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リトル・ドリット
リトル・ドリットは、大人になっても小柄でか細い。しかも債務者監獄生まれ。ドリット一家は20年以上も壁の中で暮らしているが、彼女は体面だけは捨てない父ウィリアムを世話する日々を送っている。一方、中国での事業を畳んで帰国したアーサー・クレナムは陰気な生家を訪ね、そこにお針子として通うリトル・ドリッドを見かけ、その身の上を知るようになる。だが彼女の父親には疑問がわき、知り合いに、その借金について調べる事を依頼する。ロンドンの社交界には一大勢力がはびこっていた。その中心は官界・政界に巣喰うバーナクル一族、財界の巨頭マードルだ。踊り子として舞台に立っていたドリット家の長女ファニーはマードル家の息子に見初められる。クレナムは、発明家ダニエル・ドイスの共同事業に活路を見い出す。そんななか、リトル・ドリットには、驚くべき知らせがやってきて、一家は監獄から解放される。 -
バーナビー・ラッジ
第一の魅力はプロットの網を巧妙に張りめぐらした物語の面白さである。ことにヘアデイル邸の惨殺事件をめぐる部分は、完全な推理小説。ポーが最初の部分を読んだだけで、トリックを見破ったと豪語したのは有名な話だ。人物造形の面白さはどうかというと、ゴードン卿の描写をはじめ、実在・架空を問わず、ディケンズ独自の細密画のようなペンによって、見事に提示されている。特に絶品なのは女性、しかもいやな女の描写で、ヴァーデン夫人やミッグズなどは、一緒に暮したら生きているのがいやになってしまうだろうが、読んでいると金縛りにかけられたような魅力を感じざるを得ない。本作の主人公はいつの間にか英雄になってしまうバーナビーであろう。最初の主人公である理性の人ゲイブリエルがバーナビーという白痴にその名誉ある地位をあけ渡したのは、作者が作品全体のライト・モティーフを、理性から狂気へと変えて行ったからに違いあるまい。(訳者あとがきより) -
マーティン・チャズルウィット
恐ろしいほどの利己心がチャズルウィット一家の特徴である。マーティン老は、周囲の人間はみな自分の財産を狙っていると疑う。信頼するのは孤児メアリーだけだ。だが孫のマーティンは、メアリーと密かに婚約し、老人に追い出される。孫も自己中心的で、縁戚にあたる建築家のペックスニフの元に身を寄せる。このペックスニフは徹底した偽善者だった。マーティンを迎えたのも、むろん欲得ずくだ。彼の仕事も、かつての生徒で彼を師と仰ぐトムに任せていた。ある日ペックスニフと2人の娘は、マーティン老から、孫が勝手に婚約したので追い出したと聞きショックを受けるが、老人の希望どおり、青年を体よく追い出す。宿無しとなったマーティンは、アメリカで一旗揚げようと考える。メアリーと最後の逢瀬を楽しんだあと、マーティンはアメリカに向かう。イギリスでは、マーティン老の弟のアンソニーが急死する。アンソニーも利己主義者だったが、その息子ジョーナスも同様で、父親の居場所は棺の中が最適だと考えるような人間だった。葬式の後、ジョーナスは打算からペックスニフの次女マージーと結婚し、濡れ手で粟の詐偽商売に肩入れしはじめる。ペックスニフにはマーティン老の衰えがわかった。彼は遺産を確実に手に入れようと、メアリーに言い寄る……人間の暗部とこっけいさを徹底して描ききったディケンズの代表作のひとつ。長谷部史親氏は「作中における人物造形の巧みさと場面ごとの面白さ、犯罪にかかわる謎の要素が推理小説を思わせる」と述べ、本書を高く評価している。 -
クリスマス・キャロル
世界でもっとも読まれているクリスマスの物語、 チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』。 幸せとはなにかを考えずにはいられない、 オスカー・ワイルドの童話『しあわせな王子さま』。 クリスマスシーズンに読みたいふたつの名作を 「赤毛のアン」シリーズの翻訳で人気の 村岡花子の美しい訳でお届けします。 自身もクリスチャンであった村岡花子が手がけた童話『さびしいクリスマス』も特別に収録。 イラストレーター北澤平祐と装丁家・中嶋香織とによる、 クラシカルかつ可愛い装丁で、 プレゼントにも、自分で持っているにも、ぴったりの一冊になりました。 毎年クリスマスに読み返したいアンソロジーです。 *中学生以上の漢字にルビつき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
エドウィン・ドルードの謎
嵐が過ぎ去ったクリスマスの朝、大聖堂の町から忽然と姿を消したエドウィン・ドルード。捜索の結果、河の堰で彼の懐中時計が発見され、以前からエドウィンと確執があり、前夜、一緒に河を見に行っていた青年ネヴィルに殺人の嫌疑がかけられる。だが事件の背後には、エドウィンの叔父で彼の許婚ローザに執着する大聖堂の聖歌隊長ジャスパーの暗い影があった……。19世紀英国の文豪ディケンズが初めて本格的に探偵小説に取り組み、その突然の死によって未完となった最後の長篇。阿片の幻夢、若い男女の交錯する恋心、深夜の地下納骨堂探検など、興味深い場面や人物を盛り込みながら、決定的な事件の日へと物語は進んでいく。また、ディケンズが初期作から追求してきた〈悪〉のキャラクターは、この作品において近代的に洗練され、複雑な魅力を放つ存在となった。残された手掛りからドルード事件の真相を推理する訳者解説も読み応え十分。原書挿絵を全点収録。 -
半鐘の怪
明治中期の東京。元・岡っ引きの半七老人が若き日に遭遇した事件を新聞記者に語って聞かせる時、江戸の捕物が鮮やかに蘇る! 毎晩、旗本の家に現れるびしょ濡れの女の幽霊の正体を暴く「お文の魂」。素人芝居の最中、舞台用の刀が本物の刀とすり替えられ、若旦那が死んだ事件の真相を探る「勘平の死」。火事でもないのに何度も半鐘を鳴らすなど、人々を不安がらせる悪戯を続ける犯人を突きとめる「半鐘の怪」など18編。〈シャーロック・ホームズ〉シリーズの影響を受けて誕生し、全ての捕物帳の原点となったシリーズからよりすぐった傑作選、降臨。/【目次】お文の魂/勘平の死/お化師匠/半鐘の怪/奥女中/朝顔屋敷/猫騒動/鷹のゆくえ/津の国屋/向島の寮/蝶合戦/筆屋の娘/あま酒売/冬の金魚/三つの声/かむろ蛇/幽霊の観世物/二人女房/編者解説=末國善己 -
英国クリスマス幽霊譚傑作集
ヴィクトリア朝期、ディケンズ『クリスマス・キャロル』がベストセラーとなって以降、聖夜の訪れに伴って出版社は作家に怪奇小説の新作を依頼し、特別なシーズンの贈り物として大衆に届けた――幽霊をこよなく愛するイギリスの国民性に根ざす慣例から生まれた作品を、数々の怪奇幻想小説を紹介する翻訳家が精選する。古屋敷に招かれた男が鏡の中に見た幻影「鋼の鏡、あるいは聖夜の夢」、もの悲しい海岸の村で起きたゴシック的怪異を綴る「海岸屋敷のクリスマス・イヴ」、奇妙な下宿で女性が体験する恐怖の一夜「メルローズ・スクエア二番地」など、知られざる傑作から愛すべき怪作まで13篇を収録。集中12篇が本邦初訳。/【目次】クリスマス・ツリー チャールズ・ディケンズ/死者の怪談 ジェイムズ・ヘイン・フリスウェル/わが兄の幽霊譚 アメリア・B・エドワーズ/鋼の鏡、あるいは聖夜の夢 ウィリアム・ウィルシュー・フェン/海岸屋敷のクリスマス・イヴ イライザ・リン・リントン/胡桃邸の幽霊 J・H・リデル夫人/メルローズ・スクエア二番地 セオ・ギフト/謎の肖像画 マーク・ラザフォード/幽霊廃船のクリスマス・イヴ フランク・クーパー/残酷な冗談 エリザベス・バーゴイン・コーベット/真鍮の十字架 H・B・マリオット・ワトスン/本物と偽物 ルイーザ・ボールドウィン/青い部屋 レティス・ガルブレイス/編者あとがき 夏来健次 -
まんがで読破 ジュニア
昭和初期。極寒のオホーツク海上で蟹を獲り、缶詰にする工場船で、貧しい労働者たちが働いていた。暴力で支配される過酷な労働環境で、労働者たちは立ち上がるが……。名作を漫画化した「まんがで読破」の、10代にも分かりやすい解説つきジュニア版。 -
学習まんが 世界名作館 クリスマス・キャロル
【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 歴史にのこる文学を、まんがで学び楽しむ! 【学習まんが 世界名作館】は、世代を超えて愛されてきた文学史にのこる名作に、現代の子ども達が親しんでもらうための、新しい学習まんがシリーズです。遠い国の遠い時代の物語は子どもには想像しづらい世界ですが、まんがの表現形式を利用することでイメージを膨らませやすくなり、さらに解説記事を充実させることで、楽しみながら深く理解することが可能になります。題名は知っていてもなんとなく手にとりづらかった「名作」に、子ども達が触れる最初の一歩であり、「次は小説でも読んでみたい!」と思わせる構成となっています。 その最初をかざる『クリスマス・キャロル』は、イギリスの国民的作家ディケンズによって約170年前に書かれた作品。偏屈で強欲な老人が、クリスマスの精霊たちとの出会いをきっかけに改心するこの物語は、「最も有名なクリスマス・ストーリー」と言われることも。だからこそ、感受性の豊かな子ども時代に接してほしいものです。 -
幻想綺帖 玉藻の前
時は平安時代、後鳥羽上皇の御世。京の都を手玉に取ろうとする大妖怪・白面金毛九尾の狐と陰陽師・安倍泰親らとの戦いを描いた岡本綺堂原作をきらびやかな筆致でコミック化。妖狐・玉藻の前の怪しくも切ない姿は必見。 -
小学館世界J文学館 クリスマス・キャロル
※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 クリスマスの夜、3人の不思議な幽霊が奇跡を起こす。 ロンドンの商人スクルージは、金もうけのことしか頭にない冷酷な男。明日はクリスマスだというのに、貧しい人への寄付を断り、雇用人に冷たく接し、甥からパーティに誘われてもひとかけらも関心を持たない。その夜、スクルージの前に現れたのは、7年前に死んだはずの仕事仲間の男の幽霊だった。幽霊はスクルージに告げる。「これからおまえは、3人の幽霊にとりつかれる」 クリスマスの夜、孤独なスクルージの人生は、3人の幽霊によって変わるのか!? 「クリスマスの楽しみ方を変えた本」とまで言われて世界中で愛読され続ける、イギリスの文豪、チャールズ・ディケンズの傑作小説! ※この作品は一部カラーが含まれます。 -
デヴィッド・コパフィールド
ディケンズの自伝的要素あふれる代表作。デヴィッドが生まれた時、すでに父は死亡していた。大伯母は、女の子誕生を信じていたが、裏切られて家を出ていった。陽気な乳母ペゴティーはデヴィッドを兄の暮らすヤーマスへ連れてゆき、デヴィッドは好青年ハムや幼い恋心をおぼえたエミリーに出会う。母はマードストンと再婚する。マードストンとその姉はわがもの顔で家に居座り、母は心身衰えて死亡する。デヴィッドは寄宿学校に入れさせられるが、そこで二人の生涯の友を得る。怖いもの知らずのスティアフォースと愉快なトラッドルズだ。デヴィッドは学校をやめさせられ義父がロンドンで経営する商会に小僧に出される。デヴィッドは貧乏人ミコーバーのもとで暮らすが、やがてミコーバーは借金のため牢獄へ。デヴィッドは逃げ出して徒歩で大叔母の住むカンタベリーへ向かう。大伯母に保護されたデヴィッドは、その友人である弁護士ウィックフィールドのもとに寄宿し、その娘のアグネスと親しくなり、不気味な人物ユライア・ヒープに出会う。デヴィッドは地元の学校に通うようになる。 -
大いなる遺産
クリスマスイブの夕暮れ、鍛冶屋の少年ピップは足かせを付けた脱獄囚に捕まり、やすりと食い物をもってこいと脅かされる。このときの恐ろしい経験はあとあとまで尾をひく……田舎暮らしのピップに、降ってわいたように莫大な遺産相続の話がころがりこむ。送り主は誰なのか、世話になっている異様な金持ち夫人のミス・ハヴィサムか? ピップはミス・ハヴィサムの養女エステラへのかなえられない思いを胸にロンドンに出る。だが友人もでき、都会生活にうつつをぬかすピップのまえに、謎の人物が姿をあらわす……話は急転直下、緊迫の度をまし一気に終末へ。皮肉とユーモア、ミステリーと冒険活劇が一体となったディケンズ晩年の傑作。 -
新装版 クリスマス・キャロル
思わず心があたたまる、クリスマスをテーマにした永遠の名作 他人に興味を払わず、思いやりのかけらもない。かたくなな心を持った老人に今年も訪れたクリスマス。いつもと同じように、なにも祝わず独りきりで過ごすはずでした。しかし今年のクリスマスはいつもとは違ったのです。 「なぜ自分は思いやる心を失ってしまったのか?」「いつからクリスマスを祝うことなく終えるようになったのか?」自分の心が知らぬ間に、冷たい石のようになってしまったことを後悔し始める老人。じょじょに裕福な経済状態と裏腹に自分が失っていたものに気づき、生き方を変えたいと願うようになります。 読めばきっと心が温かくなる、身近な大切な人にやさしくしたくなる……そんな気持ちに誰もがさせられる、永遠の名作です。 新装版では、描きおろしの新たな表紙で「クリスマス・キャロル」の世界感をお楽しみください。 【目次】 まえがき 序文 クリスマス・キャロル原文 クリスマス・キャロル対訳 第一節 マーレイの幽霊 第二節 一番目の幽霊 第三節 二番目の幽霊 第四節 最後の幽霊 第五節 おしまいに -
岡本綺堂 怪談選集(小学館文庫)
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 明治初期、商売をたたんで一家で移り住んだしもた屋の離れに、一人の泊り客ができた。離れには、主人が没落士族らしき男から買い受けた木彫りの猿の仮面が掛けられていたが、夜も深まったころ、どこからかうなり声が聞こえてきて…(「猿の眼」より)。怪談の名手・岡本綺堂の短篇13本を選りすぐったおそろし噺傑作集。江戸から明治、大正時代までを舞台にした怪しくて不可思議な噺が、百物語形式で語られていく。ほかに、雪夜の横丁に座る老婆を目にした若侍たちの顛末を描く「妖婆」、新婚の夫がある温泉場から突然行方不明になる「鰻に呪われた男」など。 -
ボズの素描集
「この本には、天才の溌剌とした最初の躍動が疑いもなく感じられる…どこを開いても、のびやかに、完全な技巧でもって題材が扱われている。全編を通して示される観察力は驚異としか言いようがない」とディケンズの親友は書いた。本作は豊かな想像力、鋭い観察眼、ユーモア、特異な人物描写、語りの面白さ、さらには深刻な社会認識といった、ディケンズ文学のあらゆる要素をはらんでいると同時に、一八三〇年代の社会生活の貴重な記録として、独自の地歩を保っている。通常誰もが気にとめることのないありふれた対象は、ディケンズの想像力によって豊かな色どりを付与され、笑いや涙や怒り、さらには恐怖心を呼び起こすものへと変貌する。ディケンズ24歳のとき、まとめられた処女作! -
半七捕物帳―江戸探偵怪異譚―(新潮文庫nex)
彼は江戸時代における隠れたシャアロック・ホームズであった――。雪達磨の中から発見された死体。通行人を無差別に殺し続ける“槍突き”。江戸の難事件に立ち向かうは、神田三河町に居を構える岡っ引・半七。殺人、怪異、怪談。彼の推理はすべての不可思議に真実の光を当てる。今なお古びない捕物帳の嚆矢にして、和製探偵小説の幕開け。全六十九編の中から宮部みゆきが選んだ傑作集。 -
半七捕物帳
捕物帳シリーズの元祖にして不朽の金字塔。江戸の元岡っ引・半七老人の語る難事件解決回顧談。推理小説としてのみならず、江戸・幕末の風俗回顧談としても抜群の面白さを誇る全69話にスピンオフ作品「三浦老人昔話」と「半七捕物帳の思い出」を合本した完全版。 ●目次 お文の魂 石燈籠 勘平の死 湯屋の二階 お化け師匠 半鐘の怪 奥女中 帯取りの池 春の雪解 広重と河獺 朝顔屋敷 猫騒動 弁天娘 山祝いの夜 鷹のゆくえ 津の国屋 三河万歳 槍突き お照の父 向島の寮 蝶合戦 筆屋の娘 鬼娘 小女郎狐 狐と僧 女行者 化け銀杏 雪達磨 熊の死骸 あま酒売 張子の虎 海坊主 旅絵師 雷獣と蛇 半七先生 冬の金魚 松茸 人形使い 少年少女の死 異人の首 一つ目小僧 仮面 柳原堤の女 むらさき鯉 三つの声 十五夜御用心 金の蝋燭 ズウフラ怪談 大阪屋花鳥 正雪の絵馬 大森の鶏 妖狐伝 新カチカチ山 唐人飴 かむろ蛇 河豚太鼓 幽霊の観世物 菊人形の昔 蟹のお角 青山の仇討 吉良の脇指 歩兵の髪切り 川越次郎兵衛 廻り燈籠 夜叉神堂 地蔵は踊る 薄雲の碁盤 二人女房 白蝶怪 三浦老人昔話 半七捕物帳の思い出 -
青蛙堂鬼談
青蛙堂(せいあどう)主人から案内が来て、行ってみると、「実はこのような晩にわざわざお越しを願いましたのはほかでもございません。近頃わたくしは怪談に興味を持ちまして、ひそかに研究しております。つきましては一夕(いっせき)怪談会を催しまして、皆さまの御高話を是非拝聴いたしたいと存じておりましたところ、あたかもきょうは春の雪、怪談には雨の夜の方がふさわしいかとも存じましたが、雪の宵もまた興あることと考えまして、急に思いついてお呼び立て申したような次第でございます」ということで、一席ずつ怪談話を披露することに…綺堂の怪異談12編。 -
クリスマスキャロル 【ひらがな・カタカナ】
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 きいろいとり文庫作品 その97「お金のことしか頭にない『スクルージ』は、クリスマスイブの夜、亡くなった友人『マーレイ』の幽霊に出会いました。彼はスクルージに、これから起こる恐ろしい未来を伝えに来たのです・・」※本製品の言語は日本語(ひらがな・カタカナ文)となっております。別言語・ヴァージョンをお求めの方は、別途お買い求めください。 -
クリスマスキャロル 【漢字仮名交じり文】
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 きいろいとり文庫作品 その97「お金のことしか頭にない『スクルージ』は、クリスマスイブの夜、亡くなった友人『マーレイ』の幽霊に出会いました。彼はスクルージに、これから起こる恐ろしい未来を伝えに来たのです・・」※本製品の言語は日本語(漢字仮名交じり文)となっております。別言語・ヴァージョンをお求めの方は、別途お買い求めください。