匿名希望さんのレビュー一覧
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予定調和な設定
この攻めと掛け合わせるならこういう受けですよね、というのはわかりますが、受けのバックボーンが見えないので、攻めのためにつくられた受けという印象でした。
そういうのが随所に見られたので、もうちょっとスマートに話をつくってくれないかな…と思いながら読んでました。
攻めと受けが恋愛してる感じが描写されているのは好感が持てますが、攻めがこんなに受けを溺愛するとは思いませんでした。
最初に登場したときともはや別人では? というか、人のもの壊したら謝りましょーよ…。
そのくせ仕事にはストイックとか人物像がちぐはぐ過ぎる…。
攻めに限らず主要キャラは全員仕事に真面目、という押さえておいたほうがいいポイント -
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人間性がちょっと…
皆さんが言っているとおり、受けのマイナス思考が酷く、話しかけられてもうつむいて黙っちゃうという体たらくぶりでした。
フィクションだとしてもここまで受け身で自分から行動しないのに、周りが自分の願うとおりに動かないとうじうじして八つ当たりしちゃうのは、ちょっとな…という感じです。ふつうに楽しめないです…。
BLってキャラにかっこよさを求めちゃうところありますし。
攻めも思い込み激しくて、最後の方は下ネタきつくて、実際にいたらドン引きのキャラでした。
絵に惹かれて購入したけど、ちょっとな…という…。
お兄さんは言ってることはすごく真っ当でその通りですけど、言い方が酷すぎます。でもフィクション -
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こういうカプのぶつかり合い好き
過去の苦しさや傷を、攻めを憎むことで昇華しようとするけど好きだって気持ちを捨てきれない受けが、攻めから求愛される話でした。
こういう話は他の作家さんは書かれたことがないと思うので(たぶん)、個人的にはすごく楽しく読みました。
こういう受け攻めのやり取り好きなんです。
受けと攻めの攻防する会話がおもしろかったです。辛辣な言葉を投げる受けに、攻めはまったく効きませんけど?て感じで返していくのが楽しかったです。
ところで受けの母親はたぶん男性ですよね?一回だけ彼って描写があったので。攻めの母親はどっちなんでしょう?
第二の性があるのは男性だけ?だったら男性だったんでしょうか??
口調だけ聞くと -
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これはBLじゃないよ…
物語で魅せるタイプの作家さんで、キャラ同士の萌えとかで読者を楽しませるタイプではないと思っていますが、それにしてもキャラ同士の絡みが少なすぎです。
体に戻ることとかに重点を置きすぎだと思います。
小説はキャラとキャラが会話して、絡んで、より作品を魅力的にするものだと思っているので、本来は主要キャラであるはずの攻めが、作者から村人Aみたいな扱いをされて話が進行していくのは受け付けがたいです。
今のままだと受けも攻めも互いに恋愛してないし(攻めは実は恋じゃないかという気もしますが)、そもそも二人の絡みほとんどないし、BLどころか恋愛すらしてなくてそれ以前に受けと攻めの絡みが圧倒的に少ないとか、 -
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しっかりした典型的成り上がり
周囲から馬鹿にされていた皇子と魂が入れ替わっちゃった敵国宰相と皇子を守る近衛騎士のお話です。
宰相は魔法が使えて、攻めの騎士を魔法で奴隷にし、その副作用で攻めは受けを好きになっちゃうという設定です。
奴隷ということは攻めは傀儡にされるのかと思ってましたが、実際は意思はちゃんとあるけど命令されると体が勝手に動いてしまうという感じでした。少なくとも攻めに限っては。
内容は暗くなり過ぎずライトに読めるようにと先生が調節されているので、だれでも読みやすいと思います。
成り上がりものの定番の型は踏んでいくので、読みごたえもあると思います。
いろいろ付箋がはられているので、今後ものんびり楽しみながら -
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何だかんだラブラブ
回想になる受けと攻めが学生のときの話が思いのほか長く、ここまで長くしなくてもと思ってしまいました。でも二人が少しずつ仲を深めていく様子が見られたのは良かったです。
こういう話って実は妊娠してた受けと攻めが再会してまた一緒になるまでを山場にするのが多いと思いますが、これは学生のときの話がメインで、あとは再会して一緒にいるようになってから結婚を決意するまでが見所になっています。
小中先生らしく萌えるように作られてますが、見所をずらすのは他作品と内容かぶりするのを防ぐためなんでしょうかね??
辛くなり過ぎず優しい世界になるように作ってくれるところは小中先生様々です。 -
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これ単独で読めます
暴君竜シリーズが未読でもこれだけで充分読めます。
私は未読でしたが全然不都合なく、暴君竜シリーズも読んでみたくなりました。ただ、あちらは暴力表現がすごそうなので読めそうにありませんが…。
受けがやんちゃっぽい高校生で、失礼と愛らしいのぎりぎりのラインでかなり好きなタイプでした。
攻めのひたすらに優しく甘やかす感じとあいまって、いいカプだと思います。
ところどころ読んでいてくすっとなるのは、先生特有なのか暴君竜シリーズでもそうだったのかわかりませんが、とにかく面白かったです。
攻めが退魔師なだけあって幽霊が出てきて、そこに竜人の力を持つ受けが加わるのが面白くて新しくて、続編が出たら絶対買いま -
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執着溺愛の紹惟さんが見られます
続編の今回は執着溺愛してる素の攻めが見られます。でもみっともなくなり過ぎず、かっこいい見せ場もあって、人間味がありました。
個人的には新キャラの十川くんが良いキャラクターだなと思いました。初対面では失礼で不遜に見えた彼ですが、彼と関わっていくにつれて彼の魅力がうまく描かれていて好感を持ちました。
芸能人に実際にいそうです、こういうタイプ(笑)
受けがただ良い子なだけじゃなく、嫌な言葉を使ったり行動したりするのが今回の特徴な気がします。
読んでいてあまり良い気持ちにはなりませんが、これくらいなら大丈夫な方のほうが多いのではないでしょうか。
でもまあ、BLにそういうのを求めていない方のほうが多 -
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ハッピーエンド
三巻からあいたこともあってこんな話だっけ?と思いつつ…。
綺麗にハッピーエンドになってよかったです。
最終巻になって、ようやくアルファの心を持ったままオメガの体に翻弄される苦難の主人公というコンセプトを理解しました。
ここで説明するなら、もっと早くから分かりやすく提示してくれても良かったのに…?と思いましたが(笑) それを意識していたら、見る目が変わったと思います。
話は綺麗だと思いますがもうちょっと言葉が欲しかったですね。残念…。
あとさりげなく次男と三男の名前が出てきて嬉しかったです!次男がいるってことは、このマンガは時系列的に小説の次男の話のあとなんですね! -
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いろいろと違和感が…
べつに面白くないわけじゃないんですが、いろいろと疑問を投げかけて、回収しきれずに終わっている感じです。
そんな簡単に殿下の番になれます?とか淫らなオメガが嫌だから子供産まないし番もいらないって言ってたのに、あっさり殿下を好きになってヒートで致して、妊娠して番になって淫らなセッ…をして…。
ちょっと理解できないです。
オメガの設定も他作品よりだいぶ淫らにしていて、ヒートになると主人公は別人格になってますし。蝶の標本の例えも相まって気持ち悪かったです…。虫苦手…。
面白くないわけじゃないけど、どこに萌え置きたかったの?とか。
あと主人公のキャラが古くさ過ぎてそこも違和感でした…。 -
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異世界スローライフ…ではない
前半は異世界スローライフな感じで、大きなことは起きないけど、日々の癒しみたいになっていいよねと思いながら読んでいました。
後半は流れ的には自然だと思いますが、設定情報を書き過ぎてて気持ちが萎えました…。
設定が曖昧だと中途半端な作品になると思いますが、そこまで細かく書く必要あります?みたいな、その情報は読者にいります?ていうのがけっこうありました。
たぶん小中先生あるあるですね(笑)
あと世界設定の説明はあるのにチート能力の説明が一切ないのが気になりました。チートって固有名詞なの?て突っ込みたくなる部分もあって。
正直、チートものって読んだことないのでチートっていわれてもわからないんですよ