知念実希人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ天久鷹央シリーズ第二弾。
今回は、
研修医時代に基本的な手技がなかなか習得できなかった上に、
医療チームの中でコミュニケーションが取れなくて苦労したとか、
子供の死に遭ったことがなく向き合えないとか、
診断としては優秀な天久鷹央の「弱み」がでてくる話だった。
シリーズ物の展開としては王道か。
それはまあ良いとして、
入院中の中学生たちが退院したくないためにお互いに薬を注射するというのは、
いかに死が間近な小学生への贖罪のためとはいえ、
手段としても、技術としても無理があるのでは。
そんなことを言えば、
はじめは小学生をからかっていた中学生の改心事態にも無理がある。
そうそう、鷹央先生はソ -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルからして『仮面病棟』と関係あるのかなと思いながらページを開くと、病院マップが明らかに田所病院で、ぞくっとしました。
『仮面病棟』の続編なのかなと、そわそわしましたが、後日談というか数年後のストーリー。
命がけのリアル脱出ゲーム。
謎解きは好きですけど、ゲームオーバーが死につながると思うと、緊張感がすごいですね。
誰が監禁したのか、その目的は何なのか。
謎を解きながら、事件も解かないといけない。
頭フル回転で読み進めても、謎を考えるのに精いっぱいで。
終盤になってきて、そういうことかと読めてきたと思ったのですが、やはり知念さんですね。
しっかりミスリードに引っかかりました。
どんで -
Posted by ブクログ
容疑者の精神鑑定を行う精神科医。
統合失調症、詐病、解離性同一性障害。
さまざまな可能性を考え、容疑者たちと向き合う新人医師の奮闘。
現実の事件でも耳にする「心神喪失者の行為は罰しない」
被害者の関係者なら納得いくわけがないと、漠然と想像することはありましたが、裁判の後のことは考えたことすらなかったかもしれません。
犯罪者にならなかったとしても、被害者がいる事実は変わらない。
元の生活に戻れるわけもない。
事件の後のことは報道されなくても、人の人生は続いていく。
精神鑑定って、血液検査みたいに数値化できるものではないから、本当に難しいのでしょうね。
答え合わせなんてできないし、その結果に多 -
Posted by ブクログ
刑法 第39条
1. 心神喪失者の行為は、罰しない。
2. 心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。
精神鑑定医が主人公。
何か、凄い職業やな。
事件発生時、犯人の精神状態が心身喪失状態かどうかを見極める。
その判断によって、罪に問えるかを決める重要な判断材料になる。
例えば、人殺してても、この鑑定によって無罪、もしくは軽減される。(上に書いた39条)
被害者からしたら、殺された事実は変わらん訳やし、やってられない気もする…
それだけに、鑑定するのめっちゃ大変やし、めっちゃプレッシャー!(~_~;)
ミステリーでは、ないんやろうけど、心身喪失してた!って、ウソつくヤツおるし、それを見極めるの