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都市木造デザイン大全
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中大規模建築から都市住宅までカバー。 防耐火の第一人者が実例を通して徹底解説! この数年間、4階建て以上の中高層木質・木造建築が増加しています。また、地域のシンボルとなるような架構デザインが増えています。こうした木造建築の流れを踏まえ、注目プロジェクトを収録しました。併せて、「防耐火」の専門家・安井昇氏の解説による、法規制の動きも収めています。木造建築の構造や防耐火から、架構や接合部のディテールまで、デザインに関する最新の動きが丸わかりの1冊です。 ■主な内容 PART1:進化する中大規模木造 PART2:製材利用で斬新な空間 PART3:混構造やCLTなどに注目 OPINION:構造設計者の視点 PART4:防耐火の法規と技術を知る PART5:都市住宅を攻略する -
山溪ハンディ図鑑 改訂版 日本の海水魚
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 売れ筋No1の海水魚図鑑が、最新情報に基づき、リニューアル! ダイバー向けの決定版、海水魚図鑑がついに改訂! 最新の分類体系に準拠し、学名を大幅に改訂しました。 ベストセラーの初版に引き続き、日本各地のダイビングスポットで見ることができる1248種類の海水魚を、約2600枚の写真で紹介。 成魚はもとより、幼魚や雌雄で違いがある種類に関してはそれらの写真も可能な限り掲載。 そして、的確な解説と分布情報で、実際に見た魚を的確に識別できる構成です。 これらの写真は、水中写真家・吉野雄輔氏が、長い時間をかけて徹底的に観察・撮影したもの。 その写真を監修者の瀬能宏氏(神奈川県立生命の星・地球博物館学芸員)が詳細に見ながら、ときに論文、ときに標本に戻りながら、1種1種同定してこの図鑑を作り上げました。 当然、国内外の研究者たちの動向をおさえながら、とくに幼魚の形態に関しては、吉野氏の詳細な観察を軸にしています。 コンパクトな図鑑で、写真と記載の正確性、網羅性に関しては他の図鑑の追随を許さない最高峰の海水魚図鑑です。 ダイバーだけでなく、潮だまりでの魚観察や魚釣り愛好家も必携の1冊です。 -
人工地獄
今日のアートにおいて「参加」、すなわち社会的関与を重視したプラクティスは、非常に重要な位置を占めている。日本国内でもすでに芸術祭やアートプロジェクトが百花繚乱の様相を呈しているが、国際的にも、社会的・政治的側面を重視したプロジェクト型アートの規模と影響力はもはや現代アートのメインストリームを占めているといってよいだろう。 一方で、倫理を逸脱した(とみなされる)アートは、ときに衝突と論争を巻き起こしている。こうした状況において議論される「アートの社会的関与はどの時点で達成といえるのか?」「アートにおける<参加>をいかに評価するか?」「芸術と倫理の衝突をいかに考えるか?」といった根源的な問いについて、いまだ確固たる答えは出ていない。 本書は、このようなアートと社会の関係性について考察を行なうものである。20世紀以降の芸術史から同時代のアートへと至る構成は緻密かつ類例のない大胆さをもつ。各章には著者クレア・ビショップが世界各国のプロジェクト型アートの実例に触れ、膨大な人物へのインタビューを行なってきた蓄積が存分に生かされており、彼女自身のアートに対する洞察の深化がうかがえる。 ビショップは「アートには社会から独立した役割がある」と確信するが、それはむろん「芸術が倫理を重んじなくともよい」という意味ではない。むしろ彼女は作者性と観客性、能動と受動、加害と被害、これらが本質として対立的にはとらえがたいものであることを強調し、複雑に転じていく位相をひもとくことで、より慎重かつ正確な理解を求めようとする。 「敵対」と「否定」に価値を見出しつつ、それらを多層的にとらえ直すビショップの鋭く豊かな思考は、「関係性の美学」以後のアートの構造を理解するうえで必ず踏まえるべきものといえるだろう。 -
Excelで学ぶ食品微生物学 ―増殖・死滅の数学モデル予測―
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 食品を汚染する微生物の増殖・死滅のモデルをシミュレーションする!! 本書は食品を汚染する微生物が食品の製造及び流通過程でどのように増殖するかあるいは殺菌されるのかを数学モデルを使って解析し、さらに予測し、食品の安全性確保のために役立てることを目的として書かれたものです。またExcelを使ってモデルのシミュレーションができます。 詳細目次 はじめに 第1部 基礎編 第1章 食品における微生物の増殖と死滅 1.1 はじめに 1.2 数学モデル 1.3 微生物の増殖 1.4 微生物の死滅 1.5 微生物データの取り方 1.5.1 精度 1.5.2 増殖実験 1.5.3 殺菌実験 第2章 Excel を用いた数値計算とグラフ作成 2.1 Excel の準備 2.2 VBA プログラミングの基礎 2.3 ユーザーフォームの作成 2.4 データの並べ替え 2.5 グラフの作成方法 第3章 基礎となる数学とモデル評価 3.1 基礎事項:精度 3.2 積分の数値解法 3.2.1 台形則 3.2.2 シンプソン則 3.3 微分の数値解法 3.3.1 常微分方程式 3.3.2 偏微分方程式 3.4 モデルの評価 第2部 微生物の増殖解析 第4章 基本増殖モデル 4.1 ロジスティックモデル 4.2 ゴンペルツモデル 4.3 バラニーモデル 4.4 新ロジスティックモデル 4.5 各モデルの解法 4.5.1 ゴンペルツモデルとバラニーモデルによる増殖曲線 4.5.2 新ロジスティックモデルによる増殖曲線 第5章 環境要因モデル 5.1 温度と増殖速度 5.1.1 アレニウスモデル 5.1.2 平方根モデル 5.2 複数の環境要因 第6章 増殖予測とその応用 6.1 変動温度下の増殖予測 6.1.1 バラニーモデルによる増殖予測 6.1.2 新ロジスティックモデルによる増殖予測 6.2 食品内部温度と微生物増殖の予測 第7章 微生物間の競合 7.1 自然微生物叢との競合 7.2 基本増殖モデルによる増殖予測 7.2.1 一定初期濃度での増殖予測 7.2.2 各種初期濃度での増殖予測 7.3 競合モデルによる増殖予測 第8章 毒素産生 8.1 定常温度下での毒素産生 8.2 毒素産生量の予測 第3部 微生物の死滅解析 第9章 基本熱死滅モデル 9.1 熱死滅速度 9.2 殺菌工学モデル 9.3 化学反応モデル 第10章 熱死滅の環境要因モデル 10.1 z 値モデル 10.2 アレニウスモデル 第11章 熱死滅の予測 11.1 温度履歴 11.2 加熱殺菌予測 11.3 食品成分の失活予測 第12章 加熱殺菌の評価:F 値 12.1 F 値とは何か 12.2 プロセスのF 値と微生物のF 値 第13章 食品内部温度と熱死滅の推定 13.1 食品内部の温度変化 13.2 熱死滅の推定 第14章 各種熱死滅モデル 14.1 逐次モデル 14.2 多集団モデル 14.3 微生物胞子の死滅 14.4 経験論モデル 14.5 各種の加熱殺菌方法 14.6 加熱殺菌測定における注意点 第15章 その他の物理化学的ストレスによる死滅 15.1 化学物質による死滅,増殖阻害の評価 15.2 放射線による殺菌 コラム コラム1 温度積算計 コラム2 微生物増殖および死滅の公開プログラムとデータベース 参考図書および解説 -
日本のドジョウ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本のドジョウ 形態・生態・文化と図鑑 日本に分布する全33種・亜種を網羅した初めての図鑑!LOACHES OF JAPAN。 注目の魚類学者の解説と貴重な写真で解説する日本一ドジョウに詳しい図鑑。 身近な存在でありながら謎多き魚・ドジョウ。最新の研究に基づく解説と初公開を含む貴重な写真でその正体に迫る、日本一ドジョウに詳しい図鑑。 日本産ドジョウ類全33種・亜種を1種類ずつ詳しく紹介、あわせてドジョウ類の一般的な生態、形態、文化についても解説。 新たな知見に基づいて3種の新標準和名を提唱する注目の内容。 【第1章 ドジョウの魚類学】 ・ドジョウ学概論(系統と分類/地理分布と進化/形態と生態) ・日本産ドジョウ総説(分子系統と類縁関係/分類史/地理分布/ドジョウが暮らす湿地帯の風景/生息環境と生活史/ドジョウの一生) ・ドジョウの形態(外部形態/骨格系/雌雄の違い/骨質盤と胸鰭) ・減りゆくドジョウ ・ドジョウの保全 【第2章 ドジョウと文化】 ・ドジョウの食文化(ドジョウの食文化概論/各地のドジョウ食文化/ドジョウの養殖/ドジョウと漁業) ・ドジョウと民俗(ドジョウと民俗概論/各地のドジョウにまつわる神事・祭事・信仰/安来節とどじょうすくい/描かれた日本のドジョウ) 【第3章 日本のドジョウ図鑑 】 ・日本のドジョウ全種の図鑑 ・日本産ドジョウ類検索 ・簡易識別法 ・参考文献 掲載種 --ドジョウ科 ドジョウ キタドジョウ(新称) ヒョウモンドジョウ(新称) シノビドジョウ(新称) カラドジョウ オオシマドジョウ ニシシマドジョウ ヒガシシマドジョウ トサシマドジョウ サンヨウコガタスジシマドジョウ トウカイコガタスジシマドジョウ ビワコガタスジシマドジョウ ヨドコガタスジシマドジョウ サンインコガタスジシマドジョウ チュウガタスジシマドジョウ オンガスジシマドジョウ ハカタスジシマドジョウ アリアケスジシマドジョウ オオガタスジシマドジョウ タンゴスジシマドジョウ ヤマトシマドジョウ ヤマトシマドジョウA型 オオヨドシマドジョウ イシドジョウ ヒナイシドジョウ アジメドジョウ --フクドジョウ科 フクドジョウ エゾホトケドジョウ ヒメドジョウ ホトケドジョウ ナガレホトケドジョウ トウカイナガレホトケドジョウ --アユモドキ科 アユモドキ 【column】 ドジョウの学名/ドジョウの種数はなぜ多い?/種か亜種か/分類と命名の仕組み/ドジョウ科の卵径と産卵環境/ドジョウはいつから食べられていた?/柳川鍋の由来/ドジョウの語源/どんぐりころころ/幻のジンダイドジョウ -
山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花 増補改訂新版
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 旧来の合弁花類、離弁花類といった分類は廃止され、「基部被子植物・モクレン類」「単子葉類」「真正双子葉類」で構成されています。 植物全体を写した生態写真と特徴のある花や果実、葉などのアップ写真を組み合わせて掲載。植物の名称・学名・特徴・花期・分布を記している。同時刊行の『増補改訂新版 野に咲く花』に収録された植物も検索できるアルファベット順の学名索引、五十音順総合索引を巻末に収録しています。 植物愛好家はもちろん、植物の調査・研究にかかわるすべての人にお勧めします。 -
山溪ハンディ図鑑8 高山に咲く花 増補改訂新版
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高山植物を調べるならこの1冊! ハンディタイプの高山植物図鑑の決定版! DNA分類をもとにした高山植物の写真図鑑。 DNA分類に準拠し、科名、和名、学名など、最新の知見を反映。 亜高山帯から高山帯に自生する高山植物約750種を1700枚以上の写真と簡潔な解説で紹介しています。 地域ごとの種の棲み分けが比較的明瞭な高山植物に対応して、近縁種ごとの分布図を約60点掲載しています。 -
山溪ハンディ図鑑7 新版 日本の野鳥
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 環境、時期、行動、鳴声、特徴など簡潔な解説を基本に、それぞれの種に特徴的な写真を揃え、 識別ポイントを分かりやすくした、野鳥愛好家必携の写真図鑑。 日本のフィールドでの識別に役立つよう、雄と雌、成鳥と幼鳥、夏羽と冬羽といった、 種により羽の色が異なる特徴をより分かりやすい写真で紹介した野鳥識別図鑑。 約520種掲載しています。 ※2011年12月に刊行した増補改訂新版の同書を、2012年9月に出版された日本鳥類目録改訂第7版の分類体系に準拠させ、並び替え、種によっては最新の知見に改訂しています。 -
新薬創製
オプジーボ、アクテムラ、ブロプレス、… 日本で生まれた、12の画期的新薬 その開発の過程を当事者へのインタビューを基に徹底分析 医薬品の研究開発の成功確率は3万分の1とも言われている。本書では、日本の製薬企業が生み出した12の画期的新薬に焦点をあて、当事者へのインタビューなどを基に、その研究開発の過程を分析している。 本書で取り上げているのは、いずれもそれまでの治療の在り方を一変させるようなインパクトを与え、しかも開発企業の屋台骨を支えるベストセラーに成長した12製品である。 この日本発の革新的なブロックバスター医薬品の各事例には、創薬過程にユニークな特徴がある。その過程を統一的視点で調査・横断分析をした結果、基礎研究の重要性、知的財産制度が果たす役割、産学連携の在り方など、多くの示唆を与えてくれるポイントが見出せる。 イノベーションと産業組織を研究対象としてきた東京経済大学の長岡貞男教授を中心に、研究者や製薬企業出身者らからなる10人のグループが本書を執筆した。 【目次】 第1章 コンパクチン 第2章 メバロチン 第3章 クレストール 第4章 リュープリン/リュープロン 第5章 タリビッド/クラビット 第6章 ハルナール 第7章 オノン 第8章 プログラフ 第9章 アクトス 第10章 アリセプト 第11章 ブロプレス 第12章 アクテムラ 第13章 オプジーボ 第14章 事例横断的な分析と示唆 -
野に咲く花 増補改定版
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人里近く、野原、田畑、海辺や丘陵などに生える野草約1100種を、2500枚の写真と解説で紹介した写真図鑑! 最新のDNA分類に基づき改編し、旧来の合弁花類、離弁花類といった分類を廃し、基部被子植物・モクレン類、単子葉類、真正双子葉類で構成しています。 加えて最新の知見を踏まえた増補改訂新版として刊行。 姉妹書『山に咲く花』に収録された植物の学名、和名も検索できる索引を巻末に収録しています。 -
中国の科学思想(中国学芸叢書) 両漢天学考
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 中国の科学は西欧の近代科学と違い、神秘のベールに包まれてきたが、歴史上の三大発明や紙の発明、さらに中国の三大科学(天文暦数学・医学・農学)と三大技術(紡織・陶磁器・建築)など巨大な結果を生みだしてきた。中国の科学思想は漢代を中心に基本の枠組が形成され、以後二千年にわたり影響を与え続けた。本書はその中で中核的な役割を果たしてきた天文暦学の思想的分析により、中国人の科学的思惟の原型である、自然現象と社会現象を統一的に捉えようとする思考構造を明らかにする。 【目次より】 プロローグ 序章 中国の自然科学 一 中国科学と天文暦数学 二 漢代の科学 I 術数学 一 ビクゴラスと「数」の論理 二 術数学と数の二義性 三 経学と術数学 四 術数学とビタゴラスの数論 II 受命改正制 一 受命改制と顕頭暦 二 経今文学と三正説 III 太初改暦と司馬遷 一 太初改暦 二 司馬遷と史官の伝統 IV 劉畝の三統哲学 一 劉敵とその学術 二 三統暦の数理構造 三 劉畝の三統説と五行説 四 三統暦と経学 五 王葬革命と三統説 V 揚雄と『太玄』 一 揚雄と擬経 二 太玄暦の構造 三 八十一首の陰陽消息説 四 七百二十九賛の太玄占 五 『太玄』の構造 VI 後漢の四分暦と察蘊の律暦思想 一 後漢の四分暦と察蘊の律暦意 二 六十律 三 四分暦 四 律暦意の構造 終章 天学 エピローグ 注 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 川原 秀城 1950年生まれ。中国思想研究者。東京大学人文社会系研究科名誉教授。 京都大学理学部数学科卒業、同文学部哲学科(中国哲学史専攻)卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。専門は東アジアの儒学。 著書に、『中国の科学思想 両漢天学考』『毒薬は口に苦し』『朝鮮数学史』『数と易の中国思想史』など、 訳書に、杜石然『中国科学技術史 上・下』(共訳)銭宝そう『中国数学史』 高橋亨『朝鮮儒学論集』(共編訳)などがある。 -
政治家への書簡
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 折にふれ問題となった事柄について、知友の政治家に送った書簡集、ひとり政治家のみならず国民大衆の教養識見に訴えんとする警世の書。 【目次より】 前篇 一 欠陥教育は半世紀後に民族の衰亡を 二 第二次世界大戦は何であったか その残した教訓 三 憲法を改正するには 四 アメリカ大統領制の平時と非常時 五 政党と派閥 六 「たてまえ」政治は政治というものか 七 科学的社会主義の自己矛盾 八 共産主義国の言動を理解するには 九 元首と象徴(天皇の御訪欧) 一〇 天皇の立憲的君主性(天皇の御訪米) 後篇 一一 権力の象徴と権威の象徴 一二 首相・総裁たるの資質 一三 選挙悪 一四 ”敵・味方“の政治 一五 国会の多数暴力と少数暴力 一六 軍人は軍国主義、文民は平和主義か 一七 奪うもならず捨つるもできぬ自衛権 一八 護憲論者は反革命の自由を擁護するか 一九 嘘は罪にならないのか 二〇 産業スパイと国家機密 二一 必要悪の善用 二二 秘密外交と民主主義 二三 十八歳選挙権への疑問 二四 「違憲」の乱用 二五 乱れる司法界の職域倫理 二六 冷戦とは何か、冷戦はもう終ったのか 二七 人民を人質にするストはストなのか 二八 自明なことが余りにも不明であり過ぎる あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 高山 岩男 1905~1993年。哲学者。京都帝国大学文学部哲学科卒。京都学派の全盛期に学ぶ。文学博士。京都帝国大学文学部教授ののち、神奈川大学、日本大学などで教鞭をとり、秋田経済大学学長を歴任。 著書に、『西田哲學』『ヘーゲル』『續 西田哲學』『文化類型學研究』『世界史の哲學』『日本の課題と世界史』『所の論理』『哲学と哲学的実存』『マルクシズムの超克』『場所的論理と呼応の原理』『道徳の危機と新倫理』『宗教はなぜ必要か』『二つの世界に抗して 文明の破局と人類の対決』『現代の不安と宗教』『道徳とは何か 倫理学入門』『国際的中立の研究』『現代の政治・社会思想 社会科における取扱いに関連して』『哲学とは何か』『教育と倫理』『実存哲学』『政治家への書簡 正・続』『西田哲学とは何か』『京都哲学の回想 旧師旧友の追憶とわが思索の軌跡』『高山岩男著作集』(全6巻)『西田幾多郎研究資料集成 第1・2巻 高山岩男集』など多数ある。 -
身体(叢書身体の思想) 東洋的身心論の試み
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 “心”と“身体”―デカルト以来の近代西洋哲学が幾度となく究明を試みたその問題は、東洋思想の照明を受けつつ、今日最もヴィヴィッドな課題として我々の前にあらわれている。哲学者であり、ユング心理学や「気」の研究の先頭走者でもある著者は、現象学、生理心理学との通路を縦横に結びつつ、東洋的「心身一如」論の現代的意義を浮かび上がらせる。 【目次より】 序説 研究の目的と問題の概観 第一章 近代日本哲学の身体観 一 和辻哲郎の身体観をめぐって 二 西田幾多郎の身体観をめぐって 三 東洋思想研究の態度と方法 第二章 修行と身体 一 修行とは何か 二 芸道論 三 道元 四 空海 第三章 東洋的身心論の現代的意義 一 現代の哲学的身心論とその問題点 1 ペルグソンの運動的図式 2 メルロ=ボンティの身体的図式 3 情動の問題 二 身心関係の二重構造 1 表層的構造と基底的構造 2 身心関係の日常的理解の逆転 三 東洋的瞑想の領域 1 心理療法と修行の比較考察 2 形而上学と身心論 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 湯浅 泰雄 1925年生まれ。東京大学文学部(倫理学科)卒業。文学博士。山梨大学・大阪大学・筑波大学教授、桜美林大学国際学部教授を歴任。 著書に『近代日本の哲学と実存思想』『和辻哲郎 近代日本哲学の運命』『日本人の宗教意識』『東洋文化の深層』『宗教経験と深層心理』『古代日本の精神世界』『ユングと東洋』『気・修行・身体』など。講談社学術文庫に『ユングとキリスト教』などがある。 -
科学概論
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 日常生活で出会う平凡な事実や平易な実験から新しい科学理論が誕生するドラマを描き、現代科学の人間的な意味を問いかける。 【目次より】 序 序章 科学概論の意味 §1 個別科学と科学一般 §2 文明としての科学 §3 近代科学の特性 第一章 近代科学の成立 §4 数学的自然科学の理念 §5 近代科学と哲学 §6 方法と実践知 §7 天才の世紀 §8 近代科学の革新性とキリスト教 第二章 力学的自然観 §9 質点の力学と因果律 §10 万有引力 §11 時間と空間 §12 認識論的基礎 第三章 現代科学の系譜 §13 力学的自然観の動揺 §14 エントロピーの増大 §15 光速度 §16 光の粒子説と波動説 §17 電磁場 第四章 集合論と無限思想 §18 一九世紀科学の批判主義 §19 無限数学 §20 無限集合 §21 連続 §22 数学の基礎 第五章 相対論と自然認識 §23 ローレンツ収縮 §24 特殊相対論 §25 一般相対論と科学的宇宙論 §26 相対論的自然像 第六章 量子論と物理的実在 §27 量子論の歴史的背景 §28 原子の構造 §29 不確定性と二元論 §30 決定論と非決定論 第七章 自然哲学 §31 自然哲学の現状 §32 自然哲学の可能性と必然性 §33 存在する科学と生成する科学 §34 自然科学と実在 第八章 科学革命と現代 §35 科学文明 §36 科学と人間生活 §37 人間と宇宙 参考文献 人名索引 事項索引 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 永井 博 1921~ 2012年。哲学者。専門は、科学史・科学哲学。筑波大学名誉教授。 東京文理科大学卒業。東京教育大学文学博士。著書に、『近代科学哲学の形成』 『ライプニッツ』『数理の存在論的基礎』『現代自然哲学の研究』(田辺元賞)『科学概論 科学の哲学』『生命論の哲学的基礎』『人間と世界の形而上学』などがある。 -
悪(叢書身体の思想)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 親鸞、ニーチェ、ドストエフスキーが悩んだ悪を正面から問いなおして、今日の人間の確かな生き方を提示する、悪の人間学。 【目次より】 序論 悪の自覚 悪の始まり 罪と悪 禍と悪 業 客観的ということと、正邪善悪 同一なるものそれ自身 当為 シェリングにおける悪の成立 当為は顛倒する 根本悪 本論 一 習俗 イ ギリシア的習俗 ロ ポリス 二 権力 イ マキアヴェリ ロ 権力の崩壊 ハ 主人と奴隷 ニ 反抗 三 自然と悪 イ 自然と人間 ロ 自然の主となる人間 一 西欧近代と自然 二 合理性は善で非合理性は悪である ハ 社会 一 ルソー 二 「自然」が悪に転ずる 三 ホッブズ 四 魔神的なもの ニ 結び 四 個人と悪 イ 個 ロ ひとりであること 一 フロイト 二 例外者 三 悪の表出 四 隠された悪 ハ 結び あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 樫山 欽四郎 1907-1977年。哲学者。早稲田大学文学部哲学科卒。文学博士。元早稲田大学文学部教授。専門は、ドイツ近世哲学、実存哲学。 著書に、『ドイツ精神の生成』『論理学』『哲学叙説』『ヘーゲル精神現象学の研究』『哲学概説』『ヘーゲル論理学の研究』『悪』『随想集 あたりまえのこと』『樫山欽四郎哲学論集 哲学の課題』など、訳書に、ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ『知識学新序説』フォイエルバッハ『将来の哲学の原理』ヘーゲル『精神現象学』など。 -
世界中心の教育
「学習者中心」でもなく「カリキュラム中心」でもない、子どもが世界と出会う学校とは。デューイ、アレントほか、教育思想史を縦横に論じ、子どもに子ども自身の形成を贈与することの哲学的な基礎、ここにおける教師の役割まで、危機の時代の教育が向かいうる先を清新に描く。 【主要目次】 日本の読者へ(ガート・ビースタ) 序 文 謝 辞 第1章 子どもたちをどうしようか 主体として存在すること/「教育」/子どもたちをどうしようか/では、子どもたちをどうすればいいのか/「アウシュヴィッツ」以後の教育/教育の幅広い任務/本書の概要/現在へのまなざし 第2章 学校にはどのような社会が必要か 近代の学校、解決策か問題か/質の問題/教育の目的とダイナミクス、なすべきことをなす/近代の学校の二重の歴史/問いを変える/衝動的な社会の台頭/教育の緊急性/それでも学校は学校たりうるか 第3章 パークスとアイヒマンのパラドックスと、二つの教育パラダイム 教育の現実について一般に広まっている記述は完全であると考えられるか/パークスとアイヒマンのパラドックス/教育は変化をもたらすことができるのか/パラダイム1――形成としての教育/私たちは直接的に教育ができるのか/この構図の中で、何が失われているのか/パラダイム2――実存的な教育/言葉を見つける――ビルドゥングとエアツィーウング、この区別の重要性/教育の実存的な仕事/最後の考察 第4章 主体化を再考する 一つの「複雑怪奇な事件」/教育目的の三つの領域/主体化――自己であれ!/自由、存在、世界の限界/主体化する教育/主体化ではないもの/教育のリスクと、それが美しい理由 第5章 学習化・贈与・教えることの贈り物 学習化の再検討/与えられるということ/贈与の探究/マリオンの原理/第三の還元/事象に対する二つの態度/さらされること/教えることの三つの贈り物/教えることの第一の贈り物――あなたが求めていないものを与えられるということ/教えることの第二の贈り物――二重の真実を与えること/教えることの第三の贈り物――あなた自身を与えられるということ/結語 第6章 形態が問題である――教育の重要な点(を指し示すこと)について 教えることの形態――注意を向け直すこと/教育の操作理論/教育、教えること、学習の不可視性/指し示すことの道徳性/結語 第7章 世界中心の教育 世界と出会う――驚きの音/触れることと触れられることについて/意図していない注意/アナモルフォーシス――発見される場所を発見する/「教えられること」の可能性へと向けた教えること/結語 参考文献 訳者解説(上野正道) 索 引 翻訳分担:上野正道[全体監訳、訳者あとがき執筆]、櫛桁祐哉[日本の読者へ、1章、7章]、氏井紅葉[2章、3章]、山本夏希[4章、5章]、青木由紀子(あおき・ゆきこ)[6章] -
活動的哲学へ
活動的生と精神の生を行き来したアーレント。行為と直感の合一を終生の課題とした三木。そして理論と実践の対立以前の世界内存在を丸ごと哲学のフィールドとしたハイデガー。三人の哲学者を論じることで、哲学する営みがそのまま一個の活動実践でもあるような生き方を探索する、著者による日々是哲学の記録。 【主要目次】 はじめに――活動的生と哲学 第Ⅰ部 つくることとあらためること――アーレントとともに日々是哲学する 第1章 労働、制作、行為――〈もったいない〉の解釈学 第2章 たてることとあらためること――建物解体問題と憲法改正問題 第3章 つくることの時間性と歴史的公共性――震災後の宮城、仙台にて 第4章 権力、権威、憲法――アーレント『革命論』を現代日本で読む 第5章 評議会制と革命精神――宮城県美術館現地存続運動という事例 第Ⅱ部 ハイデガーと近代日本哲学――活動的哲学者 三木清のために 第6章 ハイデガーと三木清――労働という基礎経験 第7章 〈もの〉と〈こと〉――山本信、廣松渉、アーレント 第8章 形而上学的時間と歴史的時間――九鬼周造と三木清 第9章 活動的哲学者の軌跡――『近代日本思想選 三木清』を読む 第10章 ハイデガーと近代日本哲学――三木清と田辺元の事例から 謝辞 初出一覧 索引 -
キリスト教古典叢書8:主の山上のことば
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 キリスト教の教えの真髄を表す主の山上の説教を、常に自分の道徳上の欠点を自覚し、常に自分の道徳上の欠点を自覚し、他の人々の罪をゆるし、おのれの罪をゆるしを神に願おうと、ひたむきな追求をするキリスト者への助言であるとするアウグスティヌスの解釈は、中世はもとより現代に至るまで多くのキリスト者たちに深い感銘を与えている。キリストの教えを真に理解しようとする者にとって必読の書。 【目次】 緒言 P・ネメシェギ 主の山上のことば 一巻 一章 幸いなるかな心の貧しい人、天国はその人のもの(マタイ五・一―三) 二章 八つの真福の言葉(マタイ五・三―一〇) 三章 完徳の七つの段階(マタイ五・三―一〇) 四章 七つの真福と聖霊の七つのたまもの(マタイ五・三―一〇) 五章 迫害される人々への報い(マタイ五・一一―一二) 六章 地の塩、世の光(マタイ五・一三―一五) 七章 神がたたえられるように、光を輝かせよ(マタイ五・一六) 八章 律法の完成と遵守(マタイ五・一七―一九) 九章 大きな義、怒りの三段階(マタイ五・二〇―二二) 中略 一七章 誓い(マタイ五・三三―三七) 一八章 真の義の要約(マタイ五・二九―三七) 一九章 悪に逆らってはならない(マタイ五・三八―四二) 二〇章 不義の耐え忍び方(マタイ五・三九―四二) 二一章 敵に対する愛(マタイ五・四三―四八) 二二章 敵の罪と兄弟の罪(マタイ五・四四) 二三章 神はご自分に似るようにわれわれを招いておられる(マタイ五・四五―四八) 第一巻の注 二巻 一章 神にのみ気に入るために善行を行なえ(マタイ六・一) 二章 人の賞賛を求めないこと(マタイ六・二―四) 三章 祈り(マタイ六・五―八) 四章 天にましますわれらの父よ(マタイ六・九) 中略 一〇章 主の祈りの構成(マタイ六・九―一三) 一一章 主の祈りの七つの祈願、真福八端、聖霊の七つのたまもの(マタイ六・九―一五) 一二章 断食の行ない方(マタイ六・一六―一八) 一三章 正しい意向(マタイ六・一九―二三) 一四章 二人の主人(マタイ六・二四) 一五章 空の鳥と野のゆり(マタイ六・二五―三〇) 一六章 神の国と食物(マタイ六・三一―三三) 中略 二二章 人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ(マタイ七・一二) 二三章 狭い道(マタイ七・一三―一四) 二四章 実を見て人を知る(マタイ七・一五―二〇) 二五章 主から聞いたことを実行しなければならない(マタイ七・二一―二九) 第二巻の注 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
ビジュアル 宇宙と生命誕生の物語
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「地球は本当に、この宇宙で生命を育むただ1つの惑星なのか」。この古くからの疑問に、最新の生物学と天体物理学が挑戦する。 1995年に太陽系外惑星(太陽以外の恒星を周回する惑星)が見つかって以来、これまでに5000個以上の惑星が発見されている。惑星は、我々の天の川銀河だけでも数千億個が存在すると言われている。その中には、地球によく似た環境の惑星もあることだろう。そのような惑星には生命が存在し、それらが文明を持っていれば我々とのコミュニケーションも可能なのではないだろうか。 本書は、この古くからの疑問に、第一線の生物学者と宇宙物理学者が最新の科学的データを携えてアプローチした書。多数の大判写真やイラストを使って、宇宙と生命の誕生の歴史をわかりやすく説明している。 筆者らはまず「生命とは何か」について議論し、宇宙で生命が生まれるために必要な条件を詳しく考察する。そして無機質な惑星での生命誕生がいかに困難な現象であるかを示す。しかし近年、海底の熱水噴出孔など「極限環境」で生きる生命の研究が進むに連れ、地球以外の惑星での生命誕生に対する期待が高まっている。果たしてこの広大な宇宙には、地球のように生命であふれた惑星が存在するのだろうか。 後半では、果てしない宇宙に向けて電波信号を発信し、宇宙にいる知的生命体からの応答を調べる研究などについても詳しく解説している。 -
ケモ・マテリアルズ・インフォマティクス入門 RとPythonによる基礎と実践
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は化学分野におけるデータサイエンスであるケモ・マテリアルズ・インフォマティクスについてを重点的に解説した教科書です。機器スペクトルデータ、化学構造データ、生物活性・物性データなどの多様な化学データを活用し、物質の新規発見や物性予測につなげるインフォマティクス技術を習得することを目標としています 。化学産業界が抱えている様々な課題を解決するために、Google Colaboratoryの活用法からPythonの基本文法、RからPythonへのコード書き換えを通じた実践的なプログラミング、RとPythonプログラミングを使ったデータ解析手法と実装までを網羅。新化学技術協会の「化学×デジタル人材育成講座」で扱われた内容をベースにしているため、初学者がチャレンジしやすい一冊です。 -
数論入門 ゼータ関数と2次体 新装版
代数的整数論や解析的整数論への導入として有用なゼータ関数と2次体の理論を解説.I部でディリクレ級数,II部で2次体とそのゼータ関数を扱う.ゼータ関数,L級数,2次形式などの話題が見事に交錯する.現代の傑出した数学者が数論のとりわけ興味深い理論を切り口鮮やかに提示した入門書.原著にはない略解とヒントを付す.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. -
型(叢書・身体の思想)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「私の「型」と社会との関わりについての作業仮説(本書第一章参照)を実証する例がいままさしくここ〔猿之助の名優は「後世に残る作品をつくった人です」という発言〕にあるという実感を強くもったことをありありと思い出す。猿之助がもし自演を実現しようと思うならば、彼は世阿弥のようにみずから脚本を書き、みずから演出し、そしてみずから演技をしなければならないのではないかと思いながら、彼は自分の歴史的位置を、「型」を破る人でありつつ、同時に「型」を創造すべき人、として見据えている、立派なものだ、と思った。・・・後世に残る作品は今までの歌舞伎の型とはある程度異なるであろうが、歌舞伎である以上、それはやはり「型」の芸能であろう。だとすれば、その型はいったいどういう型なのだろうか、という疑問と好奇心が起こってきたことも事実である・・・ (玉三郎は)歌舞伎の国際的な存在意義について「気候風土、生活様式の違いからうまれた表現をまず珍しがり、面白がる。それは差の認識であり、その次に地球人としての共通の芸術的な精神をどう感じ取ってもらうのかが問題になる。そこを追究したい」と語っている。その独自性・固有性を明らかにすること、それをするとともに、その独自の形の中に潜んでいる普遍性、人類としての共通性を明らかにすること、それを玉三郎は違った仕方で表現しているのだ。彼は「伝統とその現代化」という問題に真正面からとりくんでいる芸術家であり、歌舞伎の俳優としてその伝統の具体的内容を「型」という点に求めているのだ。・・・ ところでここで私が二人の個性的な発言を引用したのは、人間にとって「型」という問題のもつ二重性を、二人の発言は期せずして示しているからだ。この二重性をどう考えるか、これは簡単に結論の出る問題ではないが、このことを念頭に置きながら、本書では「型」の問題を論じてゆきたいと思う」(「はじめに」より) 【目次】 まえがき 第一章 「型」とは何か 第二章 「型」の前史 古代・中世における「身」と「こころ」と「わざ」の思想 第三章 世阿弥の能楽理論における「型」の問題 (附論) 「序・破・急」の問題 第四章 剣法論に見られる「型」 第五章 「型」と稽古 「型」と日本人との交わりの「型」 結び 「型」における心 注 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
共同討議 哲学とは何か
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 京都学派を代表する哲学者の高坂・西谷、科学史家の下村、倫理学者の三宅、西田幾多郎・フッサールに学ぶも京都学派とは距離をとった哲学者・務台ら、超一流の哲学者たちが、「哲学」について縦横無尽に語り尽くす。 【目次より」 第一章 哲学とはなにか 哲学の本質および方法 哲学の方法としての対話 第二章 物質とはなにか 自然哲学 問題への展望 下村寅太郎 第三章 生命とはなにか 生の哲学 問題への展望 三宅剛一 第四章 歴史とはなにか 歴史哲学と唯物史観 問題への展望 高坂正顕 ヤ革命観 二つの終末観の総合 第五章 人間とはなにか 人間学および実存哲学 問題への展望 西谷啓治 ハイデッガーのニヒリズム 死の問題 第六章 人間はいかに生くべきか 道徳的危機とヒューマニズム 道徳的危機の問題 編集後記 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
存在への問い 哲学の原点に根ざして
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 存在するとはいかなることか? 正義、幸福、愛、死、人間存在を徹底的に問い直した哲学的な考察。 【目次】 はしがき 1 哲学と人間存在 2 「ないものから何ものも生じない」 3 フェシスとノモス 4 人間は万物の尺度か 5 「汝自らを知れ」 6 正義の本質 7 正義と幸福 8 死後への希望とその根拠 9 愛に関する最古の哲学 10 プラトンのエロス論と『パイドロス』の主題 11 「学ぶ」ことの可能根拠 12 哲学の使命 あとがき 文献目録 ペレス、フランシスコ 1922年生まれ。上智大学名誉教授。神学者。 著書に、『存在への問い 哲学の原点に根ざして』『存在の理解を求めて 形而上学入門『中世の社会思想』『人間の真の姿を求めて 存在をめぐる対話の断片』『悪の形而上学』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
中国出土文献の世界
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 中国学でもっとも熱い分野、出土文献研究の全貌を豊かな学殖で生き生きと描き出す第一級のテキスト。漢代から現在に至る簡帛資料研究のあゆみと学問に与えた影響を考察し、難解で大量の簡帛書籍をわかりやすく概観。 【目次】 日本語版序 凡例 第一章 始皇帝の焚書坑儒 一 始皇帝は「坑儒」を行ったか 二 焚書の悲劇 三 諸子は王官より出づ 四 百家争鳴 五 稷下における盛況 第二章 孔壁書──『尚書』の謎 一 老博士・伏生 二 解決不能の今古文論争 三 孔壁から出た書 四 『尚書』の今古文テキスト 五 古文『尚書』の偽作者 第三章 汲家書──編年体の古史『竹書紀年』 一 盗掘者・不準 二 汲家書 三 『竹書紀年』 四 信ずべき古史 五 『春秋』との比較 六 史学の独立 第四章 王国維の予言 一 王国維の予言 二 甲骨学 三 敦煌学 四 簡牘学 五 二重証拠法 第五章 地下の新材料 一 出土資料の分穎 二 基準の教材石経 三 青銅器に鋳込まれた銘文 四 「麻夷非是(亡滅彼氏)」──盟書の言葉 五 文字証拠の分類 第六章 新出土の簡帛書籍 一 楚帛書 二 五〇年代の発見 三 七〇年代の豊かな成果 四 八〇年代以降の成果 五 新たな知見の獲得 第七章 銀雀山──兵法と戦争 一 偽の骨董 二 銀雀山漢簡 三 『孫子兵法』 四 兵法書の歴史と分類 五 三関突破の奇襲攻撃・魏を囲んで趙を救う 第八章 馬王堆──方術の再認識 一 墓中の女性ミイラ 二 帛画・漆器・楽器・絹織物 三 世界を驚愕させた帛書 四 古代の実用技術 五 神秘の方術 第九章 郭店楚簡──戦国時代の思想 一 棺槨・副葬品 二 被葬者 三 儒家の経伝 四 謎の『老子』 第十章 脚光を浴びる上海博物館蔵楚簡 一 国際的に注目される新研究分野 二 待たれる上海博楚簡の全面公開 三 「言」か「音」か 四 『詩』と儒家の礼楽文明 五 結語にかえて 日本語版後記 訳者あとがき 朱 淵清 1967年生まれ。上海師範大学、華東師範大学に学ぶ。上海古代文明研究センター所属。専門は、古典文献学、古代文学、中国古代史。 -
精神分析と乳幼児精神保健のフロンティア
ロバート・エムディは,世界乳幼児精神保健学会(WAIMH)の創設者で,現在WAIMH理事,乳幼児精神保健研究の第一人者として名高い児童精神科医,精神分析家であり,愛着理論で有名なボウルビーと同時代に活躍し,「3カ月微笑」「1歳半のNo!」の現象を発見したスピッツの正統な直弟子でもある。 本書は,本邦初訳となるエムディの代表的論集である。主要な研究業績である,生物行動学的観察と精神分析理論を用いて,乳児が母親の「情緒応答性」を得ながら,人間存在の中心となる「情動的中核自己」を形成していくプロセスについての論考,また子どもの心の発達には,R=Reciprocity(互恵性)E=Empathy(共感性)V=Value(価値)が大きな影響を及ぼすことを説いた「REV理論」について,詳しく解説されている。 エムディの理論は,日本のいじめ,自殺,無気力,不登校,引きこもり等,現代の日本の子どもたちが持つ多様化し複雑化する問題の本質を考える上で,有効な知見といえよう。 乳幼児精神保健や精神科医,心理士はもとより,広く子育て支援に関わる医療,保育,教育,福祉,司法,行政に携わる専門職必読の書。 -
拡散MRI
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 画像に隠された真相を探る! 拡散に関する教科書や文献では、記号や数式に戸惑い、難しいと感じて敬遠する人が多くいます。 そこで、著者が高校の数学や物理の教科書を見ながら勉強して、高校の教科書で見慣れているところまでで拡散の原理は理解できる、または思い出せるということを前提にわかりやすく丁寧に解説したのがこの本です。 本文以外に囲み記事(Appendix / Intermezzo / Profile / Math & Phys / Example)も多く、また興味のないところは飛ばしてもかまわないように【羅針盤】を設けてあるので、自分流に読み進められるように工夫されています。 -
2019年受験用 全国大学入試問題正解 数学(私立大編)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、2018年の私立大学入試問題の中から、各地域の大学と大学入試センター試験(本試験)の数学の問題を収録し、解説・解答を詳細に掲載しています。 また、問題ごとにその科目名・問題内容を明示。さらに、解答執筆者のコメントも掲載しました。 受験生の志望校の決定とその入試対策に最適な問題集として、また、貴重な入試資料としても高い評価を得ています。 -
2018年受験用 全国大学入試問題正解 数学(私立大編)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、2017年の私立大学入試問題の中から、各地域の大学と大学入試センター試験(本試験)の数学の問題を収録し、解説・解答を詳細に掲載しています。 また、問題ごとにその科目名・問題内容を明示。さらに、解答執筆者のコメントも掲載しました。 受験生の志望校の決定とその入試対策に最適な問題集として、また、貴重な入試資料としても高い評価を得ています。 -
2017年受験用 全国大学入試問題正解 数学(私立大編)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、2016年の私立大学入試問題の中から、各地域の大学と大学入試センター試験(本試験)の数学の問題を収録し、解説・解答を詳細に掲載しています。 また、問題ごとにその科目名・問題内容を明示。さらに、解答執筆者のコメントも掲載しました。 受験生の志望校の決定とその入試対策に最適な問題集として、また、貴重な入試資料としても高い評価を得ています。 -
2015年受験用 全国大学入試問題正解 数学(私立大編)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、2014年の私立大学入試問題の中から、各地域の65大学106学部・学科と大学入試センター試験(本試験)の数学の問題を収録し、解説・解答を詳細に掲載しています。また、問題ごとにその科目名・問題内容を明示。さらに、解答執筆者のコメントも掲載しました。 受験生の志望校の決定とその入試対策に最適な問題集として、また、貴重な入試資料としても高い評価を得ています。 -
2014年受験用 全国大学入試問題正解 数学(私立大編)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、2013年の私立大学入試問題の中から、各地域の70大学114学部・学科と大学入試センター試験(本試験)の数学の問題を収録し、解説・解答を詳細に掲載しています。また、問題ごとにその科目名・問題内容を明示。さらに、解答執筆者のコメントも掲載しました。 受験生の志望校の決定とその入試対策に最適な問題集として、また、貴重な入試資料としても高い評価を得ています。 -
2013年受験用 全国大学入試問題正解 数学(私立大編)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、2012年の私立大学入試問題の中から、各地域の71大学117学部・学科と大学入試センター試験(本試験)の数学の問題を収録し、解説・解答を詳細に掲載しています。また、問題ごとにその科目名・問題内容を明示。さらに、解答執筆者のコメントも掲載しました。 受験生の志望校の決定とその入試対策に最適な問題集として、また、貴重な入試資料としても高い評価を得ています。 -
ドイツ=ロシアの世紀 1900-2022
独露関係史の第一人者による「新しい世界史」 本書は二〇~二一世紀の世界史を、百年以上にわたるドイツ=ロシア(ソ連)の関係を中心に論じた歴史書。一般的に二〇世紀は「アメリカの世紀」として評価される。しかし、二〇世紀の国際政治はドイツとロシア(ソ連)の関係からも大きな影響を受けてきた。本書は、二〇世紀を規定した革命や暴力やテロル、独裁と民主主義の経験、社会変動や国際協調の進展(ないしその失敗)をドイツ=ロシアの関係史として論じ、二〇世紀を「ドイツ=ロシアの世紀」として描き出す。まさに二〇世紀の「新しい世界史」と呼べる内容だ。 本書の特徴は、ウクライナ戦争に起因するアクチュアリティと叙述の魅力にもある。現在ロシアが深刻な脅威となり、この問題で独特の存在感を有しているのがドイツなのだ。 世紀にまたがる革命と戦争、隔絶と交流の歴史。最新の研究成果と物語性を兼ね備え、現代の喫緊の諸課題にも示唆に富んだ歴史書。NDR(北ドイツ放送)が選ぶノンフィクション書籍賞最終候補作品。 著者はロストック大学正教授。ドイツとロシア・東欧・近現代史専攻。戦後ドイツ外交史研究を牽引する歴史家。] -
写本に描かれた本たち:西洋中世からルネサンスにみる本の象徴性と実用性
写本挿絵が語る書物文化の構造、性質、存在意義 本書は、大英図書館所蔵の五~十六世紀末の貴重な写本を中心とする図版九十点あまりを土台に、いわば写本挿絵自身が語る書物の社会的、霊的役割の分析を、目で見ながら味わうものである。 序論では、書物の物理的な形式、書物の象徴性と実用性、古代からルネサンスにいたる書物のイメージの変遷、ヨーロッパ文化圏を超えた広域な書物文化についての考察がなされ、本書で扱うテーマ全体が整理されている。続く第I・II部では、キリスト教信仰における聖なる象徴としての「神の言葉」や「命の書」といった概念の視覚化、世俗写本に関しては「記憶の宝庫」や「法の重み」を代弁する本の姿が登場し、それらを知の伝統、芸術、信仰の交差する場として読み解いている。受胎告知の場面で描かれる聖母マリアの読書、文字を書く人の足元に置かれた巻物の意味……。描かれた本のページ上の微細な文字は、文字様の線にすぎない場合もあれば、聖書の一節や、天使のお告げに対するマリアの返答が記されていることすらある。 「書物」を描いた写本作品をテーマ別に展開する本書は「書物」の図像学研究の基礎となるだろう。 【目次】 I 象徴としての本 第1章 神の言葉 第2章 主の律法 第3章 聖母マリアの読書 第4章 美徳と悪徳の人生と書物 第5章 書物自身 II 実用品としての本 第1章 写字生と著者 第2章 教師 第3章 読者 第4章 本の贈呈 第5章 典礼用と世俗用の書物 第6章 書物の救出と破壊 用語集/監修者あとがき/精選文献目録 -
宛名のない手紙:チェルヌイシェフスキー哲学的論戦珠玉
「言葉をもって空気をふるわす」 専制体制下のロシアにおいて生涯をかけて、社会体制の変革と民衆=人民の解放に向けた言論活動を行なったチェルヌイシェフスキー。ここに集められた諸論攷の多くは一八六一年の農奴解放令に関連するものである。自由主義的な貴族や知識人からは「大改革」と称讃されたが、そこにはいくつか問題があった。農奴解放によって「農奴」は人格的自由を得たものの、同時に、分与された土地に対して膨大な額の支払い義務を負わされたことや、農村共同体の位置づけなどである。「土地つき解放」を求める彼の争点はここにあった。この「リベラルな」改革は真の意味での「農奴解放」とはいえず、圧倒的に不十分だったのだ。つまり、彼の闘争の矛先は、専制体制のみならず、不徹底なリベラリズムにも向けられている。 これらの論攷は、検閲を避けるべく意図的に晦渋な文章で紡がれることも相俟って、かなりわかりづらい。だが、彼の活動がナロードニキ運動やレーニンに影響を与えるように、われわれが今そこから汲み取るべきは、偽りの「解放」を摑まされることなく、真の解放を求め、言論活動によってそれを具現化せんとするそのあくなき魂である。 -
ジャンヌ・ダルクの物語:象られた人生
600年にわたる変容の歴史を紡ぐ 15世紀、農民の娘であったジャンヌ・ダルクは、イングランドに占領されていたフランス領を奪還せよという「神の声」に導かれ、英仏百年戦争の転機となるオルレアン解放を果たす。そして、宗教裁判によって弱冠19歳で火刑に処され、後年には列聖された──。 魔女狩りのような異端審問や誹謗中傷をのりこえ、史上屈指のヒロインとして聖人になったジャンヌの生涯を、本書では、多様な側面から物語ってゆく。裁判記録、法廷での本人の証言、年代記、書翰など歴史的資料、文学をはじめ、絵画・映画など表象文化に描かれたジャンヌ・ダルク像も網羅し、その実像と象徴的意味に迫る。とりわけ、イエス・キリストの生涯と比較しながら進めてゆく語り口が、比類なき特長だ。 中世ミソジニー社会で戦った「異性装」の少女は、どのように語られてきたか? フェミニズムの視点とともに読み解き、600年にわたって変容されてきた「人生」を紡ぎあげてゆく、実力派作家による博覧強記のナラティヴ・バイオグラフィー。地図・年表・図版多数収録。 [目次] 第1章 初めに言(ことば)があった 第2章 天使たちの話しかたと言葉で 第3章 小さな、いえ、ほんのつまらぬこと 第4章 国王の宝 第5章 いったい、この方はどなたなのだろう。風や湖さえも従うではないか 第6章 おとめに降伏せよ 第7章 跳ねる牡鹿 第8章 黒い騎士 第9章 金色のマント 第10章 塔の監獄 第11章 燃えない心臓 第12章 永遠の命 地図:1429年のフランス/1429年のオルレアン/ジャンヌの道程 年表 謝辞 訳者あとがき 注記/資料 -
毒のずかん
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 毒は身のまわりに思った以上にあり、体に入ると痛みやしびれなどを起こします。フグや毒キノコ、火山ガスなどにも理由や仕組みがあり、少量なら体に必要な毒、そして病原体なども存在します。この本では「毒」を、植物、動物、無生物など、5つの章にわけて、こわさと意外なおもしろさ、薬やワクチンへの利用などを紹介。読めば開ける毒の世界! 1章「毒の世界へようこそ」では、どんな毒があるのか、体にどうやって入るのか、どんな反応をおこすのかなど、毒の基本を学びます。 2章では、ケシやトリカブト、キャッサバなど「植物の毒」を、大きく7つ紹介します。 3章では、フグやヒキガエル、スズメバチなど「動物の毒」を、大きく8つ紹介します。 4章では、ペスト菌やボツリヌス菌など毒性のある微生物にくわえ、キノコ(真菌類)を、「微生物の毒」として、大きく10点紹介します。 5章では、ラジウムやヒ素などの鉱物の毒にくわえ、サリドマイド、ダイオキシンなど人がつくり出した物質も扱い、「無生物の毒」として、大きく7つ紹介します。 6章では、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルス、結核菌など、明確な毒性をもった物質にかぎらない「毒のようなもの」を、大きく7点紹介します。 -
平成仮面ライダー ガジェットアーカイヴス 変身ベルト&ウエポン辞典
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 仮面ライダークウガから仮面ライダージオウまで、20大平成仮面ライダーの変身ベルトや武器、バイクといったガジェットを掲載した一冊です。 アイテムの写真とともに劇中設定を解説。それを使用する仮面ライダーの写真も合わせて掲載してします。 掲載したアイテムの写真は総数2000点以上! 既存の書籍ではフォローしきれないことが多い、ベルトや武器の各変形状態やアイテムの装填の有無などといったバリエーションも可能な限り掲載。さらに「ライドシューター」をはじめとしたバイクのスピードメーター周りなどの細かい造形や「ディエンドの音撃棒」といった、レアな写真も多数掲載しています。 あなたの平成仮面ライダー研究にも是非お役立てください。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
ケースフォーミュレーション
ケースフォーミュレーション(事例定式化)とは,クライエントが抱えている問題について,心理学的理論に基づいて仮説を提供することである。それは,クライエント個人の経験や人間関係,社会環境から当人が形成した意味を踏まえて協働して作られる「ベストな推論」であり,問題解決に向けて大いに役立つものとなる。 本書では,成人と子どもの2つの共通ケースについて,認知行動療法,精神力動的アプローチ,システム論,ナラティブ・セラピー,社会的不平等,パーソナルコンストラクト心理学の6つの立場からのアプローチによる定式化の実際が示される。 続く章では,複数のアプローチを統合した定式化,チームによる定式化の利用,身体的ヘルスケア領域での定式化について述べられ,最終章ではそれまでの内容を整理して俯瞰した視点から定式化について総括する。 代表的な心理学派の概要や介入法を学びながら,クライエントの立場に沿ったケースの多層的な理解が得られる対人支援職のためのスタンダードテキスト。 -
スターリンの図書室:独裁者または読書家の横顔
血まみれの暴君は「本の虫」でもあった スターリンの蔵書は、マルクス、エンゲルス、レーニンの著作はもとより、トロツキーなどの政敵の著作から、ビスマルクやマキャヴェッリなどの古典、トルストイ、ドストエフスキー、ゴーゴリ、チェーホフなどのロシア文学、シェイクスピア、セルバンテスなどの外国古典文学に至るまで、読書の幅はきわめて広い。また、スターリンが興味深く読んだと思われる本には、多数の書き込みが残されていた。本書は、スターリンの膨大な蔵書と書き込みを精査して、その生涯と思索の跡をたどりながら、独裁者の本質に迫る試みだ。 逸話を紹介しよう。旧ソ連首相ルイシコフは、スターリンの蔵書であったマキャヴェッリ『君主論』を入手した。頁にびっしり書き込みが残り、まるで「独裁者の教科書」のようであったという。スターリンが下線を引いた文章を全て抜き出し、整理して出版したら、スターリンによる「マキャヴェッリ概論」になるほどだったと回顧する。 なぜ「知的な読書家」が無用な血を流したのか? 本書は、独裁者の図書室に入室して、その思想と信条から、革命と戦争、国政と外交に及ぼした影響、人格と感情の内奥にまで踏み込む。英の歴史家による、新趣向の伝記。 -
中世の写本ができるまで
解説を聞きながら鑑賞するような楽しみ 写本制作は盛期ルネサンスまで千数百年にわたって、多様な環境のもと、ヨーロッパの津々浦々で行なわれてきた。その特徴としてすべての事例にあてはまるものがないほどだ。本書はそんな中世の彩飾写本(彩色だけでなく金か銀が施されているものをこう呼ぶ)が作られる工程を、制作に携わったひとびとの視点に寄り添う形で、写本研究の第一人者が解説していく。 中世に使われていたインクやペンは、今日使われているものとは性質も製法も異なった。挿絵の中の写字生は現代のペンとは違った持ち方をし、文字もじっくり観察すれば、現代のアルファベットとは書き順が異なる。同様に、「挿絵のデザインは誰がどうやって決めたのか?」「インクで書き間違えてしまったら、どう対処したのか?」「羊皮紙ヴェラムの最高級品は本当に牛の胎児の皮製なのか?」といった、写本を鑑賞するうちに浮かんでくる疑問の数々が、オックスフォード大学ボドリアン図書館所蔵の写本を中心とする多数の図版とともに検討される。 西洋中世写本の愛好家にその魅力を伝えつつ、専門家にも貴重な写本の細部について、新たな世界を開いてくれる一冊。 -
明清文学の人びと(中国学芸叢書) 職業別文学誌
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 明清時代、文学の創作者・享受者の層は飛躍的に拡大すると同時に、作品にも実に様々な人びとが登場した。本書は、職業分化の進展したこの時代の文学を、身分・階層・職業別という独自の切り口で観察し、人びとと文学との関わりに焦点を当てる。著者は明末通俗文学の作者馮夢龍への関心を出発点に、白話小説を中心とする幅広い資料を探り、多様な視線が織りこまれた明清文学の魅力に迫る。作品の背景をなす社会の様相をも浮かび上がらせた文学的明清社会史ともいうべき、新しい文学史。 【目次より】 はじめに 一 本書の目的と構成 二 明清という時代 三 明清の文学 四 「俗」文学の時代 五 大衆化、大量化の時代 第一章 皇帝 一 「文」の主宰者としての皇帝 二 清代皇帝の文学 三 感傷的な皇帝像 四 遊ぶ皇帝 五 皇帝を描くリスク 六 皇帝に寄り添う影 宦官について 七 宦官のプラス面 八 文学作品中の宦官 第二章 受験生 一 読書人 二 士と庶 三 科挙の受験勉強 四 科挙の階段 五 試験場のありさま 六 合格すれば 七 科挙をめぐる小説 八 家庭教師のこと 第三章 官僚 一 科挙合格から 二 官僚の仕事 三 赴任途中の事故 四 官僚の身の危険 五 郷紳になる 第四章 農民 一 文学作品の中の農民 二 裁判文書に見える農民 三 農村の歌 四 農村の祭りと藝能 五 農民の物語 六 『紅楼夢』の農民 第五章 職人 一 文学の中の職人 二 工藝品の役割 三 玉職人の物語 四 園林を守る植木職人 五 歌の歌い手としての職人 第六章 商人 一 中国の士農工商 二 客商の場合 三 商人の伝記 四 詩を作る商人たち 五 中商人 六 小商人 第七章 医者 一 医者の地位 二 医者と文学 三 医者の詩、傳山の場合 四 小説に見える医者 五 『金瓶梅』の医者 六 笑話の中の医者 第八章 江湖の人々 一 江湖とは? 二 『水滸伝』 江湖の小説 三 小説の中の易者 四 旅藝人 第九章 奴僕 一 力を労する者 二 旅の道連れ 三 明末の奴変 四 阿寄の伝 五 奴僕の物語 六 悪しき奴僕 七 物語の中の婢 第十章 僧侶 一 明代の詩と仏教 二 清初における僧侶の詩 三 小説の中の僧侶 四 笑話の中の僧侶 五 破戒僧の肯定 参考文献 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 大木 康 1959年生まれ。中国文学・文化学者。東京大学東洋文化研究所教授。 東京大学文学部中国文学専攻卒、同大学博士課程単位取得退学。文学博士。専門は、明代の通俗文芸、出版文化、科挙制度と知識人。 著書に、『明末のはぐれ知識人』『不平の中国文学史』『中国明清時代の文学』『中国近世小説への招待』『中国遊里空間』『馮夢龍『山歌』の研究』『明末江南の出版文化』『原文で楽しむ明清文人の小品世界』『明清文学の人びと』『「史記」と「漢書」』 『中国明末のメディア革命』『冒襄と『影梅庵憶語』の研究』『蘇州花街散歩 山塘街の物語』『馮夢龍と明末俗文学』『明清江南社会文化史研究』など、 訳書に、彭見明『山の郵便配達』 『中国古典小説選12.笑林・笑賛・笑府他』『現代語訳 司馬遷 史記』(編訳)などがある。 -
中国詩文の美学(中国学芸叢書)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 声律や対句などの技法により、緻密に構築された中国の詩と文。その表現形式を支える美の理念と原理に着目し、それが詩文の形式の創出にいかに生かされていったかを追跡。長い時間をかけて詩文形式が醸成されていくさまを俯瞰的に観察する。初めに、六世紀の文学理論書『文心雕龍』を美の原点にすえ、それが提起した問題点を、のちの理論家がどのように実践面で取り入れ形式美を創出していったかを、主に『文鏡秘府論』所収の文献から考察。その上で、律詩の形成過程を歴史的に考証して、五言律詩が漢代から六朝の宮廷詩人により形成される過程や、唐代の杜甫が試行錯誤を経ながら七言律詩を確立する過程に光を当てる。さらには、文に目を転じ、日本古代文学をも視野に、駢文文体の推移を論じる。明快な論述で文学創作形式の美に迫る必読書。 【目次より】 はしがき 一 創作技法論の展開 『文心雕龍』から『文鏡秘府論』へ 二 律詩の形成過程 句数と対句の側面から 三 五言八句詩の成長と永明詩人 四 四声八病から平仄対応ヘ 五 杜甫と七言律詩 ことに拗体詩について 六 遊宴詩序の演変 「蘭亭序」から「梅花歌序」に至る表現形式 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 興膳 宏 1936年生まれ。中国文学者。京都大学名誉教授。京都大学文学部卒業、同大学院文学研究科中国語学・中国文学専攻博士課程を修了。文学博士。文化功労者。 著書に、『中国詩文選10 潘岳 陸機』『中国の文学理論』『異域の眼』『風呂で読む陶淵明』『乱世を生きる詩人たち 六朝詩人論』『古典中国からの眺め』『中国名文選』『中国古典と現代』『杜甫 憂愁の詩人を超えて』『漢語日歴』『仏教漢語50話』『合璧 詩品 書品』『杜甫のユーモア ずっこけ孔子』『中国詩文の美学』など多数。 -
知られざる神に 現代神学の展望と課題
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 宗教的人間(ホモ・レリギオスス)は、神なき現代社会をどうやって生きていくのか。人間の本質と現代神学の可能性を探求する。 【目次より】 序説 第一部 ホモ・レリギオスス 第一章 意識の交替 一 フォレスターの法則 二 神・人間・自然 三 調和について 第二章 現代と人間 一 ロマンチシズム 二 若者文化 三 ホモ・レリギオスス 第二部 現代神学の方向と課題 第三章 現代神学の問題 一 バルト、ブルトマン、ティリッヒ 二 いわゆるバルト後時代 三 神の死の神学と希望の神学 第四章 神学における主観 客観構図の克服 一 解放の神学 二 プロセス神学 三 解釈学的神学 第五章 哲学的神学について 一 哲学的神学の周囲 I 実存哲学の限界 II 構造主義 III 現象学 二 神秘主義再考(一) I 「イエスとキリスト」の問題と神秘主義 II 神秘主義の概念 III アナロギアとパラボレー 三 神秘主義再考(二) I 神秘主義における「境界地帯」について II 神秘主義の「一」について III エックハルトとクザーヌス 終章 一 東洋と西洋 二 解釈学的神学と哲学的神学 三 ソナタ風の結語 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 小田垣 雅也 1929年生まれ。青山学院大学、ドルー大学卒。日本基督教団補教師、国立音楽大学元教授。哲学博士。著書に『解釈学的神学』『知られざる神に』『哲学的神学』『現代思想の中の神』『神学散歩』『ロマンティシズムと現代神学』『四季のパンセ』、学術文庫に『現代のキリスト教』など多数。訳書に『神への誠実』『文化史の中のイエス』などがある。 -
神学大全
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなるキリスト教神学の金字塔 1 神の存在と本質 (第1部)1-13問 『神学大全』邦訳序文 凡例 目次 序言 第一問題 聖教について──それはどのような性質のものであるか、またその及ぶところ如何 第一項 哲学的諸学問のほかになお別個の教えの行われる必要があるか ~ 第十項 聖書は一つの字句のもとに幾つかの意味を含むものであるか 第二問題 神について──神は存在するか 第一項 神が存在するということは自明的なことがらであるか ~ 第三項 神は存在するか 第三問題 神の単純性について 第一項 神は物体であるか ~ 第八項 神は自己以外のものと複合を構成するか 第四問題 神の完全性について 第一項 神は完全なものであるか ~ 第三項 被造物は神に似たものであることができるか 第五問題 善一般について 第一項 善はことがらの上で有と異なるか ~ 第六項 善を分つのに、貴いもの・有用なもの・快適なものという区分を以てするのは適切であるか 第六問題 神の善たることについて 第一項 善であるということは神に適合するか ~ 第四項 ものが善であるのはすべて神の善たることによってであるか 第七問題 神の無限性について 第一項 神は無限であるか ~ 第四項 多ということにおいて無限なものが実際に存在しうるか 第八問題 事物における神の実在について 第一項 神は万物において存在しているか ~ 第四項 遍在ということは神に固有なことがらであるか 第九問題 神の不変性について 第一項 神はあらゆる意味において不変なものであるか 第二項 不変であるということは神に固有のことがらであるか 第十問題 神の永遠性について 第一項 永遠とは、『果しなき生命の、同時に全体的な、完全な所有』である、という定義は適切か ~ 第六項 単に一つの悠久があるのみであるか 第十一問題 神の一体性について 第一項 一は有の上に何ものかを附け加えるか ~ 第四項 神は最高度において一なるものであるか 第十二問題 神は我々によってどのような仕方で認識されるか 第一項 被造的な知性は神をその本質において見ることができるか ~ 第十三項 自然的本性的理性によって得られる以上の高次な神の認識が、恩寵によって得られうるか 第十三問題 神の名について 第一項 神に適合する何らかの名称があるか ~ 第十二項 肯定命題が神について形成されることができるか ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 トマス・アクィナス 1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。 -
権利と人格(現代自由学芸叢書) 超個人主義の規範理論
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 脳の内容が複製可能であるならば人格の同一性は一体どのようにして証明が可能であるのか。個人の別個性と人格の不確定性――二つのモチーフを焦点とする、統一理論がいま求められている。恐れを知らず実定法学の領域へと越境して、権利に基礎をおく道徳および民事・刑事の法的責任の根拠に迫り、道徳を原始的個人の内面にかかわるものではなく他者との関係において現れる外面的世俗的な社会道徳をして再構成し、個人を超えるインパーソナルな開かれた規範理論を大胆に構築する、現代自由学芸の騎士による挑戦の書である。無批判な権利万能論と一線を画し、基本権間の衝突・統一的人格の虚構性・普遍的利己主義の不可避性等、従来の人権論が無視してきた権利論の根本問題に挑み、明快かつ論争的なスタイルで超個人主義の規範理論を提唱する。 【目次より】 序 第一部 道徳・権利・人格 第一章 狭義の道徳 第一節 道徳の広義と狭義 第二節 正義の「対他性」 第三節 「自然法の最小限の内容」 第四節 法とのオーバーラップと相違 第五節 狭義の道徳に含まれないもの 第二章 権利を基底におく道徳 第一節 目標基底的道徳(特に功利主義)および義務基底的道徳との相違 第二節 権利の衝突 第三節 権利の個人間比較 第四節 中間総括 第三章 権利とは何か、また何のためにあるのか 第一節 基本的な法的諸概念 第二節 選択説による権利の概念 第三節 権利の意義 第四章 権利の道徳では足りないもの 第一節 方法論上の問題 第二節 利己主義と行為者相対的考慮 第三節 公共的価値 第四節 未来の人々と動物 第五章 柔らかい人格と道徳的問題 第一節 序説 第二節 人格の同一性は程度の問題である 第三節 程度説批判の検討 第四節 自己利益 第五節 パターナリズム 第六節 功績と責任 第七節 約束 第八節 配分的正義 第九節 程度説と狭義の道徳 第二部 法的責任の基礎 第一章 序論 第二章 契約はなぜ、またどのように拘束するか 第一節 序説 第二節 信頼説 第三節 契約の法的保護の方法 第四節 手続的要件としての意志(思) 第五節 契約制度の意義 第六節 無償契約の拘束力の弱さ 第七節 自己拘束の可能性 第八節 契約における正義 第三章 刑事責任論における「自由意志」問題 第一節 問題の整理 第二節 決定論と非決定論 第三節 両立不可能論批判 第四節 責任の前提としての「自由意志」 第五節 「自由意志」ということば 第六節 結語 注 文献解題 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 森村 進 1955年生まれ。法学者。一橋大学名誉教授。東京大学法学部卒業。法学博士(一橋大学)。専門は法哲学。 著書に、『ギリシア人の刑罰観』『権利と人格』『財産権の理論』『ロック所有論の再生』『自由はどこまで可能か リバタリアニズム入門』『リバタリアンはこう考える 法哲学論集』『法哲学講義』『リバタリアニズム読本』(編著)『リバタリアニズムの多面体』(編著)『法思想の水脈』(編著)など、 訳書に、H・L・A・ハート『権利・功利・自由』(共訳)マイケル・オークショット『政治における合理主義』(共訳)ユージン・カメンカ、ロバート・ブラウン、アリス・イア・スーン・テイ編『法と社会』アラン・ライアン『所有』デレク・パーフィット『理由と人格』ランディ・デイヴィッド・フリードマン『自由のためのメカニズム アナルコ・キャピタリズムへの道案内』ロナルド・ドゥオーキン『神なき宗教』イリヤ・ソミン『民主主義と政治的無知』など多数ある。 -
愛と死について
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人がその一生で歌い続けるのは「愛の歌」であり、それは美しい思い出として蒼い宝石のように輝く。著者は詩人の心でその輝きをみつめ、その中に潜む愛と死について考察する。著者とともに流麗な調べにのって愛の彷徨におもくむであろう。 【目次より】 第一部 愛と死について 一 愛について(一) 二 愛について(二) 三 友情について 四 孤独について 五 死について 六 歳月について 七 別れについて 八 手紙について 九 告白について 十 愛の詩について 第二部 文学に現われた愛と死 一 ゲーテの世界 二 サン・テクジュペリの世界 三 人間的信の悲劇 シェイクスビア『オセロー』 四 情熱と神話 ルージュモン『愛について』 五 トルストイにおける芸術と自然 六 人間的愛の悲劇 ドストエフスキィ『カラマーゾフの兄弟』 七 キェルケゴールにおける詩と沈黙 八 キェルケゴールにおける愛と死 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 佐々木 徹 1941年生まれ。哲学者、評論家。追手門学院大学名誉教授。専門は哲学・比較思想比較文化論。 著書に『愛と死について』『美は救済たりうるか』『西谷啓治 その思索への道標』『魔的なるもの 美と信の問題』『こころの橋 - 詩と小品』『愛と別れについて』『近代文学と仏教』(共著)『悲の思想 文学にみる生老病死』『木下恵介の世界 愛の痛みの美学』『東山魁夷を語る』(共著)など。 -
国富論 上下合本版
『国富論』1776年に出版されたアダム・スミスの『道徳感情論』(講談社学術文庫)とならぶ主要二大著作のひとつです。近代経済学の嚆矢とされ、社会思想史上の最重要古典でもあります。『国富論』の取り扱う主題は、多岐にわたり、 分業の役割、 貨幣の特徴、 労働と利子についての考察、 国家間貿易の意味、 国家社会の発展段階とその特徴、 分業と製造業の発展の関係、 国家における軍隊の維持、 道路、港湾、運河などのインフラストラクチャーの整備と維持、 税金の種類と意味、 会社による独占の問題、 重商主義と重農主義の検討、 公債についての考え方、 などなどです。 かつては、市場という「神の見えざる手」に委ね「レッセフェール(自由放任主義)」で、経済は自然と最善へと向かうと主張した書物と受け取られてきました。 しかしそのような読み方は単純にすぎます。 スミス『道徳感情論』とあわせて読むことで、真に国家が豊かになることの哲学を探究しています。
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