰ってみると、和人(日本人)によって島の生活は大きく変えられていた。不戦の理想を追うセツハヤは、清純で子じかのような愛するシアヌを失って、民族を守るため立ちあがった……。「なぜ人間は互いに憎しみ合い、殺し合うのか」を問うた力作。日本児童文学者協会賞受賞。
  • 母を拭く夜

    母を拭く夜

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    街角まで歩いてきて、急にひょいとコートでも脱ぎすてるように、いのちを脱ぎすててゆく、それが死ぬということ……。腰をすえて生き死ぬことの重みをまじまじと見つめ、ときにそのいとしさを青空のようにのぞかせて、読むものの胸に痛いほどの共感を呼びおこす。そんな表題作と「かにやまびこ」「雁の運ぶ木」「冬のヤイカテカラ」「花」ほか一編収録。
  • 犯罪総合大学

    犯罪総合大学

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    実在した毒物殺人に刺激された女子大生の殺意(「文献学的事件」)、ガン宣告を巡る妻と夫の駆け引き(「医学的事件」)、青酸カリ殺人の怪(「薬学的事件」)、母を殺した男を追うOLの心の襞(「心理学的事件」)、飼い犬主人殺しの真相(「生物化学的事件」)、小学生と担任女教師の謎の関係とは(「教育学的事件」)――知性派作家による6つの大どんでん返しミステリー集。
  • 脳波の誘い

    脳波の誘い

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    脳波を送って他人を自殺させることができるという、奇妙な老人が出現。さっ、そく週刊誌の記者が取材に赴いた。世紀の話題か、はたまた変人の世迷言にすぎないのか? だが、取材中に記者が「こんな人を殺せますか」と冗談で話に出した人物が、間もなく不思議な自殺を遂げてしまった! 謎が謎を呼ぶ、傑作推理長編。
  • 淡紅の女の殺人

    淡紅の女の殺人

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    横浜、神戸、函館、門司…。港町ばかりに連続しておきた4つの殺人事件。タロット占い探偵の二階堂日美子は、港町探偵・ポートアイを名乗る旧友の遊佐るりと捜査にのりだす。二人の明晰な推理で事件は落着するかに思われたが、門司の事件で犯人が残した淡い紅花染めの布から恐るべき真相が浮かび上がった! 会心の旅情ミステリー。

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