あらすじ
歌もダンスも才能なかったけど、俺はストーカーなんてやってない――!! スキャンダルで芸能界を干され、地方都市に流れ着いたリオン。そこでも野次馬に絡まれ負傷するけれど、「人の店先で騒ぐな」と洋裁店から現れた大我(たいが)に保護されて…!? 傷が治るまでは置いてやる――不遜に言い放つ拾い主は、時代の寵児と呼ばれた天才デザイナーだった!? 華やかな舞台を去った二人が紡ぐ、恋と再生v ※口絵・イラスト収録あり
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優しいお話
主人公のリオンが
頑張って虚勢張るけど
根が素直で可愛い!
攻めの大我も不器用な優しさが
キュンキュンする
出てくる人皆優しいからストレスなく読める
Posted by ブクログ
【今この瞬間のこの幸福感だけで、百年だって生きていける(リオン)】
エロス度★★★
おやおや・・・スキャンダルで芸能界を干されて野良猫になったアイドルが偏屈な大我に保護される展開がいいですね。
無愛想だけどリオンに対して見せる大我の殺傷力の高い数々のギャップにキュンとさせられたり、大我に保護されたリオンが彼に恋をしてしまったり、有菜さんや麗子さんといった優しい人たちと過ごす時間に心の傷が癒されて前向きになっていくのが尊かった。
野良猫みたいに大我に噛みつくリオンの可愛さや恋心をバレないように隠す切なさもたまらなく、愛されたかった猫が愛する幸せを知る物語に胸が熱くなりました。
大好きな作者様です。
新刊も大切に読ませて頂きました。
キャラ文庫さんだからかな?一つの章が少し短めに感じて、日々や気持ちが積み重なっていく感じで読めました。
私、ほんとに月村先生の比喩というか、表現が大好きなんですけど、今回の作品で一番悶えたところは、蝶々がファーで大人しくとまっていたところでした。
……気持ちいいよねぇ!無限に触ってしまうよねぇ!!!ともうかわいくてかわいくて。
あとは柑橘を搾る表現を使われた箇所も。
どうしてこんなに、言葉を尽くしているのに的確だなぁと感じる文章が書けるのか。
読むたびに新鮮な表現に出会わせて下さり、本当に感謝です。
大前提として、勿論BL小説が大好きなんですけど、月村先生の作品を読むときは、文章を読む喜びを感じます。
読み返しながら、また次の作品を心待ちにしています。
匿名
作者さん買いです。
いつも切ないけど優しい気持ちになれる作品です。
リオンが可愛い。大我さんはかっこいい!
有菜さんのお話も読んでみたいですね!
次回作も楽しみにしています!
Posted by ブクログ
愛されたい事だけが唯一の欲しいもののリオン。
信じていた芸能界の先輩の木島にストーカーの濡れ衣を着せられどん底に落ちていた所に出会った元天才クチュリエ大我。
大我の言葉と態度に始めは怒りながらも逆らえず、でも居候させて貰って共に過ごすうちに大我の優しい本質を知り好きになってしまうのが可愛かった。
でも大我の元嫁から知った事、そして木島が現れてリオンが追い詰められてしまうのは涙が。
でもそこに大我が、にはキュンときました。
リオンだけが好きではなく大我もリオンを「愛おしい」と言ってくれたシーンはもうね。
Hもしっかりと、そして二人の会話が楽しかったです。
受けの片想いはBL界の宝
推しポイント、年上×年下。ゲイ×ゲイ。
誰にも心を預けられず、顔色を窺い、人に気を遣って生きてきたリオンが、出会ったばかりの年上の大我に砕けた口調で接する自分に驚きながらも、過度に期待しないように戒める姿が可愛い。
大我の行動をポジティブに捉えては、いやそんな訳ない、期待しない甘えない信じない……と抑え込むのが涙。
兎のお手製ぬいぐるみをきっかけに、大我のことが好きだと自覚してからがも〜可愛い!!!
大我の罪作りなボディタッチや言動にドギマギするリオン、末永くお幸せになれ。
大我は元妻帯者(バツイチ)
チルチルのキャラ欄にゲイだとあったので、元妻が出てきた時はリアルに、は? って出た。
あと出番が多い。
攻め受け関係なく、ゲイに女のパートナーがいることが地雷な同士のためにネタバレを。
結婚のきっかけは、大我の親友が病気で死ぬってときに最期の頼みとして「妹と結婚してくれ」と言われたから。
決して好き合っての結婚ではないし、勿論手も出てないと明言してたので安心してください。
それから元妻、出番が多い。
大我とリオンが付き合ってからも家に来るのはどうかと思う。さすがに来ないで欲しい。