作品一覧

  • 星に名前をつけるなら
    4.3
    1巻2,310円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 星名の来歴や数々の別名、星にまつわるエピソードを紹介!  星座に名前があるように、夜空に輝く1つひとつの星にも名前があります。それらの名前はどこで誰が付けたもので、どんな意味が込められているのでしょう?  本書では、恒星名の誕生から固有名の成立、世界各国での呼び名、惑星の名前の語源や由来、衛星の名前の特徴などをわかりやすく説明しています。また、星座や星たちの背後にあるさまざまなエピソードも紹介しています。 第1章 恒星の名づけ 第2章 季節によらない星座の星たち 第3章 春の星座の星たち 第4章 夏の星座の星たち 第5章 秋の星座の星たち 第6章 冬の星座の星たち 第7章 南半球の星座の星たち 第8章 惑星と衛星たち 第9章 彗星・小惑星・人工天体の名づけ
  • 星の文化史事典
    3.0
    星好きは大変である。観測は気象条件に大きく左右される。春先はまだ朝晩は寒いし、曇りや雨なら天体は厚い雲の彼方で何も見えない……。でも、天空の味わい方はそれだけではない。天文学がある。ここでは「てんぶんがく」と読んでみよう。世界各地の星に関わる伝承や物語のこと。たとえば、春の夜空に輝く「春の大三角」のひとつ、うしかい座にはどのような話が伝わっているのか。ギリシアで誕生した最も古い星座のひとつで、「鋤や牛を使って畑を耕す人」の意味をもつという。また、葡萄の収穫時期を知るのに用いられたという言い伝えも残されている。日本では、うしかい座の主星アルクトゥールスを、麦が実る頃に見えるので麦星、鯛がよくとれる時期に見えるので魚島星などとも呼ぶ。ひとつの星や星座にもさまざまな云われがあり、地域によって何が大切にされているかがわかる。いわゆる八十八星座はあくまでも西洋の想像力の産物。日本だけでなく、インドや中国、南北アメリカなど、天空への見方は一様ではない。星や星座のほか、月や太陽、流れ星や天の川に対して、私たち人類はどんな物語を紡いできたのか。ジャンルの垣根を越えた約1700項目収録。図版多数掲載。索引も充実。雨の日も心おきなく星の世界を満喫できる一冊。
  • 星に名前をつけるなら

    Posted by ブクログ

     幸か不幸か街中で生まれ育ったわたしには、真の闇夜は無縁でした。
     夕方になると家々には電灯がつき、道には街灯がともり、真っ暗闇の中を帰宅することはありませんでした。なので、プラネタリウムで見た天の川は、ある意味架空の存在でした。

     そんなわたしが、天の川を実際に目で見たのは、部活動の夏合宿でした。宿舎以外は何もない山の中で、仲間と一緒に星空を見上げて感動しました。以来、満天の星空は、わたしの憧れのひとつになりました。

     社会人になり、残業後の帰り道、家に入る前に一つため息をついて夜空を見上げます。冬の空なら最高です。乾燥して澄んだ空に星が瞬いています。キレイだなあ、っと緊張感と疲れがとれ

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    2024年11月16日
  • 星に名前をつけるなら

    Posted by ブクログ

    みのりんさんのレビューで出会った本です。
    優しいブルーの素敵な表紙の本です。

    私の場合は、星座の名前もあやふやだったので、何度も断捨離対象となった星座盤を片手に本書を読み進めました。星座盤大活躍です。

    星には名前があります。
    北極星は「ポラリス」

    北斗七星は柄杓の先から「ドゥーベ」「メラク」「フェクダ」「メグレズ」「アリオト」「ミザール」「アルカイド」
    7つのすべての星に名前があったなんて知らなかったので感動しました。

    私は「柄杓」とおそわりましたが、ヨーロッパでは「熊」でもあり「荷車」でもあるようです。 


    小学生の頃、山頂で星を観察したことやギリシャ神話にはまっていたことを思い出

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    2024年12月14日
  • 星に名前をつけるなら

    Posted by ブクログ

    ・装丁が可愛らしく美しく、文章も平易でさらさら読めます…が、入門書ではない気がします。なぜなら、内容が結構マニアックなので。
    ・固有名やバイエル符号などは何となくしか知らなかったのですが、クリアに説明されていて長年のモヤモヤが晴れました。
    ・固有名が成立するまでの歴史も簡単に説明されていて、これは軽く驚きの内容でした。
    ・それぞれの星名の説明は、一気に読むのではなく、傍らに星と星座の他の本を置いて、気になったときに互いに参照しながら読むのが良いように思いました。知見が広がります。
    ・コラムは初心者が読んでも面白いと思います。内容もしっかりしていて、信頼がおけそうです。
    ・惑星だけでなく、太陽や

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    2024年09月26日
  • 星の文化史事典

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    世の中には、こんなに沢山の星にまつわる話があるんだな……と感動。
    ただ、表記ゆれ対策の為なのか? 違う言葉なのに、大体同じ意味の項目が点在していて、読んでいて少し戸惑ってしまった。

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    2017年02月28日

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