サブカルチャー・雑学作品一覧
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-古琉球王朝によって編纂された歌謡集「おもろそうし」。その最新の研究成果によって、「祭政一致」の古琉球社会の実態が明かされる。
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5.0「ワイセツとはなにか」 猥褻文書摘発事件に一流作家が集結 圧巻の証言集を開廷50年目にして復刊 〇被告人 野坂昭如 〇特別弁護人 丸谷才一 〇証人 五木寛之、井上ひさし、吉行淳之介、開高健、中村光夫、金井美恵子、石川淳、田村隆一、有吉佐和子 発禁となった短篇「四畳半襖の下張」、栗原裕一郎による書き下ろし解説を収録した完全版 丸谷才一 「後世、四畳半襖の下張裁判とは何であつたかを概括する史家は、まづ何よりも、それが日本最初の、日本文学に関する文芸裁判であつたことを言はなければなるまい」 野坂昭如 「人間の精神的営みは、どのような存在からも自由であること、その当然の帰結として、『四畳半襖の下張』という小説が、どのような意味、見地からも猥褻文書に該当しないことを、主張しつづけます。一小説家として、また一人の人間として」 井上ひさし 「これはもうほんとうに、わかんないなら実はおれが書いたと言いたいくらすばらしい作品ですね」 石川淳 「『古事記』以来、やはりこれは神事にはそういう男女のことが関係するというならわしの(中略)その「おまつり」の儀式です、『四畳半……』に書いてあることは」 有吉佐和子 「小説書きというのは、私もそうですけれども、好奇心は人一倍強いわけで、野坂さんは牢屋に入るということは欣喜雀躍として入るんじゃないかと。私はそれをたいへん心配しております」
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4.3イメージアビリティ.この独自の概念を提唱する本書は,かつて都市デザインの世界に新風を吹き込んだ.以来およそ半世紀.著者ケヴィン・リンチの卓抜した眼差しは,いまなお清冽な光を放ち,示唆に富む.美しく,楽しい,喜びある都市の姿とは.待望の声久しい名著を,装い新たに再刊する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
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3.0福祉制度が実動しないタンザニアで、「ふつう」に働けない障害者たちは、いかに生計を立ててきたのか。植民地期から現在までの彼らの姿を追う。障害学、都市下層研究、地域研究の枠組を越え、路上に「居る」障害者たちの生活世界を描く。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 臼が人類の生活文化の中で果たしてきた役割を,各地に遺る貴重な民俗資料・伝承と実地調査にもとづいて解明。失われゆく道具のなかに,未来の生活文化の姿を探る。
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-大正時代には霊術・精神療法と呼ばれる治療法が流行し、最盛期の施術者は三万人ともいわれる。暗示、気合、お手当、霊動などによる奇跡的な治病だけなく、精神力の効果を示すための刃渡りのような見世物的危険術や、透視やテレパシー、念力のような心霊現象が彼らのレパートリーであったが、最終的には健康法、家庭療法、新宗教へと流れ込んで姿を消していった。 本書は、さまざまな領域に姿を現す民間精神療法の技法と思想の系譜をひも解き、歴史研究の基礎を構築することを目指す。 明治以降のグローバリズムの波を受けて流入したエネルギー概念や心身技法に、日本の伝統的宗教技法が混じりあって生み出された民間精神療法は、〈呪術の近代化〉という点で西洋の近代オカルティズムに相当し、〈催眠術の呪術化〉という点ではアメリカのニューソート運動と並行する。しかも、それらはグローバルオカルティズムという輪の中につながっていたのである。その全体像をさまざまな視点から横断的に描く、初の本格的論集。
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-京大名誉教授で「中国学」の泰斗、小島祐馬没後50周年記念 小島の代表的著作である“幻の名著”が呉智英解説付で復刊! 現代に脈々と生き続ける思想の源流に遡り、 混迷する現代社会を読み解く手掛かり―――― 中国思想を知るための「最高の入門書」が甦る! "
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 名作地図から埋もれた逸品まで、地図の発展とその背後の苦闘をビジュアルに俯瞰する。 地形図、市街図、観光地のイラストマップ、軍用地図、情報を視覚化した地図、都市計画図、天体図、テレビドラマの小道具、海図……。ひとくちに地図と言っても、それが表現する情報は世界のあらゆることに及ぶ。 本書では有名無名を問わず、図書館や公文書館の隅々まで地図を探し、関係者に取材し、これまで語られてこなかったエピソードと見ごたえのある地図を紹介する。1枚の地図を仕上げるまでに、どのような発明がなされたのか。どのような努力がはらわれ、どのような技量が披露されているのか。 15世紀の黙示録図から月面や海底を詳細に描いた初めての地図、紳士の身だしなみの懐中地球儀、スキー場の案内マップ、無限に増殖する芸術としての地図、さらに人気ドラマの地図まで。 芸術と科学、精緻と想像がひとつになり、あらゆるものを地図にしてきた歴史を、300点を超える図版でたどる。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ナショナル ジオグラフィックが保管する130年間のアーカイブから、歴史に残る女性たちの写真を集めた1冊。女性の生き方や女性像の捉え方の変遷、変わらない生の喜びや普遍的なパワーなど、ナショナル ジオグラフィックだからこそ伝えられるメッセージ。 様々なジャンルで活躍する女性23人へのインタビューも掲載。「#MeToo」の創始者タラナ・バークや、元ファーストレディーのローラ・ブッシュ、ビル・ゲイツのパートナーで著名な実業家でもあるメリンダ・ゲイツ、動物行動学の先駆者ジェーン・グドールら、それぞれの場所、時代を生き抜いてきた人たちの言葉は必読。
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-『最新産業組合通解』(明治三五年)から『海上の道』(昭和三六年)まで、著作活動六〇年。生涯に刊行した一〇一冊の自著に寄せた序跋文と解説を年代順に初集成。全業績を一望のもとにおさめるオリジナル自著解題集。 〈解説〉「柳田國男による柳田國男」佐藤健二
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4.1:::::::生物学、人類学、心理学、社会学の世界的権威が絶賛::::::: ヘンリックは進化の考え方に革命を起こした ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか』著者 ヒトの進化と行動に関する主要な問題に、斬新かつ価値ある視座を提示する アレックス・メスーディ『文化進化論』著者 生物学、人類学、経済学、心理学のはざまから、人類社会の繁栄を説明する新しいアプローチが登場した。……このパラダイムを俯瞰する出色の書 ジェイムズ・ロビンソン『国家はなぜ衰退するのか』著者 ヒトの集団脳はいかに誕生し進化したか? この問いに答える緻密な理論を物語を紡ぐように語る マット・リドレー『進化は万能である』『繁栄』著者 革命が起きつつある社会科学で、ヘンリックは最前線を走る ダロン・アセモグル『国家はなぜ衰退するのか』著者 ヒトを謎多き動物にした、遺伝子と文化の進化プロセスをめぐる魅力的な書 マイケル・トマセロ『ヒトはなぜ協力するのか』著者 人類の起源に関心のある人には必読の書 ロバート・ボイド『ヒトはどのように進化してきたか』著者 文化は長い年月をかけて人間をつくり変える進化的装置だ ピーター・リチャーソン カリフォルニア大学デーヴィス校教授
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-本書では、発明のためのアイデア発想法から、どうすれば商品化できるかまでを、1万件以上の発明相談経験を持つ著者がわかりやすく解説しています。 「自分サイズのテーマ」の選び方や、アイデアが湧き出る「カエル発想法の極意」などを、商品化された発明・アイデア商品の実例を交えながら紹介しています。 また、コピーして使える企画提案書のフォームも掲載しています。
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3.0本書では、特許・実用新案・意匠・商標を取得するための流れと書類の書き方を、1万件以上の発明相談経験を持つ著者がわかりやすく解説しています。
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-近代日本で都市や自然を写し取った江戸泥絵、横浜写真、雑誌メディア、芸術写真を素材にして、場所を描く視覚表象=トポグラフィが流通したことで人々は環境をどう意味づけ、消費したのかを解明する。近代期の絵画、写真や雑誌などによって編成されたイメージ群が、いまなお私たちのものの見方を規定していることをあぶり出す。
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-道路に書きつけられている記号は何を意味するんだろう? マンホールにはなぜ絵が描いてある? アライグマと人間が攻防戦を繰り広げている街があるって本当? 携帯電話の中継塔が街路樹に擬態している理由って? 都市に生きるわたしたちが見落としがちなものに注目して、建造物や建築にひそむ工夫や知られざる歴史をわかりやすく面白く解説。日々の散歩から街づくりにまで活かせて、知的好奇心をそそるトピックが満載!
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-【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 話題の「漫才協会」初の公式ファンブックが完成!協会所属の芸人さんへのインタビューや笑いの歴史を掲載した永久保存版です。 青空球児・好児、おぼん・こぼん、ナイツ、 錦鯉、U字工事など、人気芸人を多数抱える 「漫才協会」初めてのファンブック! 東京のお笑いファンの方なら 絶対に手元においておきたい伝説の1冊です。 漫才協会所属108組の芸人名鑑。 U字工事も、M-1王者の錦鯉も! 浅草東洋館の舞台に立つ芸人たちの紹介と、「今」の姿に迫ったインタビュー記事を掲載。 好きな芸人の新たな魅力を再発見したり、 新しい「推し芸人」との出会いもあるかもしれません。巻頭企画には漫才協会の「顔」である 「高田文夫×青空球児・好児」 「おぼん・こぼん×ナイツ」の レジェンド対談。 さらなる見どころは、 所属芸人108組の芸人名鑑。 掲載の写真は、 漫才協会のホームグラウンドであり、 映画「浅草キッド」でもおなじみの 浅草・東洋館で撮り下ろし! 漫才協会の舞台を見たことがある方も、 まだ見たことがない方も、 じっくり楽しめる1冊になっています。本書の最後には、漫才協会芸人行きつけの 浅草グルメマップを掲載。 ■永久に使える購入特典つき! このファンブックを持参して、 浅草東洋館で開催されている「漫才大行進」 (基本的に毎月1日~19日に開催)に行くと 何回でも入場料が500円引きに! ※大人料金より。他割引券、時間割引等、 他割引サービスとの併用は不可。 ※電子書籍をご購入の方も対象となります。 ■この本に登場する芸人の方々の一部をご紹介!(敬称略・順不同) 東京太&ゆめ子、すず風にゃん子・金魚、笑組、ビックボーイズ、ロケット団、宮田陽・昇、コント山口君と竹田君、ホンキートンク、ニックス、ねづっち、金谷ヒデユキ、新宿カウボーイ、オキシジェン、X-GUN、BOOMER、おせつときょうた、プリンプリン、ハマカーン、コウメ太夫、ビックスモールン、にゃんこスター、じゅんいちダビッドソン、完熟フレッシュ、小島よしお、はなわ、アマレス兄弟、カミナリ、わらふぢなるお、ママタルト…etc. Contents 漫才協会の軌跡 PART1 【SPECIAL TALK】レジェンド対談 PART2 SPECIAL芸人&看板芸人 PART3 芸人名鑑 PART4 漫才協会流・浅草案内 一般社団法人 漫才協会(イッパンシャダンホウジンマンザイキョウカイ):1955年「漫才研究会」結成。現在の「一般社団法人 漫才協会」としての設立は2005年。漫才を中心とする演芸の普及向上、継承と振興と人材の育成を図り、もって我が国の文化の発展に寄与することを目的とする公益法人。所在地は東京都台東区浅草で、所属している芸人は100組以上にのぼる。基本的に毎月1日~19日まで、東京のお笑いの中心地、浅草にある「東洋館」で楽しめるお笑い寄席を漫才協会が主催している。
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-人間にとって肉を食べるとはいかなることか。文化人類学を中心として、人文・自然科学の最新の学術的成果をもとに、人間の肉食をめぐる問題群を考え抜く唯一無二の研究書。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ジョンソン、スウィフト、ポープらが文壇で活躍した18世紀は、出版の歴史においても大きな転換期となった。パトロン制が衰退し、近代的な出版者、読者層、版権意識が誕生する過程を豊富な第1次資料を駆使して詳細に描く古典的名著。
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-本物の魔術を修めんとする、選ばれし者へ 人生の真意を探る鍛錬〈大いなる作業 magnum opus〉の真髄がここに―― 現役魔術師による確かな経験と実践に基づく正統的理論書。クロウリーの魔術体系と伝説の聖典『法の書』に挑み、魔術師をめざす全ての者のための深遠なる基礎概論。 【目次】 序章 第1部 〈預言者666とセレマの黙示録〉 第1章 世紀末の獣 アレイスター・クロウリーの伝説 「黄金の夜明け」参入 東洋と西洋の秘儀研鑽「銀の星」団結成 「東方聖堂騎士団」参入 20 世紀最大の魔術師とトート・タロット クロウリー以後の魔術界 オカルト・リバイバルとセレマの発展 第2章 『法の書』の啓示 『法の書』伝授とその背景 『法の書』の主要メッセージ 『法の書』とセレマイト 第3章 新時代(アイオン)の魔術とホルスの時代の秘儀参入 時代(アイオン)の概念と『法の書』以後の魔術的世界観の変革 「秘められた神」と「真の意志」 ホルスの時代(アイオン)と子供の術式 新時代(アイオン)の救世主と筆記者アレイスター・クロウリー 第4章 「銀の星」団と「東方聖堂騎士団」 「銀の星」団の魔術カリキュラム 「東方聖堂騎士団」の位階制度と中核的儀式「グノーシスのミサ」 21 世紀の「銀の星」団と「東方聖堂騎士団」 第5章 新時代(アイオン)の修業体系と「大いなる作業」 錬金術のセレマ的解釈 黒化 腐敗「聖守護天使の幻視」 白化 啓発「聖守護天使の知識と会話」 赤化 昇華「深淵横断」 第2部 〈戴冠する獣と魔法の杖〉 第1章 魔術の再生 実践的魔術の基礎 魔術の定義 その普遍的定義と新時アイオン代の定義 「黄金の夜明け」団の魔術と新時代(アイオン)の魔術の共通点と差異 実践魔術の代表的技法とその目的 第2章 アレイスター・クロウリーと儀式魔術 カバラと万物照応 『七七七の書』の活用、儀式魔術と霊視 クロウリーとゲマトリア セレマ魔術特有の用語とその数値的分析 新時代(アイオン)の魔法円と神殿 魔法武器とその象徴的意味 セレマの主要儀式一覧と解説 ホルスの時代(アイオン)の儀式魔術総括 第3章 アレイスター・クロウリーと神秘主義 クロウリーと8段階のヨーガ 『道徳経』『易経』―中国の体系の影響 仏教の影響―無我、四聖諦、八正道、涅槃 イスラム神秘主義とその影響 タントリズムとクロウリーの性魔術 第4章 魔術の実践的アプローチ 魔術実践のための基礎的考察―検討すべきポイント 初学者のための基礎訓練カリキュラム ソロ魔術師と結社所属魔術師の相違点 必須参考文献紹介 終章 附録Ⅰ 『OZ の書』セレマイト宣言書 附録Ⅱ 用語解説 附録Ⅲ 参考文献一覧
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-戦後文学の代表的作家として大江健三郎が終生敬愛した作家、大岡昇平。同時代を東大仏文科で過ごし、別の道に進んだ批評家、蓮實重彦。影響を与え、与えられた異才と「沸騰的な」時代から、新たな読みを試みる、大江健三郎論の新たな地平。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 皇居の盆栽仕立て場、大道庭園 国賓をもてなす五葉松、樹齢600年におよぶ真柏…… 宮内庁協力のもと約3年にわたって撮影した貴重な盆栽の四季折々の姿 皇居の一角に大道庭園と呼ばれる盆栽の仕立て場がある。 国賓をもてなす黒松の古木、樹齢600年におよぶ真柏など、大道庭園では宮中行事に用いられる盆栽が大切に管理されている。 それら貴重な盆栽の四季折々の姿を美しい写真で紹介。一般公開されていない、まさに生きた文化遺産ともうべき銘品は必見!
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3.7ビル・ゲイツ絶賛! AIやロボット兵士が戦場に投入される時、何が起きるのか? ――急速に開発が進む「自律型兵器」の現場にレインジャー部隊出身のアナリストが迫る。先端軍事技術に関わる人々を訪ね、導入と規制の課題、戦争と人類の未来を展望する。解説/佐藤丙午
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-メンタル不調者をめぐる問題にとどまらず、起訴休職や組合専従休職、出向休職など、実務上みられる各種の休職・復職の場面を裁判例とともに広く取り上げた実務家必携の1冊。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大人の特撮ファンに向けて、『帰ってきたウルトラマン』のすべてを完全収録。豊富な写真とともにお届けします。 ウルトラマンジャックをはじめ、登場キャラクター、メカ、怪獣・宇宙人、ストーリーも掲載した、完全版です。 <内容>オープニング★怪獣攻撃隊MATと隊員★MATのスーパーメカ★ウルトラマンと全戦闘力・能力★第1話「怪獣総攻撃」★第2話「タッコング大逆襲」★第3話「恐怖の怪獣魔境」★第4話「必殺!流星キック」★第5話「二大怪獣 東京を襲撃」★第6話「決戦!怪獣対MAT」★第7話「怪獣レインボー作戦」★第8話「怪獣時限爆弾」★第9話「怪獣島SOS」★第10話「恐竜爆破指令」★第11話「毒ガス怪獣出現」★第12話「怪獣シュガロンの逆襲」★第13話「津波怪獣の恐怖 東京大ピンチ!」★第14話「二大怪獣の恐怖 東京大竜巻」★第15話「怪獣少年の復讐」★第16話「大怪鳥テロチルスの謎」★第17話「怪鳥テロチルス 東京大空爆」★第18話「ウルトラセブン参上!」★第19話「宇宙から来た透明大怪獣」★第20話「怪獣は宇宙の流れ星」★第21話「怪獣チャンネル」★第22話「この怪獣は俺が殺る!」★第23話「暗黒怪獣 星を吐け!」★第24話「戦慄!マンション怪獣誕生」★第25話「ふるさと地球を去る」★第26話「怪奇!殺人甲虫事件」★第27話「この一撃で地獄へ行け!」★第28話「ウルトラ特攻大作戦」★第29話「次郎くん 怪獣に乗る」★第30話「呪いの骨神 オクスター」★第31話「悪魔と天使の間に‥‥」★第32話「落日の決闘」★第33話「怪獣使いと少年」★第34話「許されざる命」★第35話「残酷!光怪獣プリズ魔」★第36話「夜を蹴ちらせ」★第37話「ウルトラマン 夕陽に死す」★第38話「ウルトラの星 光る時」★第39話「冬の怪奇シリーズ 20世紀の雪男」★第40話「冬の怪奇シリーズ まぼろしの雪女」★第41話「バルタン星人Jrの復讐」★第42話「富士に立つ怪獣」★第43話「魔神 月に咆える」★第44話「星空に愛をこめて」★第45話「郷秀樹を暗殺せよ!」★第46話「この一撃に怒りをこめて」★第47話「狙われた女」★第48話「地球頂きます!」★第49話「宇宙戦士 その名はMAT」★第50話「地獄からの誘い」★第51話「ウルトラ5つの誓い」 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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-心身・身体への関心の高まりの背後には、人間存在への抜き差しならない不安と焦燥に怯える民衆の姿がある。かつての時代においても転換期には、生命・精神・身体へ差し迫る危機を感知し、新たな民俗伝承文化を見出すことによって生き延びてきた民衆の姿がある。この不分明な時代の転換期に、ワザと身体、身体感覚、身体意識、心身相関の諸相を、芸能・技術関係の研究や文献を網羅し検証することによって、この現代の危機の実相を解読し、自然と人間との新たな相互関係を構想するための資料集である。 【目次】 [解説編] 福沢諭吉におけるワザと身体(礫川全次) [資料篇] 『かたわ娘』(一八七二年) 福沢諭吉 違式違条例(一八七三年以降) 発令府県不詳 赤子の躰に在る痣の如きものゝ事(一八八七年) 池田作次郎 拍手手指を以て売買するの遺風(一八九〇年) 井上喜久治 本邦人陰茎の包皮に就て(一八九九年) 足立文太郎 誤れる体育(一九二〇年) 田中香涯 日本人の坐り方に就て(一九二〇年) 入沢達吉 陳元贇と柔の始祖(一九二一年) 下川 潮 石棒に現れたる割禮の痕跡に就て(一九二四年) 武藤一郎 生命の救 ほか(一九二四年) 栗須七郎 支那及朝鮮に於ける巫の腹話術に就いて ほか(一九三一年) 孫 晋泰 馬体ノ名称、手入飼養法(一九三一年) 輜重兵第一連隊編纂 禿は人生を真暗にする(一九三四年) 本村儀作 躯体の童戯(一九三六年) 武藤鉄城 動物に扮する舞踊(一九四二年) 中山太郎 輸送船の対遭難訓練に就て(一九四三年) 大本営陸軍部 人形の遣ひ方とその組立(一九四三年) 石割松太郎 浮世繪農工畫と扱管・千刄稻扱 ほか(一九四三年) 多賀義憲 女形の姿勢 ほか(一九四四年) 尾上梅幸 健忘症と疣との治療(一九四六年) 浅田 一 犯罪と血液型(一九四七年) 浅田 一 京見て来い(一九四八年) 桂井和雄 あとがき
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-「左右」から見える日本文化のルーツとは? 死んだ人の着物を左前にするのはなぜか? 左前の鎧を着た埴輪が出土するのはなぜか? 神前に向かう神主がつねに左足から踏み出すのはなぜか? 昭和初期に雛祭の雄雛・雌雛の左右が入れ替わったのはなぜか?「左右」をめぐる問題は、容易に説明ができない《難問》ばかりである。 左右の民俗事象が「聖・俗」二項を媒介に、なぜ「浄・穢」の両義性や「貴・賤」の差別構造を生み出すのか? 古来日本では、神社の注連縄と棺桶を縛る縄はともに「左縄」であった。「左」は、吉と凶、浄と穢、正と邪の《両義性》を持っていた。左の両義性を括るのは「聖」であり、右に象徴される「俗」と対置される。 「左右」こそは、日本民俗学の蓄積と文化人類学の理論水準が結び付きうるスリリングで興味深い課題といえる。 たかが左右、されど左右。左右の民俗学を通して、日本文化の独自性やそのルーツ、汎アジア的な「左尊」文化、そして、あらゆる文明に共通する《対》と《両義性》の構造が見えてくる。必読の基礎的文献を網羅した本邦初の「左右学」の資料集。シリーズ完結の第5巻。 【目次】 ■解説篇 「左右」から見える日本文化のルーツ 左前とは何か/なぜ左前はいけないのか/左前と「逆さごと」/「逆さごと」と左右/常識としての右尊左卑/神事における左尊右卑/右尊・左尊どちらが基礎的か/左=聖・右=俗という視点/左右と日本の固有文化 ■資料篇 1◎ 右得手と左得手(一九〇三年) 寺石正路 2◎ 左得手と右得手(一九〇三年) 寺石正路 3◎ 左右の尊卑に関する穂積陳重君の疑問(一九〇五年) 坪井正五郎 4◎ 左側右側尊卑の習慣(一九〇五年) 坪井正五郎 5◎ 左右の尊卑について(一九〇五年) 金子 徴 6◎ 左右尊卑に関する質問に就て(一九〇五年) 菅野真澄 7◎ 左右尊卑の鄙見(一九〇五年) 阿波加修造 8◎ 左(pidari) 右(migi, migiri)(一九〇五年) 白鳥庫吉 9◎ 源氏左折の話(一九一三年) 宮本揩衣 10◎ 盤領衣著用女子ほか(一九二三年) 高橋健自 11◎ 衣褌(一九二四年) 高橋健自 12◎ 左右尊卑攷(一九二八年) 那波利貞 13◎ 原始衣及胡服時代(上古)ほか(一九二九年) 高橋健自 14◎ 左の目(一九三一年) 中山太郎 15◎ 一と左(一九三六年) 白鳥庫吉 16◎ 朝鮮の禁忌縄に関する研究(抄)(一九三七年) 今村 鞆 17◎ 右利の原因に関する疑問(一九四〇年) 田中香涯 18◎「ひだり」考(一九四二年) 桂井和雄 19◎ 左尊右卑の思想と民俗(一九四二年) 中山太郎 20◎ 禁縄と注連縄(一九五四年) 秋葉 隆 あとがき
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-読書趣味と学問道楽と猟奇癖! 糞尿の〈呪力〉と〈汚穢性〉にみる近代日本人の糞尿観とは? 三島由紀夫の『仮面の告白』によれば、主人公の「私」は、五歳の時に道で〈汚穢屋・おわいや〉(糞尿汲取人)に出遭い、「汚穢屋になりたい」という憧れを抱いたという。三島由紀夫の出自の秘密にかかわる汚穢屋に対する過剰な思い入れは、汚穢屋に〈賤民性〉を見出す大正期以降の近代都市住民の誤解や偏見の反映であるとはいえ、糞尿の〈呪力〉に対する日本人固有の情念と憧憬に根差していたといえるのである。 近代日本における糞尿利用の変遷と近代日本人の糞尿観の変化に焦点を当てつつ、糞尿をめぐる日本人の心意を解読し、基層文化の深層に迫る資料集。 宮武外骨「小便考」、田中香涯「糞と尿」、井上一之「日本便所考」他、埋もれた資料や閲覧しにくい26の文献を収録、注釈も付した読みやすい全文新組み版。 『週刊朝日』で高橋源一郎氏、好評!!! 目次 ●解説篇 糞尿はいつから〈汚物〉になったのか?近代ニッポン糞尿史序説(礫川全次) ・三島由紀夫の〈汚穢屋〉願望/三島由紀夫の「出自」について/〈汚穢屋〉は賤民にあらず/昭和初年の東京における〈汚穢屋〉の実像/竹内武雄氏の「汲み取り」体験/徳富蘆花の見た「不浄取り」/都市住民の〈汚穢屋〉に対する意識/本資料集の編集方針について ●資料篇 凡例 ●「古糞鑑弁之記」大原栗(一八一二) 『下肥』(一九一四)より ●「阿房陀羅経(下肥の注意)」堀之内片田舎生 『新潟県農事報』(一九〇六)より ●「小便考」宮武外骨 『滑稽新聞』(一九〇八)より ●「下肥」中尾節蔵 『修正実用肥料学』(一九〇八)より ●「糞と米とは何れが尊き乎」矢崎亥八 『日本農業雑誌』(一九〇九)より ●「人糞尿又下肥」佐々田源十 『最新実用肥料学』(一九一〇)より ●「日本の糞と西洋の糞」岩村透 『ニコニコ』(一九一一)より ●「支那の厠神」吉田巌 『人類学雑誌』(一九一四)より ●「名古屋市に於ける屎尿市営方法」燕佐久太 『下肥』(一九一四)より ●「人糞尿の話」古市末雄 『軍隊農事講習講演集 ?第二輯』(一九一五)より ●「迷信としての犯罪者の脱糞」寺田精一 『変態心理』(一九一八)より ●「糞便ノ成分」(他)及能謙一 『糞便学』(一八一八)より ●『内務省実験所考案改良便所』内務省衛生局 (一九二七) ●「内務省式改良便所」相澤時正 『便所の設計及改良法』(一九二九)より ●「便所はどうすればよいか」高野六郎 『都市問題』(一九三〇)より ●「岡山地方農家の便所」今村勝彦 『旅と伝説』(一九三三)より ●「アカゴノセツチンマヘリ」(他)中山太郎 『日本民俗学辞典』(一九三三)より ●「糞と尿」(他)田中香涯 『史実の種々相』(一九三六)より ●「日本便所考」井上一之 『近世便所考』(一九三七)より ●「東洋便所風景」田辺泰 『近世便所考』(一九三七)より ●「本邦衛生工業の発達」(抄)須賀藤五郎 『近世便所考』(一九三七)より ●「城口式大正便所」高橋彦次郎 『近世便所考』(一九三七)より ●「汲取便所」(抄)高野六郎 『便所の進化』(一九四一)より ●「犯人の肉体的痕跡」矢崎憲正・中村治郎 『犯罪証拠』(一九四七)より ●「しようべん考」(他)滝川政次郎 『別嬪と美人』(一九五六)より ●「旧十五区市営前の屎尿処分の実態」黒川義雄 ?『東京都における屎尿処理の変遷』(一九六一)より
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 20世紀半ばに登場した核・原爆は世界のありようを一変させた。広島・長崎への原爆投下、今日も続く各国の核実験、原子力の「平和利用」と原発事故……。それらは生活だけではなく社会制度や文化に大きな影響を及ぼした。 社会的・政治的には様々な問題や議論を引き起こし、文化的には物語として表象され人々に受容されてきた核のイメージや言説の全体像をとらえるために、70項目をピックアップして、基本情報から論点・要点までを項目ごとにまとめる。 〈原爆〉から「戦後70年」を見通すだけでなく、「いま」と「これから」を考える有用な知の資源として活用できる、最新の知見と視点を盛り込んだ充実の「読む事典」。
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-人々を政治的・社会的・文化的に統合し均質化する近代の国民国家は、非合理な他者の一つとして〈怪異〉を排除した。だが〈怪異〉はそのような近代社会と緊張関係をはらみながら様々に表象され、ナショナリズムにときに対抗し、ときに加担してきた。 戦前・戦後の文学作品、怪談、史跡、天皇制、二・二六事件、マルクス主義と陰謀論、オカルトブーム――〈怪異〉にまつわる戦前・戦後の小説や史料、事件、社会的な現象を取り上げて、「戦争」「政治」「モダニズム」という3つの視点からナショナリズムとの関係性を読み解く。 〈怪異〉とナショナリズムが乱反射しながら共存した近代日本の時代性を浮き彫りにして、両者の奇妙な関係を多面的に照らし出す。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東アジアで米を原料とする発酵飲料が廃れていく中で、なぜ日本でのみ酒の製法が存続し、続いているのか。土地、水、気候とともに、歴史と文化、宗教など日本のアイデンティティと深く結びつき独特の発展を遂げてきた日本酒を、フランス人である著者がワイン文化と比較しながら紐解いていきます。 欧米での酒ブーム、国内での地酒に対する注目など、グローバル化と共に新たな展開を始めている日本酒について、生産地保護などこれから取り組まれるべき課題などにも目を配りながら、日本酒の魅力を余すところなく紹介します。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人類が燈火を得るために用いてきた多種多様な植物との出会いと個個の植物の来歴,特性及びはたらきを詳しく検証しつつ「あかり」の原点を問いなおす異色の植物誌。
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-第二次世界大戦後、独自に発展してきたタイの機械技術。そこに関わる人とモノとは、どのような関係を結んできたのか。マルセル・モースの技術論、アクターネットワーク理論を駆使して文化/自然の二元論を乗り越える、テクノロジーの人類学。
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4.0現在においても公認文化から排斥され、深層に抑圧された無意識的な概念の表出する舞台であるオカルティズム。それは近代ヨーロッパにおいて社会ダーヴィニズムと接合し、とりわけナチ・ドイツにおいて、フェルキッシュな人種論として先鋭化、ついには純粋アーリア=ゲルマン人種のホムンクルスを造らんとする計画が「生命の泉」で実行に移されようとするまでに至る。その全体と本質を初めて明らかにした幻の名著がついに増補再刊。
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-ロボット神話を解体する、ポストプルーラル人類学の挑戦! マンガやアニメのなかで活躍する一方、人間の生活を支える新技術として研究されるロボット。ロボットをめぐる文化/科学的実践を分析し、機械と生命、欧米と日本、過去と未来をつなぐ機械人間と日本人の密やかな関係を描き出す。
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3.0インド洋に浮かぶ島マダガスカル。近年観光としても脚光を浴びるこの島のおいたちから気候、民族、言語、宗教、歴史、ワオキツネザルやバオバブの木などの動植物の生態、人々の生活・病気・葬儀までその魅力のすべてまとめる。
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3.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ベンヤミンをはじめ、二十世紀の歴史を生き切った人びとの言葉へ、詩人が旅した記録を集成。それぞれの場所、それぞれの風景の声に耳を澄まし、二十一世紀への宿題となったパトリオティズムの行方を確かめる備忘録。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マチネ・ポエティクのひとりとして『1946 文学的考察』で文壇に登場して以来、文学、芸術を中心にして政治、社会、思想など多方面にわたる評論・創作活動に従事し、戦後日本を代表する知性ともいうべき加藤周一(1919~ )の、旧制高校時代から1979年までの主な活動を集成する。本著作集は、収録著作を精選し、あらたに「追記」「あとがき」による註を加えた、著者自身の編集になる。
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-戦後東アジアの視聴覚メディアは、地域間・メディア間で相互に連関しながら成熟していった。日本・上海・北朝鮮・韓国・台湾・シンガポールなどのテレビ・映画・ラジオ・レコードの変遷を膨大な史料から丁寧に描き、視聴覚メディア史の見取り図を提示する。
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-無償で臓器を提供した家族の背後に見え隠れする苦悩、部品化した身体の行方、脳死論争の現在……。制度と実践を緻密に分析することで、身体への技術的介入の先に現れる、生と死の姿を浮き彫りにし、社会と経済の秩序再編のプロセスを描き出す
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 民俗学者、草花研究家、随筆家の著者が、田舎暮らしの日常生活を独特の観察眼と柔らかな文章で綴る。忘れられた日本の原風景が甦る。 【目次】 春 三月 かのこ雪 こめくさとはっかけばな 花味噌 ゆきわりばな すじまき(稲の話 一) ねかっこのあっぱ へどつきばな たんころば 馬買わずか 山村の生活の一 労働 へんびのすいこき うしごぼう おのが影 諺と歌の一 夏 かつらづる 田植(稲の話 二) なべころし いるご餅 ままっこ あぜづけなど(稲の話 三) もちどて 田の草など(稲の話 四) 盆の花 朝のチャッカリ 山村の生活の二 嫁と姑 とうすみぐさ 子を捨てる藪 諺と歌の二 秋 すずめのちょこもり ほんだらといんだら おぶやしね 山村の生活の三 お産 じゅんさいとひし おがらむらだち はつせさんの焼餅 山村の生活の四 食べもの かけあざみ 稲刈りなど(稲の話 五) ぶすぶんど よめのきんちゃく わかめの行列 諺と歌の三 冬 あかざ 藁仕事など(稲の話 六) あかわた ぎんなら ひとになる 山村の生活の五 婚礼 ろうのき 屋根の話 ひょーび そぎっぱ 春木とり さかき 七つ坊主 諺と歌の四 あとがき 宇都宮 貞子 1908~1992年。民俗学者、草花研究家、随筆家。旧制県立長野高等女学校卒。東京女子大学中退。 著書に、『草木覚書』『草木ノート』『山村の四季』『草木おぼえ書』『八重葎帖』『螢草抄』『草木の話 秋・冬』『草木の話 春・夏』『たんたん滝水 村の自然と生活』『雪の夜咄』『山にあそび野にあそぶ』『野山の十二カ月 (野外への扉)』『草木抄 四季』(熊田達夫写真)『植物と民俗』『冬の草木』『夏の草木』『秋の草木』『春の草木』『科の木帖』『私の草木誌』などがある。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 インドネシア・スンパ島におけるフィールドワークをもとに、「家」に生きる人々の日々の暮らしと、盛大に開かれた大祭を描く民族誌である。
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-二つの世界大戦から、革命と共産主義、無意識とセクシュアリティ、言語論的転回、アメリカの亡命者たち、映画と精神分析とファシズム、ホロコーストの記憶、構造主義、「歴史の終わり」、情報テクノロジーの進展、世界文学、そして「廃墟としての未来」まで……時代の転回期に「二〇世紀の夢」を振り返る徹底討議。 ■目次 第一回 世紀の開幕 第二回 世界内戦1.0 第三回 革命と共産主義 第四回 無意識とセクシュアリティ 第五回 言語論的転回とその〈谺〉 第六回 亡命者たちのアメリカ 第七回 「映像」の運命 第八回 世界内戦2.0 第九回 批評の革新 第十回 エイティーズ 『空白』の時代 第十一回 インターネットの出現 第十二回 〈世界文学〉のために 後記
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-【中公学芸ライブラリー】劇作家にして文明論者、そして独自の美意識と知性で現代社会を読み解いた知の巨人――山崎正和。文化、歴史、言語、儀礼といった多様な領域を自在に往還しながら、その根底に流れる「文明」を論じる。 【解説】苅部直 【目次】 もうひとつの学校 Ⅰ 日本文化の世界史的実験――第二の開国をめざして 正義から儀礼へ――倫理的空白のなかでの二十一世紀 近代思想史の実験場――日本――「自我」と「アジア」 Ⅱ 日本文化の世界性――柔らかい個人主義の系譜 おんりい・いえすたでい‘70S~‘80S――透明な停滞期 アルスの復活 Ⅲ 大分裂の時代――引き裂かれる近代 卑劣な二重基準 歴史の真実と政治の正義――歴史の見直しをめぐって 教養の危機を超えて 大停滞時代の変身願望症候群 さよなら、スヌーピー――ある日米戦後の終わりの思いで
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-葬儀は、その社会の価値体系が集約的に示され、最も重んじられる儀礼である。植民地支配の中で葬儀がどのように日本化されていったのか、受容・抵抗・やり過ごしを通し、支配・被支配双方の「近代」を見つめ直す。 本書のテーマとして取り上げたのは、「植民地期の葬儀の変容」である。どの時代や地域においても葬儀は、その社会の価値体系が集約された儀礼であり、日常の暮らしのなかで人びとが重視し、その形式を維持継承しようとするものである。漢族の地方文化圏として、すでに一つの成熟期を迎えつつあった清末台湾漢族社会においても、それは伝統的価値体系を端的に示す事象だった。 しかし一八九五年から開始された日本の台湾統治は、まさに「近代」と表裏一体であり、「近代化」の名のもとに現地社会ではさまざまな伝統的価値観が否定されていった。その「植民地近代化」の過程で、葬儀という伝統的な儀式が、どのように変容したのか、あるいはしなかったのか。これらを歴史学の手法で分析・検証することは、支配者と被支配者の心情が複雑に絡み合う植民地社会の実相に、日常の視点から迫る手だてとなろう。(本文より抜粋) 【目次】 はじめに 序章 一章 伝統社会の葬儀と死体 第一節 伝統社会の葬儀 第二節 伝統社会と死体 二章 衛生と死体──統治期初期の死体と火葬をめぐる状況 第一節 植民地統治と死体 第二節 密葬と火葬 三章 植民地支配と葬儀──一九一〇~二〇年代を中心に 第一節 「旧慣」としての葬儀 第二節 郷紳層と葬儀 第三節 民族運動と葬儀 四章 台南墓地移転問題 第一節 都市と墓地 第二節 住民と墓地 小結──移転問題の結末 五章 皇民化政策と葬儀 第一節 戦時下の葬儀のゆくえ 第二節 改善葬儀の周辺 第三節 文学作品のなかの「葬儀改善」 六章 植民地の日本仏教──臨済宗妙心寺派の活動を中心に 第一節 台湾における臨済宗妙心寺派の活動 第二節 日本仏教と寺廟整理運動 第三節 日本仏教化する葬儀 終章 あとがき 主な参考文献・略年表・索引 【著者】 胎中千鶴 立教大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。 現在、目白大学、立教女学院短期大学非常勤講師。 主な著書論文に『植民地台湾を語るということ:八田與一の「物語」を読み解く』(2007年、風響社)、「日本統治期台湾の齊教に関する一視点」(『史苑』第60巻第2号)などがある。
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-疾病・狂気が排除され、死が隠蔽された日常とは、〈癒し〉が忘れられた世界にほかならない。近代日本における〈医の歴史〉を歴史民俗学によって解読する。かつての日本では、肺結核・梅毒・風土病などの〈死に至る病い〉は、まさしく日常生活の一部であった。日本住血吸虫から回虫・蟯虫まで、ほとんどの日本人は寄生虫をその体内で養っていた。今日、疾病や狂気が世俗から排除され、死もまた日常生活から隠蔽されている。しかしそうした悩みなき日常とは、すなわち〈癒し〉が忘れられ、〈癒し〉への回路が絶たれた世界とも言える。〈病い〉こそが〈癒し〉なのは、徴兵忌避者に限らない。癒しが日常の世界から消失した今日、近代日本における〈医の世界〉の歴史を歴史民俗学の手法で解読しながら、病いという苦悩を癒しと安穏の世界へと導き転換しようとする民衆の心意を照射する。人面瘡と人面犬(田中香涯)、糞談議抄(小泉丹)他20文献を収録した資料集! 好評「歴史民俗学資料叢書第3期」の第2巻刊行! 【目次】 ■解説篇 風土病の悲劇と徴兵制の重圧/桂田富士郎と「姫」というネコ/三神三郎と日本住血吸虫発見の碑/ミヤイリガイかカタヤマガイか/「糞便を水の中に入れるな」/日本住血吸虫病の「根絶」/ミヤイリガイの根絶と環境破壊/徴兵よけとしての風土病/弾丸よけ信仰と国防婦人会 ■資料篇 凡例 1 虎列刺豫防諭解(一八八〇年) 内務省社寺局・衛生局 2 徳川家康の身体に就いて(一九〇七年) 富士川游 3 疾病(一九一三年) 楢木末實 4 朝鮮に於ける特種の犯罪(一九一五年) 中野有光 5 一狂者の追想録(一九三六年) 某氏 6 社会的に必要なる病者(一九二〇年) 田中香涯 7 寄生虫病及地方病予防抄(一九二一年) 宮入慶之助 8 痘瘡と赤色(一九二三年) 田中香涯 9 眼病と呪療法(一九二七年) 鹿児島茂 10 奉納物(一九二八年) 富士川游 11 アイヌ雑談(一九三〇年) 原田雄吉 12 目をとがめる神さま(一九三四年) 小井川潤次郎 13 吉良上野介義央の切創と之を治療せる栗崎道有(一九三四年) 田中香涯 14 療病呪符其他に就いて(一九三八年) 富士川游 15 日本の癩(一九三九年) 林芳信 16 戸塚の陰嚢象皮病(一九四〇年) 田中香涯 17 人面瘡と人面犬(一九四〇年) 田中香涯 18 長崎市のデング熱流行に就て(一九四二年) 石井信太郎ほか 19 蛔虫談議抄(一九四八年) 小泉丹 20 糞談議抄(一九五〇年) 小泉丹 あとがき
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-日本を代表する民俗学者・柳田國男は、ヤマビト(先住民)やサンカを対象に差別の淵源に迫る志向を持ちながら踏み込んだ研究を残すことはなかった。人類史の初原にかかわる性愛の分野においても、その炯眼によって基層文化の深淵から注目すべき視点を抽出していたが、ついにそうした研究を極めることはなかった。近代日本国家のイデオローグ・柳田國男が考究を忌避した《性愛の民俗学》の空隙を埋めるべく、尾佐竹猛、中山太郎、伊波普猷、安田徳太郎らの優れた業績を網羅的に収録した研究者必読の文献である。 【目次】 ■解説編 柳田國男における性愛の民俗学 ■資料編 1 本邦男女婚姻年齢取調復命書(1889年)本邦男女婚姻年齢取調委員 2 るーでさつく 他(1912年)尾佐竹猛 3 ボサと野合摘発のボサウチ(1923年)宮武省三 4 元服の土俗と割礼(1923年)中山太郎 5 長崎地方に遺存せしJus primae noctisの痕跡(1927年)八重津輝勝 6 日本性愛奥義篇(一)(一九二七年)酒井潔 7 編輯者の言葉(1929年)安田徳太郎 8 土佐柴折藥師祭禮(1929年)寺石正路 9 はらみ女の迷信考(1929年)X・Y・Z 10 シタクチバナシ(1930年)橋正一 11 八重山島のマクタ遊び(1930年)伊波普猷 12 賣女の波と其汎用濫の状態(1930年)草間八十雄 13 琉球の遊女(1931年)金城朝永 14 検黴の初め(1931年)永見徳太郎 15 堕胎の方言と民俗(1931年)中山太郎 16 地方の性生活(1934年)中山太郎 17 碓の誥び(1934年)中山太郎 18 新枕(1948年)佐藤紅霞 19 パンパン語源考(1949年)神崎清 20 童謡閑話(1950年)山崎基次郎 あとがき
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3.0高度経済成長期に形成された東京都市圏の郊外社会――。当初は批判的に語られた郊外地域は、半世紀がたとうとする現在ではどのように成熟し、これからはどう変化していこうとしているのだろうか。 そして、郊外に暮らしてきた住民はまちづくりとどう関わり、高齢者はどのような生活を送り、これから迎えるポストコロナ期にライフスタイルはどう変貌するのか……。 東京都市圏の多摩丘陵に位置する川崎市麻生区をモデルに、住民へのインタビューやウェブ調査などをとおして、まちづくりのあり方や隠れた魅力、近隣の大学とコラボした文化活動、コロナ禍の影響などの郊外の実態を描き出す。 また、多摩ニュータウンなどの計画的に建設された郊外住宅地と異なり、麻生地域は個別開発の集合体として住民主導の草の根で建設されてきた。その歩みをたどることで、地域の人々の手によるまちづくりの格好の参考事例と今後のあり方を提示する。 川崎新都心街づくり財団と地元の複数の大学が協力して、多様な調査を元に郊外の持続型モデルを提言する貴重な成果。各自治体の関係部署、まちづくりを実践している市民やNPO、開発をサポートする企業などは必携の一冊。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 文芸評論家にして、哲学者、思想家の著者が、「芸術とは何か? なぜ、「美」を感じるのか? 芸術制作において、芸術家の心の中でなにが起こるのか?」を問い直す。 【目次より】 芸術とは何か 一 美と芸術 二 人間と美 三 芸術と世界観 芸術の内容 芸術の歴史性について 芸術における創造と伝統 芸術制作における内在・超越の問題 あとがき 唐木 順三 1904~1980年。元明治大学教授。文芸評論家、哲学者、思想家。『中世の文学』で読売文学賞・文芸評論賞を受賞。日本芸術院賞受賞。 旧制松本高等学校(現:信州大学)文科甲類卒業後、京都帝国大学文学部哲学科卒業。 研究分野は広いが、特に、中世日本仏教研究。1940年に有志で筑摩書房を設立し、中村光夫らと共に顧問となる。 著書に、『現代日本文学序説』『近代日本文学の展開』『鴎外の精神』『三木清』『作家論』『森鴎外』『現代史への試み』『近代日本文学』『近代日本文学史論』『詩とデカダンス』『中世の文学』『夏目漱石』『詩と哲学の間』『千利休』『無用者の系譜』『朴の木』『中世から近世へ』『無常』『日本の心』『応仁四話』『仏道修行の用心 懐弉 正法眼蔵随聞記』『飛花落葉』『古代史試論』『詩と死』『日本人の心の歴史』『良寛』『古きをたづねて』『日本人の心の歴史 補遺』『光陰』『あづまみちのく』『続 あづまみちのく』『歴史の言ひ残したこと』『古いこと 新しいこと』『「科学者の社会的責任」についての覚え書』『禅と自然』など多数。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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4.0明治維新から西欧にならって殖産興業を急ぎ、新しい組織=株式会社が次々にできたことで生まれたサラリーマンはどのように「成長」してきたのか。現在では「ありふれた一般人」の総称とされるサラリーマンは、いつ社会に登場したのか。また、サラリーマン層を「安定」の表象とする社会意識の浸透には、どのような歴史的・社会的背景があるのか。 「ありふれた一般人」という集合体としてだけ語られがちなサラリーマンに焦点を当て、彼らが生きた各時代の社会のなかで、彼らのどのような心情が様々な文化表象に反映されてきたかを明らかにする。具体的には写真、漫画、映画、そして文学作品、とりわけ文学作品という虚構の背後にそびえる社会状況をサラリーマンの視点から読み解いていく。 立身出世、小市民、インテリ、労働組合――。かつて「一億総中流」といわれ、その象徴として「安定と平凡な家庭生活」の代償に働き続けたサラリーマンたちのさまざまな表情を、各時代を生きたリアリティとともに浮き彫りにする労作。
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-カッパ、カマイタチ、くねくね……私たちはなぜ、それらを妖怪と呼ぶことができるのか。私たちにとっては実在しない・超自然的である・俗信だから、だろうか。だが、ある時代や別の社会にとってみれば、妖怪はそのようなものではなかった。この食い違いは、どうすれば和らげられるだろうか。妖怪の概念をどのように書き換えていけばいいのだろうか。 妖怪を超自然的で実在しないものだとしてきた妖怪研究の存在論的前提を問い直すために、主に18世紀末から現代までの自然/超自然、宗教、近代/非近代をめぐる議論、日本の知識人の言説や思想、学知を渉猟して、それらと絡み合うなかで現代の妖怪概念が生成してきた過程を丁寧に分析する。 さらに、主要な妖怪を題材に、自然と文化、科学と俗信などの区分の構築とその限界を検証し、現代の私たちが想像してきた「非近代的存在論」に収まらない妖怪の記述の仕方を模索する。 妖怪と妖怪研究の関係性を存在論的転回の人類学の視点から批判的に検証する。そして、妖怪を超自然や非実在なものに還元せず、状況に応じて適切な概念でそのつど捉えていくことの重要性を指摘する。妖怪研究の再構築を試みる野心的な研究成果。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 柳田国男と地方の野の研究者=小さき者との交流を追跡し、両者のまなざしの交換をかいまみる。そこにこそ「民俗学」の原泉があった。──柳田は何を展望し、小さき者は何を見ていたのか。野を歩き、時代の証人の声に耳を傾けた労作。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 満族の清朝に起源をもつチャイナドレスは、清末期から民国期、文化大革命期、改革開放期へとどのように変化し、受容され否定されてきたのか、その女性史的・社会史的な意味は何か。史料を縦横に読み解いて、中国の近代化と服飾文化との関係を考察する。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 岡山藩の藩政を、商業史・流通史・経済史的の側面から分析を試みた研究書。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 渡米移民に生活の心得や排日期の対処法を伝授したのは、非営利団体や教会などが発行した栞であった。多くの資料を丹念に収集・分析し、斬新な視点で、移民の日常生活から日米移民交渉史まで考察した現代版「栞(道しるべ)」。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 19世紀ロシアの文豪の5大作品『罪と罰』『白痴』「悪霊』『未成年』『カラマーゾフの兄弟』を宗教哲学者が読み解く。 【目次】 まえがき ドストエフスキーの世界における宗教的なるもの 第一章 民衆、および民衆の聖なるものへの道 民衆/敬虔な女たち/異教 第二章 静かな人々と偉大な受容 民衆と個人/ソーニャ・アンドレーヴナ/ソーニャ・セミョーノヴナ 第三章 宗教的な男たち 民衆と宗教的な男たち/巡礼者マカール/ゾシマ長老とその兄マルケル 第四章 智天使(ケルビム) これまでとの関連/アリョーシャ・カラマーゾフ/真理と天使 第五章 反抗 大審問官の説話とその作者/イワン・カラマーゾフ/説話と、それに関連する問題 第六章 無神 まえがき/キリーロフ/有限性と無/スタヴローギン 第七章 キリストの象徴 設問/ムイシュキンの人格/人物の意味 あとがき 訳者あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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-新しい意識とは祝福の行動なり 石は生きた叡智のあらわれ オールカラー! ! アゼツライト、モルダバイト、ローゾフィアなど「新しい意識」の出現に最適と思われる62種類の石を紹介! 石との瞑想を通してグレートセントラルサン、次元間の旅をし、ライトボディを目覚めへと導きます。 弊社既刊『ブック・オブ・ストーン』の著者の体験と綺麗な写真が豊富に掲載! 「この本に入り込むためには、著者が記していることはすべて彼の実体験だということを覚えておいてください。ここに書かれているのは、石とのワークを通じて、存在としての劇的な変容を体験した人による信頼すべき意見です。この変容は道を示す地図もなく起こりました。」(はじめに)より 「アホーアイトを使った瞑想ワークを始めると、まず石からの挨拶を受けました。この場合の挨拶とは、石の特別な振動パターンに物理的に遭遇することを指して言っています。私はこれをハート、サードアイ、クラウンの各チャクラのほか、“神の口"として知られる後頭部のチャクラポイントにも感じました。喉のチャクラに強く感じると思っていましたが、この最初のセッションでは、どうやら石の波動にとってはその他のエネルギーセンターも刺激することが大切なようです。」 「スコレサイトのエネルギーをもっともよくあらわしているのは、“内なる平和"という言葉です。瞑想の効果を高めたい、もっとリラックスして眠りたい、もっと素敵な夢を見たい方には、スコレサイトは特におすすめです。スコレサイトのかけらをサードアイに持っていくと、ゆっくりと回転するエネルギーの脈動を体験することがあります。落ち着く感覚が下りてくるとともに、高次元の意識へそっと持ち上げられるような安らいだ気持ちになります。」 「モルダバイトは、体内で必要とされる場所に移動する傾向があります。バランスの保たれていないところはどこでも、自然とそのエネルギーが集中します。解消すべき深刻な不均衡がない場合は、この瞑想と同じように心臓の周りに巻きつき、エネルギー体全体を活性化して啓発するように作用します。」(以上、本文より) (目次)より抜粋 第 1章 新しいクリスタルのビジョン 第 2章 新しい意識と世界霊魂 第 3章 ここでは何が起きている? 第 4章 リキッドクリスタルボディマトリックス 第 5章 ライトボディとグレートセントラルサン 第 6章 クリスタルの瞑想 第 7章 石を使ったヒーリング 第 8章 生命の水:クリスタルウォーターとエリクシール 第 9章 クリスタルツールとジュエリー 第10章 アゼズの物語 第11章 共同創造と変容 新しい意識のための62の石
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 日本近代文学の巨匠・夏目漱石を、文芸評論家にして、哲学者・思想家の著者唐木順三が、その文学の内奥に迫る渾身の漱石論。特に未完の『明暗』に「則天去私」の思想を探る。同時代の作家、長塚節、鴎外、子規などと比較し、漱石の独自性と時代性を浮き彫りにする。 【目次】 一 漱石概観 まへがき 一 逃避と反抗の時代 二 反省の時代或ひは自己苦悩の時代 三 人生観照の時代 附録 漱石に於ける現実 二 『明暗』論 まへがき 一 『明暗』の成立まで 二 『明暗』の稜端 三 『明暗』の運び 四 余録 三 漱石における「狂」の問題 四 長塚節と漱石 鴎外と漱石 子規と漱石 ケーベルと漱石 五 作品解説 あとがき 唐木 順三 1904~1980年。元明治大学教授。文芸評論家、哲学者、思想家。『中世の文学』で読売文学賞・文芸評論賞を受賞。日本芸術院賞受賞。 旧制松本高等学校(現:信州大学)文科甲類卒業後、京都帝国大学文学部哲学科卒業。 研究分野は広いが、特に、中世日本仏教研究。1940年に有志で筑摩書房を設立し、中村光夫らと共に顧問となる。 著書に、『現代日本文学序説』『近代日本文学の展開』『鴎外の精神』『三木清』『作家論』『森鴎外』『現代史への試み』『近代日本文学』『近代日本文学史論』『詩とデカダンス』『中世の文学』『夏目漱石』『詩と哲学の間』『千利休』『無用者の系譜』『朴の木』『中世から近世へ』『無常』『日本の心』『応仁四話』『仏道修行の用心 懐弉 正法眼蔵随聞記』『飛花落葉』『古代史試論』『詩と死』『日本人の心の歴史』『良寛』『古きをたづねて』『日本人の心の歴史 補遺』『光陰』『あづまみちのく』『続 あづまみちのく』『歴史の言ひ残したこと』『古いこと 新しいこと』『「科学者の社会的責任」についての覚え書』『禅と自然』など多数。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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-恋とお金と夢に効く! 女性から高い支持を受ける人気作家である佳川奈未! そんな著者のベストセラーを集めた10冊セットがついに登場! 恋愛やお金などといった女性が一番気になることに関してや、元気に生きるための言葉がたくさんたくさん詰まっています!! きっとこの本たちのパワーによって、人生を美しく、そしてキレイに輝ける自分になれます♪
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-中米グアテマラ高地のマヤ系先住民の1960~2000年代の経験による政治民族誌。 1847年グアテマラ共和国成立後、1944年の革命を経て、現代までに、彼らは政治的・経済的な影響に直面してきた。なかでも内戦期(1961‐1996)の筆舌に尽くし難い暴力経験、葛藤にともなう変化が彼らの語りで再現される。希少なラテンアメリカ地域研究の「政治民族誌」として政治暴力の研究手法にも扉を開く。
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3.0柳田国男にとっての「民俗」とは、古き良き日本の原風景といった郷愁に満ちたものだったのだろうか。柳田以降に醸成された「民俗学」をめぐる神話から脱し、「公民」「よき選挙民」の育成を企図した柳田民俗学の実像にせまる。
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-山賊・海賊は国を奪ふの大盗よりも軽し。(『異制庭訓往来』) 〈無法〉と〈悪党〉をキーワードに、「犯罪」と「国家」を同時に相対化する! テロ、謀反、非合法集団の〈無法〉。博徒、陜客、ヤクザ、アウトローの〈悪党〉。そして、国家に内在する権力という〈無法〉。日本の歴史を形成し、日本の社会を特徴づけてきた〈無法〉と〈悪党〉の秘密を解き明かす。 伊藤博文、中山太郎、田村栄太郎、田中光顕ほか明治19年から昭和27年までの、異色の論文・資料23編を収録。 【目次】 ■解説篇 ●無法と悪党が創った国・日本[礫川全次] 「明治天皇は南朝の天子を殺し神器を奪った北朝の子孫」/水戸学と南朝再興の大義/喜田貞吉と「大賊・小賊」/元勲・田中光顕とコンクリート製の寝室/志士・田中光顕と血盟団事件/ダレル・ベリガンのヤクザ研究/ベリガンの批判的視点と分析的視点/長谷川昇の画期的博徒論/網野善彦の壮大な「無縁」論 ■資料篇 1 蹈血(抄)(一八八六年) 木村邦舟 2 馬関挙兵の状(一九〇〇年) 伊藤博文 3 無政府共産(一九〇八年) 内山愚童 4 下獄に際して感ぜしこと(一九一〇年) 田岡嶺雲 5 涜職罪検挙に関する上奏案(一九一六年) 大場茂馬 6 明治元年の東京(一九二〇年) 関根正直 7 大浦卿の一外伝(抄)(一九二一年) 野村本之助 8 喜剣思想(一九二五年) 尾佐竹 猛 9 見込捜査時代(一九二九年) 江口 治 10 盗人神(一九二九年) 中山太郎 11 乱波と風呂寺(一九三〇年) 田村栄太郎 12 愛国二人々気男(一九三二年) 岡見 齊 13 『盗』の徳史(一九三三年) 坂ノ上言夫 14 歴史上の合法非合法ギヤング(一九三五年) 田村栄太郎 15 懐中物御用心(一九三五年) 平山喜久松 16 生麦事件で夷人を斬殺した私(一九三六年) 久木村治休 17 賀川肇の暗殺(一九三六年) 田中光顕 18 上州遊び人風俗問答(一九三九年) 武田愛之助・田村栄太郎 19 攘夷盗木弥太郎懺悔談(一九三九年) 青木彌太郎・田村栄太郎 20 インフレ風景ほか(一九四〇年) 猪俣浩三 21 経済警察の生命線ほか(一九四〇年) 窪 孝治郎 22 育関係職事件懇談会記録(一九四三年) 司法省刑事局 23 各地の情勢の中の特徴的なものについて(一九五二年) 大杉演劇研究会 あとがき
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-「尻の穴を開け!!」 男色を容認してきた日本の風土、文化と日本人の深層に迫る! 高野六十那智八十(高野山や那智山の坊主は男色をやっているので高齢になって も色気がある)。古来日本は男色が盛んな国であった。近代以前の僧侶・武士・芸能者という男色の「三大勢力」に、明治以降は学生が加わった。その系譜は今日のオウム真理教や自衛隊にまで脈々と連なっている。 未開拓な部分が多いわが国の男色研究史の中から、明治20年代~昭和30年代の知られざる男色論・ユニークな男色論21編を紹介する、「男色」を通して見る日本精神史。 目次 ■解説篇 ◎男色の沿革を略述し日本人の国民性に及ぶ(礫川全次) オウムと自衛隊/明治の学校と男色の悪弊/『ヰタ・セクスアリス』と金井湛の受難/金井湛、二度目の受難/薩摩武士と男色/硬派と軟派/薩摩の郷中教育について/きだみのると「尻つき」/「レイプ容認」の風土/「ケツの穴が小さい」/その昔陰間だった老人の回想/通和散と安入散/陰間の養生法 ■資料篇 凡例 1 男娼(一八九〇年) 独笑居士 2 男色に就て(一八九九年) 舟岡英之助 3 学生の暗面に蟠れる男色の一大悪風を痛罵す(一九〇九年) 河岡潮風 4 婦女を童に代用せし事(一九一二年) 南方熊楠 5 男子間相愛の風俗の沿革(一九一八年) 森徳太郎 6 同性愛の歴史観と其意義(抄)(一九二一年) 鷲尾 浩 7 男色に関する史的及び文学的考証(一九二四年) 田中香涯 8 男倡を出現させた当代の好(一九二七年) 中山太郎 9 男娼(一九二九年) 田中香涯 10 本朝男色雑考(一九三〇年) 鈴樹大允 11 男色考(一九三〇年) 旭 寿雄 12 日本の文学に現はれたる同性愛(一九三〇年) 守田有秋 13 売笑婦男装考(一九三四年) 田中香涯 14 湯島の男娼(一九三五年) 田中香涯 15 上海の男色業(一九三五年) 井出季和太 16 綱吉の男色好き(一九三六年) 田中香涯 17 日本男娼史考(一九三六年) 田中香涯 18 昔の女形俳優(一九四〇年) 田中香涯 19 男姦/姦事例(一九四三年) 瀧川政次郎 20 同性愛者の犯罪(一九四七年) 黒澤長登 21 同性愛の秘技を探る(一九五七年) 伊藤晴雨/比企雄二
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-殺生と流血、犯罪と猟奇にみる日本の基層文化を解読する! 「殺生の快楽は酒色の快楽の比ではなかった」。柳田國男は日本民俗学研究の嚆矢『後狩詞記』(1909)の中で、そう語っている。この大胆な言葉は、柳田のモチーフが「犯罪と猟奇」―狩猟、殺生、神隠し、妖怪、犯罪など人間存在の実相にかかわる非日常性―にあったことを暗示している。 尾佐竹猛、中山太郎、田中香涯らによる〈犯罪と猟奇の民俗学〉を通して、日本文化の深層に迫る資料集。 目次 ●解説篇 柳田國男と流血の民俗学(礫川全次) ●資料篇 「如何にして泥棒を防除すべき乎」矢崎亥八 『日本農業雑誌』(一九〇九)より 「伊豆諸島の流囚」尾佐竹猛 『刑事法評論』(一九一〇)より 「犯罪隠語」山田一隆 『犯罪科学ノ研究』(一九一五)より 「社会暗翳としての私娼」鷲尾浩 『風俗問題』(一九二一)より 「凶行者は何故凶器を逆手に持つか」高田義一郎 『犯罪鑑定夜話』(一九二一)より 「池袋の女」松居松翁 『彗星』(一九二七)より 「「池袋の女」に就て」飯島花月 『彗星』(一九二七)より 「江戸時代の性的犯罪」田中香涯 『変態風俗の研究』(一九二七)より 「不良少年にしてもらはざる権利」(抄)西山哲治 『子供の為めに』(一九二八)より 「迷信と猥褻罪」田中香涯 『耽奇猥談』(一九二九)より 「江戸時代に於ける性的犯罪の刑」田中香涯 『耽奇猥談』(一九二九)より 「犯人検挙と鬼定めの法(上・下)」島袋源七 『旅と伝説』(一九三一)より 「雑手口の詐欺」大西輝一 『犯罪手口の研究』(一九三三)より 「迷信からグロ犯罪」(他)後藤道雄 『迷信の犯罪打診』(一九三四)より 「其の他の習俗」井出季和太 『支那の奇習と異聞』(一九三五)より 「強盗に襲はれた時の家人の心得」平山喜久松 『盗難防止の研究』(一九三五)より 「屍体愛重の古俗」田中香涯 『史実の種々相』(一九三六)より 「屍好」高田義一郎 『変態医話』(一九三六)より 「窃視症」高田義一郎 『変態医話』(一九三六)より 「秘密記号」(他)宝来正芳 『犯罪捜査と第六感の研究』(一九三八)より 「破壊器具の痕跡」宝来正芳 『犯罪捜査と第六感の研究』(一九三八)より 「池袋の女怪」田中香涯 『奇。珍。怪』(一九四〇)より 「遺留品と地方色」宝来正芳 『犯罪捜査技術論』(一九四〇)より 「神や仏を盗む話」中山太郎 『伝統と民俗』(一九四一)より 「殺人 渡辺乙松 お艶殺し」小泉輝三朗 『著名刑事事件記録解説』(一九四一)より 「火と法律」瀧川政次郎 『法史零篇』(一九四三)より 「梟首」瀧川政次郎 『法史零篇』(一九四三)より 「姦」瀧川政次郎 『法史零篇』(一九四三)より 「性的愛着者又は性的崇物症者の犯罪」黒澤長登 『風俗犯捜査要領』(一九四七)より 「帝銀毒殺魔を追う三週間」中曽根宇一郎 『裏の裏』(一九四八)より 「局部とその所有権の帰属」細谷啓次郎 『どてら裁判』(一九五六)より 「おいどまくり」瀧川政次郎 『池塘春草』(一九五八)より
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日仏文化交流に関する貴重な写真集。 第一集 日本の近代化とフランスの工業技術 1.横須賀製鉄所 2.横浜製鉄所 3.生野鉱山 4.富岡製糸場 5.フランス人技術者、医師、教師一覧 6.日仏文化交流年表
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は犬を祀り食用とするこの中国の習慣を、陰陽五行思想や中国伝統医学との関連から詳細に調査し、古代から現代までを追った初めての書である。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 狩猟採集社会では教育が行われないという。子どもが自発的に生業活動に参加し、知識と技術を身につける。学習の過程において子どもと周囲はどのように関わり、互いにどのように位置づけるか、そのメカニズムを膨大な調査データに基づき実証的に示した。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日常の必要から工夫を重ねて作り出された道具の数々を約1500点のイラストで紹介、用途・構造・歴史・地域差などを簡潔に解説。伝統的な「もの」の文化を集大成。新装版。
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-アンデス―アマゾンを往復し、出会った、孤独の思考 南米ボリビアで「新しい音楽」として興隆したフォルクローレ。個人の物語を愛し、他者の音を聴かず、堂々と嘘を楽しむ…。共に演奏し、木を伐り、考える中で導かれた、ポスト関係論の人類学。 ――「はじめに」より 彼らの人生のテーマを一言だけ取りあげることが許されるならば、それは「孤独」ということになるだろう。音楽家たちは、若い頃、家族にも背を向け、同じフォルクローレ音楽家たち同士の中ですら馴れ合わず、「自分」の探究を続けた。…… 本書は、私が三年半にわたり、ボリビアで聞き、時には自分自身もその中に入って経験した、フォルクローレ音楽家たちの物語を記述していくものである。彼らは、ボリビア全体にとっても激動だった時代を、とにかく軽やかに──あるいは軽薄とすらいえるかもしれないほどの軽さで──駆け抜けた。その軽快で、明るい「愛」と「孤独」を書くのが本書の目的である。…… 引き込まれる語り口。忘れられない名ゼリフ。驚きの展開。彼らのあまりに巧みな語りっぷりを通じて、普通の人の普通の人生がどれだけ面白いのか、私は見せつけられた思いだった。こうした経験があったので、私は、少しでも彼らの語りに近いものを自分で書いてみたいと思ったのだ。だから、この本は、通読できる民族誌を目指している。…… これまでの人類学にとって、「関係」という概念は揺るぎない重要性を持ってきた。それゆえ、関係以降にあるものを考えるというのは、極めて挑戦的な問いである。本書もまた──それがあまりに大きく、無謀な問いであることは承知の上で──「孤独」の側から人類学理論を刷新していくことを目指している。 音楽家たちが、とんでもなく新しい何かを愛し、目指したのと同じように。
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3.0三島由紀夫がゲイに異常な執着をもっていたことはよく知られている。1955年に石原慎太郎が「太陽の季節」で時代の流れに便乗し一躍文壇に登場したとき、文壇内の評価が大きく分かれていたにもかかわらず三島は石原を評価する。三島は作品への評価と石原への執着とが背離していくことに苛立ちを覚えるが、それは石原が「ゲイ」とは全く無縁な存在だったからである。かつて男色が認められていた日本社会の性風俗の民俗史を近代の「男色」から戦後の「同性愛」を通して明らかにする。女性同性愛の文献も収録! 【目次】 ■解説篇 引き裂かれた同性愛―三島由紀夫における愛と錯誤 石原都知事と男の友情/夢の中の三島由紀夫/戦後文学の双璧/三島・石原の確執/「和室」での事件/「見巧者」石原慎太郎/三島由紀夫と同性愛の諸相/「太陽の季節」とボディービル/三島由紀夫の三つの錯誤/異性愛と支配 ■資料篇 といちはいちほか(一九一一~一二年) 尾佐竹猛 同性愛と心中観ほか(一九二一年) 鷲尾浩 各種の先駆髷の起源に就いて抄(一九二八年) 伊藤赳 安南人の変態性慾ほか(一九三三年) 山中源二郎(訳) 女性同性愛ほか(一九三六年) 高田義一郎 相公きゝがき(一九四一年) 瀧川政次郎 カマ(一九四六年) 浅田一 刑務所生活二十年(一九四八年) 妻木松吉 座談会 男娼の世界(一九四九年) 杵屋正二ほか 同性愛(一九五一年) 井上泰宏 女子同性愛と性具(一九五二年) 小池創之介 男色は流行する(一九五三年) 柏倉幸蔵 男色者とその性的特質(一九五三年) 扇屋亞夫 衆秘傳考(一九五三年) 千明克巳 そどみあの断層(一九五三年) 鹿火屋一彦 そどみあ通信(一九五三年) 藤井晃 女性の同性愛(一九五四年) 仁科順三 ソドミアの実態調査報告(一九五四年) 高畑益朗 レスビアニズム雑話(一九五四年) 宮川好子 同性愛と男根羨望(一九五四年) 比企雄三・扇屋亞夫 少年同性愛(一九五四年) 鹿火屋一彦 そどみあの世界(一九五四年) 別役淳一ほか 実態調査のレポート(一九五八年) かびやかずひこ あとがき
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書では、ギリシア・ローマ神話、ケルト神話、北欧神話、聖書から、アジアやアフリカ、アメリカ先住民やオーストラリアの先住民アボリジニの伝説まで、有名な神話や伝説から選ばれた、男女問わず50にのぼる英雄たちのエピソードを、傑作といわれる絵画を通して読み解いていく。大昔から人びとの想像力をかきたててきた伝説的な英雄たちを題材とするさまざまな絵画を解き明かすために欠かせない1冊。
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4.0「体温め」「生姜」「空腹」「人参ジュース・断食」…を日本で最初に提唱した自然医学の世界的権威による「石原医学」の粋を集めた待望の医学大全。自然治癒力を最大限に引き出し、健康増進・病気治癒をもたらす、一家に一冊備えておきたい決定版。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 身体は様々なものとの関係性の中でこそ、捉えられ、認識される。近世日本の養生論が説く、気を充たし巡らす身体についての言説を分析し、家、身分、老い、貨幣経済、自然環境など、多様な関係性の結節点としての身体を描きだす。
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-1935年、熊本県須恵村に居を構え、約1年間調査した米国人社会人類学者による、協同活動「かったり」、任期制の世話人「主どうり」など自治の仕組み、家族や教育、生活史、宗教、葬祭など戦前農村の克明な記録。
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3.7本書の主軸をなすのは、西洋のラテン・アルファベットを基にして作られた「近代」の象徴としてのタイプライターと、中国語との間にある距離感である。その隔たりゆえに中国語そのものに「問題」があるとみなされ、それを克服するための「パズル」が形作られることになる。常に西洋の「本物」のタイプライターを意識しつつ、この「パズル」を解こうとしていく人々の群像を描いていくなかで、漢字についての発想の転換や戦時中の日中関係、入力や予測変換といった現在につながる技術の起源に至るまで、さまざまな話題が展開されている。タイプライターというモノを起点としつつ、それの単なる発明史をはるかに超える射程を持った本であり、関心や専門を問わず広く読まれるべき一冊である。 目次 謝辞 序論そこにアルファベットはない 第1章近代との不適合 第2章中国語のパズル化 第3章ラディカル・マシン 第4章キーのないタイプライターをどう呼ぶか? 第5章漢字圏の支配 第6章QWERTYは死せり!QWERTY万歳! 第7章タイピングの反乱 結論中国語コンピューターの歴史と入力の時代へ 訳者解説 注 索引
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-社会、国、人間関係、自分の将来に 不安や絶望を感じている読者へーーー。 学び闘い抜く人間の「叡智」がここにある。 文藝評論家・福田和也の名エッセイ・批評を初選集!! ◆第一部「なぜ本を読むのか」 ◆第二部「批評とは何か」 ◆第三部「乱世を生きる」 総頁832頁の【完全保存版】 ◎中瀬ゆかり氏(新潮社出版部部長) 「刃物のような批評眼、圧死するほどの知の埋蔵量。 彼の登場は文壇的“事件”であり、圧倒的“天才”かつ“天災”であった。 これほどの『知の怪物』に伴走できたことは編集者人生の誉れである。」 ◆時代に屈しない感性と才覚をいかにして身に付けるか◆ 本を読むのは、人生を作ること。 生きることを、世界を、さまざまな人々を、出来事を、風景を、しっかりと味わい、その意味と感触を把握し、刻み込むためには、最高の訓練だ。 本はただ味わいを作りだすだけではない。 読書は、時間を作りだす。(中略) 書物には時間は組み込まれていない。ただ、紙に印刷された文字があるだけだ。 書物の「上演時間」は、人によって千差万別である。 しかもそれは、まったく作品自体によっては決定されない。 ただ読者によって、つまりは読み、理解し、想起するという精神の働きだけによって決定される。 このことの恐ろしさ、面白さを理解できるだろうか。 (「本は、人生を作る」より) 人にたいする好奇心は、麗しい人類愛にくらべれば、遥かに俗っぽいものでしかありません。 けれども好奇心は、人間の悪徳や醜悪さに負けません。悪や醜さは好奇心にとっては、意気を阻喪(そそう)するものではなく、むしろ美味なものです。 好奇心は、人間にたいする絶望的な真実にも、耐えることが出来ます。それは美しくはないかもしませんが、人間という卑小で俗にまみれた存在を、最終的に肯定する力をもっているのです。 さらに云うならば、人間にたいする好奇心は、人間だけで成り立っている世間、世の中にたいする興味であり、そこで積極的に生きるための、大きな支えになるのです。 人にたいして好奇心をもつことは、本書のもっとも大きなテーマである、果敢に現世を生きることの、核になりうるのです。それは、生きること自体への興味を深めてくれます。 (「悪の対話術」より) カバー装画◎大竹伸朗/装幀◎鈴木一誌
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江戸時代より親しまれてきた中国随筆98種を全20冊に集大成。これら随筆中には傳本が稀で、容斎随筆・困学記聞・唐國史補・日知録のように明治・大正以来えがたかったものも多く、また五雑組・開元天寶遺事・鶴林玉露・荊楚歳時記など国史・国語国文学の分野にも有用な図書も少なくない。
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5.02022年12月28日に91歳で亡くなった世界的建築家・磯崎新。 「デミウルゴスの化身」たらんとした「アーティスト/アーキテクト/アーバンデザイナー」が求めた〈見えない建築〉とは何か? 群像連載の前人未到/正面突破の決定版「磯崎新論(シン・イソザキろん)」がついに単行本化! 「それゆえわたしはここで、たとえ無謀ではあっても、アーティスト/アーキテクト/アーバンデザイナーの全領域の総体をテクストとしてまるごと扱い、自分なりの磯崎新(ルビ:デミウルゴス)像をくっきりとした輪郭で描くことを選ぶ。「シン・イソザキ論」という、庵野秀明の『シン・ゴジラ』や『シン・エヴァンゲリオン』をもじったような別名の併記は、磯崎最初期のSF的マニフェスト「都市破壊業KK」における「SIN/ARATA」という二体の分身への自己分裂に対応している。それをルビで表わすこともまた、この種の分裂状態を象徴する磯崎特有の書体の擬態(ルビ:もどき)である。「シン」は間違っても「真」ではなく、「磯崎新論(ルビ:シン・イソザキろん)」という表記はむしろ、みずから「新(ルビ:SIN)」なるもの─他者─であろうとする自覚の表現なのだ。」(本文より) ※電子書籍版では一部図版の掲載を割愛しております。
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-スポーツは近代以降、国民や文化を統合する役割を果たす一方で、身体を鍛える手段として、あるいは国民を養成する手段として、はたまた娯楽として人々の生活に根づいていった。 1932年に成立して、日本人、中国人、朝鮮人、ロシア人、モンゴル人など、多様な民族が交差した満洲国では、どのようにスポーツが実践され、どんな役割を果たしていたのか。 企業スポーツ、女子スポーツ、朝鮮人や台湾人のアスリート、武道界、明治神宮大会やオリンピックなど各種競技会をめぐる動きに光を当て、満洲と内地・中国・台湾・朝鮮の各地域との力学も視野に入れながら、「労働」「民族」「移動」「国際関係」という視点から満洲のスポーツの諸相を明らかにする。 帝国日本の外縁に位置し、資料の制約から研究が進んでこなかった満洲のスポーツの実態を歴史学や社会学、人類学などの学際的な視点から検証する。満洲スポーツ史から帝国日本や東アジアの近代史を描き出す貴重なプロジェクトの成果。
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-【『ブループリント』上下巻を1冊にまとめた電子書籍オリジナル合本版!】 分断と格差の時代に、「ファクトフルな希望」を示してみせよう。 経営者から科学者まで各界トップ絶賛の全米最新ベストセラー人類史、待望の邦訳! 「これほどの『希望』を感じて本書を読み終えるとは、予想もしなかった」 ——ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者) 「いま世界にはびこっている排外主義は、必ず克服できる。私は本書で『何をすべきか』『何ができるか』を教わった」 ——エリック・シュミット(Google元CEO) 「人類の進化論的な本質は『善』であり、共感的な文明を生み出せる。これほどタイムリーかつ見事な本はない」 ——スティーブン・ピンカー(ハーバード大学教授『/21世紀の啓蒙』) 「進化の設計図(ブループリント)」を知れば、「分断」を乗り越えられる。 経済格差、人種、国家間対立……。今ほど「分断」が強調される時代はない。だがちょっと待ってほしい。こうした分断はなぜ起こるのだろう? それは進化の過程で、私たちが「仲間」を愛し、尊重する能力を身につけたからだ。この能力こそが、世界の命運を握る最大のカギである。 そこで本書は、南極探検隊の遭難者コミュニティからアメリカのユートピア運動、果てはAmazon.comのスタッフコミュニティまで、古今東西のあらゆる「人間社会」を徹底検証する。さらにはサルやクジラなどの「動物社会」をも。 繁栄するのはいかなる社会か? そこには驚くべき共通点があった――。科学界からビジネス界まで、全方面から絶賛されたニューヨークタイムズ・ベストセラー、待望の日本語版。
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-人びとは、富をいかに分け与え、「自分のもの」として独占しているのか? エチオピアの農村社会を舞台に、「所有」という装置が、いかに生成・維持されているのか、緻密に描き出す。「私的所有」という命題へ人類学から挑戦するデビュー作。 第30回発展途上国研究奨励賞、第37回澁澤賞受賞。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 柳田国男を確立された像として読むのではなく、彼の作品と対峙する方法で、帰納的とされる柳田の学問的方法が直感的でもあり、いかに未完成で新しい挑戦をめざしたものであったのかを立証する。
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-90年代初頭、無名の人々の部屋を撮影し、若者と生活のリアルを見せた傑作『TOKYO STYLE』発表。30年近くの年を経て生み出された本書では、、虚実の狭間で生きるアイドル総勢50名超の部屋と、彼女たちが住む世界を支えるファンの部屋を5年間に渡って撮影。スポットライトやサイリウムではなく、蛍光灯に照らされた選ばれし者たちの姿に、だれも見たことのない「リアル」がある! ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 滅びつつあると考えられてきたシャーマニズムが、世界各地で復活しているのはなぜか。近年その存在感を増している沖縄の民間巫者・ユタを通し、シャーマニズム復興の現在を描くエスノグラフィー。
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-世界的なヒーラーで大ベストセラー『光の手』著者待望の新作。自分のコア(核)にあるエッセンスと創造のエネルギーを理解して癒し解放するプロセスを実践的に学べる<風の時代>の必読書。 ※本電子書籍は、「コアライトヒーリング 究極の光の手」の上下合本版です。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 遠野物語に生きる庶民の思想。昔話を土地の言葉の「語り」で地域おこしをする岩手県遠野の実践例。日本昔話と韓国民話の比較分析。この二つの方向から地域社会の深層とその変貌を探ろうとする意欲作。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご購入前に、無料サンプルにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください】 【おことわり】 本電子書籍は、同名出版物の印刷用データをもとに制作しているため、ビューアで2ページを見開き表示にした際に、見開き中央にあたる部分に線や画像データが重複して表示されることがあります。あらかじめご了承ください。 妖怪、それは人の心の中に潜む影 中国妖怪文化の集大成 中国明代の学者、胡応麟は妖怪話を扱った小説を「志怪(しかい)」と分類しました。中国文学は志怪の歴史とも言えます。『山海経(せんがいきょう)』『穆天子伝(ぼくてんしでん)』に収められた神話は言うまでもなく、儒家の経典である『左伝』にも少なくない志怪に通ずる物語が収録されています。他にも『神異経(しんいきょう)』『列仙伝(れつせんでん)』や『異聞記』『虬髯客伝(きゅうでんかくでん)』『搜神記(そうじんき)』、『博物志(はくぶつし)』、『太平広記(たいへいこうき)』、『夷堅志(いけんし)』、『西遊記(さいゆうき)』『聊斎志異(りょうさいしい)』『封神演義(ほうしんえんぎ)』など、様々な志怪文学が親しまれてきました。 この本では、中国の古典籍に記載された妖怪305種(136種の妖魔や鬼怪、125種の怪鳥と異獣、27人の神仙や巨人、17種の仙草と奇虫)を掲載し、妖怪の由来や姿とかたち、歴史的変遷や物語を描き出します。わかりにくい古典の記載を現代の読者が読みやすく、「志怪のエッセンス」を面白く感じてもらえるようにまとめました。217の神話と中国各地の伝説、417の書画を収録し、文字だけでなくビジュアルでも楽しめる本となっています。巻末には、『西遊記』に登場する妖怪たちをまとめて紹介。中国文化クラスタはもちろん、クリエイターにもおすすめ。志怪文学の深みに導く手引きとなる、中国妖怪文化の集大成とも言える一冊です。 〈本書収録内容(一部)〉 ●燭龍(しょくりゅう) 古代神話に登場する鐘山に住む神。非常に大きな力を持ち、目を閉じれば即座に夜となり天と地は暗闇の中で見えなくなってしまう。目を開けば昼となり、世界は光で溢れた ●九天玄女(きゅうてんげんにょ) 豆を兵士に変えることができ、兵法に精通しているとされる。天下が乱世を迎えると、天帝より天下平定の命を受ける者が現れ、九天玄女は下界へ降り、その者を助ける ●句芒(こうぼう) 中国神話における木神であり、春の万物の成長を司る。毎年立春になると人々は春の神、つまり句芒を祀る ●欽原(きんげん) 崑崙山を守る生き物。蜜蜂のように尾に毒針、それも猛毒の針を持っている。刺されるとたいていの鳥獣は即死し、木々も一瞬で枯れてしまう ●夫諸(ふしょ) はるか昔より伝えられる神獣で、性質は温厚にして善良。水を好む雪のように白い鹿。一方で水害をもたらす悪獣とも伝えられ、夫諸が現れると天地をひっくり返すような大洪水が起きる ●水鬼(すいき) 中国では人は溺死すると、水鬼になると考えられていた。水鬼は身代わりとなる人間を見つけなければ、来世に転生することができない。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
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5.0神と悪魔の憑依は、いかにして現実の〈もの〉になるのか? ――苦難を癒し、興隆するアフリカの新宗教。その核心は、モノや情動、環境の中に現れる霊的存在にある。写真や映像、エッセイを交え、霊と呼応する人々の生に迫る、マルチモーダル人類学。 ❖序章より 「悪魔」とは、多くの場合、アフリカの在来の神格や霊的存在、または妖術師である。…… 人々に憑依してその姿を現し、現実へと介入してくる。その中で人々の身体は、悲鳴を上げ、汗を散らし、目に見えない鞭で打たれ、涙を流す。手足を震わせ、身体を反らして、叫び、倒れ込む。立って走り、暴れつくした後に、床に寝そべり、うめき声を上げる。 それは、「人々は悪魔や妖術師を信じている」という記述にはとても収まらない、情動や身体など様々なものが絡まり合う中で起こっている出来事だ。神や悪魔といった人ならざるものたちが、いかに人々の間に立ち現れ、複雑に呼応しながら生が紡がれるのか。本書は、出来事が生起する場を起点として、このような問いを探究していくものである。 ※本電子書籍にはカラー写真が含まれます。
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-「時鳥、厠なかば出かねたり」これは時の総理大臣西園寺公望から自邸に招待された時、漱石が葉書に書いた断りの句である。この句の解釈には一応の定説があるが、厠や糞尿についての俗信をとおして解釈すると、全く違った趣になる。 [解説]厠なかばに出かねたり/ホトトギスについての伝説/漱石の句の新解釈/糞尿の民俗学とは/窃盗犯の脱糞/古代インドの呪法/日本における事例/糞にまみれた老王/ミッキー安川の賭け/ヘーシオドスが記録する俗信/古代インドに見られる俗信/厠神は虚像か?/ハイヌウェレ神話と食物起源/ハイヌウェレ型神話と縄文文化/糞尿の利用法と糞尿観とのかかわり/「糞食」は存在したか 1.「小児と魔除」出口米吉 『東京人類学会雑誌』(一九〇九)より 2.「厠神」出口米吉 『人類学雑誌』(一九一四)より 3.「厠神」南方熊楠 『人類学雑誌』(一九一四)より 4.「老女化石譚」抄 川村杳樹 『郷土研究』(一九一四)より 5.「南紀特有の人名」南方熊楠 『民族と歴史』(一九二〇)より 6.「糞尿奇聞」宮武省三 『習俗雑記』(一九二七)より 7.「パリコキ石」ほか 出口米吉 『原始母神論』(一九二八)より 8.「紙上問答」南方熊楠ほか 『民俗学』(一九二九)より 9.「琉球の厠」金城朝永 『民俗学』(一九三〇)より 10.「拭ふ習俗」金城朝永 『犯罪科学』(一九三〇)より 11.「屎尿雑記」金城朝永 『犯罪科学』(一九三一)より 12.「厠に関する習俗」金城朝永
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4.5『負債論』『ブルシット・ジョブ』のグレーバーの遺作、ついに邦訳。「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラー。考古学、人類学の画期的な研究成果に基づく新・真・世界史! 人類の歴史は、これまで語られてきたものと異なり、遊び心と希望に満ちた可能性に溢れていた。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「映画遺産」としての価値を後世に遺したい! 数寄者たちが持ち寄った外国成人映画の宣伝物(ポスター、プレスシート、チラシ、新聞広告等)を本書に集約。本来ならば「消えモノ」として散逸してしまうが、有志たちの尽力により一覧可能となった。 もう「ジャンク」とは絶対に呼ばせない! ※こちらの書籍は電子版のみの販売となります。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 37年の時を超えて新作がNETFLIXで絶賛配信中! 80年代に映像革命を起こした普及の名作『ダーク クリスタル』 ジム・ヘンソンによって生み出された、至極の映像世界の舞台裏をあますとこなく解説した、究極のヴィジュアル・ガイドブック デザインから撮影、音楽に至るまで、フィルムメイキング全過程の記録。 待望の日本版発売! 人間が一切出ない、究極の人形劇。CGのない時代、すべてが人の手によって作られた誰も観たことがない世界。 デザインから撮影、音楽に至るまで、ジム・ヘンソンによって生み出された至極の映像世界の舞台裏を全記録。 セットのスナップ写真、初公開のコンセプトアート、ストーリーボードといった豊富なヴィジュアルに加え、脚本のページやヘンソンの直筆メモなど、400点以上収録。 不思議な映像へ、ようこそ!3つの太陽がひとつになるとき……クリスタルに奇跡が起きる ジム・ヘンソンの独創的なパペットと比類なき語り口によって命を吹きこまれた正真正銘の傑作——映画『ダーククリスタル』は、時代を超えてファンたちから敬愛されている。 本書は、映画の完成にいたるまでのユニークな創造の道のりと革新的な技術にスポットを当てながら、ヘンソンにとってきわめて私的なこのプロジェクトにまつわる物語を初めて語りつくしたものである。 残されているヘンソン本人の貴重なインタヴューを発掘するだけでなく、当時の製作スタッフたちにも新たにインタヴューを敢行。 映画製作全体を時間軸に沿って記録するために、初期のコンセプト画や撮影に使用されたパペットの画期的な構造から、ヘンソンの壮大なヴィジョンをスクリーン上に描き出すためのロジスティクス上の挑戦まで、ありとあらゆる要素を網羅している。 セットのスナップ写真、初公開のコンセプトアート、ストーリーボードといった豊富なヴィジュアルに加え、脚本のページやヘンソンの直筆メモなど、400点以上収録。 本書は、今なお人びとを魅了する名作の全貌を明らかにする決定版となるだろう。 ◆『ダーク・クリスタル』とは 大人気テレビシリーズとなった『セサミストリート』『マペット・ショー』の生みの親であるジム・ヘンソンが、〝ヨーダ〟のフランク・オズ、『スター・ウォーズ』のプロデューサーを務めたゲイリー・カーツと共に、まったく新しい見たことのない映像を生み出すべく取り組んだの本作。人間は一切出てこず、すべてが人形によって世界が描かれている。まだCGのない時代、当時最先端だったアニマトロニクス技術と古典的な操演技術を駆使して描かれた世界は、効果当時反響を呼び、多くのクリエイターたちに衝撃を与えた。その技術は、今観ても斬新であり驚きに満ちている。全米は 1982年12月27日に公開。日本では、翌1983年3月5日より全国公開された。アヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭グランプリ(1983)、第10回サターン賞ファンタジー映画賞、1984年星雲賞メディア作品部門を受賞。 ダーク・クリスタルThe Dark Crystal 監督:ジム・ヘンソン、フランク・オズ/脚本:デヴィッド・オデル/製作:ジム・ヘンソン、ゲイリー・カーツ/製作総指揮:デビッド・レーザー/音楽:トレヴァー・ジョーンズ/撮影:オズワルド・モリス/編集:ラルフ・ケンプレン 〈あらすじ〉一千年以上も昔――そこはダーク・クリスタルと呼ばれる黒水晶が燦然と輝く緑豊かな土地だった。だが水晶が割れ、そのカケラがいずこかへと消えてしまうと、そこは暗黒の世と化し以来黒水晶を求めて悪の化身スケクシスと平和を愛するミスティクスの2つの種族の戦いが続いていた。この世を救うのためには、予言では3つの太陽が重なる大会合の前に欠けた水晶のカケラを元に戻すことである。ミスティクスはゲルフリンの少年ジェンに望みを託す。果たして善の世界が戻るのか?悪の支配する世界が果てしなく続くのか? 3つの太陽が出逢う時に起きる奇跡とは?ダーク・クリスタルの秘密とは?この世の運命を背負って一つの愛と冒険に彩られたファンタジーへの旅がいま始まる……。 ★2019年8月30日より、『ダーククリスタル』の前日譚を描く『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』がNETFLIXにて配信中。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 御雇フランス人の中で、とりわけ日本の近代化に貢献した10人を選び、出生・結婚・死亡といった基本事項から日本での業績などを資料に忠実に明らかにした。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 村落とはいかなる場所か? 現代社会において揺らいでいるこの問いに、フィールドワークと文献研究を通じた台湾農村の長期的分析によって挑む一冊。日本・中国との異/同比較の壁を超えて、台湾農村から先進諸国に通じる新たな「現代村落」モデルの構築を試みる。
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4.3嘘や騙しを含む熾烈な駆け引きをしながら路上で古着を売り歩き、五〇〇人以上の常連客をもった著者。ストリートで培われる策略的実践知に着目して、彼らの商売のしくみを解明し、日本を逆照射する。第三三回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)受賞。
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-知識は誰のものか?豊富な薬草資源をもつインドに「知的所有権」という概念が持ち込まれたとき、現地で何が起こるのか。緻密なフィールドワークにもとづき解明。過去の労働への対価ではなく、未来への責任としての所有という概念を提示する、異色の所有論。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 草創期の日本人が触れていた自然をいま目の前に見せてくれる。歴史・自然に関心がある人、必読の書。―養老孟司。・『古事記』の動・植・鉱物を1000点以上のビジュアルで解き明かす。・歴史好き必読。本居宣長の解釈を補強する新しい『古事記』の本。・身近な自然や神社が古代に繋がる、知的刺激に満ちたフィールドワーク。天岩戸の前で啼いた長鳴鳥とは? ヤマタノオロチの目に似ていたという「赤かがち」の実とは? アマテラスが身につけていた勾玉の材質は? 1300年前に記された最古の書物『古事記』に登場する動・植・鉱物を、生物研究家である伊藤弥寿彦氏が現代日本に訪ねた圧巻の博物誌。映像ディレクターでもある著者自らが撮影したビジュアルは、古代日本人の豊かな自然観を実感させ、新しい『古事記』の世界が開けます。本居宣長以来の通説と異なる独自の解釈など、知的刺激に満ちて面白い!読み物図鑑です。
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-世界中に広がりながら食の幅を広げ、共食という方法で生き残りと文化・文明の発展を遂げてきた人類。環境問題やIT化、コロナ禍で食の物質的・文化的基盤がゆらぐ今、食の根本から人間の未来を考える学際的論集。
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-この100年、人々の食生活は“母の手づくり弁当”が強制された時代から、ジェンダーレス・LGBTQ・女性の一人飲み・孤独のグルメの時代へ。マスコミが追う食の流行も年々うつろい、「消費される食」と食の持続可能性がせめぎ合う。わずか1世紀で世界人口は16億から80億に激増し、人間が生きることが地球の限界を脅かしている。新たな食料不安の時代に必要な食料システムは、グローバル流通から地域内循環への転換。「食」はいま、人類の未来を左右する課題。新たな道を選ぶことができるかは、一人ひとりの行動にかかっている。
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-生きるための食から快楽の食へ。「映え」重視はシズル感かフードポルノか。科学管理の安心・安全と動物としての生きる力の喪失。味覚センサーが測定しAIが決める「おいしさ」…。科学と人間の狭間で、いま、日本と世界の料理人が表現しようとしているのは「感動」「伝統」「自然」「サステナビリティ」。そしてヴィーガンが掲げる倫理は、生命の循環という食そのものからの脱出を提起する。人間の食が土台から変容しようとしている現代を多角的にとらえ、人間の文明の行く末を見つめ直す。
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