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人間はだれしも充実した人生を送り、世のため、人のために尽くし、そして輝く星のように生きたい。(略)しかし、平凡に生きる人も、失敗を重ねて生きる人も、世間の偏見に包まれて生きる人も、生きていることにまず価値があり、どのように生きたかなどは二番目、三番目に考えていいことなのではないでしょうか」(本文より)私たちは生きているだけで、自然と融和し、数えきれないような様々なものに支えられています。あなたが「生きてあること」そのものが、すでにして「奇蹟」なのです――本書は、著者がこれまで『大河の一滴』『生きるヒント』などの大ベストセラーで語ってきた五木人生論の総まとめとして、未書籍化の講演録に手を入れて刊行するもの。多彩な視座からやさしく、読者に寄り添うように語りかける言葉の数々に、自分を愛すること、許すことへの温かさに包まれる。ついに待望の刊行!
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年08月26日
自分にはどうにもならない事がある。
自分を認めて、受け入れよう
そう書いてあった。
著者が言うように、語るように書いてあるこの本は
読みやすく、ながらで読める
自然体で無理をせず、ありのままを受け入れることも大切。
笑うことも泣くことも出来るのが人間でそれによって心の変化もあるとあった。
押し付けが...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月24日
閉塞感が漂い、なんだか嫌な事件も多い気がする最近。著者は、これからは励ましではなく、癒しの時代だといいます。明るく前向きに、だけではなく、悲しみをしっかりと受け入れることで人は元気を取り戻せる。わかる気がする。このご時世、前向きなだけな人ってあまり信じられない気もする。そういえば、今年観た映画「イン...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年05月11日
五木寛之 著「自分という奇蹟」、2015.9発行です。末期癌の患者さんに名医は3つのことしかしないそうです。①触る、絶えず触る ②痛みを聞く(自分の痛みのように感じる)どんな手段でも痛みはなくす ③褒める(その人の存在を認める) この本は「人間とは~」を語ったエッセイだと思います。冒頭、阪神淡路大...続きを読む
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