知念実希人のレビュー一覧

  • 崩れる脳を抱きしめて

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    主人公は脳外科医を目指す研修医の碓氷。彼は実習先の病院で、不治の脳腫瘍を患う女性・ユカリと出会う。外の世界を恐れる彼女と、過去の傷を抱える彼。二人が静かに心を通わせていく様子は、死が前提にあるからこそ、一分一秒がかけがえのないものとして胸に迫ってきた。しかし、実習を終えて地元に戻った彼に届いたのは「ユカリの死」という報せだった。そこから物語は、彼女の死の真相を追う緊迫したミステリーへと一変する。
     中盤からの展開には、文字通り言葉を失った。医療ミステリーの名手である著者が仕掛けた巧妙なトリックにより、それまで信じていた光景が次々と覆されていく。しかし、ただ驚かされるだけではない。謎が解明された

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    2026年04月19日
  • 祈りのカルテ

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    ネタバレ

    初めて泣いた。短くて読みやすい。母に会うためにインスリン注射を過剰にしてわざと入院する秋田、醜形恐怖症の空良、冤罪だった広瀬さん全員が、他人のために尽くせる思いやりのある人だと感じた。最後に広瀬が諏訪の父親だと知り、感動で泣いてしまった。

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    2026年04月17日
  • 天久翼の読心カルテ 神酒クリニックで乾杯を

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    人の心を読む力を持つ医師・天久翼が、訳あり患者が集まる神酒クリニックで診療にあたる医療ミステリー。

    本格的な謎解きの緻密さを楽しむというより、全体がひとつの“仕掛け”として組み上がっていくタイプのエンタメ作品。
    個々のキャラクターや情報が無駄なく配置され、それぞれの役割が噛み合いながら、最後に一気に収束していく展開が心地いい。
    段取りよく進んでいく流れと、迷いなく核心に踏み込んでいくテンポの良さが、この作品の魅力だと感じた。

    天久翼の読心という能力は強力だが、それが物語の推進力となり、ためらいなく真実に迫っていく痛快さにつながっている。
    その一方で、浮かび上がるのは人が

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    2026年04月17日
  • 羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテ

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    中編ぐらいのお話です。サクッと読み終わりました。超人的な能力を持っている個人に対して周りの人が抱える劣等感、能力を持っているからこその孤立。そこから何を得るかはその人次第なのかと感じました。終わりには少しうるっとしてしまいました…

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    2026年04月16日
  • 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

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    ネタバレ

    今流行りのモキュメンタリー形式のやつ。

    きっちりホラーかと思ったらきちんとした病気の説明あったりして、その説明にきちんとしたカルテの書類やらを丁寧に丁寧に差し込んでいて、細かいと思いました。
    あと、主人公が絶望した後に、読者を絶望に叩き落とす書き方に最高にやられました。

    スワイプ厳禁も読んでたら余計楽しめました。

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    2026年04月14日
  • アノマリーの追憶 天久鷹央の推理カルテ

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    今作も楽しませてもらいました!

    このシリーズは本当に読みやすくて、よくこんなトリック思いつくなぁと思いながら楽しんでます

    次は旅行先が舞台だったりするのかな?
    次も楽しみです!

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    2026年04月14日
  • 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

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    一気に読み進めてしまった。まさか自分が犯人になってしまうとは。最後に全てがスッキリ繋がるのは爽快である。

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    2026年04月13日
  • 仮面病棟

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    ネタバレ

    終始緊迫感があり、一気に読み終えた。
    犯人は分かりやすかったものの、動機やトリックはなるほどと思わされ、面白かった。
    映像化されてるようなので、そちらも観たい。

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    2026年04月08日
  • 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

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    ネタバレ

    精神科医のインタビューからの真実が明らかになっていくのがすごかった。百目鬼の呪いがまさかあんな事とは思わなかった。騙された。面白かった

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    2026年04月08日
  • 放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件

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    9歳〜大人まで楽しめる知念実希人先生が本気で書いた児童書、だけど本格ミステリ…という触れ込み通り、本当に本格ミステリで面白かった。

    まず主人公たち。
    メインキャラの総称が『ミステリトリオ』。
    ミステリからだけじゃなく、それぞれの名前から取っているのも素敵だし、キャラそれぞれに得意なことがあり、それを謎解きに活かしていくのもヒーローっぽい。

    などなど、子どもが憧れそうな設定が盛り沢山。

    殺人事件は起こらないけど、謎が謎を呼ぶ展開でページを捲る手が止まらないし、最後に全てのパーツが繋がって綺麗に伏線回収するのも読んでいて楽しかった。

    これは初めて読むミステリにぴったりかもしれない。こんなに

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    2026年04月06日
  • 螺旋の手術室(新潮文庫)

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    初めて医療ミステリーを読んだけどめちゃくちゃ面白かった、知念さんはお医者さんでもあるから最初の手術のシーンのリアルな感じとか緊迫感とか凄かった、ミステリーでもあり家族の話しでもあり、所々泣きそうになる部分もあった、犯人は最後らへんで薄々勘づいて分かったけど、最後はなんとも言えない読後感だった、犯人は最後らへんで薄々勘づいて分かったけど、最後はなんとも言えない読後感だった。
    あと過去一レベルで想像しやすくて最初から最後まで映像で見てるかのような読書体験だった、「硝子の塔の殺人」でも思ったけど知念実希人さんの文体が合ってるのかめちゃくちゃ読みやすい、読んで良かった

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    2026年04月05日
  • 火焔の凶器 天久鷹央の事件カルテ 完全版

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    ネタバレ

    人体発火のトリックが誰しも手に入るものできるところにびっくりしました。犯人や動機も複雑で最後まで真相がわからなかった。相変わらず面白かった。

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    2026年04月05日
  • 呪いのシンプトム 天久鷹央の推理カルテ

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    ネタバレ

    いつもハラハラドキドキさせられているシリーズだが、今回は人間のドラマ要素が強い話で感動した。小鳥遊先生の恩師が登場し、小鳥遊先生の内科医になった理由やトラウマが描かれ、彼が鷹央先生の元で働くようになった経緯をもっと知りたくなった。どんどん診断技術が身についていると同時に、事件解決のため犯罪まがいのことに手を染める抵抗も薄くなってきている気がする笑。いつも鷹央先生と一緒になってからかっている鴻ノ池が、彼が鬱病を経験した過去を察する場面が印象に残った。

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    2026年04月04日
  • 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

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    ネタバレ

    いいホラーでした!
    見られていると言う統合失調症的な病かと思いきや、集団ストーカーと罪の意識の欠如した現代人。からの観察者を観察すると言う構図。

    最後の「視点移動」が劇的でなかなか良かったように思います!

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    2026年04月01日
  • 血脈のナイトメア 天久鷹央の事件カルテ

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    ネタバレ

    長いもので、ことりは統括診断部で1年以上も働いているんですね。鷹央にビシバシ鍛えてもらって、診断を下しているというのがなんか感慨深いです。

    臓器の記憶がテーマ?心臓移植で記憶が備わるってあるんだろうか?

    美容外科の朝霧明日香、柊先生って、まさかまさか……『リアルフェイス』ではないですかー!わー!!!
    この作品で、知念先生が好きになってずっと追いかけてます!こうやって、天久シリーズにも登場してくれてめちゃめちゃ嬉しいです!知念先生ありがとうございます!!!

    組長は目が黄色で、お腹が膨らんでいるっていうことは肝臓悪い?
    →肝臓癌でした。天久シリーズ読むと診断学、ミステリーを同時に学んで楽しむ

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    2026年03月31日
  • ひとつむぎの手(新潮文庫)

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    医療系なので難しいかと思ってましたがドラマのようで意外に読みやすかったです。
    医療の大変さや医師の感情が分かって最後まで面白かったです。

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    2026年03月30日
  • 呪いのシンプトム 天久鷹央の推理カルテ

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    ネタバレ

    今回は、統括診断部のチームとしての一体感と鷹央の小鳥遊への信頼が表現されている作品だった。

    小鳥遊の恩師である浮雲新一が「皮膚を貫く透明な弾丸」で殺された。統括診断部が調査に当たり、鷹央が真相を見抜くが、それは『正解のない問題』であった。真相解明は小鳥遊一人の手に委ねられた…

    事件の真相は、最初に違うだろうと思って除外しているものであり、いいどんでん返しであった。しかし、犯人の動機も考えるのが難しいものであった。法律では罰されるが、果たしてそれが正しいことなのか。その判断こそが、『正解のない問題』であった。

    事件を起こしてしまった人の気持ちを考えることも時には大切であると気付かされた。

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    2026年03月29日
  • 硝子の塔の殺人

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    犯人と思しき人が語るところから「物語」は進み、残り100ページぐらいのところで全ての事件が解決し、あれエピローグにしては長くないと思い、からのどんでん返し。色々な本格ミステリが読みたくなる小説

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    2026年03月29日
  • 血脈のナイトメア 天久鷹央の事件カルテ

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    今回も天久鷹央の大活躍だけど、探偵要素多めで、医師であることを忘れてしまう(笑)
    臓器の記憶がホントにあるのかは、未知だけど、興味は引かれる。
    次回作がますます楽しみ。

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    2026年03月28日
  • 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

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    すごく読みやすく、でも内容はしっかりと恐怖を感じるもので、素晴らしい構成だと思いました。作家さん独特の終わり方も良かったです。

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    2026年03月28日