すべて のおすすめレビュー
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ブックライブ書店員
「赤い夢へようこそ。」
意味深なセリフと共に、この物語は始まります。
ヒロイン・亜衣の家のお隣にある古い洋館、そこに「名探偵」が引っ越してきた。
ひょろっと背が高く痩せていて、いつでも真っ黒な背広にサングラスをかけている。
非常識で忘れっぽくて、食べ物に関してはとっても意地汚い。
それが「名探偵」夢水清志郎――通称、教授。
名探偵だなんて信じられないくらいのだらしない振る舞いをする教授は、ほんとうに謎解きなんてできるの!?
この作品、小学生の頃に図書館で出会った人も多いのではないでしょうか。
講談社青い鳥文庫の小説『名探偵夢水清志郎シリーズ』を原作とするコミカライズ作品です。
とにかく強烈なキャラクターである「名探偵」の教授と、
亜衣たちとのコミカルなやりとりを描きながら、お話は進んでいきます。
そして事件が起こり、次々と出てくる謎。
普段は頼りない教授ですが、ここぞというところではしっかりと謎解きをしてくれます!
飄々としたセリフ回しで鮮やかに事件の核心をつく、そのギャップは作品の大きな見どころです。
…しかしその後のぐだっとした姿を見ると、それはそれで安心してしまうのです。
――さて、そんな「名探偵」を待ち受けるのは、
遊園地で姿を消す子供たち、首が取れる怪人の正体、鬼伝説の残る孤島、からくりだらけの洋館などなど。
ミステリーの定番を押さえた舞台と謎にワクワクしてしまいます。
ミステリーを気軽に楽しみたい方におすすめです。2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
心が見える能力を持った指揮者が主役の吹奏楽マンガ!
他人の心を見ることが出来るという特殊な能力を持っている主人公の神峰翔太(かみねしょうた)は、吹奏楽部の演奏会で、奏者である刻阪響(ときさかひびき)のサックスの音色が人の心を掴んで動かしているのを目撃する。
過去の経験から他人の心を変える事は出来ないと考えていた神峰だったが、刻阪と知り合い、音楽によって共に人の心を救った経験を経て、指揮者を目指すことになる。
しかし、音楽未経験の神峰は顧問や部員達から認められず、指揮者としての能力を示すために様々な課題に直面することになる…!
音楽をテーマとした本作ですが、全国のライバル達との演奏でのぶつかり合いを、観客の心を奪い合うレースや刀での斬り合いといった様々な表現で描いており、これまで見たことの無い新しい形で音楽に触れることが出来ます。
また、主人公の神峰は指揮者として認められる為に、各楽器のパートリーダー達と真正面から向き合っていきます。一筋縄ではいかない困難にぶつかりながらも諦めない姿は、他人とは関わらないと考えていた頃と比べ、作中での神峰の大きな成長を感じ取れ、今作の魅力のひとつになっています。
とにかく熱いマンガが読みたい方にオススメの作品です!2022年07月20日 -
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無表情でいつも動じない堂島くんとギャルの姫若ちゃん。
姫若ちゃんは堂島くんのことが好きで、ついついからかってしまいたくなる。そんな、かわいい女の子が男の子をからかうラブコメと思いきや、このマンガは違います。
堂島くんをからかうも彼は表情を変えず動じない。それどころか逆に彼女が恥をかいて自爆しちゃう爆死ラブコメです。
堂島くんと一緒にいるときの姫若ちゃんのコロコロ変わる表情や仕草がとても可愛らしい!からかう前は楽しそうな表情を見せるのですが、しっぺ返しを食らって逆に赤面させられたときのギャップはたまりません!
姫若ちゃんは堂島くんを動じさせることができるのか!?まるで夫婦のようなコミカルな2人のやり取りをぜひお楽しみください!2022年07月20日 -
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これは魔王を倒した後の魔法使いの物語
勇者「ヒンメル」、戦士「アイゼン」、僧侶「ハイター」、魔法使いのエルフ「フリーレン」たちは魔王を倒し、10年という長き冒険の旅の幕をおろそうとしていた。
しかし、10年という年月は、長寿であるエルフのフリーレンには一瞬のことであった。
勇者一行は、冒険の思い出を語りあい、50年に一度の半世紀流星群(エーラりゅうせいぐん)を眺め、再度見る約束を交わし、それぞれの道へ別れていった。
50年後、約束を果たしに集まった勇者一行だが、フリーレン以外の3人はみな年老いていたのだった。
再会もつかの間、ヒンメルは天国へと旅立った。
彼の死後、フリーレンは「人間の寿命は短いってわかっていたのに…なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう…」と後悔し、人を知る旅に出る…。
「マンガ大賞2021」ほか、数々のマンガ賞を受賞している今作!!
魔王を倒した後から始まる物語はこれまでにない物語です。
注目していただきたいのは、フリーレンが新たな冒険をしているときに、過去の勇者たちとの冒険を思い出す回想シーンです。
どうしてフリーレンが人を知りたいと思い冒険に出たのか、フリーレンが勇者たちにどのような言葉をもらったのかが徐々に解き明かされていきます。
その中で特に、 長寿のフリーレンが未来で一人ぼっちにならないようにするためにヒンメルが各地に銅像を設置していると明かされるエピソードは心がほっこりします。
他にも、過去の冒険のエピソードが明かされていきますので、注目して読んでいただきたいです。2022年07月20日 -
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新ダークヒーロー・その名はジャガーン!
警察官・蛇ヶ崎は恋人と平凡に暮らしていた。
ある日空から降ってきたキチガエルを取り込んでしまった人間は欲望が暴走して壊人(カイジン)に変身してしまう。蛇ヶ崎もキチガエルを取り込んでしまうが右手が銃になった半壊人・ジャガーンに変身してしまった。死んでしまった恋人を治すため、世界を救うため壊人と戦うことを決意する蛇ヶ崎。
寄生獣や仮面ライダーのように良くある設定ですが、何より壊人のネーミングセンスが素晴らしい。(例えば、追っかけしている人間が壊人化したときは熱狂!追っかけ壊人!ヤルダケルベロス、などテロップと共に紹介されます。このあたりは仮面ライダーっぽい。)
キチガエルに取り込まれた人間は、妬み、恨み、憎しみだけでなく夢や希望のようなものまでトリガーとなって壊人化してしまうのはなんとも残酷な世界です。
一歩間違えば自分も壊人化してしまう不安定さや、途中主人公が闇堕ちしてしまうあたり、単純に正義や悪で割り切れるヒーローものではありません。
主人公を含めて登場する若者が少し白けていたり、世の中に対する諦めみたいな描写が少し暗く憂鬱な一方、蛇ヶ崎の口ぐせ「ぶっぱなす」とともに壊人を倒していくバトルシーンは非常に痛快です。エログロ要素が多いので苦手な方にはおすすめできませんが、GANTZが好きな方には刺さると思います!2022年07月20日 -
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日本で初めてプロゲーマーとなったウメハラの勝負に対する考え方!
17歳で世界一となり、日本初のプロゲーマーとなったウメハラ。本書は、そんなウメハラがゲームの世界で勝負をし続けてきた経験からの学びを綴った本です。
本書の中で特に重要だと思ったフレーズがあります。それは、「自分にしかわからない小さな成果を『自信』にする」という一文です。この自信こそ、ウメハラが日々成長し勝ち続けるための原動力となっているのではないかと思います。また、この考え方から、ウメハラは毎日他人との勝負ではなく、自分と勝負をしていることがわかり、多くの現代人がこの考え方から学べることがあるかと思います。
上記はほんの一例であり、深い考え方が本書にはたくさん載っています。ゲームに興味がない方にも是非おすすめしたい一冊となっています!2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
『神のみぞ知るセカイ』の若木民喜先生が描く偽装結婚ラブコメ!!
猫が大好きなメガネ男子の大原拓也と、地図を見るのが大好きな本城寺莉香。
お互いコミュニケーションに難があり、人付き合いがあまり得意ではありません。
ある日、彼らの務めている会社で海外転勤の話があがり、独身者が優先的に選ばれるとのこと。今の環境を手放したくない男女2人が転勤を阻止するために偽装結婚するお話です。
ひょんなことから偽装で付き合いというベタな展開ですが、2人の奥手で中学生のような恋愛は読んでいて面白い!ヒロインの莉香は無表情で人付き合いが苦手というタイプですが、1人でいるときは喜怒哀楽が豊かでとても可愛らしいです。
そして彼らの周りのキャラクターたちの結婚に関するエピソードにも注目です!
2人の偽装結婚の行方はどうなってしまうのか?目が離せないです!2022年07月20日 -
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代々女好きとして知られる赤神家に生まれ、変態クズ一家のレッテルを貼られた赤神明光。
そんな汚名をすすぐため、バイトと勉強漬けの毎日を過ごしていたが、ある日道端で出会った女の子に一目惚れをしてしまう。
以降、煩悩の波に襲われた明光は修行の為に寺へ入るが、そこは男子禁制の尼寺だった!
『ぐらんぶる』の作画担当でも知られる吉岡公威先生の描くラブコメディー。
初めは明光を寺から追い出そうと画策するほど嫌っていたヒロイン達が、明光の真っすぐな内面に触れることで変わっていく、それぞれの関係性と個性的なキャラクター達によるギャグが本作の大きな魅力です。本作を読めばお寺での修行の知識も身につきます!2022年07月20日 -
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惚れっぽくて貞操観念がなく、クラスで浮いているギャル・櫨沙愛子(はせ さなこ)。
ある日、女子生徒とトラブルになって逃げ込んだ先には、超マジメで規則にこだわる生徒会長・高敷結糸(たかしき ゆいと)がいた。
追いかけてきた女子から庇ってくれた結糸にどうにかして近づきたい沙愛子は、即告白するも断られ、恋人ではなく”友達”ならばと考える。
そうして沙愛子は、結糸の言う友達になるための規則を守ろうと頑張ることになり…。
…という、自由奔放で不純異性交遊をためらわないギャルが、マジメな生徒会長くんと友達になるために頑張るお話です。
初めは、友達のなり方がわからず偏った人付き合いしか知らないせいで、極端な行動をとってしまったり思ったことをそのまま口に出してしまったりして、なかなかうまくいきません。
しかし、友達になりたい一心でこれまでにしたことのないコミュニケーションの取り方をやってみる沙愛子の姿は、応援したくなるとともに、なぜだか人を惹きつけてやまない魅力があります。
誰かと一緒にいたい、繋がりたいと思ったら…。
そしてそれが同性だったら…? 異性だったら…?
好きな人と繋がる方法は、恋人だけじゃない。
恋人になることだけが、仲良くなる方法じゃない。
正反対な二人は、はたして友達になれるのか…!?2022年07月20日 -
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もしかして、この人「何かに」乗っ取られている…?
廃墟探検に向かった女子中学生の4人は、クラスメイトの佐藤が「何か」に殺されている場面を目撃する。次の日、殺されたはずの佐藤は普段通り登校していた。外見は普通だが、「何か」に人格を乗っ取られているようだった…。その日から、友達の小熊さん、おまわりさん、担任の鈴木先生を始め、何かに乗っ取られた人が増えてきた。何が起こっているのか全く分からない中で、どう生き残っていくのか。サバイバルの知識が豊富な真山さんを中心に、彼女たちの戦いが始まる…!
ゾンビ、幽霊、殺人鬼など、背筋が凍るホラー作品は沢山ありますよね。しかし、「実体の見えないもの」が襲ってくるほど怖いものはないと思います。本作では最高に可愛い女子が、実体のない「何か」に立ち向かうという新感覚ホラー作品です!普通のホラー作品には飽きた方に是非読んでいただきたいです。2022年07月20日 -
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ヒロインのアーリャがVTuberにもなってしまった話題作!
父がロシア人のハーフ女子高生・アーリャは容姿端麗、学業優秀、運動神経も抜群だが愛想がなく他人を寄せ付けない「孤高のお姫様」と呼ばれる存在。
そんな彼女が、隣の席の主人公・政近にだけは時々ボソッと(ロシア語で)デレちゃいます。
日本語ではツンツンしていながら、バレるかバレないかギリギリのスリルを愉しんでいるかのようなアーリャ。
しかしアーリャは知らない。
政近がロシア語を理解していて、ロシア語でのデレが全て伝わっていることを…!!
その様子を神視点から眺めてニヤニヤするラブコメ作品となっております。
心情描写はとても丁寧で読み応えあり、属性てんこ盛りの尖りまくったサブヒロインも登場。
ラブコメ好きな方は是非!2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
黒髪のストレートヘアに金髪メッシュ、耳には大ぶりピアス、唇には濃い赤リップ。
”強い”ファッションに身を包む女子大生の神崎雪ですが、中身は普通の女の子。
高校までは地味系女子だったこともあり、なかなか友達ができないのが一番の悩み。
そんな雪に、友達になりたがっている人がいるという知らせが舞い込んで…!?
友達ができないことに落ち込んだり、心無い言葉に傷ついたりしながらも、大好きなファッションを諦めない雪の姿に勇気をもらえます。
美人と言われて喜んだり、連絡先を交換して舞い上がったり、純粋でまっすぐな雪。思わず応援したくなること請け合いです!
ファッションが好きな人はもちろん、あまり興味のない人も、理想の自分を目指して奮闘する雪のことがきっと大好きになるはず。ラブの予感にも期待大です!
2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
「お前を殺める前に一つだけ願いを叶えてやろう。」
千鶴が死神に願った最期の願いとは…?
本作のヒロイン・千鶴は没落令嬢で、現在は使用人として三条家でひどい仕打ちを受けながら日々奉仕していました。
そんなある日、町で流行っている疫病を鎮めるために千鶴は「死神の花嫁」として身を捧げて欲しいと請われます。
死神の「花嫁」と聞くと聞こえは良いですが、要は疫病を鎮めるための代償、生贄です。
家族がバラバラになり、使用人としても酷い扱いを受け、挙句の果てには死神に嫁がされる…。
なんとも不遇な扱いを受けてきた千鶴と、周囲から恐れられている死神。
決して幸せとは言えない環境下にいる似た者同士の2人ですが、どのような関係性を築いていくのでしょうか。
なんて不幸なヒロインのお話なんだ、と思う方もいるかもしれませんが、本作は読み進めるごとにヒロインや死神、その周りの登場人物たちの優しさが見えてくる、温かい作品なのです。
死ぬ前に願いを1つ叶えてやる、との死神の質問に対する千鶴の返答も、必見です。
良い意味で予想を裏切る展開ですので、ぜひ皆様におすすめしたい作品です!
2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
明らかにこの世のものではない存在が突然「見える」ようになった女子高生・みこ。
彼女は「見える」ことが化物たちにバレないように「無視すること」でその場をやり過ごそうとするのですが、
何が見えても気にしない、というクールなキャラではありません。
心臓をバクバクさせながら、泣くのをこらえて、必死で普段通りに振舞う……。
あまりにも不憫で健気なその姿に、ぶっちゃけ私は謎のトキメキを感じてしまっています。
そして化物たちのビジュアルや言動がしっかり恐ろしいのも当作品の見どころ。
おぞましい化物と可愛い女の子キャラクターたちとの異様なコントラストは、クセになること間違いなし!
Twitterに1話目が投稿されてからバズりにバズって2週間で連載決定、2021年10月からはアニメも放送。
「次にくるマンガ大賞」「ニコニコ漫画年間ランキング」「全国書店員が選んだおすすめコミック」「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」など数々の場で話題になった、まったく新しい"化物フルシカトコメディ"です!2022年07月20日 -
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2019年度本屋大賞ノミネート、伊坂幸太郎が紡ぐ最強双子の長編小説。
勉強が得意で穏やかな兄・優我と、運動が得意でやんちゃな弟・風我。双子の兄弟である2人は、暴力をふるう父親と無関心な母親という厳しい家庭環境で育つ。しかし、彼らは1年に1度、誕生日の日に特別な能力が使えるのだ。そして、自分たちの不運な境遇を、2人の強い絆と不思議な力で乗り越えていく。
やがて彼らは、いじめや虐待、殺人事件といった人間社会の残酷な闇の部分に、その能力を武器に立ち向かっていく。
単なる一卵性の双子の入れ替わりものとは違う不思議な設定、ちりばめられた伏線がラストに向かって加速しながら回収されていく疾走感、『フーガはユーガ』というタイトルの意味、目を背けたくなるような理不尽で救いようのない悪、などなど、伊坂幸太郎の魅力が詰まった作品です。兄である主人公・僕と、僕よりも結構元気な弟が織りなす、切なくも爽快な双子の物語をぜひ見届けてください。2022年07月20日 -
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誰もが一度は聞いたことのある一寸法師や桃太郎などの物語のテーマがミステリーに変わったら…
そんな斬新な切り口で読む日本の昔話です。
『むかしむかしあるところに、死体がありました。』作品名からして非常にパンチの効いている本作品。
内容も裏切りませんでした。
アリバイトリックや密室トリックなど使用されるミステリー要素も物語ごとに異なっていて、そうくるのか…!と思わず感嘆したり、よくよく考えてみるとゾクッと背筋が寒くなったり、慣れ親しんだストーリーも視点と切り口、解釈を変えるとこんなにも違うのか!と、一気にその世界観に引き込まれてしまいました。
ミステリーが好きな方だけではなく、サスペンスやホラーが好きな方にもおすすめです。2022年07月20日 -
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実践的なスキルが身につくAdobe XD入門書!
現在において、Adobe XDはコーディングに適したプロトタイプを作る際に最も使われているツールです。こんなにもAdobe XDが使われる理由として、操作が直観的で、チーム開発において必要なツールが揃っているということにあります。本書では、良質なサイトのプロトタイプを作りながら、現場のワークフローに沿ってAdobe XDの操作方法について解説しています。本書を読み終えるころには各ツールの基本機能から実践的な使い方まで習得することができます!
本書の魅力として、2点ほど挙げたいと思います。
1つ目は「制作するプロトタイプが高品質」ということです。本書ではサンプルのサイトを制作しながらAdobe XDの操作方法を学ぶのですが、そのサンプルの出来が良いためモチベーションを高く保ちながら学習することができます。
2つ目は「実践的である」ということです。実際にはあまり使わないような機能を紹介している入門書も多い中、現場でのワークフローに沿って機能を解説している本書は実践的で為になる本と言えます。
以上の2点からAdobe XDをこれから学びたい方にはおすすめしたい一冊です!
2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
香織vsならずもの高校生!?早苗が太宰府天満宮で決闘!?武士道シリーズ第2弾!
タイトル通り17歳、高校2年生となった主人公2人。
東松高校で自身の修練や後輩の育成に邁進する香織。
福岡の剣道強豪校、福岡南高校に転校するも、結果至上主義の考え方を受け入れられずに悩む早苗。
別々の道を歩み始めた2人ですが、「武士道」がテーマの今作では、それぞれが直面した問題から武士道とは何かの答えを見つけていきます。
入学当初は東松高校を敵国と考え、他の生徒は全員敵であり、団体戦の勝敗など知ったことではないと考えていたが、やがてチームの勝利を真剣に願うようになる香織。新しいチームメイトであり、福岡南高校の主力メンバーでもある、黒岩伶那の勝つためにはルールの範疇であれば手段を選ばない考え方に悩みながら、向き合い成長していく早苗。2人の姿から確かな成長を感じ取れます。
もちろん前作同様、2人の視点が交互に書かれることによる圧倒的なテンポの良さ、全国の実力者たちとの白熱の試合シーン、「……安心しろ。命までとりはしない。」などの女子高生とは思えない香織のカッコよすぎる言い回しは健在です!
活動の場が離れてしまっても、武士道という同じ道を歩んでいる2人の姿が書かれた武士道シリーズ2作目となる今作、是非読んでいただきたいです。2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
母の再婚は、新しいお父さん、新しい生活…そして4人の弟たちをもたらしました!!!!
天然な母を明るく一生懸命に支えてきた高校生の糸に、突然できた4人の弟たち。
長男・源は、無愛想だけれど家族思い、糸とは誕生日が1日違い。
次男・洛は、大人びたしっかり者で、糸に協力的かと思いきや面白がっている節もあり…?
三男・柊は、人見知りで家族にも全っっっっ然姿を見せてくれない。
四男・類は、人懐っこくて感情表現が豊かな素直な末っ子くん。
そんな揃いも揃って癖の強い弟4人と、
ちょっと抜けてるところがありながらも、真面目に本気の体当たりでお姉ちゃんを頑張る糸たち成田家の「家族コメディ」
…では終わらないんです!!!!
糸と同い年、同じクラスでもある長男・源は、男ばかりで育ったせいか距離感がおかしい。
普段はツンケンしてるくせに、たまに気安く触れてくる。
これは家族であっても、ドキドキしてしまうのも仕方がない!?
源に対する糸の気持ちは姉としてだけのもの…それとも…恋?
時間を重ねるうちに仲良くなっていく成田家の「きょうだい」たち。
5人の個性が渋滞中な日々のドタバタぶりも面白く、糸の恋にもキュンキュンきてしまいます!
見守りたくなる「家族ラブコメ」を読むならこの作品です!!!!2022年07月20日 -
ブックライブ書店員
1話完結の作品ですが、読了後の満足感は保証します!
天候をつかさどる妖精王に愛される存在、「虹乙女」。
そんな「虹乙女」と「第一王子の婚約者」という誰もが羨むような肩書を持つオリヴィアでしたが、彼女の境遇を妬む人物がいました。
オリヴィアの腹違いの妹・「パトリツィア」です。
幼い時から絵本も、アクセサリーも、全てをオリヴィアから奪ってきたパトリツィアは、なんと「虹乙女」と「第一王子の婚約者」の立場まで奪ってしまおうと画策するのです…。
奪われ続けた令嬢・オリヴィアは、果たしてどのような結末を迎えるのでしょうか。
上記のストーリーはもちろんですが、私がこの作品の魅力だと思うのは絵柄の華やかさです。
妖精たちや中世ヨーロッパを彷彿させるような服飾も魅力的ですし、何といっても作品中盤で登場する見開きシーンは最初に見た際に思わず声が出てしまったくらい素敵で、お気に入りのシーンです。
あらすじだけ聞くとシリアスな悲しい話かな…と思うかもしれませんが、読んだ後は微笑ましい気持ちになること間違いなしですので、ぜひ多くの方にご覧いただきたい作品です。2022年07月20日
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