知念実希人のレビュー一覧
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ネタバレこんなシリーズが出てるなんて!鷹央の兄、天久翼(精神科医)が主人公、にしては神酒クリニックにやってきた外科医を含め取り巻く5人がすごい。医師(看護師)だけど、格闘技、手品、情報集め、声帯模写、運転技術、催眠術…個性豊かなキャラクターが、神酒クリニックを自分たちの居場所だと認めている。みんな、いろいろな事情を抱えてたどり着いたようだし、今後個人にスポットがあたるエピソードを期待。翼は鷹央ほど特性はないけど、変わり者ではあり、技術はすごい。三十すぎても中学生と間違えられる容姿って…。天久三兄妹の中では真ん中の真鶴さんだけが、年相応なのね。
資産家の隠し子問題が絡む「ハードボイルド医療ミステリー」ということらしい。話の前後に鷹央が出てくるのも、繋がりがあって嬉しい。桜井刑事も登場! -
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睡眠薬の過剰摂取を繰り返す女性や、内視鏡手術を拒否する老人。本作は、研修医の諏訪野良太が、患者たちの不可解な行動の謎をカルテから紐解いていく連作短編集になっている。
わずかな違和感から相手の背景を見抜いていくプロットは、さながら「医療版シャーロック・ホームズ」。
ただ、大袈裟な医療ミステリーというよりは、患者たちが胸に秘めた切ない事情や不器用な本音に焦点を当てた、穏やかな人間ドラマに仕上がっている。
現実の忙しい医療現場を考えると、「ここまで一人の患者に寄り添い、背景にまで首を突っ込んでくれるお医者さんが本当にいるだろうか」という疑問は正直頭をよぎる。
それゆえに、物語全体が少し理想主義的というか、綺麗にまとまりすぎている印象を受ける部分もあり、個人的にはドラマとしてそこまで深く感情移入するには至らなかった。
しかし、だからこそ現代の医療現場に求められる理想像や、一種の救いのような優しさが描かれている作品なのだと思った。 -
Posted by ブクログ
シリーズ第6弾。相変わらず鷹央と小鳥遊のデコボココンビが大活躍だが、今回は鷹央は動けず'安楽椅子探偵'的な立ち回りで、小鳥遊はスパイとなって殺人事件の舞台となった病院に潜入する。
いつもと同じく鷹央がロジカルな推理を展開できるだけの材料は提供されているものの、広範な知識と高次元の医療知識がないと解決はおろか、仮説さえも立てられない。そういう意味では今回も非常に面白かったが鷹央や小鳥遊を取り巻く環境に何も変化はなかった点が少々残念ではある(まあ人気シリーズとはそういうものか)。
唯一身に付いたのは「デグー」という今まで聞いたこともない動物の存在を知ったことかな。