増加博士と目減卿

増加博士と目減卿

660円 (税込)

3pt

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山賊髭の探偵が大活躍。三つの不可能犯罪に名探偵が挑む! ――山賊髭を生やした赤ら顔の名探偵・増加博士が、華麗に(?)謎を解き明かす! 作品の登場人物が、自分が推理小説の中のキャラクターであること、これから事件が起きることなどを知っているという設定の、メタ・ミステリー。「『Y』の悲劇――『Y』がふえる」「最高にして最良の密室」「雷鳴の轟く塔の秘密」を収録。

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増加博士と目減卿 のユーザーレビュー

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Rated 3 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    メタ・ミステリーということで、登場する人物が、小説中の人物であることを自覚しているという、しかもそういう話であることが最初から明らかにされている面白い設定。
    内外を問わず色々な作家名や作品名も出て来て、非常に内輪話的な話もあり、二階堂黎人という作者のことがよく分かる。
    内容的には、海外の古い推理小説

    0
    2012年03月17日

    Posted by ブクログ

    メタ・ミステリー。

    メタ・ミステリーという言葉とその意味をこの本で初めて知った。
    これはこれで、なかなか面白い。
    被害者役の人が自分でそうだと言っちゃうから、暗くならない。

    この本の中では、最後の塔の話が
    一番おもしろかった。

    0
    2012年02月22日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    10年以上前に購入して積ん読だった本。「Y」の悲劇」の正バージョンは20年くらい前に読んだけれど、まったく覚えていない。3編ともメタミスならではの味わい。途中までは普通のミステリっぽく進むので、メタミスでない解決があるなら読みたかった。エジプトのピラミッドって強制労働ではなかったと聞いたことがあった

    0
    2020年11月30日

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