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真夜中の散歩道、背後(せなか)に視線――白菊と曼珠沙華に飾られた、大手食品会社社長の死体が発見された。巨額の遺産めあてか、会社の権力争いの果てか……。美貌の未亡人と元社長秘書の間に、情事の匂いをかぎとった少壮検事・城戸。老獪な弁護士との、知力の限りを尽す熾烈な闘いが始まった。検事出身の弁護士であった著者ならではの迫力で描く、江戸川乱歩賞受賞作。
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Posted by ブクログ
第8回江戸川乱歩賞受賞。1962年。 検事の立場で殺人事件を捜査する。なので、裁判風景が多い。この事件立憲すれば東京に栄転だし、検事がんばる。弁護士も頑張るし、他のミステリとは違う感じだなぁ・・ などど思いつつ読み進めると、判決は無罪となる。その後証拠が出てくるが、現状の日本の法律だともう裁判は起こ...続きを読むせない。検事は東京へ行くことなく、名古屋へ。もやもや。 元祖イヤミスだわ。
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