姉貴の尻尾 向田邦子の想い出

姉貴の尻尾 向田邦子の想い出

660円 (税込)

3pt

4.5

姉に似た達意の筆で弟が描く作家の素顔。好奇心が強くお転婆で、おだてに弱くせっかちで、やさしい人。生き生きと甦えるなつかしい面影――好奇心旺盛でお転婆で、おだてに弱くせっかちで、人には見せない地道な努力家、家族思いのやさしい長姉……。実弟が遠慮なく、あたたかく語る、素顔の向田邦子像。いきいきと甦(よみがえ)る、早世した稀有な作家の、なつかしい面影。姉に似た達意の文章で、もの書きという愉快な変てこ人間を描く、しみじみ楽しい好著。

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姉貴の尻尾 向田邦子の想い出 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    飛行機事故で他界された向田邦子さんの弟が語る姉の話。
    向田邦子さんは本業は脚本家だが、エッセイストとしても高い評価を得るほど、文章がうまく大ファンなのだが、弟さんも初めて書いたとはおもえないほど文章がうまかった。
    年の近い兄弟として、姉との思い出、姉が記したエッセイの裏側などが淡々描かれているが、そ

    0
    2015年02月22日

    Posted by ブクログ

    なんとはなしに、数年(いや10年以上か)ぶりの再読。姉の邦子さんを彷彿とさせる文章に改めて巧いなぁと感心。全くの勝手な感想だけど、末妹の和子さんが邦子さんに関して著している何冊かの作品からよりも、保雄さんのこの1冊から、姉と弟の深い関係性をより強く感じる。姉の尻尾を一番多く掴んでいたのは父ではないか

    0
    2014年09月20日

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