知念実希人のレビュー一覧

  • 硝子の塔の殺人

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    雪深い森の中、大富豪の建てた硝子の塔で次々と起こる密室殺人。招待客のひとり自称「名探偵」が解決に臨むが…謎のダイイングメッセージ、不可解な殺人方法。クライマックスのどんでん返し。そして最後はまさかの結末、500ページ超えの長編ながら読み出したら止まらない一冊

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    2026年10月11日
  • 螺旋の手術室(新潮文庫)

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    ネタバレ

    医療ミステリーかと思いきや、、切なすぎる結末だった。
    ただ、主人公の裕也の賢明で勇敢な悪への立ち向かい方がずっとカッコ良い。
    医者だから当然かもしれないが問題解決のプロセスがずっと論理的で軸がブレない。かといって自己を過大評価することは決してせず、等身大な姿が特に後半にかけて印象的だった。

    過去の生き方に対する、強いコンプレックスをもつ様子が初めは悪目立ちしていたが、後悔という自意識の範疇なぞ飛び越えて、妹という大切で大きな存在を自覚した後は漢として全力で守る姿に胸を打たれた。
    裕也が物語の中で1番カッコ良いシーンは、妹の婚約者(ボンボンの息子)を一蹴し、母(義母)と縁を切らせたドライブの場面ではないだろうか。

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    2026年10月11日
  • 硝子の塔の殺人

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    途中、ちょっと長いなと一瞬思ってしまったのですが、後半驚きの連続でその気持ちは吹き飛びました。よく思いつくなぁ…!ミステリ愛が至る所に散りばめられていました。楽しかったです。

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    2026年10月11日
  • 硝子の塔の殺人

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    ぜひ映像化して欲しい作品です!
    知念先生の作品は医療物が多い印象ですが、難しさをあまり感じず、読み進めることができる点が私は好きです。
    今作も、自分がわざと引っかかったのかなと思うくらいにトリックや話の内容が作り込まれていて、清々しさがあるくらいでした。

    ミステリーをあまり読んできてなかった私が、ミステリーファンになってしまうと思えるくらいの『名探偵』の魅力と、ミステリーそのものにハマるきっかけになった気がします。キャラクターに魅せられた作品でした。

    続編楽しみにしてます!

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    2026年10月10日
  • 硝子の塔の殺人

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    倒叙ミステリだと思っていたので、相沢沙呼さんより凄いんだろうかと思っていたらええー?そんなことになるのー?ミステリだった。予測を2、3回裏切られた。オチに関しては恋愛みたいになってるしもうよくわからんくなる。

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    2026年10月08日
  • スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ

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    初めて読んだ本!読み終わったときは面白くて、そこから読書にハマったから…今からの感想だと微妙だけれどその時はよかった。
    普段読書をしないならおすすめ

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    2026年10月07日
  • 硝子の塔の殺人

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    ネタバレ

    雪深い山中に聳えたつガラスでできた館。館の主である神津島に集められた、医師、小説家、刑事、編集者、霊能力者、メイドに執事、そして名探偵。
    本格ミステリに誂え向きな舞台で起こる殺人事件を名探偵が解き明かす。
    2022年本屋大賞ノミネート作品。
    読み終わったときに、「これが、こういうのが本格ミステリなんだ」と感じた。もちろん内容も大満足の内容ながら、作品の中で月夜や遊馬が語るミステリの歴史、ミステリ論を読んで、自分がいかにミステリというものを理解していなかったかというのを思い知らされた。小説読み始めの初期の初期に『十角館の殺人』を読み、その内容に度肝を抜かれ、そのような衝撃を求めて小説にのめり込んでいったけど、島田荘司や有栖川有栖の作品を読んでもしっくりこなかった。その理由が分かった気がした。本格ミステリってこういうものなんだな。著者と読者の頭脳比べ、現実離れした設定の中で発生する謎を解けるかどうか。節々の描写やセリフから月夜が真犯人なんじゃないかとは途中から思っていたが、その理由は実は月夜は男で、摩周真珠の婚約者だったのではないか、とトリックはよくわからないけど結末から逆算していたけど、もっと散りばめられたヒントに向き合った方が楽しめたんだろうなあ。この作品をもっと早い段階で読んでいたら、クリスティ作品とかももっと楽しめたんだろうと思う。再読するべきだろうなあ。でも中村青司とかホームズ暗号とか、色々なミステリ作品とかが作中で触れられ、「それ知ってる!」となるのも楽しかった。
    本作の展開についても細かい伏線が全て回収されて、謎がスッキリ解き明かされて、うわあああああとなった。夢読がネズミに驚くシーンとかも何でこのシーンが描かれているかは疑問に思っていたんだけど、殺鼠剤に繋がるのかあと思ったし、月夜が本棚の本を全て出していたことなど、全ての描写に意味があったんじゃないかと思う。すごい。第二の事件における収斂火災や、第三の事件の窓から遺体を投げ入れたなどは予想できたところだったけど、遺体を投げ入れてベッドに乗せるは現実的じゃないし、それが解決編で示されたときは、本当に?と思ったけど、その後に訪れるまさかの展開で腹落ちした。ところどころの要素を考えることはできたけど、この物語の全てを見通すことは到底できなかった。名探偵役兼名犯人となった月夜についても、猟奇殺人鬼に対する憎悪や畏怖といった感情よりも名犯人、名悪役という言葉のほうがふさわしいと感じるほど魅力的なキャラクターだった。結局物語という目線で見ると、大富豪が金にモノを言わせて造り上げた舞台で、役者たちを使役して自身で考えたミステリを演じ、その内容に激怒した名探偵役の猟奇殺人鬼が舞台を乗っ取り、仕掛け人たちを殺していき、館を爆破して逃げたという、事件としては全然終わってもいないんだけど、謎は全て明らかにされ、遊馬の妹のリハビリは順調に進んでいて、「初夏の風が吹き抜けていく。新緑の香りがする空気を、遊馬は胸いっぱいに吸い込んだ。」という超さわやかなエピローグがすっと入ってくる。これが本格ミステリか。

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    2026年10月05日
  • 硝子の塔の殺人

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    ネタバレ

    プロット、登場人物の行動原理の辻褄、キャラクター性、すべてが美しい
    倒叙スタートから連続殺人が起こり、主人公は犯人→助手→探偵へと。名探偵は名犯人へとジョブチェンジをし、物語の前提も1段階ずつ深い階層に降りていく。
    そんな目まぐるしい動きをするのに、登場人物の行動原理は崩れていない。
    むしろキャラクター性が突出していき、没入した。
    執事やメイドがこんな異常行動するかななど細かな点の不自然さはあった。真実を知れば、その不自然さこそが自然。この回収も美しい。
    最後のダークハッピーエンドもシニカルで良かった。
    ガラスの塔の美しさに負けないほどに、この物語は美しかった。

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    2026年10月04日
  • 硝子の塔の殺人

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    こんなにも面白いと思ってなかった。ただの倒叙ミステリかと思っていたらまさかのどんでん返し。
    読者への挑戦状をやってみたけど全然当たってなかった笑。けど、答え合わせが気持ちいい。最終日はノンストップで読み進めてしまった。
    この本で強くお勧めされていたアガサ・クリスティの本や占星術殺人事件と館シリーズをすごく見たいと感じた。

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    2026年10月04日
  • 崩れる脳を抱きしめて

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かった。今まで東野圭吾さんのミステリーを主に読んでいたが自分はミステリーと恋愛が合わさった作品が好きだと知るきっかけとなった一冊だった。後輩に勧められて読んだが間違いなかった。最後のタイトル回収も良かったし、爆弾を頭に抱えている人を始めとして時間が限られている人は多くいるので、毎日を大切に生きようと改めて思った。他の知念さんの作品も見たいと思わせてくれた。 

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    2026年10月03日
  • 吸血鬼の原罪 天久鷹央の事件カルテ

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    相変わらずのテンポのいい展開で、ドキドキしながら読み終えました。
    最後まで犯人が分からないストーリーは巧妙です。
    さすがです。

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    2026年10月03日
  • 硝子の塔の殺人

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    作中に出てくるミステリーが読んだことのあるものが多く、うんうん、それわかる!と、つい共感してしまいました。
    最後の展開にも驚きが。シリーズものにしてくれたら嬉しい。
    医療をテーマにした作品が多いなかで、この作品は先生の好きなミステリを散りばめて、読者も先生も楽しませてくれているのかなと思いました。

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    2026年10月02日
  • 仮面病棟

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    ネタバレ

    作者は医師であり小説家なのですね!
    だからいつも病院様子がリアルなんだ、、、。

    この話は主人公が当直医の日にピエロに病院で籠城されるが、院長も看護師も、人質の可愛い子も、みんななんかあやしくて、、、
    わくわくが止まらなくて一日で読破してしまいました。


    ※ネタバレ
    院長は身寄りのない認知機能の落ちた患者の肝臓を勝手に取り出し、有名人に移植して、莫大なお金を得ていた。看護師もお金に困ってたので手伝ってた。
    勝手な手術の被害を受けたあと、意識を取り戻した患者「愛美」と、復讐計画をした理学療法士の「ピエロ」。2人は恋人同士だった。

    何も知らなかったバイト当直医の主人公。愛美のかわいさに翻弄されながらも、すべてみんなに騙されていた、誰も信じられなくなる衝撃のラストでした!

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    2026年10月02日
  • 真夜中のマリオネット

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    ネタバレ


    読み始めて冒頭で「彼が犯人だ」と確信する。その後、どんな描写があろうとも、それは疑うことなく読み進めた。
    主人公と倉敷が「僕のこと覚えていますか?」と話しているシーン(P78あたり)で、万が一彼が犯人でなければ倉敷が犯人だとそれも確信した。
    倉敷が犯人だったらこの話しは面白くない、しかし倉敷犯人説で確定のような最後の展開。
    頭を抱えた。この本を「ぜひ!」と貸してくれた大好きな先輩に何と言って返却すればいいのか。
    残りのページ数を恐る恐る確認しながら、ラストシーンを読み込む。これであとがきや、解説があるならば、この物語はここで終わりだ。
    、、しかし!きた!美濃部の言っていることがグダグダだ!
    ここからはもう私の理想通りのフィナーレ。
    事件の経緯も腑に落ちるし、動機もただのサイコではない(と私は理解した)。
    主人公には申し訳ないが、最高に気持ちの良い終わり方だった。

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    2026年09月28日
  • 放課後ミステリクラブ 9生きかえったカブトムシ事件

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    カブトムシの生態とかよくわからず、謎が解けなかった。どんな状況がカブトムシにとって幸せなのかが書いてある。

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    2026年09月27日
  • 神話の密室 天久鷹央の推理カルテ 完全版

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    ネタバレ

    神の仕業かと思うようなら事件が2つどれも謎解きが圧巻でした。最後の神のハンマーは愛が溢れた動機で小鳥の推理も良かった

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    2026年09月27日
  • 硝子の塔の殺人

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    新本格クローズドサークルミステリー。
    歴代のミステリー作家が多数登場し、リスペクトに溢れています。
    硝子の塔の立体図、断面図があり、謎解きがしやすく楽しめた!
    ミステリー好きには最高にオススメ!

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    2026年09月26日
  • 甦る殺人者 天久鷹央の事件カルテ 完全版

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    犯人は【4年前に死んだ男】。

    犯行現場に残されるのは、4年前に死んだ男のDNA。
    しかもその男は鷹央が死亡診断した男だった。
    診断が間違っていたのか?
    犯人は一体誰なんだ。

    最後まで犯人は誰!?とモヤモヤした気持ちで読み進め、最後にはスッキリ。
    今作もおもしろかったです

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    2026年09月26日
  • 真夜中のマリオネット

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    後味悪くてサイコー

    連続殺人犯にされそうになった妖艶な少年を助ける女医が主人公の話し
    疑いを晴らそうと奮闘するが、最後の最後でその妖艶な少年が犯人であることがわかる 連続殺人の被害者が自分の死をもって少年が犯人であることを世間に訴えようとしていたにも関わらず、女医が潰してしまった。すくわれないなー
    小説は、軽快なリズムで進み、少年の色気や、典型的な刑事がでてきたりコミック要素があり読みやすかった

    手軽に読めて、驚かられて好き!

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    2026年09月23日
  • 優しい死神の飼い方

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    死神と呼ばれる存在が犬の姿をして、人々の未練を開放していく話。とある殺人事件が浮かび上がり、緊迫したシーンもあったと思ったら、ほっこりするシーンもあり最後はウルッときました。
    おすすめです。

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    2026年09月22日