櫻井義秀のレビュー一覧

  • 徹底討論 ! 問われる宗教と“カルト”
    NHK「こころの時代」を興味深くチェックするようになったのは、本書のもととなった放送を見て以来。よって、本書の購入は記念的な意味だったが、各先生が放送で語られたことを一歩深めて書き下ろしているコラムが追記されていて、より深まった。

    ”カルト”について考察を進めると、宗教と国家、社会における個人へと...続きを読む
  • 統一教会 性・カネ・恨から実像に迫る
    統一教会が日本に広がる背景、勧誘活動、祝福と呼ばれる婚姻関係後の暮らしぶりなど、統一教会を様々な側面から掘り下げています。
    現代における政治との関係は他書の方が詳しいですが、統一教会そのものを知る時にとても参考になりました。
  • 統一教会 性・カネ・恨から実像に迫る
    統一教会について、最新のものでる。統一教会の成り立ちから今後どうなっていくかの見通しまで書かれている。読むのに少し時間がかかるが、統一教会について知るためにはベストの本である。
  • 統一教会 : 日本宣教の戦略と韓日祝福
    合同結婚式で韓国に嫁いだ日本人嫁が現地でアムウェイで稼いでいるエピソード好き。純朴な韓国人を騙すなよ。それは地上天国実現のためにサタン国民がやるべき贖罪ではないやろ。
  • 統一教会 性・カネ・恨から実像に迫る
    安倍元総理の狙撃・殺害事件により、霊感商法や高額献金による被害、日本政治への関与、二世信者の問題などの点で注目を集めることになった統一教会(世界平和統一家庭連合)について、「性・カネ・恨」という観点を軸に、歴史的背景、教義、組織構造、法的観点などから多角的に論じている。
    ニュースで話題になっている統...続きを読む
  • 徹底討論 ! 問われる宗教と“カルト”
    安部元首相殺害で関心が集まる宗教、カルトの世界。容疑者家庭における母親の一億円寄付、家庭崩壊がいわれるが、ではなぜ宗教にそこまで入れ込んだかという視点も必要ではないか、というのが冒頭の問題意識としてあった。読んでいくと、本来宗教とは、そういうものではないんだな、と思ったね。ただ、宗教の力を利用して、...続きを読む
  • 霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造―
    「宗教嫌いの神秘好き」と形容される日本人。日本社会で勢いを増しているスピリチュアルについて警鐘を鳴らす本です。副題は「スピリチュアル・ビジネスの構造」。2009年刊行の新書ではありますが、著者の目と分析力が、本書で扱われるいろいろな事件やトラブルの底の部分まで透徹しているので、今読んでも翳りのない論...続きを読む
  • 霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造―
    霊感商法(スピリチュアル・ビジネス)を題材にした新書。霊感商法は新宗教、カルト教などと重なる部分はあるものの明確に区別される。あくまで「ビジネス」としてのスピリチュアル、というわけだ。
    そういった霊感商法がいかにしてビジネス的に成立しているのか、そのシステムについて著者の体験と経験者との対談を通じて...続きを読む
  • 霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造―
    [ 内容 ]
    信じる者は救われぬ。
    スピリチュアリティ(神霊・心霊)を騙れば簡単に金儲けはできる。
    ほんの少しだけ「不安」を煽り、安易な「癒し」を差し出せば判断能力は歪められ、人は喜んで搾取され続けるのだ。
    その危険性について現代人はあまりに無防備である。
    神世界、統一教会、テレビ霊能者から仏教、神...続きを読む
  • 統一教会 性・カネ・恨から実像に迫る
    橋爪大三郎の本よりも詳しい
    2章と3章だけ

    2章
    57 前後の日本と韓国のキリスト教受容
    62 笹川 岸信介
    70 前後の右派
    72 保守言説の外野
    81 運動としての統一教会
      学生運動・政治運動との3つの共通点
    88 教義・教説

    3章
    116 統一教会の事業
    150 具体的な伝道方法
  • 霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造―
    フリーランスであった11年の間、特に後半スピリチュアルにはまって数十万を使った。明らかに怪しいコンサルにも大金を使った。4年前にそこから抜けられたのは、新興宗教が使う洗脳やマインドコントロールの原理を学んだからだった。

    この本は、マインドコントロールについて新たな知見を得たく読んでみた。

    ●スピ...続きを読む
  • 霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造―
    スピやカルトに関わることで、自分に様々な影響が与えられ、考え方や態度が変わってしまう、認知が歪められるリスク。
    スピやカルトは感性に働きかけて、状況の認識や価値判断を歪める。
    p.213
    「大学では学問を学び、諸説を比較検討する知的柔軟性を持つことや批判精神を持つことを教育目標に掲げる。ところが、勧...続きを読む
  • 霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造―
    「神世界」「統一教会」「寺・神社・教会」「すぴこん」とスピリチュアル界隈の人や金の流れ、システムをざっくり解説していてなるほどなあって感じ。信者がお金を払い続ける心理を行動経済学で説明するクダリは、大して高度なことを言ってるわけではないんだけど、「あっそうか」ってちょっと感心した。わたしは例の「さん...続きを読む
  • 霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造―
    平たく言うと「ぼったくられるスピリチュアルビジネスには要注意」という主旨の本。

    筆者は基本的に「スピリチュアルと呼ばれるものは怪しい」というフィルタをかけておられるようだ。
    スピリチュアルなものを求める社会環境や無宗教といわれる日本の国民性などに言及し、スピにはまる日本人は危ういとお考えのようだ。...続きを読む
  • 霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造―
     スピリチュアルにはまる人の心理、スピリチュアルの問題点をかなり深く掘り下げているのは評価出来る(偉そうだな)。でも、そのせいでちょっと難しくなってしまっている。もっと分かりやすく書けなかったのか。あと、「ありえへんスピリチュアル」みたいな例があれば、もっとどんどん紹介していった方が、読者も楽しめる...続きを読む
  • 霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造―
    私がこんな本を読んでいても 某政党(おっきい方とちいさいほう) の選挙カーが 日々うるさい今日この頃。不安につけ込むってどうよ?
  • 霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造―
    こういった本は何語ともないときに読んでおくのがよい。
    カルト教団にヤイヤイいいながら
    前世やオーラやらの番組を垂れ流すマスコミには辟易
    電車の中で読んでいるときには、周りに信者さんがいないか
    ドキドキ
  • 霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造―
    参考図書になったので読んだ。

    ところどころ表現がコミカルなのが面白かった。
    先生、こんな過激なこと書いて大丈夫なんだろうか。。