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著者初の本屋大賞ノミネート作品! 感動の恋愛×ミステリー!! 僕にしか書けない 恋愛小説です(著者) 広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性ユカリと出会う。 外の世界に怯えるユカリと、過去に苛まれる碓氷。心に傷をもつふたりは次第に心を通わせていく――。 実習を終え広島に帰った碓氷に、ユカリの死の知らせが届く。彼女は死んだのか? ユカリの足跡を追い、碓氷は横浜を彷徨う。驚愕し、感動する、恋愛ミステリー。
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Posted by ブクログ
研修中の医師と研修先の病院で出会った患者の女性との恋愛小説。そこに知念作品らしく医療現場のリアルな描写が加わり、さらに読み進んでいくうちに次から次へとあかされる衝撃の事実に驚かされながらも最後まで楽しく読めた。
大好きだった。 好みのテイストのハッピーエンド。ラブストーリーながら謎に満ちていて最後まで一気に飽きずに読めた。登場人物の言葉づかいも好みでよき。
どんでん返しが気持ちよかったです! ミステリあり、恋愛あり、サスペンスあり、感動あり、その全てがいい具合にミックスされています。 伏線も分かりやすく、綺麗に回収されます。
最初は恋愛要素?的なのが強くこんな感じかぁ…とナアナアで読んでましたが、最後のほうで急展開&急加速でびっくり。 もちろんいい意味で(^-^)
前半は恋愛小説、後半はミステリーといった感じで構成されている。 登場人物が如何にも「小説の中のキャラクター」感が少し強く、特にユカリさん、冴子さん等の女性キャラクターが良くも悪くも完璧過ぎて、リアリティを求め過ぎてしまうと少し白けてしまうかなと言う感じがした。 (そう言えば、この著者の他の作品の女...続きを読む性キャラにも同じようなことを感じた。) ただ、小説の中のお話なんだと割り切って、変にリアリティを追求しようとしなければ気にならないだろうし、寧ろ上記に挙げた2人は本当に魅力あるキャラクターなので、そこがこの作品の売りの一つにもなり得るのだろうなと思う。 ただ単に私自身が、小説において、特に人物描写にリアリティを求め過ぎてしまうところがあるってだけで、大体の小説の中の登場人物はこんなもんなのだろう。 全体通して、ページ数も300程度というボリュームだということもあり、心の変化の過程や真相に辿り着くまでの過程が、割と「いとも簡単に…」といった感覚を少しだけ覚えたが、逆に言うとサクッと読めるし、重過ぎないし、適度なのかもしれない。 総合的に、恋愛部分もミステリー部分も、それぞれ楽しく読めたし、展開も面白いし、読後感も凄く良いので、凄く良い作品だと思う。 この著者の作品は、『ガラスの塔の殺人』、『仮面病棟』に続き3作品目となったが、どれも読みやすく面白かったので、もっと他の作品も読んでみたいと思う。
恋愛小説というよりもミステリー小説の色が濃いと感じた。 誰しもが「爆弾」を抱えており、それがいつ爆発するかも分からない。今生きている一瞬一瞬というのは考えているより儚く、尊いものだと改めて感じることができた作品だった。
恋愛もミステリーも楽しめる。 2人の距離と関係が終始せつない。 がっつりミステリー がっつり恋愛小説 っていう気分じゃない時にはちょうどいい!
研修医と終末期の患者との恋愛ミステリ 以下、公式のあらすじ --------------------- 僕にしか書けない 恋愛小説です(著者) 広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性ユカリと出会う。 外の世界に怯えるユカリと、過去に苛まれる碓氷。 心に傷をもつふたりは次...続きを読む第に心を通わせていく――。 実習を終え広島に帰った碓氷に、ユカリの死の知らせが届く。 彼女は死んだのか? ユカリの足跡を追い、碓氷は横浜を彷徨う。 驚愕し、感動する、恋愛ミステリー! --------------------- 経営していた会社の倒産に伴い失踪した父親 貧乏な生活を余儀なくされた母子家庭 そのため、稼ぐことを目的に医者になった碓氷蒼馬。 しかし、家の借金や奨学金はまだまだ残っている 派遣された研修先の病院で出会ったユカリ 脳に爆弾を抱え、いつ死ぬかもわからない容態 そんなユカリとの交流で生まれる感情、そして父の失踪に関する謎解き 研修先から戻った後に知らされるユカリの死 しかし、それを受け入れられない碓氷は元研修先の病院に赴くが そんな患者は自分の担当ではなかったという ユカリは実在していたのか?していたとしたら生きているのか?どこにいるのか? 様々なジャンルの要素を含むヒューマンドラマ ・医療系 ・恋愛系 ・ミステリー系 色々とツッコミどころはあるものの、これだけ詰め込んでも成立する物語を書けるのは、流石知念実希人って感じがする それにしても、この研修先の病院大丈夫か? 医療過誤とか大丈夫なのかなぁ 誤診に繋がる可能性が高い気がするんだけど? もしかして、処置的には同じなのだろうか?とも思うけど、こんな単純な事を知念実希人が気づかないわけないと思う まぁ読者目線では、ユウが明らかに怪しいのはわかる そこを起点に、病院スタッフの態度まで考慮に入れるとユカリの存在の謎は予想できた
知念実希人さんにしか書けない恋愛ミステリー。 第一章、第二章と分かれており 第一章では広島から研修しに来た医師ウスイとそこに入院していて脳に爆弾を抱えるユカリが神奈川の葉山の病院で出会い それぞれの過去のトラウマにどう立ち向かうかの話し。 二人の距離が近づき王道の恋愛小説を読んでるようでなにか...続きを読む心にくるものがあった。 第二章では広島に戻ったウスイのもとにユカリの死の知らせが届く。 ユカリは本当に死んだのか少しの不自然さ、なぜという疑問が気になり神奈川に行く。 第二章からの心の揺さぶりがすごく、 次々にユカリの真相がわかっていき ページを読む手が止まらなかった。 普通の恋愛小説ではない、そこに謎があるという設定がものすごく面白く まさに知念実希人さんらしい二転三転する物語が心にぶっ刺さった。
安定の知念さん だったけど、どこへ向かっちゃうの? って思わぬ方へ… まぁハッピーエンドなんだろうけど、 私的には消化しきれないなぁ 言葉キツいけど、 ちょっと陳腐な気がして… もう少し前半を膨らませてもらえた方が 私的には満足したかも でもいつ読んでも読み易いな 医療モノが好きなわたし またす...続きを読むぐに読みたくなりそう 仕事辞めたからこれからもっと読むぞー
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崩れる脳を抱きしめて
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知念実希人
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