【感想・ネタバレ】恋人が思い出せませんのレビュー

あらすじ

目覚めたら超好みの恋人ができていた幸人。どうやら自分は二か月分の記憶を失っているらしい。現実味のないまま、その年下のイケメン・直道と逢瀬を重ねてみると、直道の方が幸人にベタ惚れのようでますます訳がわからない。だが学生時代のトラウマから人に壁を作りがちな幸人でも、なぜか直道とは自然と深い話をすることができた。そんな関係を心地よく感じ始めたある日、彼が年齢を偽っていたことがわかり……? 記憶喪失から始まる、年下攻再会ラブ!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

記憶喪失ものだけど2ヶ月だけ無いというパターン。
幸人が目覚めると見知らぬ青年、直道がいて「恋人」を名乗る。
とりあえずは付き合いをはじめて、そこからの幸人の過去のトラウマ、直道とは本当に恋人だったのか、記憶を失った理由などが複雑に絡み合っていてハラハラドキドキでした。
直道がトラウマを植え付けた人物の弟だとわかり、しかも恋人ではなかった事、でも恋人になりたいと何度も告白していた事等で幸人が本当は直道をどう思っていたのかをようやく気づき記憶も戻り「好き」と伝えられた時はホッとしました。
幸人を引き立て役として扱っていたケイには腹立たしくて仕方なかったけれど直道がハッキリとケイに対峙してくれた時の言葉にスカッとしました。
体の相性が抜群で、でもそれもお互いが好きで仕方からなのが最高です。
2編目は恋人になり直道が社会人になり付き合う中でトラウマから人目を気にしてしまう幸人に分かっていても落ち込む直道に悩んでしまう幸人が切なかった。
そしてまだ思い出せていない記憶があるのではと焦り必死になる幸人がかつてトラウマを植え付けた直道の兄、尚明と偶然出会い飲み尚明からの謝罪に色々と思い、直道の無理して大人ぶっていた事等直道への「好き」が再確認して前に進めたのが本当に良かったです。
思い出せていない記憶は全くの勘違いだったのはお互い笑いあえたのには苦笑いでした。

特典ペーパーでは外で手を繋ぐという、一本前に進めた幸人に感動しる直道が可愛かったです。

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2025年09月04日

購入済み

二人ともかわいい

恋人のことが思い出せないという話だったのでシリアスかと思いきや、蓋を開けてみたら二人ともがかわいくてほんわかしたお話でした。

記憶が曖昧なことって誰にでもあって、急に不安になったり、憶測で考えちゃったり、あるある~わかる~と思いながら読みました。
海野先生はあるある話を埋め込むのがお上手です。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

恋人を自称する超美形年下×彼の記憶がすっぽり抜け落ちてる臆病者

突然消えた記憶、時間の経過で薄れた記憶、複数混ざり作り上げられた記憶…失われた記憶にまつわるあれこれ。
心と記憶の有り様をあらゆる角度で描かれて面白かったです。
年下攻のかわいさもたっぷり。


しかし……高すぎ。もう文庫の値段じゃない。
ディアプラスだけ2歩リードで値上げになってるのなんで。
好き作家の好きそうなあらすじだから買ったけど、そうでないなら今後は回避しそう。

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2025年10月30日

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