プラハからの道化たち

プラハからの道化たち

660円 (税込)

3pt

3.0

現代史の結節点の陰に秘められた謎。元外交官の著者が描く江戸川乱歩賞受賞の問題作――ソ連軍の戦車が、チェコ人民の自由を踏みにじって侵略してきた1968年8月、ひとりの日本人が、レーゲンスブルクの病院で自殺した。その死に疑問を抱いた義弟の川村は、原因調査に乗り出すが、そこには恐しい事件が待ち構えていた。民衆のせつないまでの自由への希求を描き、息もつがせぬ江戸川乱歩賞受賞作。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1979年の第25回江戸川乱歩賞受賞作です。(なお著者はそれまでに2度同賞の候補となった作品を出版しており、本作品が処女長編ということではありません。)
    前2作は本格ミステリでしたが、本作品はいわゆる「プラハの春」を題材にしたスパイ物(なお本作品は乱歩賞初のスパイものだそうです)となっています。

    0
    2014年11月05日

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