知念実希人のレビュー一覧
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小惑星ダイスの衝突で地球が滅亡するかもしれない。
ノストラダムスの大予言を思い出してしまいましたが、あの時はわりと平和というか楽観的な空気でしたね。
人間は空気に流されるものなので、この作品のように危機感を煽られたら、世界は混乱するのかな。
地球滅亡まで、残された時間は5日間。
主人公は、姉を殺した犯人への復讐のために生きることを選ぶ。
残り時間が少ないからこそ、大切な家族のために時間を使いたい。
たった一人の家族を失った人間に、怖いものはないのかもしれない。
限られた時間だからこそ、その思いを遂げてほしいとも思ってしまいましたが、途中で犯人には気が付きました。
ただ、その動機がわからなく -
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ネタバレ素直に正統派のミステリで、発見もあったり、ワクワクできて、大人が子どもに安心してお薦めできる本。
シリーズの2作目だったが、丁寧な導入部と人物紹介があるので、ここから読んでもストレスなく読めた。
イラストも今風で、今の子どもたちは、すっと入り込めるかも。
くりかえし読むかどうかは微妙(^^;だけれど、本を読む楽しみを感じることができそう。ここからホームズや本格ミステリに興味を持つ入口にもなりそう。
作者は内科医でもあるそうだが、そういった経験からか、勉強についてのあとがきも、テストで良い点をとるためではなく(それもあるけど)「いろいろ知っていると、おとなになったとき、幸せになるための役に立つ -
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ネタバレ致死率95%、凶悪なウイルスの大流行が収束した世界。感染から生還した者らは、瞳が白銀色に変化する異能力者、ヴァリアントとなっていた。救急救命科で働く医師岬純也は、公安に追われるヴァリアントの少女悠から接触を受け、ある計画を打ち明けられる。そして純也は、彼らの生存をかけた闘いに巻き込まれてゆく――。読み出したら止まらない最高のエンタメ長編!
コロナ前に書かれた作品だというから驚き。私が読んだのはコロナ後なので、色々と感じるものがある。未知の病気蔓延が引き起こすのは、間違いなく差別と偏見なのだなと。
コロナ初期は、陽性者は作中に近い差別があったように思う。SNSでどこのだれが感染した、遊び歩い -
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犯罪行為を行った精神疾患患者の罪が
【刑法39条1.心神喪失者の行為は、罰しない 】に該当したとき、誰がその罪(十字架)を負うべきなのか。被害者や周りの人たちは一体どこに怒りと悲しみの矛先を向けたら良いのか。5人の患者(犯罪者)の精神鑑定を通して深く考えさせられました。
どの章も単なる患者の精神鑑定ストーリーに留まることなく、事件を起こした切実な想いを探っていくミステリーのような作品です。特に第5章の『解離性同一性障害』の話が興味深かったです。
内容は少し重く一気には読めなかったので減点していますが、社会問題を考えさせられるといった点には★★★★です。 -
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ネタバレワケあってナースエイド(看護助手)として働く澪と、超優秀な外科医だけど性格に難アリな竜崎の物語。
ドラマの予告をチラ見して(本編は見ていない)、原作を読みたいと思い、ようやく読めた。
若干期待しすぎたかもという感想。
誤植もちょっと気になっちゃったしなぁ。人物の名前を取り違えてはマズイのでは…編集者さん、しっかり~(借りたのが初版なので、そのあと直っているかも)。
何この恋愛ドラマみたいな設定と思いながらも面白かったのだけど、どの辺だろう、読後やっぱり少し肩すかし感。知念実希人さん、久しぶりだったので楽しみにしていたのだけど。
ドラマ向けというレビューもあったので、ドラマも是非見てみたい。 -
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知念実希人さん著『となりのナースエイド』の概要と感想になります。ドラマは観ていません(^_^;)
概要です。
過去のトラウマを抱えた桜庭澪は、新たな勤務先で患者に寄り添うナースエイドとして働くことになった。引っ越してきたアパートは隣の部屋から生ゴミの臭いが漏れてくる有り様であったが、新たな門出に心機一転で出勤した澪はナースエイドとして様々な試練に直面する。
感想です。
生ゴミではなくて続編を匂わせる本作は、サスペンスやSFに医療を掛け合わせた展開に面白さがあります。ただ解明されていない伏線に今後どう向き合えるのかと、ややハードルを上げてしまった結末ですね(^_^;)
確かにドラマ化にしやす -
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天久鷹央の事件カルテ、シリーズ順番に読んできたと思う、著書に関してこれまでと違いが1冊1物語これまでの流れは最終結びつく事もあれば、短編集の色合いが強かった、それが読み易くもありクドクもならないお手軽で案外深い内容(トリック・仕掛)になっていた気がするが、著書に於いては幻影の手術室のみ、今までに比べれば長編的な感覚で読み進める、少し中弛みのようなもどかしさを若干感じながらも著シリーズの世界観を楽しむ!
また、これまでも近い演出はあったものの天久鷹央が犯人に対して罠にかける(誘き出す仕掛)雰囲気を強く感じた。名推理で犯人を追い詰めるこれまでとは少し違う演出も今後シリーズの幅を広げる要因になると