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Posted by ブクログ 2017年10月01日
五木寛之 著「新・幸福論」、2012.3発行です。芥川龍之介が、昭和2年、「ぼんやりした不安」で睡眠薬自殺をした。東日本の大災害のあとの日本、そんな時代ではと著者は感じてます。一億総中流、原子力の平和利用、福祉社会、高度成長・・・、そんな「青い鳥」が去ってしまった今、私たちはどうするのか、冬の時代の...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月04日
私もポジティブシンキングで考えたいが、常に反対の思考も沸き起こる癖がある。
「幸福の中に不幸があり、不幸の中に幸福がある」、そんな同居した感覚は五木寛之でなくとも、日本人が持っている感覚だと思う。
そう感じながらも努力もし、上を目指すだろう。
移り変わり変化する社会の中で、思考し感じることも変わって...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月28日
タイトルは「新・幸福論」。「新」というからには、元となる「幸福論」があるのでしょう。アランの「幸福論」を意識したのかもしれません。アランの著作が「論」というより「幸せ」をテーマにしたプロポ(哲学断章)であったのに対し、こちらは五木氏得意のエッセイ集です。
本書を通底している五木氏の思考は、決して...続きを読む
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