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4.2人生は挫折の連続だ。それを乗りこえていくのが人生ではないか。敗北をおそれず、勝利に甘えるな、と、小声で耳打ちするしかない。――この激動の時代をどのように生き抜けばいいのか。そして、生きていく上でのピンチをいかに克服するのか。不条理にみちた人生の危機からの脱出術を、自らの体験をもとに、深く丁寧に、そしてやわらかく伝える豊潤な講義録。『七〇歳年下の君たちへ』改題。
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3.3330万部ベストセラー「大河の一滴」がいままた話題! 国民的作家、その真骨頂! 未曽有の時代に、作家がもっとも伝えたいこととは 「遺産」とはお金や土地ばかりではない。 私たちが相続するものは、経済的な「形あるもの」ばかりなのか。 人との挨拶の仕方、お礼の言い方、そのほか数えきれないほどのものを、私たちは相続しているのではないか。いまこそ「形なきもの」の中にある大切な相続財産に目を向けよ。 「魚の食べ方」という身近なエピソードから出発し、両親との記憶、日本の文化や戦争へと広がっていく話題。コロナで人と人のつながりが問われるいま、90歳に手が届く年齢となった作家が、深い思索と洞察から導きだした渾身のメッセージ。 あなたは何を遺しますか――?
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3.5著者が2015年に『嫌老社会を超えて』を出版し、世代間闘争や暴走老人に警鐘を鳴らして約1年半。老人による交通事故報道が後を絶たず、2017年には改正道路交通法が施行されました。100歳以上の高齢者が6万人を超え、団塊世代が70歳を迎える今、新たな「老い方」を考えることは日本にとって、私たち一人ひとりにとって最も重要な課題であるといえます。しかし、「高齢になっても元気に前向きに」は誰もができることではありません。老いに抗わず、等身大に受け止め、工夫して楽しむ。「嫌われる、迷惑をかける老人」にならないなど「賢老」という生き方のために日々実践できることを、84歳の著者自らの体験も交えながら綴った1冊。
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5.0社会主義体制下のはみだし者、スチャリーガの少年たちとジャズの結びつきを「裏側の歴史」として、鋭い時代感覚、リズミックな文体と見事な構成で描き切る。絶賛と注目をあびた、作家の鮮やかなデビュー作。他に「GIブルース」「白夜のオルフェ」「霧のカレリア」「艶歌」を収録。
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3.0日本人はこうやって死んでいった! 僧侶でもある著者が、庶民から高僧までさまざまな時代の人々の死にざまを読み解き、「死=終わり」ではない日本人の死生観に迫る。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人々の進む道を示す教えでありながら、 多くの争いの元凶ともなってきた宗教。 グローバル化と情報化が加速度的に進む現在、信仰をめぐる状況もまた、大きく変わろうとしている――。 ●対談「正統なき異端の時代に」五木寛之×森本あんり ●「日本の『こころ教』とイスラーム『神の法』池内恵 ●「広がりを見せる『信仰なき』宗教」岡本亮輔 ●「『新・人間革命』完結にみる創価学会のゆくえ」佐藤優 ●「宗教ブックガイド2019」渡邊直樹 (敬称略)
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4.0解決できない苦しみや悲しみを、どう受けとめて生き抜いていくのか。これは人間に課せられたとても大きな課題です。なかでも「老い」「病(やまい)」「死」に関わる苦悩は、誰であっても、どんな時代であっても、いかんともしがたい面があります。この問題に向き合うために、仏教だけでなく、キリスト教、イスラム教、儒教など、人類の知恵の結晶でもある宗教体系から学び、どうすればより心の安寧につながるのかを会得していくのが本書の狙いです。また、悲嘆と向き合うための手がかりに宗教儀礼がなるのか、巻末で展開される社会学者・多村至恩氏との特別対談も必読!
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4.0妻に蒸発され、小学生の息子二人を抱えてまじめに働いていた父親が、「疲れた」といって子供たちと心中した。父親のズボンのポケットには10円銅貨一枚、子供の手帳には「おかあさんもじ国(地獄)へ行け」と書かれていた。四十数年前にあった悲惨な事件だが、なんともいえないリアルさと、自分の胸に指を突きつけられる思いが今もする。お金も家族も健康も、支えにもなるが苦悩にもなる。人生はそもそも思うにままならぬもの。ならば私たちは何のために生きるのか――。人々に寄り添うその深い洞察が大反響を呼んだ衝撃の人生論。時代が変わる今、再読したい心の羅針盤。
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-千所千泊。そうして私は自分の知らない自分を見つけてきた。 今回のテーマは「旅と人生」。日本各地の見知らぬ土地を訪れ、そこで泊まることを志しているという作家・五木寛之。なぜ旅に出かけるのか? 旅に出ると発見がある。自分の目で見て、足で歩き、人々と触れあい、その肉声に学ぶことで、その土地の陰影が生じて旅の面白さが増す。それを味わい、反芻することで、新しい自分を知ることができる。そして、今や「百年人生」と言われる人間の寿命そのものが長い旅でもある。90歳の「生き方の先輩」が贈る人気シリーズ。第6弾! 第1章 日本の旅が示唆してくれるもの 第2章 食の体験を思い返しながら 第3章 人と芸能――山形と秋田の旅 第4章 風景と伝承――鳥取と島根の旅 第5章 宗教と文化――大阪の旅 第6章 「心の武器」が人生を豊かにする
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-異国の歴史や伝統に触れる。それは、知らない自分との出会いです。 今回のテーマは「異国文化」。居場所を定めないデラシネ人生を送るなかで見聞きした、さまざまな土地の景観や音楽が、自分の人生を彩り豊かなものにしたと語る五木さん。「晩年を過ごすのはスウェーデンかフィンランドか、やっぱりラテン系の国でのんびり過ごすのもいいな。そんなことを思っているこのごろです」。91歳になった「生き方の先輩」が贈る、人生百年時代を豊かにする必読ガイド、第8弾! 【内容】 第1章 才能を引き寄せるパリ――フランス 第2章 成熟した大人の国――スペイン、ポルトガル 第3章 個人が行動に責任を持つ国――イタリア 第4章 自由に生きるために――ギリシャ 第5章 北欧三か国の思い出――フィンランド、スウェーデン、ノルウェー 第6章 それぞれの個性が際立つ南米の国――チリ、ブラジル、アルゼンチン
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5.0孤独は人生を豊かにします。ひとりぼっちを嘆く必要はありません。 長引くコロナ禍のもと、「孤独」の問題があらためて注目されている。とくに独り暮らしの高齢者は孤立感を強めると危惧されている。しかし、孤独は孤立ではない。孤独=寂しいと否定的にとらえることをやめて、人が思索を深め、豊かな感情を醸成するための必要な時間と考えてみてはどうだろうか。ひとりの時間が増えたことに不安を抱える人たちへ、90歳になった「生き方の先輩」が贈る、人生後半を快活に生きる道案内。第2弾! 第1章 「孤独」と「孤立」について 第2章 孤独を友として生きる 第3章 クールに距離を置きながら 第4章 絶望の底の底で光を見る 第5章 見えない力が支えてくれている 第6章 私たちには「物語」が必要だ *電子書籍版本文には画像の収録はございません。あらかじめご了承ください。
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-自分が知らなかった自分を知る。対話は私にとって最高の授業だと思っています。 今回のテーマは「対話」について。作家・五木寛之が、文字を読むこと、書くことよりも大切にしているのが、人の話を聞くこと、そして人に語ること。ブッダも孔子もソクラテスもイエス・キリストもみな肉声で語りかけ、人々はその言葉を聞いて覚えたのであり、文字は二次的なもの、つまり、人の口から語られた言葉を記録するための道具にすぎないという。「対話とは、新しいことの発見であり、自分自身への問いかけでもある」。90歳の「生き方の先輩」が贈る、人気シリーズ。第5弾! 【主な内容】 第1章 対話の中に発見がある 第2章 面授の歓びを求めて 第3章 対談とはアートのようなもの 第4章 忘れがたい人々との思い出 第5章 真剣勝負こそが対談の魅力
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4.0『生きるヒント』から30年、五木寛之による令和の新シリーズ、刊行開始! 私たちは、誰もが百歳以上生きるかもしれない時代を生きている。そうであるならば、人生を二回生きるイメージを大切に、 それぞれ新しい生き方に切り替えてみてはどうだろうか――。90歳になった作家が、いま一番に伝えたいこととは何か。「私はむしろ、書くことよりも、対話することのほうが、表現者本来の姿ではないかと思います」。”生き方の先輩”五木寛之が、長年出演を続ける「ラジオ深夜便」の語りを再現して贈る、後半生を快活に過ごす極上の道案内。 第1章 人生のギアチェンジとは 第2章 何をもって「幸せ」と感じるか 第3章 話すことの大切さを思う 第4章 生きているだけでも意味がある 第5章 老後の「生き方」と「逝き方」 *電子書籍版本文には写真(全3点)を収録していません。あらかじめご了承ください。
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4.5思い出は〈心の資産〉です。存分に活用することをおすすめします 一か所にとどまることのない「移動の人生」を送ってきたという五木寛之さん。今回は、敗戦後の朝鮮半島からの引き揚げをはじめ、海外渡航自由化直後に敢行したシベリア鉄道の旅など、自身の強烈な体験を打ち明けながら、老いの時間を楽しむための「回想法」について語る。よい思い出であれば「あのときは幸せだったな」と郷愁に浸れるし、悪い思い出でも「あのときと比べたらまだましだ」と開き直ることができる。「思い出は、高齢者の特権ともいえる〈心の資産〉です」。90歳の「生き方の先輩」が贈る、人気シリーズ。第4弾! 【内容】 第1章 私の「移動の人生」について 第2章 食べることが、生きることだった 第3章 映画は人生の1ページ 第4章 三つの「想」のすすめ 第5章 思い出を慈しむこと
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-行き当たりばったりの好奇心で、あらゆるジャンルの本を読む――それが私の読書です。 今回のテーマは「本」。小説はもちろん、歴史、エッセイ、音楽、車、鍼灸に関するものなどなど、少年時代から続けてきた「ごった煮読書」が、作家としての自身の仕事ぶりを形成したと語る五木さん。「読書をすれば優れた人間になるわけではないし、ましてや努力や義務で読むものではありません。本は、私のよき友であり、おもしろいから読むのです」。91歳になった「生き方の先輩」が贈る、人生百年時代を豊かにする必読ガイド、第7弾! 【内容】 第1章 ごった煮読書のすすめ 第2章 古典の読み方、楽しみ方 第3章 活字文化は消えてしまうのか 第4章 作家として「書く」ということ 第5章 忘れえぬ三人の作家――松本清張、司馬遼太郎、井上ひさし 第6章 本を友としてさびしさを癒す
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3.0思想家であり武道家の内田樹と、比較宗教学者で僧侶でもある釈徹宗が、日本人が失っている霊性を再発見すべく日本各地の「聖地」を旅する聖地巡礼シリーズ第4弾。最新の第4弾は、日本人にすら忘れかけられている長崎県「対馬」。 福岡空港から空路で30分(100キロ)のところに対馬は位置する。人口3万2千人。 この対馬こそ、日本の原点であり、日本人の源流の地といえる。 日本書紀の「国生み」によれば伊邪那岐(イザナギ)・伊邪那美(イザナミ)の二柱の神は、大八島の国を次のように形成していった。 淡路島→四国→隠岐島→九州→壱岐→「対馬」→佐渡島→秋津島(本州)。 対馬は、その地理的な位置から、朝鮮との国境の島としての運命を担う。魏志倭人伝の最初に出てくる日本の地名が対馬である。今でも晴れた日には、対馬から釜山が見える。対馬と福岡は100キロだが、対馬と朝鮮半島は50キロ未満の近さである。対馬を訪れれば、韓国人のあまりの多さに驚愕するが、この近さを思えば、もっともことである。看板や値段は、日本語とハングル語がほとんど併記されている。ちなみに、携帯電話も場所によっては海外モードになってしまう。 歴史上、いくつかの重要な戦場にもなった。白村江の戦い、元寇、日露戦争(当時は、バトル・オ・ツシマと呼ばれた)。にもかかわらず、朝鮮との友好な関係を築きあげてきた、外交能力。日本人の海民性を物語る。 応神天皇、神功皇后をはじめ、数々の神話・伝説を生み出した古代の信仰。 さまざまな形式の神社やご神木、ご神体が示す、日本人の信仰心の原点。 神仏習合の上をいく、神仏キの習合。 内田樹、釈徹宗の両著者は、まさに、日本人の霊性、心性の原点が、対馬から発せられていることを実感をこめてつづっていく。
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4.1未知の荒野を目指して歩く男を描いた五木寛之の代表作。 ジャズ・ミュージシャンをめざす二十歳のジュンは、新宿のジャズ・スポットで 「お前さんには、何か欠けたものがあるんだよ」「あんたは苦労がたりない」と 言われ、外国へ飛び出した。 横浜港からシベリアへ渡り、そこからモスクワ、ヘルシンキ、ストックホルム、 コペンハーゲン、パリ、マドリッド、リスボン・・・。ジャズとセックス、ドラッグ、 酒、そして暴力にいろどられた放浪の旅は続く。 世界とは? 人間とは? 青春とは? そして音楽とは? 走り続ける60年代の若者たちを描き、圧倒的な共感をよんだ名作。 解説は植草甚一
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3.5孤独に怯えることはない 豊かさを愉しめばいい 人は本来孤独を恐れるべきものだろうか。あるいは、孤独はただ避けるほうがいいのか。 私は孤独の中にも、何か見いだすべきものがあるのではないかと思うのです。(中略)孤独の持っている可能性というものをいま、私たちは冷静に見つめ直すときにさしかかっているようにも感じるのです。(本文より) 30万部のベストセラー『孤独のすすめ』、待望の続編! 世に流布する「孤独論」を退け、真の「孤独論」がここに完成した。 第一章 孤独に怯える人びと 第二章 「和して同ぜず」という思想 第三章 生物としての孤独とは 第四章 老いるヒントについて 第五章 孤独を愉しむ 終 章 孤独は永遠の荒野ではない 【対談】 × 下重暁子 歳をとるにつれて ひとりの時間が味わい深くなる
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4.0幸福な人生とは何か。生きて死ぬとはどういうことか。半世紀にわたる思索の軌跡がここに集約。言葉が心にしみこんでくる。生きる勇気がわいてくる。闇を照らす名言集! 「人生百年時代」と言われて、戸惑いを感じない人がいるだろうか。これまでの文化、すなわち文学、美術、思想、演劇、その他の知的財産は、すべて「人生五十年」を基準につくられたものである。私たちはこれから地図のない旅、羅針盤のない航海に向けて出発しなければならないのだ。未知の世界に対する心のときめきと同時に、大きな不安を抱えていることも事実である。ここに五十年にわたる自分の文章を集めてみたのは、懐古の感情からではない。きたるべき未知の世界に足を踏みだす前に、おのれの足場を確認しておきたかったからである。(「はじめに」より) ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
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4.0コロナで逼塞する現代人に必読の書! 現代人が読んで心を打たれる、それが『歎異抄』。金言・箴言に満ちたこの書は、思想的には難しい。平易な解説で深みまで導きます。 <目次> 【はじめに】 『歎異抄』が与えた影響/数多の謎を持つ『歎異抄』 ほか 【第一章】『歎異抄』を読んでも仏教はわからない 【第二章】近代知性が痺れてしまう 親鸞のオリジナリティ・縦のつながりと横の広がり/「念仏して地獄におちたりとも」/勘当した息子・善鸞 ほか 【第三章】「悪人こそが救われる」が持つ破壊力 悪人こそが救われる?/「悪人成仏」のインパクト/罪と悪と救いの問題 ほか 【第四章】親鸞に弟子は一人もいない? 今までの仏教の枠を外した法然/明恵の法然批判/親鸞直筆の手紙・家族への思い ほか 【第五章】念仏して喜びがなくてもいい? 宗教の源泉は大洋性/阿弥陀仏信仰と一神教信仰の神の違い/他力のややこしさ ほか 【第六章】 信仰と無信仰について 親鸞の思想の最も深い味わい/信仰の「加害者性」/無信仰の「当事者性」 ほか 【第七章】 仏教の生命観と人間観 親鸞と善鸞/「宿業」の捉え方 ほか 【第八章】 悟りとは何だろう 「臨終正念」をひっくり返した法然親鸞/宗教の善悪・社会の善悪 ほか 【第九章】 倫理と宗教を深掘りする 仏教という光に触れて柔らかくなる心と体/現代倫理学の義務論・功利主義 ほか 【第十章】 「迷える私」が信心を生む 「仏法」と「迷える私」の共同作業 ほか
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4.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 名著『私訳歎異抄』のポケットサイズ版が登場。 新たに「小見出し」「脚注」を加え、解説も一新しました。 =「まえがき」より= 歎異抄は、私にとってはいまだに謎にみちた存在である。 古めかしい聖典ではなく、いきいきとした迫真のドキュメントである。 この小冊子をつうじて、著者の熱い思いの一端でも再現できれば、というのが私のひそやかな願いだった。
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2.5【第一部】動乱の京都。親鸞は9歳で出家し、3年後に比叡山に入山した。が、長い修業ののち下山を決意し、法然の門下となる。数年後に師に認められ、「撰択本願念仏集」の書写を許されるが、貴族社会を巻き込んだ師の教えは、念仏禁制の裁きを受ける。法然は四国へ、親鸞は越後へ流罪に。ライバル・黒面法師との対決や、のちに結ばれる恵信との恋愛、河原で出会った無頼の者たちとの交わりなど、若き日の親鸞を描いた青春群像劇。※この電子書籍は、『親鸞(しんらん)(上)』『親鸞(しんらん)(下)』『親鸞(しんらん) 激動篇(上)』『親鸞(しんらん) 激動篇(下)』『親鸞(しんらん) 完結篇(上)』『親鸞(しんらん) 完結篇(下)』の六冊を合本とし、電子書籍化したものです。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 年金支給開始年齢が引き上げられ、サラリーマンの働き方も変わりつつある。雇用延長か、再就職か、起業か? 生涯現役のために心がけることとは? (『中央公論』2019年7月号特集の電子化) (目次より) ●対談 賢くボケて空っぽになる 生涯現役をめざして 五木寛之×横尾忠則 ●高齢者を活かす雇用システム改革とは 濱口桂一郎 ●ITが変える!? シニアの就労環境 廣瀬通孝 ●【ルポ】“定年”のない会社、高齢者が活躍する会社 樋田敦子 《生涯現役の達人》 ●「不機嫌老人」よりも「理系老人」になろう 若宮正子 ●計306歳の4人が、60年間歌い続けられた理由 ボニージャックス ●対談 男のキャリア、女のキャリア 定年後を輝かせる働き方、マネー、人間関係 勝間和代×楠木新
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4.5「旧統一教会問題」が露わにしたもの 安倍元首相銃撃事件を機に急浮上した旧統一教会問題。宗教のあり方が問い直された。本来は人を救うはずの宗教と“カルト”との境界はどこにあるのか。政治と宗教の関わり方にどのような“歪み”があったのか。これから私たちは、どのように宗教と向き合うべきなのか。現場の第一線にいる研究者・宗教者6人が集まり、宗教と社会・政治・人間の「これから」を徹底的に討論する。YouTube版動画が10 万回以上再生されたNHK E テレ「こころの時代 宗教・人生 問われる宗教と“カルト”」に、出演者の書下ろし論考を収載して緊急出版化。
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3.0「戦後七十年というのは、新しい民主主義日本がオギャーと誕生してから 七十年経ったということ。つまり、いまの日本は『七十歳』ということなんです」 (五木寛之) 日本という国が、これ以上、高成長をを続けるのは体力的に無理。 これから先は「低成長・高成熟」の時代。では日本が進む先は、 どういった道なのか。その行く先を確認する時期に入っている。 若き日に敗戦を経験し、死を見つめてきた作家と、宗教学者にして、 認知症高齢者のグループホームを運営する僧侶による、老いと死をめぐる対話。 【おもな目次】 <第1章 七十歳になった日本で> 昭和十二年頃と似た雰囲気/現代人の肌感覚時間/祭祀儀礼が時間を延ばす/ 老年の古典と青春の古典は違う/健康法も年代によって違う/高齢者のための文化 ほか <第2章 死生観を持てるか> 「死生観を持て」と迫られる時代/根本は語りの中にある/現代に「つながり」の 場はあるか/様式の力/見えない世界を語る ほか <第3章 日本人の宗教観はどこから来たか> 日本人にとっての「天国」/神道と仏教/夕焼け小焼けの生命観/死ねば仏/ 日本に根づく宗教とは/場の宗教性に優れた日本人 ほか <第4章 「他死社会」への心がまえ> 嫌老感の正体/維摩経にみる賢老像/若者の貧困と新しい希望/「使用済み」 という問題/「棄老」はタブーか/認知症は怖くない/お寺から始まる ほか
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4.0『維摩経』は、初期大乗仏教典として古来から日本人に親しまれてきた。聖徳太子の三経義疏の1つが『維摩経義疏』(注釈書)であることからも、それがうかがえる。ところが、このお経は変わっている。「維摩」という在家の仏教者が病気になった。ブッダは弟子たちに見舞いに行くようすすめるが、辞退者が続出。維摩に手ひどく論破された経験が尾を引いていたのだ。ようやく文殊菩薩がその任を受け、維摩のもとに向かう。文殊菩薩の巧みな問いかけによって、維摩が説く仏教のかたちが見え始めていく……。まるで物語のような展開を見せる『維摩経』だが、経文どおり訳していくと難解かつ膨大な量になってしまう。そこで仏教をやさしく語って人気の著者が、そのエッセンスを踏まえながら、まさに「話し口調」で大胆に超訳&解説。読み終えたとき、本書のタイトル「なりきる すてる ととのえる」の意味がわかり、心がラクになります。
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-1巻305円 (税込)※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦後73年が経ち、戦争を知らない世代が圧倒的多数になった今、日本軍兵士の壮絶な体験はどう語り継がれていくのだろうか。(『中央公論』2018年9月号より) 「絶望のなかにこそ一筋の希望がある」五木寛之(作家)×鴻上尚史(作家・演出家)/「兵士の身体を通して見た日本軍という組織」戸部良一(帝京大学教授)×吉田裕(一橋大学特任教授)/「太平洋戦線の米軍兵士たち」河野仁(防衛大学校教授)/「特攻ブームはなぜ生まれたか?」佐藤卓己(京都大学教授)/「戦場漫画『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』で描きたいこと」武田一義(漫画家)/「『レイテ戦記』からサリンジャーまで――読み継ぎたい戦争文学」松山巖(作家)×都甲幸治(翻訳家・早稲田大学教授)×桜庭一樹(作家)
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4.2迷走する日本人のこころと向き合う 二賢人から、渾身のメッセージ 東日本大震災後、あらためて問い直された日本人の死生観や宗教性。経済効率至上主義や個人主義が加速するなかで、置き去りにされた日本人の「こころ」の問題を、現代の二賢人が論じる。思想家として教育、医療、司法、宗教の倫理的立て直しを説く内田氏(第一部)、宗教者として日本的霊性のルーツに迫りつつ現代にふさわしい共生のありかたを探る釈氏(第二部)。どちらも自らの信ずる道を振り返りながら、社会を担う一員としての読者に、まっすぐ問いを投げかける。穏やかな笑顔からは想像もつかない、切実な問題意識に胸を打たれること間違いなしの力作。自分探しの「スピリチュアル」でもなく、特定の宗教・宗派にこだわるでもなく、人間が社会をつくり生き延びていくために根源的な支えとなる「霊性」をいま、問い直す。 ※電子版限定 内田樹×釈徹宗対談「日本的霊性と大拙、そして私たち」収載
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4.0めまぐるしく転変する、先の読めない時代。人はしばしば世の不条理と人生の浮き沈みに眠れぬ夜を過ごす。だが、どんな時代でも人の苦しみの総量は変わらない、と著者は言う。とらわれ過ぎず、そしてよく目を凝らし、口笛を吹きつつ闇の中を歩いていこう。やがて訪れる夜明けを待ちながら――。時代、歴史、物語、愛、人生など様々なテーマをめぐり、半世紀にわたる思索から紡ぎ出された初の箴言集。
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3.5ただひたむきに前を向いて「前進」するだけが、生きることではない。いつの時代も、人は何万年もの記憶の集積の上に今を生き、自分もまた忘れがたい過去の集積体なのだ。雑事に追われる日々の中に、無意識の声、遠い過去からの足音が聞こえてくる。変わり続ける世相の中にも、予測しえない未来がふと浮かぶ。ときに反時代的であっても、後ろを向きながら前へ進む――混迷と不安の時代を生き抜く「背進」の思想。
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4.250代、60代、70代こそ、人生の黄金時代。 個人がもっとも自分らしく生きることのできる、人生のハーベスト・タイムです。 ――50代からはじまる「白秋期」に収穫の実りを得るためには、毎日とどう向きあうか。 誰もが避けられない3K問題(健康、経済、老後の孤独)と、どのようにつきあえばよいか。 86歳を迎える著者が、自らの実感を込めて贈る、人生後半の生き方のヒント。 【本書の目次より】 地図のない明日への旅立ち――まえがき 1章 白秋期は人生の黄金期――六十代からはじまる黄金時代 2章 たかがお金、されどお金――脱仕事主義のすすめ 3章 長寿は幸福に能わず――病院に依存しない生き方のすすめ 4章 ことわざの効用――巧言令色のすすめ 5章 孤独のユートピア――慣習の絆を断ち自由に生きる エピローグ――あとがきにかえて 人生を、青春、朱夏、白秋、玄冬の四つの時期に分けて考えれば、白秋期とは五十歳から七十五歳あたりまでの二十五年間である。その季節を私たちはどう生きるのか。 白秋期は晩年ではない。フィジカルにはさまざまな問題を抱えていたとしても、いまの五十歳から七十五歳までの時期は、むしろ人生の収穫期ではないかと、私は思っている。――まえがきより