あらすじ
玩具メーカーの企画デザイン部勤務の河合笑耶は、たまに社内で見かける顧問税理士・藤堂崇臣が気になっていた。その彼が幼い姪と甥を預かることになり、なりゆきで笑耶は手助けを申し出る。子どもたちや笑耶を見て頻繁にしかめっつらになる崇臣は、実は可愛いものが好きで、表に出さないよう我慢すると険しい顔になるらしい。そんな彼の事情と優しさを知り、共にすごすうちに、笑耶は初めての恋心を自覚して……?
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Posted by ブクログ
笑耶が見た目は可愛く、ぬいぐるみ愛溢れているのに凄くしっかりしていて驚きました。
自分をしっかりと持っている、というのかな?
そんな笑耶が気になっていた人物、いつもしかめっ面の社の担当税理士の藤堂。
あるきっかけで藤堂が幼い姪と甥を預かる事になったのを「助手」として手伝う事になって藤堂のしかめっ面の理由を知る事になり、姪と甥の2人の可愛さも手伝ってしかめっ面を解きほぐして行く過程がすごく良かったです。
藤堂の真面目すぎる所が笑耶には好きにならずにはいられなく、藤堂も自分を否定せず受け入れ前に導いてくれる笑耶を好きになって、ととにかく穏やかに甘く優しい2人の恋が素敵でした。
預かっていた姪と甥が無事親元に帰り、ようやく身も心も結ばれて万々歳、と思いきやの展開でハラハラしたけれど藤堂の真面目すぎるのが原因とわかり、それに対してきちんと笑耶が打開案を出して丸く収まる事が出来てホッとしました。
お互いの両親、藤堂の妹夫婦も暖かく2人を祝福してくれてハッピーエンド、最高でした。
甘い甘い2人はこの先も変わらず、かな?(笑)
あちらの相性も良すぎだしね!
特典ペーパーでは藤堂目線で笑耶との初デートからの、幸せを噛み締める藤堂がもうね〜。
癒し効果高めな作品
なんとも可愛いお話で癒されます。
かわいさん→かわいいさんの変換もみゃーくんにお似合い。だって本当にみゃーくんはカッコ可愛い!
デレないためにしかめっ面でクールさを装う臣さんの不器用な誠実さも素敵。
愛花ちゃんと蓮くんも可愛いし、両家共にご家族も理解あるさばけた人ばかり。
波乱万丈なドキドキ感はないけれど、穏やかで幸せな物語も良いものです。
世知辛い現実を一時忘れ、優しい世界で癒されるにはもってこいな作品です。
話し方が現代的過ぎて…
癒しを求めて購入しました。最後くっついてからはラブラブで癒しの宝庫でした。
ただ受けの話し方がところどころ現代的というか、くだけ過ぎているのが気になってしまいダメでした…。
フィクションだと思っているので、口調が少しかたくても問題ないのにな…と思ったり…。