知念実希人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレよく考えられてはいるが、そんなに面白くはなかった。
探偵役のはしゃぐパートがくどい。キャラを立たせることやテンションが高い伏線という意味だとしても回数と分量が多すぎて、緊張感をダレさせ、物語への没入感を削いでいる。
途中神津島の物語を「状況を描写する文章力がない」とこき下ろしているが、言ってしまえばこの小説自体も殺人現場に閉じ込められた人々の恐怖心を描く語彙に乏しく、結果主人公は折に触れ十字架を背負いに背負っていた。主人公と探偵役以外の人間の描写も明らかに弱く、途中から探偵役が犯人であることが透かされていく。
神津島の殺人劇に対して詰めが甘いと指摘するパートも、裏を返せば筆者の「荒削りだけど本 -
Posted by ブクログ
ネタバレ美容外科に対してわたしも朝霧先生と似たような偏見を持っていたのですが、この本を通してすこし見方が変わったかも。顔の形を変えるのも立派な治療なんだなと。顔の形を物理的に変えることで心を治してくれる。
朝霧先生は医者らしくまっすぐでかわいらしい人だな。自信満々の柊先生は鼻につくけど結構だらしない人でなんか憎めないのがうまいなあ。柊美容クリニックの3人のやり取りをもっと見たいと思いましたね。
短編を展開しながら縦軸が進行するスタイルはいつもの知念先生らしい。歳の差夫婦やヤクザや闇医者や役者など、前3話で登場した人たちが最後の話で効いてくる展開、好きです。入れ替わりトリックがややこしくて少々混乱しまし -
Posted by ブクログ
ネタバレ息つく間もないほど一気読みしてしまう小説は結末で物足りないところがあっても満足できるが、本作はちょっと結末に突っ込みたくなるところが多かった。
まず主人公茜を好きになれない。得た情報を自分の目的のために隠蔽して甚大な被害を出している。そのくせ窮地で助けたいと言いながら結局傍観するだけ。怪しすぎる。絶対人類の敵。
それでも鍛治が絶命するところまではハラハラした。そこから茜が強すぎる、イザナギを倒して新しい自分云々でほぼ答えが見えてる、敵も味方について協力してイザナギ撃破という少年漫画寄りの展開…すべて伏線だったが、白けた気持ちは拭いきれなかった。