知念実希人のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
2020年10月単行本の発売時からずっと気になってた本。
自分は医療従事者ではないけど、仕事関係でコロナ禍の現場にいたことがあり、医療従事者の方とも関わり一緒に仕事をする機会があった。少し現場のことを知ってるから、現役の医師が描いたあの時の医療従事者の立場での視点を見てみたかった。
それぞれ立場の異なる3人の医療従事者の視点で描かれてるが、それぞれの立場でのコロナ禍がリアルに描かれていた。現場を知らない人、時には家族との衝突。日々葛藤し心身ともに疲弊していく。
現役医師が描いてるだけあって説得力があった。
それぞれの立場で誇りを持って、自分のプライベートを犠牲にしてでも患者を守る、それ -
Posted by ブクログ
コロナ禍の医療現場での戦いを描いた一冊。
医療従事者の方々の思いが、リアルに書かれていたように感じます。
当時私は学生で、何も分からず政府やメディアの情報しか分からず、感染対策、ワクチン接種などしてきました。
飲食や観光業など、それぞれの業界でたくさんの苦しみがあった、あの時。
みんなが先の見えない状況と戦っていた、あの時。
医療現場が、こんなにも戦っていることを多くの人が知っていたら。
正しい情報を多くの人が得られていたら。
最前線で戦ってくれていたのは、医療従事者の皆様だったと、改めて感じました。
今後、自分にできることを考え、自分で判断することから逃げずに、生きていきたいと思っ -
Posted by ブクログ
天久大鷲が容疑者。TVドラマでも最終回前にこんな話がありましたが、議員の名前が変わっていたり死んでいなかったり、ずいぶん原作と違っていました。いちばん変わっていた部分は、殺人事件になっていなかったような。
TVは、この原作を生かしきれなかったのが残念。杠阿麻音を登場させ、鏡面のトリックまで出すと1回ではまとめられない。それに、TVドラマとして全体を通したストーリーを考えて出していた都議会議員・倉石奈津子(高島礼子)の話が原作とはなれたところでもう一つだった。ただ、これ以外は、原作どおりに最終回までよくできたドラマだつたと思う。
ドラマの感想になってしまいましたが、原作の方は殺人事件の容疑者にな -
Posted by ブクログ
お、おもしろい〜!
きっかけはこのGurin.さんのかわいい絵に惹かれて。9歳から読めるようになっているため読みやすくてスラスラ読める。かといって子ども向けだから仕方ないか〜と妥協して読まなければならない箇所はない。子どもから大人まで読める文章を書けるのは本当にすごい。
そして1番の目当てだったかわいい挿絵がたくさんで嬉しい。
「ミステリ」クラブが3人の名前の頭文字をとってるってのも粋だなぁと思いました。
手掛かりが出揃ったところで、真っ黒なページを数ページ挟んで推理の時間を作ってくれる仕掛けもありがたい。
登場人物も少ないから犯人の予想はかなりの人が当てられるのではないかと思いますが、事 -
Posted by ブクログ
素晴らしい!1作目に続いて本作もなかなか出ない星5です!前回よりもミステリー色強めで惹き込まれました。レオのキャラもとても良いですが、クロも負けず劣らず素晴らしかった!愛嬌あって可愛いです。にゃー。1作目ではもっと英語ばっか話すやつかと思いましたが意外と会話は普通に出来て安心しました。今回も設定や構成がとにかく秀逸です。人の未練を果たす為に殺された経緯と原因を解明していくわけですが、その過程で人の暖かさや優しさに触れ成長していくクロの描かれ方がとても好きです。殺人事件の解明、謎、トリック、ファンタジー、人との触れ合いや感情、猫。犬。様々な要素が折り重なって完成されているのが本当に素晴らしい。本
-
Posted by ブクログ
都議会議員の女性が殺され、天医界総合病院の院長の天久大鷲が殺人容疑者となる。院長の疑惑を晴らす過程で、どんな難病も治すという水の存在に行きつく。
エリクサーの様な水の正体も、そんなに上手く行くものかと疑う部分もありましたが、医学の知識はないので、分かりませんが、病院内のゴタゴタに始まり、大鷲の合理的な一面ばかりが目立ってきた前作から、大鷲の人間臭さや、医療への思い、何よりも鷹央への家族としての愛情を知ることができて良かったです。
院長が逮捕されたら、鷹央が次期院長になるという話では、それはそれで、見てみたいとと感じました。小鳥遊への期待みたいなものも見れて良かったです。
鴻池舞も含めて、トリオ