知念実希人のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
「むかしむかし」から始まる冒頭を読んでファンタジー小説だと誤解したが、これはホラーミステリーだった。ホラーでなければ読んだかも。冒頭の文章も最後は怖いんだけど、文体がきれいだし、「ハル」を思うと切ない。
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Posted by ブクログ
最初はカバーデザインに惹かれた。
赤をベースにして設計された海辺の景色は、恋の情熱と、「崩れる脳を抱きしめて」という少し狂ったフレーズを表現している。
この小説は、「感動の恋愛×ミステリー」として紹介されている。前半の純愛物語と後半のサスペンス気味な展開という二つの章立てである(プロローグとエピローグを除いて)。
つまり、前半と後半の物語が醸し出す雰囲気がかなり異なる。しかも純愛からサスペンスに一変したのみならず、最後の最後にもう一つのどんでん返しがくるのも、面白く読んでいた。
だが、どちらかというとやはり後半のほうがうまく紡がれていると思う。ミステリーだけでなく、主人公の疑惑と周りか -
Posted by ブクログ
帯の「医療×ファンタジー×ミステリー」を見て、どんな物語なのか全く想像できませんでしたが読んでみて納得。3つの要素が良い塩梅であり読み応えがありました。
序盤からファンタジー要素が強く、少し苦手な私は読み進められるか心配でしたが、物語が加速していくと気にならなくなりました。途中少しだれるところは否めませんが、主人公の愛衣が自身のトラウマを乗り越えて成長していく姿と、終盤にかけて全てが繋がっていく展開が面白かったです。伏線も色々散りばめられていたようですが私には結末を予想するのは難しかった...。なのでどんでん返しされたような展開になったので、それにまた引き込まれました。医療、ファンタジー、ミス