あらすじ
見えない「魔弾」を放ったのは、誰か。
西東京市にある廃病院で、看護師が転落死した。
不治の病を苦にした自殺と見做されたが、彼女の娘・時山由梨はそれを頑なに否定。
母が一人で死ぬはずがないと訴える。天才医師・天久鷹央は由梨の依頼を受け、事件を調べ始めるが、そこに「不可視の魔弾」の謎が立ちはだかる……。
現役医師の著者のみが描ける驚天動地のトリック。その犯人とは? 書き下ろし掌編「幽霊と鴻ノ池」収録。
出版社名「新潮社」より過去に配信された作品に加筆修正し、新たに書き下ろし掌編を加えた『完全版』となります。重複購入にはご注意ください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
途中の階段のトリックを的中させることが出来たし、なによりも不憫オブ不憫な主人公に、JKがっ好意を持つだと!これはもうお祝い。確かに相手の年齢に問題はあるし、昨今のコンプライアンス的にはどうだろうってのはあるにしてもだ。ようやくようやく報われつつあるということの方が、私にはでかい!やったーっライバル出現で関係の見直しが図られるのも良い感じだーっ
それはそれとして、若干メインのトリックに関しては、ちょっと後出し感を感じてしまったけれど、とはいえこのシリーズはあまり知られていない疾患により、人があっけなく命を失うというところも見所なので、アリよりのアリだと考えて、迷ったあげくに★5つ
演出もちょっといつもと違っていて、楽しかった。
Posted by ブクログ
時計塔のある廃病院から次々と身を投げた医師一族。
果たして自らの意思だったのか、それとも…?
今作もラストまで展開が読めず、大いに楽しめました!
いやぁ、やっぱり舞ちゃんは強い!!
Posted by ブクログ
オイラのフォローをしていただいているみなさま、ごめんなさい。
オイラの手が脳が、第六巻が(さすがに大袈裟⁈)、この作品を次に読めと!
一気読みしたので許して!!
これからはみなさまの推薦図書に入ります(maybe…)
Posted by ブクログ
最終盤まで事件の真相もわからず、遠いところから人を殺した方法も謎のままだった。なのに、犯人の目星がらしきものがついていたため、ずっともやもやしながら読み進めていた。真相が全て明らかになると、全てがつながり、同シリーズの他作品同様スッキリと読み終えることができた。
特に、最後の犯人を罠にはめるところは、とてもスッキリとして、映像が頭に浮かんでくるようなものだっと。
Posted by ブクログ
不可視の魔弾・・・
今回の事件カルテもボリュームがあって面白かったです。
廃病院を舞台に呪いや幽霊、そして不可視の魔弾の正体を知った時の爽快感が良かったです。そして、最後のやり取りも少しうるっとしました。
今回の書き下ろし「幽霊と鴻ノ池」も笑いながら読めました。
天久鷹央シリーズは今のところハズレなく全てが面白い。
Posted by ブクログ
天久鷹央シリーズ第十弾。
時計台が屋上に立つ廃病院には呪いの噂があり、
そこでまた一人の自殺者が出た。
だが、その娘は母親が自殺する訳がないとかたくなに主張する。
「呪い」といえば黙っていられない鷹央は、
インフルエンザにかかりしながらも調査に乗り出す。
といっても、廃病院に行かされたのは小鳥遊と鴻ノ池。
女の幽霊が現れて、二人は逃げ帰るが…。
前回にひきつづき、鴻ノ池はすっかり統括診断部のメンバーとして活躍している。
しかもかなり古いホラー映画の「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を見ていたとは。
あの映画は素人が撮影したことになっており手振れがひどく、
車酔いに弱い自分は途中で気持ちが悪くなってしまった嫌な映画だった。
トリックとしては、幽霊騒ぎと心臓の疾病を組み合わせ、
しかも「魔弾の射手」というミスディレクションなタイトルをつけたのが良かったと思う。
Posted by ブクログ
今回も長編です。
最近は鴻ノ池さんの活躍が
増えてきて楽しい
しかも、今回は鷹央先生が
インフルエンザという事で
調査はコトリ先生と舞ちゃんのペア
大型バイクや合気道など、
前回からアクティブな面が描かれ
アニメ化も楽しみです
謎解き自体は、
そんな病状あるの?と
初めて聞いた事だったので
医学の素人では推理出来ませんでした
最後、まさかのコトリ先生のモテ期
このモテ期は次作に続くのかな?
Posted by ブクログ
QT症候群で、大きい衝撃音を聞くと不整脈を起こし転落死してしまうというトリックだった。
最後まで、トリックが分からず引き込まれた。
小鳥のキャラクターもよい。
ゆりちゃんが医師を目指すハッピーエンドでよかったし、小鳥はモテるんだろうなと思った。
Posted by ブクログ
面白かったです
最後もハッピーエンドで終われたのもスカッとした。小鳥遊先生、何気にモテるのに気づかないのか、それとも鷹央先生に気があるのか...
どちらにせよこの人間関係がこの先どうなるか、楽しみです。
しかし、今回の病気の原因もかなり難しいものだったな。医療人の方ならああ、それね、てなるのかな?理屈というか、大筋のところはわかるんだけど、難しかった
Posted by ブクログ
連続自殺かと思われた事件を、超専門的な医療知識無くては解くことができない知見で、犯行を見抜いていく。本筋は恐ろしい犯罪だが、あの3人のやりとりが、なんとも言えない雰囲気も醸し出していていいですね。
Posted by ブクログ
今回も不可思議な謎に一気読みしてしまった。
だが、今回は特に医学的な知識がないと解くことのできない謎だった。
物語として楽しむつもりで読むのがいいだろう。
普段は天真爛漫でアクティブな鴻ノ池の違う一面も見ることができるので、これから読む人は楽しみにしていてほしい。
Posted by ブクログ
呪われた病院、そこは何人もの自殺者を生み出していた。今回運び込まれた女性も、自殺として処理されようとしていたが、女性の娘の説得により警察抜きにして真相を追い求め始める医師たちの物語。
まさに魔弾。医療系の人間でも最後までわからない魔弾の正体は、、、
ラスト数十ページで怒涛の答え合わせ。シリアスな場面が多いが、鴻池の明るさや時折挟まれるギャグパートですらすらと読み進められる。
Posted by ブクログ
天久シリーズ,
今回は廃病院で自殺が続出する謎の解明。
タイトルにもある魔弾とは?見えない弾丸
このシリーズはほんとに読みやすい。
映像化するだろうな。
Posted by ブクログ
鷹央先生ダウン時に小鳥遊、鴻ノ池コンビが活躍するのが見どころでした。
細い伏線もあって面白かったのですが、病気が特殊なので推理ものとしては難しいですね。
本筋とは関係ありませんが、アクアは良い車なのでぜひ可愛がって欲しいです。
Posted by ブクログ
今回は鷹央先生大活躍というより、小鳥先生と舞のドタバタが目立つ回でした。
魔弾が感電かと思ったけど、そうなら単なるミステリーで医療モノじゃないよね。今回も普通に面白かったです。
Posted by ブクログ
オーディブルにて。
今回は自殺スポットの病院の屋根上から転落死が相次ぎ、弾痕の残らない魔弾についての謎の話。
だんだん救われる人と救われない人が読めるようになってきたけど、とりあえず生きててよかった。笑
Posted by ブクログ
完全版は、書き下ろしが1作品あると言う事で、それだけを読んだ。
[天久鷹央の日常カルテ]
ショートショート作品。
ショートショートだけで、一冊出して欲しいかも〜。