作品一覧 2023/03/22更新 徹底討論 ! 問われる宗教と“カルト” 試し読み フォロー 統一教会 性・カネ・恨から実像に迫る 試し読み フォロー 統一教会 : 日本宣教の戦略と韓日祝福 試し読み フォロー 霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造― 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 櫻井義秀の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 徹底討論 ! 問われる宗教と“カルト” 島薗進 / 釈徹宗 / 若松英輔 / 櫻井義秀 / 川島堅二 NHK「こころの時代」を興味深くチェックするようになったのは、本書のもととなった放送を見て以来。よって、本書の購入は記念的な意味だったが、各先生が放送で語られたことを一歩深めて書き下ろしているコラムが追記されていて、より深まった。 ”カルト”について考察を進めると、宗教と国家、社会における個人へと...続きを読む問いがつながっていく。その過程が平易な語りでなされているのは、どの先生方も当事者として、危機感をもって関わってきてたからだろう。こうした番組が多くの人の目に留まり日本社会の宗教リテラシー向上につながることを願う。 ①カルトの定義②宗教と国家の歴史的把握③宗教間対話の可能性④宗教の意義、役割 Posted by ブクログ 統一教会 性・カネ・恨から実像に迫る 櫻井義秀 統一教会が日本に広がる背景、勧誘活動、祝福と呼ばれる婚姻関係後の暮らしぶりなど、統一教会を様々な側面から掘り下げています。 現代における政治との関係は他書の方が詳しいですが、統一教会そのものを知る時にとても参考になりました。 Posted by ブクログ 統一教会 性・カネ・恨から実像に迫る 櫻井義秀 統一教会について、最新のものでる。統一教会の成り立ちから今後どうなっていくかの見通しまで書かれている。読むのに少し時間がかかるが、統一教会について知るためにはベストの本である。 Posted by ブクログ 統一教会 : 日本宣教の戦略と韓日祝福 櫻井義秀 / 中西尋子 合同結婚式で韓国に嫁いだ日本人嫁が現地でアムウェイで稼いでいるエピソード好き。純朴な韓国人を騙すなよ。それは地上天国実現のためにサタン国民がやるべき贖罪ではないやろ。 Posted by ブクログ 統一教会 性・カネ・恨から実像に迫る 櫻井義秀 安倍元総理の狙撃・殺害事件により、霊感商法や高額献金による被害、日本政治への関与、二世信者の問題などの点で注目を集めることになった統一教会(世界平和統一家庭連合)について、「性・カネ・恨」という観点を軸に、歴史的背景、教義、組織構造、法的観点などから多角的に論じている。 ニュースで話題になっている統...続きを読む一教会だが、霊感商法や高額献金、大学でのカモフラージュした勧誘活動といったイメージしかなかったけれども、本書を読んで、その歴史的経緯や教義をおおまかにではあるが知ることができ、勉強になるとともに、興味深かった。 統一教会の教義はキリスト教をベースにしているというが、東アジア的な先祖崇拝や地獄観念なども無節操に取り入れていて、特に根拠なく文鮮明をメシアとするなど、かなり荒唐無稽に感じた。特に、血統転換(性交による血分け)をはじめとする「性」を核とした教義や儀式は、正直気持ち悪く感じてしまった。日本を堕落したエヴァ国家だとし、専らアダム国家である韓国に資金を捧げる役割を担わされてきたというのも、ちゃんちゃらおかしく感じ、なんでそんなことがまかり通ってきたのかという訝しい思いに駆られた。 マニュアル化された勧誘・教化のメカニズムも本書でよくわかったのだが、なんで多くの人がこんな荒唐無稽なことを信じてしまい、無尽蔵に献金等をしたり、韓国に渡って見知らぬ人と結婚したりしてしまうことになったのかというのが、自分の理解の範疇を超えていて、十分に納得できなかった。そもそもアンケートや姓名判断の誘いがあった時点で十分に気を付ける必要があるし、そういうことに対して怪しいと勘づけるリテラシーを小さいころから身に付けるようにする必要があると感じた。 また、政治の側からしたらいいように利用しただけということなのだろうが、明らかに日本を貶めるような教義を持つ統一教会に日本の多くの保守政治家が関係を持っていたというのも、もうひとつ合点がいかないところがあった。統一教会の教義も御都合主義的なところが多いし、日本の政治家も統一教会側も、お互い実際には理念や信条にそこまで重きを置いていないということなのだろうか。 Posted by ブクログ 櫻井義秀のレビューをもっと見る