知念実希人のレビュー一覧
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ネタバレワケあってナースエイド(看護助手)として働く澪と、超優秀な外科医だけど性格に難アリな竜崎の物語。
ドラマの予告をチラ見して(本編は見ていない)、原作を読みたいと思い、ようやく読めた。
若干期待しすぎたかもという感想。
誤植もちょっと気になっちゃったしなぁ。人物の名前を取り違えてはマズイのでは…編集者さん、しっかり~(借りたのが初版なので、そのあと直っているかも)。
何この恋愛ドラマみたいな設定と思いながらも面白かったのだけど、どの辺だろう、読後やっぱり少し肩すかし感。知念実希人さん、久しぶりだったので楽しみにしていたのだけど。
ドラマ向けというレビューもあったので、ドラマも是非見てみたい。 -
Posted by ブクログ
知念実希人さん著『となりのナースエイド』の概要と感想になります。ドラマは観ていません(^_^;)
概要です。
過去のトラウマを抱えた桜庭澪は、新たな勤務先で患者に寄り添うナースエイドとして働くことになった。引っ越してきたアパートは隣の部屋から生ゴミの臭いが漏れてくる有り様であったが、新たな門出に心機一転で出勤した澪はナースエイドとして様々な試練に直面する。
感想です。
生ゴミではなくて続編を匂わせる本作は、サスペンスやSFに医療を掛け合わせた展開に面白さがあります。ただ解明されていない伏線に今後どう向き合えるのかと、ややハードルを上げてしまった結末ですね(^_^;)
確かにドラマ化にしやす -
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天久鷹央の事件カルテ、シリーズ順番に読んできたと思う、著書に関してこれまでと違いが1冊1物語これまでの流れは最終結びつく事もあれば、短編集の色合いが強かった、それが読み易くもありクドクもならないお手軽で案外深い内容(トリック・仕掛)になっていた気がするが、著書に於いては幻影の手術室のみ、今までに比べれば長編的な感覚で読み進める、少し中弛みのようなもどかしさを若干感じながらも著シリーズの世界観を楽しむ!
また、これまでも近い演出はあったものの天久鷹央が犯人に対して罠にかける(誘き出す仕掛)雰囲気を強く感じた。名推理で犯人を追い詰めるこれまでとは少し違う演出も今後シリーズの幅を広げる要因になると -
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ドラマにもなった物語。
楽しめました。
エンターテイメントとして割り切って楽しみましょう。
ミステリとしては解決しきれていないと思われます(笑)
新人ナースエイドの桜庭澪と天才外科医竜崎大河の物語。
澪は前職は外科医。しかし、姉を救えなかったトラウマでメスが握れない。
患者に寄り添うことで、患者を救いたいと願う澪。
一方、大河は技術至上主義で合理主義者。技術で患者を救う。
大河も過去のトラウマを持ちます。
そして起きた事件。
合理主義者の大河が医療免許をかけてでも救いたい命。
え、そんなことしちゃうの?
って感じ..
さらに、ミステリ要素としては、澪の姉の死の真相。
澪と大河で澪の姉の死 -
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天久鷹央の事件カルテシリーズ、15作目!(だと思う)
短編2編、中編1編のストーリ!
今回は鷹央の恩師も登場!
■禁断の果実
男子高校生が肝炎で入院。
毎年春先に発症するも、原因不明。さらに入院すると自然に寛解。
その真相は?
ということなのですが、そんな急に肝炎ってなったら、治らないものだと思っていました。
それはさておき、真相が面白い。そんな病気があるんですね。
■七色の猫
青色に着色された子猫を拾った鷹央。
獣医、NPOと話を聞いたところ、同じように着色された猫が引き取られているとのこと。
単なるいたずらか?何か目的があるのか?
鷹央の推理と発言が光ります!
これは、面白い!
■残 -
ネタバレ 購入済み
お酒の飲み方
高いワインはディキャンターでディキャンテージュしてゆるゆる飲むものだし、
開口健さんの記述が詳しい。ピーター卿の従者のバンターさんに怒られちゃう。
ただし、シャンパンは別、冷やしたのをそれ用の処理されたグラスで飲みます。
炭酸が抜けたりぬるくなる前に、速やかにです。
そーゆーふうに記述すると、わかっているなあと感じられるのですがすこうし残念。
高級ブランディに氷ぶち込むのも随分乱暴な気がしました。
やっすいハイボール飲むみたいなグラスでぐーびんグーびん飲んでるんのでしょうか。
トリックは相変わらずお見事ですが、結局、遺産はどこに行ったのかについて
説明がないのが少し残念ですね。
以下蛇足ですが -
Posted by ブクログ
**屋上のテロリスト**
著者: 知念 実希人
【あらすじ】
1945年8月15日、日本がポツダム宣言を受諾しなかったという歴史改変の世界――。その結果、日本は東西に分断され、冷戦時代の様相が続く現代。学校の屋上で彰人が出会った不思議な少女・沙希から「バイトしない?」と誘われたのをきっかけに、彼は沙希が計画する壮大なテロに巻き込まれていく。スリリングな展開と、驚きと感動をもたらすラストが読者を待ち受ける超エンターテインメント作品。
【感想】
知念実希人さんの作品はこれまでも多く読んできましたが、今回の『屋上のテロリスト』は、いつもの医療ミステリーとは異なるジャンルで挑戦的な内容